Monday, December 26, 2011

クリスマス

クリスマス。去年のクリスマス何をしていたか思い出そうと思い去年の今頃のブログをさかのぼってみたが、どうやら大したことはしていなかったようで、しょうもない雑感やら物欲やらの記事が書かれていた。。。

○昼はビバリーヒルズにあるホテルにて友人の家族とランチ。バッフェ(ビュッフェ)で、ラスベガスのビュッフェをおしゃれにして美味しくしたような感じ(そして$$$$...涙)。美味しいものを食べつつ、お互いの子供が遊ぶのをはらはらしながら眺めてみたり、互いの仕事やら学校やらの話をして刺激を受けたり。大変おいしかったのだが、久々のバッフェでペース配分を間違え、いきなり寿司を食べてしまった。その結果、腹が早い段階で膨らんでしまい、思う存分食べきれず。オムレツとかデザートとか、いくつか食べ損ね。

その人はMBAが人生2回目の留学で、MBAが人生初の海外経験となっている自分とは少なからず異なる問題意識や目標を持っていて、そのあたりの話が大変面白かった。1回目の留学である自分が明日からその人と同じスタンスを持つのもそれはそれで違うのだと思うが、参考にできるところは参考にしたい。

※ レストランはいくつかの区画に分かれていたのだが、自分達が案内された区画にいた客は皆非白人だった。客層の半分くらいは白人ファミリーだったことを踏まえると、やや偏りを感じた。サービスには何ら不満を感じなかったし、そもそもただの偶然と思いたいが、少し気になった。

○夜は自宅にて会社同期をお招き。他校MBAに通っておりLA観光のついでに寄ってくれた。
他校の事情とか、互いのこれまでやらこれからについて話がはずむ。友人の奥さんが学校の先生をやっていることから最近の小学校事情なんかも聞かせてもらったりして面白かった(最近の小学校では、”大”をしても冷やかされたりすることがないみたい!!)

って感じで、娘にもサンタさんが来たし、自分も複数の友人と楽しい時間を過ごすことができて、かなり満足度の高いクリスマスを過ごすことができた、の巻。

Friday, December 23, 2011

ネタ枯渇

最近は書くほどでもない些細なこと、或いはブログには書きづらいセンシティブなこと(誰々と会ってこんな話をした云々)ばかりで、ブログに記録するのにちょうどいい出来事のないまま数日経過してしまっている。結果としてブログもさぼっていたのだが、あまりさぼると筆不精のクセがついてしまうので、トレーニング的な意味合いで何か書いてみることにしたい。


最近食べたものについて。

月曜日は昼にIn-n-outでアニマルスタイルのチーズバーガーを食べた。ドライブインで移動しながら食べたのだが、アニマルスタイルにはすべきではなかった。ソースの液体度合いが通常のバーガーより強いので、手のみならずズボンまで少し汚れてしまった。夜には牡蠣鍋を食べた。奮発して馬路村のポン酢を購入したのでいつもの鍋よりも美味しかった。当地では牡蠣が日本より安く、しかも粒が大きい気がする。

火曜日は近所の『まんぷく』にてランチ。『まんぷく』のランチには、夜にはない昼限定のカルビうどんセット(或いはビビン麺セット)というものがある。辛いカルビうどんと、サラダと、ビビンパの小丼のセットでたったの8ドルくらい。これが良いのは、うどんが普通の日本的うどんである点。夜になると本格的な朝鮮麺(米でできた、噛み切りづらいアレ)になってしまい、それはそれで悪くないのだが個人的には日本のうどんの方が好きなのだ。ということで今回もこのうどんセットを頼んだのだが、どうも塩が入っていないようで辛いばっかりでまったくしょっぱさが感じられない。つい何も言わずに食べてしまったが、本来であれば序盤のうちに一言言って取り替えてもらうべきだった。夜には、オムライスと、『まんぷく』の後に寄ったサンタモニカのイタリアンスーパーで買ったモッツァレラチーズとオリーブとビール。オリーブ好きとして、鼻血が出そうなほどにオリーブを満喫。

水曜日は、午前から昼にかけて妻子が娘のバレエ教室へ。留守番の身として、寝坊した後に先日NIJIYAで購入した赤いきつねを一人で。久しぶりに食べたが、試しにフォークを使って食べてみると何となくエキゾチックな感じで美味しい。その後自分の所用を挟んで娘の音楽教室(年末の日程変更で、二つの習い事がかぶった)。終わって疲れたことから、近所のMITSUWAにて山頭火のラーメン等。娘にラーメンの半分くらいを食べられてしまったことから、つい出来心で濱田屋のクリームコロネを買ってしまう。満腹すぎてやばい。

木曜日は家でのんびり。昼には妻がホームベーカリーで作ったあんぱんを。焼きたてほやほやのあんぱんに優る美味しいパンはないかもしれない。夜はNIJIYAでモツを見かけたことから、渡米後初の自家製もつ鍋(博多やまやでもつ鍋を食べたことはあったが、家で作ったことはなかった)。これがまた美味しくてついついご飯を食べすぎてしまった。もつ鍋のニラはどうしてこんなに美味しいのだろうか。

週末には友人一家との昼やら夜やらが控えていて、本当は食費を節約すべきだったのだが、ついつい楽しく色々買い食いしてしまっている。幸せなのだが、食い過ぎで集中力が出ず、読書等「やりたいんだけど、そこそこ知的エネルギーを必要とする作業」が進まないことといったら。

Monday, December 19, 2011

人の紹介

自分自身の中でまだ整理のついてないもやもやの書き残し:

○ 人を紹介したりされたりするとき、

・紹介してもらったとき、前のめりに「是非お願いします!」と心から言える時がある一方、時に「うー、ちょっとめんどくさいな」とまずネガティブな感情が芽生えてしまうことがある。何が両者を分けてるんだろうか。自分の機嫌?紹介してくれる人を自分が根っこの部分で好きか否か?紹介してくれるという人の属性?

・おそらく、反射的にネガティブな感情を抱いてしまっているときは、コミュ力が低めの自分のことなので、明に暗にそのネガティブさが態度に表れてしまっているのだと思われる。自分では気づけていないけど。。

・あるいは、XさんをAさんに紹介したいとき、どうすればAさんに「あ、私、Xさんに会いたい!」という感情を抱かせることができるのだろうか。良かれと思い自分のネットワークを他の人にシェアしようとすることがたまにあるのだが、びっくりするくらい食いつきが良い時がある一方、どうにもこうにも関心を抱いてもらえず残念な思いをすることがある。自分の人徳不足?自分の言い方の問題?あるいは、自分は「XさんはAさんにとって会う価値のある人」と思っているが、それが単なる自分の思い込みかも?

・なんちゅうか、「潜在的ニーズは(自分自身の中に、あるいは知人の中に)確かに存在しているのに、それを掘り起こせていない」というフラストレーションをたまに感じる。単に「そんな潜在的ニーズはもともとなかった」という自分の勘違いならまだいいが、本来はであった方が良かった2人が自分の紹介の仕方が下手くそなあまり出会えずに終わっていることが複数回あったような気がしていて、今後どうすればいいかもやもやしている。

Saturday, December 17, 2011

忘年会とか

ここ数日のメモ

○ 金土と連日芝刈りという幸せ。

・金曜は妻の友達が遊びに来ている合間に近所で9H、土曜日は参加しているコンペ(@オレンジカウンティ)で18H。
・40→45→49という推移。ショットは終始安定しているのだが、最後の方はパットが絶不調に。
・プロみたいな方と回ることができ、大いに刺激をもらうなど。特に小技。スピンのひとつまでコントロールしているんじゃないかというくらい自由自在のアプローチだった。
・その後、あるメンバーの方の家にお邪魔して休憩して、あるメンバーの方のいい車に乗せてもらい、その会の忘年会で美味い物を食べてプレゼントをもらって。まあなんというか、いい思いをさせてもらった。

○ 成績が返ってきつつあり、

・「チャレンジングで興味のある科目を、GPAが下がるリスクをおそれずに取る」みたいなノリで取った科目の成績が見事に良くなくて笑ってしまっている。。リスクテイクってのは見事成功して初めて格好良いのであり、リスクを取って予定通りコケていては全く笑えないの巻。
・他方、安牌のつもりで履修した科目などはあっさりAが来る。うーん、、これで喜んでいてはアカンということだけはわかる。。

Thursday, December 15, 2011

今学期を振り返る

PCの不具合がすっきり解消したので、棚上げにしてしまっていた今学期の反省を備忘のため書き記しておく
(公式とかソフトウェアの操作方法とかは細かすぎるので書かない)。

<どちらかというとアカデミックなもの>

Play the same game. 経営者から従業員まで、皆が同じ方向を向けるような仕組みづくり。

運転資金は超重要。マネージするためには経営に関する包括的な理解が不可欠
(成長率・運転資金回転率・ビジネスサイクル(あるいは季節性)・法人税の認識と支払のタイムラグ・あるいは会計とキャッシュフローの相違等)。

指標の重要性。時間的制約がある現場において、企業をSkimするためには指標が超有益。
重要な指標と、その使い方について精通しておくこと。また、企業と企業の比較をするためにも指標は不可欠。
業界の相場観を体得するとよい。
「指標のための指標」となりがちなので、常にインプリケーションへの落とし込みを意識。

「Quick Scan」の重要性。特にアントレ分野ではそう。企業・競合・外部環境などを「ざっくり・迅速に」理解することがとても重要であり、そのための技の引き出しを蓄積すべき。指標はその一つ
。精緻なNPVモデルを作ることも重要だが、精緻なNPVが作れないような状況にあっても何かしらの判断ができるようになることが求められる。

ファイナンスはオペレーションの問題の解決策たりえない。急成長で運転資金が膨らんでいるとしたら、その解決策は回収期間等に関するネゴであったり生産の効率化であり、運転資金枠の拡大等は短期的な気休めにしかならない。
あなたが投資家あるいは銀行家なら、自分が助けられることと助けられないことを明確に線引きできていることが望ましい。

常に本質に立ち返る。「OO業界のバリュエーションでは売上高マルチプルを使うのが普通で、XX業界ではEBITDAが普通」という表層的な理解で止まらない。なぜXX業界では売上高マルチプルを使ってよいのか・固定費の部門間配分をどうするか等、可能な限り経営の実態にさかのぼり説明できるようにするべき。結論を無為に使うだけならサルでもできる。

業界に対する目配せ。各種指標は業界平均や業界大手と比べてどうか常に意識。

・投資銀行もコンサルも錬金術師ではない。彼らの本領は、会社に眠る何かを見つけることというよりは、見つかった情報を整理することだと考えておいた方が良い。会社の有形無形の価値を一番知っているのは結局のところ社内の人。

・シナリオを複数持つ。ストレステストやVaRはリスク管理の話でまた別。起こりうる範囲での松竹梅ストーリーと、その帰結と、それへの対応について常に考えておく。

Exit matters. 投資した瞬間から常にExitについてあらゆる可能性を考えること。IPO、転売、自社株買い。




<どちらかというとノンアカデミックなもの>

外部要因は変えるものではなく対応するもの。法制度・マクロ経済・競合等。これらを変えようとしても無駄。ドンキホーテ。外部要因は、理解し、対応するもの。変化に嘆いたり怒ったりする暇があれば分析・対応。

分析は人に説明してナンボ。伝えたい結論と分析を行ったり来たりすることの重要性(※認知バイアスがかかる気もするが)。

どう見せるかを常に意識。グラフにせよパワポスライドにせよ、「しゃべりなしで、忙しい大統領がぱっと見た瞬間大枠をつかめるか?」を意識。しゃべりは「しゃべることで、単に図やパワポを見せる以上の伝達効果が得られるか?」を意識する。

・簡潔に書くことも大事だが、実務上、ひとつのメッセージを丁寧に(だらだらと)書いたり話したりすることもできた方がいい。分量の多さを評価する人もいるし(※どうかと思うけど)、長々と話すことでごまかすことができたり。

「知っていることの深掘り」目当てで授業を取るなかれ。えてして深まらない。今回はValuationの授業がそうだった。知っていること(DCF、マルチプル、リアルオプション)は本当に知っていることしかなかったので退屈だったし、知らなかったこと(クリスタルボールを使ったモンテカルロシュミレーション)は些末すぎてあまり「学べてよかった!」と思えない。全体の半分以上を「知らないこと」「やったことないこと」が占めていないと退屈さは拭えない。

再発防止策と事後対応のセットで考える。「ミスが起こらないようにするにはどうすれば」だけでなく、「ミスが起きたらどうやって損失を最小限に抑えるか」もセット。精神論に走って再発防止策だけ論じるなかれ。

・すべてのミスや衝突は糾弾のためではなく反省・発展のため活用する。「お前のXXが駄目だった」というよりは「お前のXXをこうすれば次回はきっとベター」という発想を意識。

すべての意見にはそこに至るまでの文脈がある。肯定するにも否定するにも、可能な限り、その人がそのような発言をするに至った文脈に思いを馳せる。言葉尻を捕まえるよりも、言葉の奥を噛みしめようという態度。「絶対俺の方が正しい」という意見も、相手が相手なりの文脈から見れば誤っていることも。

物事を解決・発展させたいなら、終わったからよりも終わるまでに改善に着手する。消火活動が終わったらでは遅い。

・皆の理解レベルを高める(or揃える)ための集まりなのか、とにかく一つのアウトプットを出すための集まりなのか。前者の集まりで、一人が一から十まで用意してしまうと逆効果になることも。皆がどう考えているか、頑張って空気嫁。

中庸は悪しきに如かず。可もなく不可もなくで印象に残らないよりは、強烈に悪い印象を残した方がベター。そうすれば謝罪のため追加的に会う機会も作れる。嫌われないようにする配慮も不要ではないが、嫌われてからでも挽回はきくことを忘れない。

・発信し、発信し、発信せよ。変に遠慮せず、ぐいぐい自分のストーリーを相手に語る(もちろん、10秒バージョンから3分バージョンまでの使い分けといった技術論はあるけど)。自分がいないときに、AさんとBさんとCさんが自分の語ったストーリーを共有していたとき、そこには信頼性が生まれる。

・相手を褒めたいとしても、そこにいない誰かをくさすことで相対的に持ち上げたりしない。

・過去の自分を後悔するのは自分の中にとどめる。せいぜいツイッターやブログ。人の面前で言うと、その事柄について過去から現在にかけてのみならず将来においても改善する気がないと解釈されうる。本当に後悔しているなら改善が始まっているはず。

・是非はともかく、生きていく上で実務上、「良し悪しは存在せず、あるのは違いだけ」という意識を持っておくと良い気がする(これは学びというよりも単なる感想)。


うん、まあ、時間たってるから色々忘れた気がするが、まあこんなところ。。


色々解決

懸念事項となっていた2つのこと-歯とPC-がどちらも本日スッキリ。

解決1: 歯

先週行ったインプラント手術の経過を今日見てもらい、問題ないとのコメントをもらう。これで晴れて食事制限もなくなった。同じ日に普通の歯科にもいってクリーニングもしてもらったし、これで歯関係がかなりすっきり。せんべいはまだ怖くて食べられてないが、クッキーやらアイスやらをmgmg. 歯科の帰り道に買ったスタバのコーヒーのおいしいことっていったら。


解決2: PC

修理屋ではPCの内外を大掃除してもらう。ファンあたりに埃がたまっていたらしい。
ワイヤレスの問題は解決せずちょっと消化不良感があったのだが、帰宅後ルーターのソフトウェアを更新するという技があることにたどり着き、これを試したらばっちり直った。なぜかIPアドレスが変わってしまったのだが、それを除くと無事解決。びっくりするくらい通信がスイスイで嬉しい。さっそく動画やら何やらをenjoy.

※明日ルータが届く件。。。涙 あと一日待っていれば不要だった。。せっかくなので日本に持ち帰ろうかな
※PC欲しい熱が下がっていない件。。。家常駐用に、大き目のノートをひとつ欲しいなぁ、なんて。。でも、よく考えると、帰国したら仕事のファイルを家で扱うことはできないので、あまりOfficeの操作性とか気にしなくてもいいのかもしれない。そうなるとMac(MBAあたり)でいいのではないかという話になり、ああややこしい。

Saturday, December 10, 2011

お前いったい何台PC持てば気が済むんだ?

冬休みに本格的に読もうと思っていた本をぱらぱらとめくってみたが、どうも進まない。かといって、ブログを使ってつらつらと頭の整理をするほどには頭もすっきりしていない(薬を飲んでいて、だるい)。なので、暇つぶしに、PCに入っているけどもう使わないようなデータをガシガシネットワークHDDに移管してみた。

すると、その作業が終わるか終らないかの頃から、どうも様子がおかしい。どんどん通信速度が遅くなってきて、しまいにはエクセルファイル一つを移管するのに1分かかるようになってしまった。事態はますます悪化して、本稿を書いている時点においてはPCを有線でルーターに接続しないとインターネットができない状態。家の片隅のルーター近辺に陣取り、暗い感じでこのブログを書いている。。

なので、まず、「LA PC 修理」でぐぐってみたところ、いつもいくトーランスのミツワの近くに修理店があることがわかった。以前Lenovo経由でIBMのサポートセンターに連絡したところ、自分のPCは基本的には日本語対応マシンなので面倒見きれないという趣旨のことを言われたことがあった。なので、日本語もOKというこの店にはかなり期待しており、さっそく明日行ってみたいと思っている(歯の様子次第だが)。

そこでやめておけばよかったのだが、その後ついうっかり、「Laptop」とぐぐってしまったのが運のつき。よだれが出るような魅力的なノートPCがいっぱい出てくる。結局、この一日はPC物色とPC修理(試みては挫折して...)で終わってしまった。

現時点での候補は以下のような面々:

・Thinkpad X220: いま使っているX201の後継機。ちょっとサイズが大きいTシリーズの方がなぜか安いのだが、ちょっとでかすぎて嫌なのでやはり買うならXシリーズが欲しい。eBayを見ていると、自分好みのスペック(メモリ容量多目、SSD)がけっこうリーズナブルな価格で売っていて、涎が。。。正直、いまのPCが直ったとしても買いたいかもしれない。。

・Macbook Air (MBA): ご存じMBA。11インチと13インチがあるが、個人的には11インチに興味がある。デザインは非常にかっこいいのだが、個人的には2つほどネックになっていることがあり、判断留保中。
(1) WordやExcelは動くのか? → 調べたところWindowsへの仮想化(?)は金銭的にも技術的にもそれほど大変ではなさそう。他方、仮想化された状況で動くExcel等は、Win環境下で動くExcelと比べるとどうも使い勝手がやや劣る様子。キーボードで色々操作することに快感を覚える自分としては、操作性の低下は非常に重要な問題。
(2) 流行に迎合してはいないか? → iPad2を買っておいてなんだが、流行っているものは極力買いたくないという思いがある。その点からすると、このタイミングでMBAを買うと言うのは非常に流されている感じがある。

・ASUS Zenbook: 流行りのUltrabookカテゴリーの中でもデザインの先端性で群を抜いている(まあ行ってしまえばMBAのパクリだけど)機種。値段まあまあ、スペックまあまあ。デザインも格好いい。しかし、なんというか、どうも筐体の中心に鎮座する「ASUS」のロゴが非常に萎える。

って感じ。とりあえず修理の結果次第だけど、ああ、物欲が止まらない。。。

Friday, December 9, 2011

インプラント再び

冬休み初日はインプラント手術。夏休みに続き2回目(1回目は、思ったよりも土台となる骨が退縮してしまっていたことから、あごの骨を患部に接着させて土台を増強する作業で終わってしまった)。

いまのところ、前回ほどには痛みも激しくなく、顔も腫れておらずいい感じ。かといって、英語の本を長時間読み続けるほどの集中力はなく、今日一日ぼんやりと過ごしている。

来週末にはゴルフが入っているので、早く正常化するといいのだが。

Good Newsは、思ったより安かったこと。2本で7,000ドル程度と言われていたのだが、6,000ドル弱で済んだ。この休みは静養・勉強・ゴルフプラス小旅行で終わりかなぁと思っていたが、浮いた千ドルで旅行してもいいかもしれない。

ところで、寝転がりながらネットサーフィンしていたときに見つけたとあるページを見てかなりドキーっとしたのでリンクを貼っておく。。「内向的な人の特徴」とのことだが、びっくりするくらい思い当たる節があって苦笑してしまった。。

リンク

Thursday, December 8, 2011

6分の4

いくつかあった最終課題をすべて提出して、プレゼンも終わり、いよいよ秋学期が終わった。今は気が抜けてしまっており定年後のおじさんのような抜け殻状態で、何をするにも手につかない感覚。。

ここ最近思ったり感じたりしていた「あ、あとでこれブログにメモしておこう」的なこともなんだか思い出せないし、「学期が終わったら読もう」と思っていた各種文献も少なくとも今日のところは読む気がまったく起きず。たかだか一学期が終わったくらいでこんなに燃え尽きないでもいいのに。。と思うのだが、なんだか燃え尽き気味でどうしたものか。

あるいは、明日に迫っているインプラント手術のおかげで滅入っているのかもしれない。夏休みにも手術したのだが、そのときは治療部分の骨が小さかったので顎の骨を削って治療部位に移植しただけだったので、今回またやる羽目になっている。その時の手術がどえらく痛かったので(親不知とか目じゃない痛さ)、滅入ってしまっているのかもしれない。

Monday, December 5, 2011

のんびり

月曜日。

・期末課題をひとつ提出。先週のうちにやっておいたので出しただけ。本当はここで最後のもうひと踏ん張りが必要だったのかもしれないが。。

・今日も公園へ。今日は金髪の若奥様に囲まれて複雑な心境。皆、娘の名前をおぼえてくれて、気前よく話しかけてくれる。なのに、自分は「どうせこの人たちの会話はすぐ終わるだろう」とか考えて子供の名前を教えてくれたのにろくすっぽ覚えていなかったりすると、あちゃぁ..と恥じる。

・期末課題をちょろちょろっと。明日のミーティングは時間を食うかもしれないが、個人作業はたいしてやることもなく平穏。

・休みモードとなり、ブログのネタもそんなにない平穏な日々。

Saturday, December 3, 2011

炎上グループダイナミックス

土曜日。

▽ 少し寝坊して、起きて、娘と公園へ。今学期は詰め込みすぎて娘と公園に行くこともままならなかったが、やはり公園で娘と遊ぶことはかなりのリラックス効果があるようで、家に帰ってからなんだか気分がよかった(ここで勉強すれば立派なのだろうが...)

▽ 夜には自分の一家、妻のママ友(自分のママ友という概念は論理破綻しているから「妻の」は不要か)、その家族で晩飯。先方のパパがMBAではないところに留学しているので、色々面白かった。改めて、身内でない人との接点を増やすことの意義みたいなものを感じる。

▽ 最近グループワークがしっくりこなかったインド人君との関係が一気に動いた。

・彼にボールが行くと、常にやり取りが1日止まる。実際、昨日中に解決したかった事項がまだしこっている。

・そこで、「お前どう思う?お前から連絡してくれるか?何なら俺やるけど、どうだ?」とややしつこいくらいに連絡。Hey allではなく、Hey T(そいつの名前をピンポイント名指し)とやることで、彼のディスカッションへの参加をプッシュ
(←終わる前に動かさないと山は動かないという最近の思いに基づき、嫌われること覚悟で一押ししてみた)

・ 彼が逆ギレ。俺はもう帰省しているんだ、返事が遅いと思ったら気付いた奴が勝手に返事すればいいじゃないか、そもそも急ぐ理由なんてないじゃないか、等々。

・自分、メールを見たときは「うわぁ」と思ったが、すぐに気を取り直し、チャンス到来と考え直す。チームのここ最近の課題はコミュニケーションの迅速化効率化であり、彼の「俺すっとばして勝手にやればいいじゃないか」というコメントはその解決策たりうる。

・ 個人的感情としては彼に対してひとつひとつ反論をかましたかったのだが、彼とケンカすることは目的ではないことから、「オッケーそれじゃフレキシブルにやろうぜ、それ名案だよ、サンクス」と返事。keep going, ケンカする暇があれば前進しよう。正直むしゃくしゃしていたので、娘と公園に行っていなかったら今頃パンチして壁に穴でもあけていたかもしれない(無理か)

・ 他のメンバーもそう思っていたようで、皆、急に意見が活発に。あっという間に結論が出て、しかも教授との窓口たるT君本人から「すっとばしてよい」と言ってもらったので、教授にも一瞬でメール。こないだまで1週間かかっていたことが、3時間で終わった。

・ そしたらインド人のT君が「あちゃ」と思ったようで、謝罪メールが来た。彼をやりこめることや彼に遠慮させることが目的ではなく、できれば彼にも頑張ってほしいので(全然頼りにしてないが)、皆がその態度に対する歓迎の旨返信するなど。

前回の記事もあわせてまとめると、

・鎮火したあとに「火事の再発防止を考えよう」と言っても遅い。皆関心は他のどこかに行ってしまっている

・なので、火がくすぶっているところで逆に油を注いで大騒ぎにすることで問題を大きく動かす

・多少のドタバタを経て、結果として事態が改善し、今後の展望も開ける

・これまでは日本的というか自分の個性というか、終わるまでは比較的静かにしていて終わったとたんカイゼンと叫んで空振りしていた。しかし、ここ米国では、炎上戦法とでも言おうか、終わる前に騒ぎを大きくした方が結果としてその先の改善につながる。事の最中の摩擦をあまり恐れない。

って感じで少なくとも今回は戦ってみた。次回もワークするかどうかはわからないが、多少は学べたのかな、と思っている。

Friday, December 2, 2011

言ってもらって嬉しい言葉トップ5

金曜日。

▽ リサーチにて会社訪問。少しは「なるほど、この話は例の論点に関するトピックで、パターンとしてはA、B、C3種類あるけど、この人はBだったんだな」的な思考回路もできるようになってきた。が、やはり起業家の人生というのはそんな薄っぺらなフレームワークだけで捕捉できるものではなく、全体としてはひたすら圧倒されて帰ってきた。インタビューに行けば行くほど、これを果たして俺はまとめきれるのだろうか...と自問自答。


▽ Entrepreneurial Financeの試験。出来栄えのほどは・・・だったが、とにもかくにも、チームメンバー+αで近所のピザ屋に打ち上げへ。幸いにその店を知らなかったようで、美味しいといってくれていい気分。自分が連れて行った店を気に入ってもらうのは、言ってもらって嬉しい言葉のトップ5に入るような気がする。日台中香でしゃべり倒し。おいおいお前ら中国語使うな。等々。最後に交換留学生のA君と抱き合って別れる。ビール一杯しか飲んでない割にはテンション高め。

※トップ5の残りの4つは何だろ。。
- 子供を褒められるとやっぱりつい顔がでろでろに溶けてしまったりする
- ボギーオンしてからが勝負の自分としては「アプローチ上手だね」とかも嬉しいかもしれない
- マイナーな曲を聞いているときに「その曲いいよね」と言ってもらうと嬉しいような
- LAに来て完全に興味がなくなってしまったが、着てる服を褒められると嬉しいかもしれない
こうやって考えると、あえてまとめるなら、「自分の生来的な特徴」を褒められても全然萌えないが、「自分が努力等の末に獲得した考え方、嗜好、技術、子供等」は褒められると嬉しい。ようは結果だけではなくプロセスまで見てもらえたように感じることができると自分は萌えるのかもしれない。

Thursday, December 1, 2011

反省だけなら俺でもできる

■ ここ数日の外国人同級生とのやり取りで感じていること。自分のモノサシからすると、外国人同級生、とくにアメリカ人同級生はあまり反省を好まない傾向にある気がする。

経験談1: とあるグループでのレポートが返却されてきて、あるチームメイトがそれを回収した。彼女からのメールで、10点中8点であったとだけ連絡が入る。8点というのはあまり良くないので、何が悪かったのか検証したいと思い「見せてくれ」と後刻頼んだところ、「誰も見ないと思って捨てちゃったよ」とのこと。。
※ちなみにかなり頻発する。

経験談2:とあるグループワークで、連絡の行き違いや、一部の人のやる気が不十分であったことから、色々と問題が生じた。自分は「事の最中に改善とか言い出すと士気が下がりそうだから、終わってから善後策を話し合うことができればいいな」と思い、とりあえず一段落つくまでは問題解決に向けて特にアクションを起こさず流していた(行動が遅いチームメイトを促すといった目先の対応はしたが、「お前遅いよ」とか「担当者変えようぜ」という抜本的な提案は我慢して行わなかった)。で、なんとか一段落したので、立ち話がてらおそるおそる「次のためにちょっとやり方変えてみる?」と話を皆に振ってみたが、皆実にめんどくさそうな顔をするだけで、しれっとスルーされてしまった。

そういう経験が1年強重なってきており、最近になり、上の通り「こいつら反省ってことを理解できてないか、あるいは毛嫌いしているんじゃないか」と思うようになってきている。

■ では自分はどう対応すればいいのだろうか。これまではあまり意識していなかったので馬鹿の一つ覚えで「反省しょうぜと提案→スルーされる」を繰り返していたが、いよいよ対応を改めるときがきたのかもしれない。

対応(1) 信頼できるやつと組む。ちゃんと準備して、イニシアチブをとって、サポーティブな奴は少なからず存在するので、そういう奴と組む。
長所・・・楽。ストレスを背負わないで済む。
短所・・・付き合いの幅が狭まる。留学期間中に、この手の苦労はしておいた方がいいのではないか。

対応(2) 諦める。反省できない奴と当たってしまったら、それが彼そして自分の限界であると割り切り、だましだまし今できる範囲でベストを尽くす。
長所・・・心を殺せば楽。人間関係が一番摩擦なしで済む。
短所・・・ストレスがたまる。結果がしょぼくなる。

対応(3) 事の最中に、なんとか改善をもたらす。終わってしまうと皆あっという間に次に移ってしまうので、終わる、今回のアウトプットを改善するよう努める。日々の話し方ひとつ、行動ひとつを少しずつ変えることで対応。
長所・・・この連中と改善しつつ前に進むための、たぶん唯一の方法。ベストのアウトプットが出しうる。
短所・・・事の最中に人の考え方を変えるためには、正論を突然言うだけでは駄目で、言い方、表情等全てについて配慮する必要がでてくるので難しい。

■ ということで、ここ最近は、対応(3)を試してみているが、やっぱりしんどい。その場で言うよりも言わない方がイージーだし、皆が反発せず納得できるような言い方を考えるのは(しかも英語で)なかなか難しい。
チームのテンションが下がらないよう無理してHey guysとかいいつつ(本当は「おいお前、いい加減自分のタスクやれよ」と言いたいのに)、皆のいいところを一つ二つ見つけてから本題に入り(しかも可能な限り婉曲表現)、みたいな。

事が終わった後に言うのと比較すると多少は皆話を聞いてくれる気がするけど、やっぱり聞いてくれても小手先の改善案くらい(とりえあず意見だけは当日中に表明する等)で、抜本的な改善案はしれっとスルーされる(使えない奴を閑職にして、イニシアチブを取れるやつを代わりにする等)。

■ とかなんとか、最近考えたり試行錯誤したりしている。なので、最近になりようやく「カイゼン」がアメリカでやたらもてはやされる理由がわかった気がする。これまで、自分はカイゼンを単なるサービス残業だと考えていた。しかし、メンバーが少なからず自発的に継続的に改善を模索し続けるこのカイゼン、日本人からするとその凄さがピンと来ないがアメリカ人にしたら結構すごいことなのかもしれない。

■ ここまで散々こき下ろしてきたが、その一方で、アメリカ人は自分と比べると切り替えあるいは回転が速いと思う。ひとつひとつの出来事からいちいちじっくり学ぶというよりは、とにかく数をこなすことで経験を積み上げていくといったイメージ。ひとつひとつの効率が良くなくても、トータルでの学びは同じくらいといった感じだろうか。