土曜日。
▽ 少し寝坊して、起きて、娘と公園へ。今学期は詰め込みすぎて娘と公園に行くこともままならなかったが、やはり公園で娘と遊ぶことはかなりのリラックス効果があるようで、家に帰ってからなんだか気分がよかった(ここで勉強すれば立派なのだろうが...)
▽ 夜には自分の一家、妻のママ友(自分のママ友という概念は論理破綻しているから「妻の」は不要か)、その家族で晩飯。先方のパパがMBAではないところに留学しているので、色々面白かった。改めて、身内でない人との接点を増やすことの意義みたいなものを感じる。
▽ 最近グループワークがしっくりこなかったインド人君との関係が一気に動いた。
・彼にボールが行くと、常にやり取りが1日止まる。実際、昨日中に解決したかった事項がまだしこっている。
・そこで、「お前どう思う?お前から連絡してくれるか?何なら俺やるけど、どうだ?」とややしつこいくらいに連絡。Hey allではなく、Hey T(そいつの名前をピンポイント名指し)とやることで、彼のディスカッションへの参加をプッシュ
(←終わる前に動かさないと山は動かないという最近の思いに基づき、嫌われること覚悟で一押ししてみた)
・ 彼が逆ギレ。俺はもう帰省しているんだ、返事が遅いと思ったら気付いた奴が勝手に返事すればいいじゃないか、そもそも急ぐ理由なんてないじゃないか、等々。
・自分、メールを見たときは「うわぁ」と思ったが、すぐに気を取り直し、チャンス到来と考え直す。チームのここ最近の課題はコミュニケーションの迅速化効率化であり、彼の「俺すっとばして勝手にやればいいじゃないか」というコメントはその解決策たりうる。
・ 個人的感情としては彼に対してひとつひとつ反論をかましたかったのだが、彼とケンカすることは目的ではないことから、「オッケーそれじゃフレキシブルにやろうぜ、それ名案だよ、サンクス」と返事。keep going, ケンカする暇があれば前進しよう。正直むしゃくしゃしていたので、娘と公園に行っていなかったら今頃パンチして壁に穴でもあけていたかもしれない(無理か)
・ 他のメンバーもそう思っていたようで、皆、急に意見が活発に。あっという間に結論が出て、しかも教授との窓口たるT君本人から「すっとばしてよい」と言ってもらったので、教授にも一瞬でメール。こないだまで1週間かかっていたことが、3時間で終わった。
・ そしたらインド人のT君が「あちゃ」と思ったようで、謝罪メールが来た。彼をやりこめることや彼に遠慮させることが目的ではなく、できれば彼にも頑張ってほしいので(全然頼りにしてないが)、皆がその態度に対する歓迎の旨返信するなど。
前回の記事もあわせてまとめると、
・鎮火したあとに「火事の再発防止を考えよう」と言っても遅い。皆関心は他のどこかに行ってしまっている
・なので、火がくすぶっているところで逆に油を注いで大騒ぎにすることで問題を大きく動かす
・多少のドタバタを経て、結果として事態が改善し、今後の展望も開ける
・これまでは日本的というか自分の個性というか、終わるまでは比較的静かにしていて終わったとたんカイゼンと叫んで空振りしていた。しかし、ここ米国では、炎上戦法とでも言おうか、終わる前に騒ぎを大きくした方が結果としてその先の改善につながる。事の最中の摩擦をあまり恐れない。
って感じで少なくとも今回は戦ってみた。次回もワークするかどうかはわからないが、多少は学べたのかな、と思っている。