Tuesday, December 28, 2010

来学期のスケジュール管理

・山場① Northern Trust Open (2/17-20)

われらが石川遼のRoad to Masters第一戦となるこのトーナメントは、なんと我が家から車で10分のところにあるリビエラカントリーが舞台。そしてチケットはたったの30ドル。これはいかねば!!!

・山場② Eric Claptonライブ(3/8)

さすがロス、当たり前のようにあのクラプトンがわれらの町にやってくる(ほかにも、赤西仁とか鈴木亜美とかも。。。)チケットは最安で100ドル。
できれば10年前くらいに見ておきたかったが、多分まだその超絶ハスキーボイスは健在のはず。
(スローハンドは..さすがに無理かな)
気がかりなのは、ここ数年のアルバムリリースから察するに、自分が聞きたい曲と現時点で彼が演奏したい曲にはわりと隔たりがありそうなこと(正直、ブルースだ、ジャズだ、ロックだと形から入っているときのアルバムはあまり好きではない。ちゃちゃっと作りましたって感じのReptileとか、古いところではBacklessとかが好み)。いかんせん演歌の国日本から来ているので、ブルースはぴんとこないんだよな。

このあたりを中心としたスケジュール管理が求められよう。気を引き締めて頑張ろう。

Monday, December 27, 2010

高付加価値?

付加価値についてふと思ったことを、毎日昼寝している低生産性の身ではあるがメモしてみる:

日本の電化製品のガラパゴス化が叫ばれて久しいが、ちょっと前に「中国等の台頭は不可避であり、日本勢は高付加価値かを推進する必要がある」と言っていたのは同じ面々(評論家・コンサル・政府・金融機関等々・・・含む自分)なのではないのか。
ある意味、メーカーは、当時の「高付加価値化」という課題を着実に解決しただけとも言えるのではないか。なんか皆日本メーカーを単純に馬鹿にしているけど、実は、それは鏡に映った自分たちを笑っているだけなのではないだろうか?我々第三者は、現状を「メーカーが勝手に暴走しただけ」と切り捨てて本当にいいのだろうか?自分が携帯電話メーカーにいたら、ガラケーすらまともに開発できなかったのではないか。。。

・・・と問題提起を書き始めてみたが、落としどころが見つからない...まあこんなところかな:

・MBA後、金融機関にてチーム第三者軍団の一員として当事者の人々に対して御託を並べる立場の自分。どれだけその時点において提案Xがもっともらしいとしても、その提案Xの副作用が出てもおかしくないことをわきまえておこう。という自戒。
→そのくらいMBAくる前から自覚しておけよ...

・チーム第三者軍団は、単発で「ソリューション」を提示してお金もらってオシマイとせず、長期的にコミットすべきなのでは。
→取引先と5年とか10年とか付き合いを続ける銀行、あるいはPEとかならそういった長期的かつ変化するアドバイスというのもできるかもしれないが、コンサルは頼まれてナンボだから無理だろな...

・当事者の企業は、チーム第三者の言うことも聞いた方がいいが、戦況が刻一刻と変化したら適切なソリューションも変化することを(第三者がかつてアドバイスしてきたことは時が経ったら正しくなくなることもあるということを)自覚しておくべき。
→既にしてるよね...

まとまりがないけど、とりあえずメモだけしておく。

Sunday, December 26, 2010

The Goal・メガネ

・来学期の授業の課題図書である”The Goal”をアマゾンで購入。

日本にいるときから本書の存在くらいは知っていたが、出版元に何となくうさんくさい印象を持っていたのと、ビジネス書の類を読むひまがあれば普通の小説を読みたいという思いがあったことからまったく手を付けずにいた。

しかし、いざ読んでみると、これは面白い!まず小説仕立てなので読みやすいし、生産管理に造詣の乏しい自分でも応用できそうな問題や解決シーンがたっぷり。スラングを理解するのは若干大変だが、その辺をさらっと読み流してしまえば非常に読みやすい。また途中だが、これなら楽しんで読むことができそうだ。

・カンクン旅行の帰途のどこかでメガネを紛失してしまったので、やむなく近所のショッピングモールのメガネ屋にメガネを作りに行ってきた。

最初にコンタクトを着用したまま視力検査をした意義がいまひとつ理解できなかったが、その後は裸眼の視力検査やメガネの微調整(たぶんカーブの度合いとか?)は日本の眼科よりかなりしっかり行われていた印象。しかも90日以内なら返品OKとのことなので、日本より消費者に優しい印象を受けた。自分の視力が悪いので出来上がりはまだ先だが楽しみだ。

肝心の料金は、大学で強制加入を余儀なくされた眼科保険のおかげで、眼科検診自体は10ドルで済み、フレームもレンズも保険が適用されたので「高かったけど、負けてはない」みたいな感じ。

Friday, December 24, 2010

MONO

・なんだか最近、単なる旅行記あるいはグルメ紀行みたいになりつつあり、MBA学生のブログというよりMBA学生の配偶者のブログみたいになってきた。今回は方向修正あるいは気晴らしの意味合いで、わりと定番のネタではあるが、米国に持ってきてよかったもの、別に持ってくる必要はなかったものなどについて書いてみたい。

【持ってきて良かったと思うもの】
  • 文房具全般:消しゴム、シャープペンシルの芯など、クオリティが違い過ぎる。他方、紙類はこちらで安く売っているので必要ない。Rodiaも普通にUCLA生協で買えるし。
    そういえば、自分はシャープペンシルに「クルトガ」を愛用しているが、クラスメートでクルトガを使っている人がいてひとしきり盛り上がった。
  • 日本語の小説:気晴らしに最高。気晴らしに「現代の金融政策」とかはちょっとシンドイので。
  • ゲーム(Wii等):こちらで買うとなると英語になるので。英語でドラクエは理解はできようが気が萎える。
  • ズボン:買ったこともないので厳密には「持ってきて良かった」という資格はないのだが、基本やたら足が長いらしいし、裾直しをその店でできないのも面倒くさいし。
  • メガネ:自分がさらっと見回った限りでは、「ダサい安物」か「付けるのが若干恥ずかしいベタなブランド物(プラダとか)」が主で、日本では簡単に入手できた「専業メーカーによる、あまりベタではない一品」というカテゴリがごっそり抜けている印象。先日メガネをなくしたので購入を迫られているが、どうしたものか思案中。
  • クリアケース:書類をちょっと保管するにあたり結構重宝しているので、もっと多く持ってきてもよかったかも。
  • シャチハタ:派遣元に書類を送るときに使う。
【持ってくる必要はなかったかもしれないもの】
  • 日本語の教科書:マッキンゼーのValuationとか色々持ってきたものの、そんな本を読む暇は全くなし、というか暇はあってもそういった本を読もうという気分にはなかなかならない。
  • PC:全体的に米国の方が安いし、オーダーメードも日本同様にできる(SSD、ハイスペックCPU、メモリ等)。直前に日本で買うことはなかったかもしれない。キーに仮名とかあると同級生に好奇の目で見られるし。ちなみに日系のPCも普通にこちらで一通りそろっている。
  • プリンタ等家電:こちらで買う方が圧倒的に安いので
  • Yシャツ:自分の場合、ストライプとか色つきとかしか持っていなかったのだが、就職活動では大抵白ワイシャツ着用が求められる。つまり、自分が持ってきたYシャツは、あんまり出番がない。

また適宜追加してみたいが、思いつく限りではこんなところ。それにしてもクリスマスイブなのに娘が寝てくれない。自分もプレゼント仕込んだらとっとと寝たいんだけどなぁ

Thursday, December 23, 2010

ラスベガス後日譚

・3泊4日のベガス旅行から無事帰ってきた。行きは雨で視界が悪く緊張感があったからか、晴れていた帰りの方が運転していて長く感じた。広大な景色にも少し食傷気味になってしまった。いまさらシミバレーのはげ山みたくらいでは萌えない感じ。

・3日目も天気が悪かったので結局デスバレーは断念して、中心街から近いところにあるアウトレットで買い物。アウトレット内にある有名な寿司ビュッフェも気になったのだが、結局Parisの隣にあるPlanet Hollywoodにてまたビュッフェ。やっぱりディナー直前の3時くらいにチェックインして、ランチ料金でディナーをおいしく頂いた。断然Parisよりこちらの方がよかったので、三日連続のビュッフェではあったが満足度は高め。

・最終日は近隣のRed Rock National Parkにてザ・雄大といった感じの風景をやっつけた後帰途へ。途中疲れて寄ったPrimmというところにたまたまアウトレットがあり立ち寄ったら、LA近隣のアウトレットではあまり見かけないバーバリーのアウトレットがあり、しかも遠隔地だからか、フジテレビの夕方のニュース風に言うと爆安になっていた(前日に行ったラスベガスプレミアムアウトレットにもあったけど、こちらはあまり安くなっていなかった)。バーバリーは日本だと逆に没個性な感じで嫌いだったのだが、うっかり夫婦共々お買い上げ。ちょっと買い過ぎた感があるので、将来の自分の小遣いから差し引くことにしておいた。

・ちょうど夕飯時にダウンタウンを通りかかったので、Little Tokyoの大黒屋(LAで一番有名なラーメン屋らしい)に行ってみた。味はまあまあおいしいが、近隣の山頭火で十分。なんとなく日本のラーメンより大きいので、セットで頼んだどんぶりを殆ど食べられなかった。

・といった感じで旅行はおしまいだが、ラスベガスのどこぞでBohemian RhapsodyがBGMで流れていて、久しぶりに聞いた。中学生のときにQueenにはまっていたのを思い出し懐かしい気持ちに。その当時、歌詞の最後の「Nothing really matters to me」というくだりを聞いて「なるほど、そういうことか」と妙に納得したのを覚えている。大人になって色々やることだったり大事なものができてしまった今、そのNothing really matters to me的精神はあえて心にとどめておくと良いかもしれないとふと思ったのでメモしておく。

Tuesday, December 21, 2010

もう食えません。。。

・ラスベガス研修旅行2日目。引き続きあいにくの天気。とりあえずベタにホテルをいくつかハシゴしてショッピングとかビュッフェとか。

・ショッピング。Venetianというホテル内にある立派なショッピングモール内の立派なバーニーズにて、妻がお買いもの。財布役の自分は、定価を見てドン引き、割引後価格を見ても相変わらずドン引き。しかし、購入にあたり店員から「価格は表示の通りではなく、さらに●●ドル安いXXXドルだが」という謎の神の啓示を頂きテンション急上昇。それでもやっぱり高いんだけど、何かものすごいお得感。なんだかわからんけどありがとうバーニーズの皆さん。高いので普段はあまり貢献できないけど、卒業してスーツ生活に戻ったらネクタイくらい買わせて頂きます。

・ビュッフェ。いくつかタマがあるうち、デザートに定評があるとされているParisに行ってみた。ランチもディナーも食べられるように切り替え時間直前に受付できるように言ってみたが予想以上の大行列。結局、ぎりぎりランチタイム終了間際にチェックインできたのでランチ料金で済んでディナーも食べられて大ラッキー。

食べ物はまあ美味しかった。特にステーキとデザート。残念だったのは、カニとカキ。食べ放題でカニとカキと聞いていたので「これは食中毒になるまで食べねば」という意気込みだったのだが、まず登場がチェックイン後一時間を過ぎたあたりと遅すぎた。また、食中毒対策で塩水で洗っているのか、やたらしょっぱくあまり量食べようという気にさせてもらえなかった。

とはいえ料理はおいしく、2時間近くダラダラと食い倒れを満喫して心底おなか一杯。こんなに腹いっぱいになったのは昨年のキャンパスビジット時にシカゴで例の分厚いピザを食べたとき以来かもしれない。

・明日はデスバレーへ。虚無の世界が経験できるとのことで、寂寥感フェチの自分としては楽しみなところ。

Monday, December 20, 2010

Vegas!!!

せっかくの留学中、カリフォルニア州だけではなく他州の情勢も勉強せねばとの思いにかられ(?)隣州たるネバダ州はラスベガスに遠征でやってきた。

11時過ぎに家を出て、ガソリンを入れて、In-n-outのドライブスルーで自分たちにもガソリンを入れて(こう書くとビールを飲んだみたいだが、普通にハンバーガーとコーラとポテト)いざフリーウェイへ。
暴風雨ふきすさぶ中、15号を延々と北上。あまり風景を楽しむことはできなかったが、霧の向こうにぼんやりと見えたその風景は自分好みの荒涼感にあふれた感じでなかなかのもの、復路が楽しみ。R.E.M.とか、東京で聞いていると結構退屈だけど、こういう道を運転しているときに聞くと結構合いそうな気がする。むしろBon JoviとかNirvanaというレベルまでベタベタな方が合うかも。少なくともジャズやらクラシックを聞きたくなるルートではなく、Rock'n rollといきたい感じの道であった。今回の旅の友は、自宅に存在する目下唯一のCDであるミスチル。いい曲ではあるが残念ながら風景とはマッチしなかった。夏休みまでにはiPodコネクタでも調達しようかな。

カンクン視察出張(?)と比較すると、自動車での移動だったのでけっこう楽だった。娘が泣いてても人目を気にする必要がないし、気が向いたところでいつでも休憩できるし、道中気兼ねなく大声でしゃべることもできるし、たいして必要そうでもないものまで含めてあれこれ荷物をトランクに搭載できるし。なかなかの長距離ドライブであったが、ムラーノ君の上質シートのおかげで臀部筋肉痛を催すこともなかった(前妻のアクセラ君だと、残念ながらお尻が痛くなってしまうことが多々あった)。

短所があるとするとやはり時間になろう。5時間くらい運転して、ついたら6時前。食事して部屋でちょっと一杯やったら、もう何もやる気が出ない(からブログ書いてる次第)。飛行機だと色々デメリットはあるが、それでもあっという間にラスベガスまで着くので、旅行初日をも有効活用することができるのであろう。

さて明日は何をしたものか...

Sunday, December 19, 2010

有朋自遠方来

・土曜日。派遣元にはまことに申し訳ないが、試験終了一週間にして、もはや今が何曜日なのか、平日なのか休日なのか、感覚が完全にマヒ中。

・午前中はジャパントリップの打ち合わせ。まだまだ全然本格化していないにもかかわらず、冗談みたいに事務作業が次から次へと湧き出てくる。自分を含めメンバー全員、旅行やら何やらで忙しく、ジャパントリップ準備を冬休みの最優先事項にするのは難しい。その一方で形にはしないといかんし…というところで、このギリギリ感はMBA的かどうかはさておきまあ刺激的と言えるのかもしれない。ある意味学期中と同じくらいのバタバタ感がある。

・午後に買物を済ませて、夕方にボストンから友人夫婦がやってきた。
ここ最近の連日の雨が本当に残念。彼らもLAを満喫するのが難しいし、自分も「ボストンと比べてロスのこの気候はどうよ、へっへーまいったか」とプチ自慢しようにもできない。
お互いの学校の話やら、子供(友人奥様は現在妊娠中)の話やらに花が咲く。お互いのMBAプログラムは似ているところもある一方で結構違うところもあり、あまり他校の人のリアルタイムの状況を知らずにいた自分にとってはたいへん刺激的で完全に有朋自遠方来不亦楽乎の心境であった。
ちなみに、明確にこちら側にアドバンテージがあったことというと、食べている米がNishikiよりいい米であることとか、寒くないこととか。うーむ。。。

・ちなみに数日前からLAは雨模様。というかずっと雨。雨に関して、残念だったことがいくつか:

- 家、まさかの雨漏り(!!!)最上階でもないのに。一つ上の最上階の部屋は床下浸水くらい発生しているんじゃないか。管理人さんにメールしたら「ベランダから風雨が入ってきているのではなく、本当に天井からの雨漏りなのか」というメールが。いやいや、窓開けませんよこんな日に。
雨漏りポイントに鍋を置いたら、水が溜まる溜まる。しかもうっすら色ついてるし...

- 友人をリトルトーキョーにあるホテルまで送ったのだが、フリーウェイの路面状態が悪いことと言ったら。常時水しぶきがたっていて、視界が非常に悪い。財政難と関係あるのかないのかわからないが、もうちょっとなんとかならないのか、連邦政府か州政府かわからないけど。しかも帰り道、地理に詳しいつもりでナビもつけずに帰ったらめちゃくちゃ迷ってしまい、視界も悪いし結構大変だった。

・冬休みの友に、本屋でFarewell, my lovelyを買ったのだが、読書時間・読書スピードの遅さが相俟ってストーリーが進まないことといったら。でも、全然味わい尽くせていないけれど、要所要所のチャンドラーっぽさは確かに英語で読むことで一層ぐっとくる感じはある。なんとか読み終えたいのだけどなぁ。

・もしサンタさんがいるのなら、Kindleが欲しくなってきましたのでよろしくお願いします(備忘メモ)。

Saturday, December 18, 2010

雨季なのか?

・なんだか連日の雨。冬の雨だが、日本の感覚では春の雨のよう。雨の日の方が暖かい。

・今日はSさん家族と昼に飲茶を満喫した後は買物やら何やらでのんびり。娘のクリスマスプレゼントも買ったし準備は万全。

・今日はブログではなくツイッターに常駐していたのでこちらはこの辺で。自分の友人ももっとついったーやればいいのになぁ。そんな暇じゃないか。

Friday, December 17, 2010

日米文化比較?

前の記事(一学期の回顧)の関連。

この数カ月は自分にとって初めて海外で同世代の連中とやりあう機会だったわけだが、米国人あるいは他国からの留学生を見て強く感じたことは

(1)できる奴に限れば、意外とそんなに違わないんだな
(2)できない奴のズレっぷりがすごいので、アメリカ人は皆ルーズな印象を与えているのでは

というもの。具体的には、、、

・できる奴は、とにかく時間管理がしっかりしている。宿題の出し遅れ、ミーティングへの遅刻、メールの返事怠慢等のうっかりミスをしない。来る前は勝手に「アメリカ人はメールの返事しない、遅刻する、宿題出さない」みたいな誤解をしていたが、アメリカ人と日本人の出来る奴と何ら変わらない。
対照例としては、スマートフォン全盛のこの時代に「メール見れてませんでした」みたいな言い訳をしたり、未読メールが3ケタだったりするJ君が好例。

・できる奴ほど、世の中が"give and take"ではなく"give and give, and you'll win"で成り立っていることを理解しており、過剰感のない範囲でバシバシgiveしてくれる。「ひとつgiveしたんだから、一つ返せ」なんてケチなことを言わない。これも日本人の出来る奴とまったく一緒。「アメリカの学校=競争的→みな利己的→情報の出し惜しみや欺瞞が蔓延」という懸念を持っていたが、実際に起こっているのは「できる奴のgive and give」と「できない奴が何も出せずおんぶにだっこ」の二極化。完全に日本と一緒じゃないか。

・できる奴ほどGood listener. 主張と聞くことのバランスを欠いている奴は結局支持されていない。
(ただ、このバランス、日本よりだいぶ主張寄りにあることは間違いないと思う。いずれにせよバランス感覚がないやつは信頼を勝ち得てない)

・できる奴ほどオープン。無駄に情報の出し惜しみをしないし、嘘をつかない。

・できる奴ほど「文句を言う前に自ら動く」を徹底している。

等々、自分がぱっと思いつくだけでも、日本とアメリカ(あるいは外国全般にしても多分OK)で、できる奴の行動・規範意識はほとんど変わらないと思う。単なる自分の勘違いかもしれないが、少なくとも現段階においては、「なんだ、一緒じゃないか」という感想を抱いている。
ところで自分はどうかと言うと、上記のすべてを満たすことができているとは残念ながら思えない。しかし、アメリカでも同じ価値観でいけるという自分の仮説が正しいならば、より一層気兼ねなく改善に邁進できるというものだ(仮に仮説に反して、「日本的には短所なことが、アメリカでは美徳」みたいな感じだったら、改善意欲も減退してしまう)。特に、動く前に文句を言う傾向はこの2年間で死んでも直したい。

このように「アメリカ人=○○○」というステレオタイプを批判的に検討することができたことも、ひとつの収穫と思いたい。他方、これは仮に収穫としても、社費留学の観点からすると人事部に説明できる類の収穫ではない。会社にとって美味しい「お土産」も別途用意せねばならんなぁとか思案しているうちに夜も更けゆく...

(逆に、日米相違のようなものも当然たくさんあるので、近いうちその辺りも整理してみたい。)

秋学期回顧

・成績も出そろい、気持ちの上でもいよいよ秋学期が終わった。
最初のサマースクールを除外すると、9月の頭から12月の頭まで約3か月強。光陰矢のごとし、あっという間に過ぎ去ったような印象もあるが、今になって振り返ると実に色々あった充実した3か月だった。

・自分はこの「新しい環境での最初の数カ月」が大好き。

社会人1年目・新人研修で財務分析に没頭したのち、財務分析とは殆ど関係ないデリバティブ管理の世界に身を置くこととなった最初の数カ月。
2年目・慣れない初めての一人暮らしに戸惑いつつ、仕事の内容もカウンターパーティも前年とはガラっと変わった広島の支店1年目最初の数カ月。
3年目・結婚をして家計管理やら時間管理やらにアップアップしつつ、企画・調査から融資へと仕事内容がガラっと変わり新人同然だった3年目の数カ月。
4年目・所属先とはまったく社風の違う役所に出向して同世代の同僚と回帰分析やら経済分析やらに打ち込んだ最初の数カ月。
一年飛んで6年目・出向終了後、裏でこっそりカンペを読みつつも偉そうな顔をして新人に財務分析を教えた6年目最初の数カ月。

そしてMBA最初のこの数カ月。

慣れ親しんだ場所を離れたことによるストレスも多少はあったが、新しい環境でこれまで触れたことのない人々・仕事・スキル・考え方等をスポンジのように吸収することができるこの時期は自分にとって非常に有難い経験だと思っている。経験曲線の最初の「ぐいっ」というところ(二階微分が正のところ)だけを要領よく飛び移れている印象。

ひとつの会社にとどまりながらこのように疑似転職のようにいくつもの新しい環境に飛び込むことができた点において、自分の社会人最初の10年は「当たり」なんじゃないかと思っている(まだ6年目だけど)。
もちろん、金融業界では人材のスペシャリスト化が顕著に進展しており、自分のようなキャリアパスは業界で流行らないものであることやひとつの部署に5年くらいとどまって完全にその道のプロになっている同期がいることは承知しているが、飽きっぽい自分は、このような疑似Job hoppingがなければ(悪い意味での)リアルジョブホッパーになっていた気がしてならない。

・学業面で良かったのは、授業が必修であったこと、およびグループワーク。

自分は元来金融工学を主に勉強したいと思っていたことから、出願時にはあまり必修授業がガチガチでない学校を特に希望していた。なので、進学先によっては、この一学期は「ファイナンス・ファイナンス・ファイナンス・経済・経済」といったカリキュラムを組みマーケティング等は完全無視を決め込んでいたと思う。
しかし、いざこのように授業を受けてみると、必修で色々な科目を受講することの有難さに気付かずにはいられない。おかげで図らずも知的視野が広がり、かつ穴だらけであった基礎がかなりしっかりした。
自分にとってなじみがなかったマーケティングは、まだ理解が足りないところが多いが、明らかに所属先に戻ってからとても「使える」。既に取っ掛かりはあった統計・会計・経済・ファイナンスも、新しい気づきやよりスマートな考え方など日々学ぶべき点が多く、これまでいい加減にしてきたところをあまねく補完できたような感覚を持っている。
あとはこれで、当初掲げていた金融工学をいつ勉強するか、そこもちょっと考えないとな。

グループワークも思いがけない収穫。入学前は「そんな子供だまし、何の意味があるんだ」と完全に小馬鹿にしていたが、今となってはこのグループワークこそがこの数カ月自分を一番成長させてくれたように思っている。特に「今となっては良かった」ことは班内で頻繁にケンカしたこと。やっている最中は結構しんどくてブログに悪口を書き連ねたりして適宜ストレス発散をしていたが、すべてが終わった今となっては本当にいい経験だった。「喧嘩するほど仲が良い」という諺、今なら心から賛同・理解できる。放課後の飲み会でイエーイとかやっているだけでは到達しえない深い心の交流のようなものを、J君以外の3人とも、そしてJ君ともできたような気がする。
日本人の自分からすると面白かったのは、彼らは「空気」とか「グループ内政治」でなく「内容」で自分の立場を決める傾向が強かったこと。自分はお調子者なので、J君がJ君であるというだけで彼の意見に反発を覚えたり、J君対E君といった状況では「どっちもどっちだが、E君の方が好きなのでE君をサポート」といった判断をやっていた。しかし、他のM君E君Eさんは、どれだけJ君が基地外だとしても、いいことを言ったらきっちり「この点についてはJが正しい」とあっさり認めることができていた。最初は「こいつら風見鶏なのか」と思っていたが、そうではなく、単純に正しいことを言うやつを認めてそうじゃないことを言うやつを認めないという原理原則に従っているということなんだろうと今では思っている。自分はお調子者でかつやや頑固なところがあると自認しているが、この「I'm always on the right side」というスタンスはつとめて見習っていきたい。

・学業以外の面に関しては、LAという留学ビギナー向けの土地柄のおかげでかなり楽をさせてもらった感があるが、いずれにせよ多くの友人を作ることができ、多くのこれまで見聞きしたことない話や価値観に触れる機会を得ることができた点で感謝している。
他方、学業面と比べるとより鮮明に「もっとやれたかな」という思いがある。これまでの「新環境」と比べると「前のめり度」「失敗・恥をかいた回数」がやや不足しており、つるっと小さくまとめてしまった印象が否めない。年を取ったということなのかとも思うが、自分より2つも3つも年上の同級生がその辺しっかりできていることを見るとそれは言い訳でしかないのだろう。オリエンテーションの電柱のぼりで体得した「out of the comfort zoneに行く勇気」をより明確に意識して次の学期は、いやむしろ明日からはやっていきたい。

Thursday, December 16, 2010

嗚呼GPA

・木曜日。カンクン旅行の疲れが出てかずいぶん寝てしまった。枕元に眼鏡がないのはやはり辛いな...
眼鏡はカンクンのホテルに「あったらメールしてくれ」と頼んだけど音沙汰なし。そもそも、メールアドレスがきちんと伝わっているかどうか自信がない...明日また念のため電話かなぁ

・昼はお好み焼き。昨日の山頭火に引き続き日本っぽい感じで、そんなにヘルシーではないかもしれないが胃が休まる感じ。

・昼食後、Ontario Millsなるアウトレットモールへ。これまで行った3つのアウトレットモールはたまたま全てPremium Outlet系列で、似たり寄ったりのレイアウトと品ぞろえに「ここは佐野プレミアムアウトレットか...」と多少辟易していた。だが、今回言ったOntario Millsは運営会社が異なるようで、レイアウト・店ぞろえ等色々様相が異なる。新鮮さもあってか、自分はここを気に入ったのでまた行ってみたい。

・今日までで一学期の授業の成績が出そろった(プレゼンの授業は来学期に引き続くので、それ以外の統計・ファイナンス・マーケティング・会計・経済)。期末試験は中間試験より難しかったようで、中間試験がそれほどよくなかった統計や会計も一応挽回したと言って良さそうな成績になった。他方、参加点が考慮された経済とマーケティングが良くなかったので、来学期はもう少し発言を頑張ろう(でも、個人的には、この参加点というシステムは好きになれない。やるならせめてその採点基準を明確にしてほしい)。

結果としてのGPAは、学部時代のそれと比べたらまあずいぶん立派な数字。しかし、まあ学部時代も必修だけだった後期課程の最初はこんなもんで選択科目になるにつれGPAが低下していったので、おそらく今回もそういう展開になるんだろう。GPAに一喜一憂するのも嫌いではないが、GPAよりは知的好奇心を優先させた履修計画を立てていきたい。

Wednesday, December 15, 2010

カンクン旅行

3泊4日でカンクンに行ってきた。以下はそのダイジェスト:

(初日)
・朝4時起き。眠い目をこすりヒルトンのValetパーキングに車を預けた。一泊11ドル。ホテルの入り口で全てのやりとりが済んでしまい(地下駐車場に入れに行く必要がない)、すぐ来るシャトルバスに乗ってチェックインして搭乗。Valetじゃない駐車場料金と一日当たり1ドルしか差がないので選んでみたがこれは便利。
・ダラスでの乗り換えを経てカンクン到着。カンクン空港はメキシコ人で溢れかえっていて熱気に溢れている。当たり前かもしれないが、皆スペイン語と英語のバイリンガル。別に学があるように見えない普通のオッチャンもそうなので感心しきり。
・ホテルはフロントの捌きが悪く受付を待つ人で行列。全く行列が解消されないでいると、従業員が近くにあるバーからカクテルを作って持ってきた。この「お茶の濁し方」にメキシコクオリティの予感をもった。
・ホテルも従業員がやたらたくさんいる。客と同じくらいいるんじゃないか。とはいえ、皆陽気だし礼儀正しいし、アメリカよりもサービスのクオリティが高い気がする。

(2日目)
・ホテルのビーチとプールを中心にのんびり。気温は高くなかったが水温が高く海水浴は一応できた。
・昼飯はホテル内の和食レストランにてまさかの寿司。うーん、こんなところまで来て寿司食べなくても良かった...というクオリティ。
・All inclusiveなのでビュッフェでちょっとデザートをつまんでみたり、バーでカクテルを頼んで昼からほろ酔いしてみるなどプチ贅沢気分。
・夜は暇つぶしにバスに乗ってショッピングセンターへ。バスがいかにも途上国っぽいワイルドな感じで面白かった。帰りは自分たちのホテルをスルーされて焦ったり。
・ショッピングセンターにて初めてHooter'sを見かけたが、客の入りも悪いし寒いからか、売り物のはずの店員は皆防寒のためジャージを着ており全く面白くなかった。さらに言えば店員のクオリティもさほど高くなく、、、
・ショッピングセンターにて久しぶりにWIFIゲット。大学のHPにて成績をチェック。唯一更新されていたマーケティングの成績がしょぼくてテンションダウン。旅先で成績チェックはやるものじゃないな。昨年のTOEFLの成績に一喜一憂していたころを思い出した。
・それにしても、外国人で自分たちのことを中国人と勘違いする人は皆無で、皆日本人と見分けてくるのはなぜだろう。

(3日目)
・午前中海水浴をした後、午後は近隣の島に行ってみた。ホテルからバス15分くらい、その後フェリー15分くらい。往路は調子に乗ってフェリーの屋上席に座ったらカリブ海の海風がとんでもなく強くて死ぬかと思った。
・で、島。観光地っぽさとワイルドさが同居している感じ。島内での移動手段がタクシー/スクーターレンタル/ゴルフカートレンタル/徒歩と言う感じだったのでゴルフカートをレンタルしてみた。どういう法規制になっているのかしらないが、公道上をゴルフカートで走る我々をタクシーがビュンビュン抜いていくという状況はけっこう怖かった。
・往路も復路も、スペイン人のダブルカップルと一緒だった。そのうち一組のカップルがすごくて、船上でもどこでもブッチュブッチュやっている。キスをやめたかと思ったら二人なかよくタバコプカプカ。どれだけ口を暇にするのが許せないのかと。でもおしゃれだったので絵的にサマにはなっていた。

(4日目)
・3:30起きでアメリカに「帰国」。帰路じゅう娘が泣きわめき親子共々(あと、周りの乗客も)披露困憊。
・飛行機内でWIFIが使えておどろき。そうか、こういうときのために飛行機モードなるものがあるんだな。
・妙に日本的なものがなつかしく、買い物がてらMitsuwaの山頭火でラーメンを堪能。
・なぜだか自分の眼鏡がない...部屋に忘れたのか?10年使うという建前で奮発したんだけどなぁ、、

カンクン前夜

本日カンクン旅行から帰ってきたので、これからぽつりぽつりサボっていたところを穴埋めしていきたいと思う。

とりあえずカンクン前夜:

・サンタモニカにてFarmers' marketを冷やかす。オレンジや生ガキなどおいしそうなものもいくつかあったが特に何も買わないまま終わってしまった。

・ファイナンスの成績が出ていたが、テストスコアはNot Availableのまま。クラスメートに確認したところ、正式なものかどうかよくわからないとのこと。うーん、、、とりあえず判断は保留しておこう。

・今更ながらUCLAの成績システムについて勉強してみた。①A+あるいはAはクラスの上位2割まで②A+~A-でクラスの45%まで③少なくとも10%はB-以下 とのこと。
ってことは、
-クラスの上半分になると、だいたいA-とかたまにAあるいはA+に
-クラスの半分以下になると、だいたいB+になる
-あまりに出来が悪いと、B-以下になる
以上を踏まえると、GPAは基本的に3.3(すべてB+のときのGPA)を下回ることはないということだろう。厳しいようであら不思議、ほぼ100%、自分の学部時代のGPAより高いGPAを獲得できそうな見込み。。。本当に日本の成績システムとは相場観が異なるなぁ。

・夕方は暇つぶしに打ちっぱなしへ。購入したユーティリティを試す。練習場のメダルがなくなったので筋トレのつもりで素振りをしていたら、同じ学校の先輩と遭遇。金をけちって30分素振りしていたところを見られてないか多少心配しつつも、しばしカンクンやゴルフ談義に花を咲かせた。その後夕飯の時間になったので帰宅。ご飯ができたから帰宅とかって何か小学生みたいだな。

・で翌日早いのですぐ寝た。

Friday, December 10, 2010

冬休み開始

・昨日で試験が終わり、いざ冬休みが始まった。とりあえず初日は、試験を頑張った自分にご褒美という整理で(じゃあ普段のゴルフはどういう整理なんだろう)いつものメンバーとRobinson Ranchというところでゴルフ。

・今日はメンバーの一人のスケジュールの都合上午後スタート。最近の日没は5時位なので、今日はちょっと18H回るのは難しそうだなと思っていたのだが、思いがけずたったの3時間で18Hと「あと9H行けるんじゃないか?」というくらい早いペースで回ることができた。というかあのゴルフ場、なんであんなに空いていたんだろう...

・ところで実は、試験期間中の鬱憤晴らしもあり、また安かったこともあり、今日のラウンドのための秘密兵器としてユーティリティクラブ(アメリカではHybrid Club)をAmazonで購入していた。ポチっとしたのは一週間ほど前だったのが、とにかく荷物が来ない...で、今日ゴルフから帰ったら玄関にクラブが届いているあたり、世の中本当にうまいことできているなぁ。
秘密兵器でバシューン→一緒に回る友人びっくり→帰宅後のビールがうまい というシナリオを想定していたのだが、秘密兵器が秘密のまま終わってしまった格好。そういえばビールも飲んでないな。

・さていよいよ明日から本格的に冬休み(今日は?)。個人的には読書とゴルフに耽溺したいんだけど、それだけだとかなりKYな気がするので、もう少しアクティブな方向でも色々やってみたい。

Thursday, December 9, 2010

Road to Cancun (4) yes, it's finished!

・期末試験も最終日。さあいよいよカンクンだ!

・今日は経済学の試験。試験は最初の一問目がかなり難しくかなり面食らった。仕方ないので20分間頭を悩ませた末に2問目から始めることにした。2問目以降はそれほどトリッキーな問題はなく(見直しの時間がなかったのでできているかはほとほと自信がないが)最後にちょちょっと1問目を埋めるだけ埋めて試合終了。入学当初は楽勝科目と高をくくっていた経済だが、下手すると受講科目の中で一番出来が悪いかも。。。風邪のせいにしちゃおうかな

・その後はクラスメートと昼食。
たまたまそのとき学校当局から来学期の班に関するメールが来て、一緒に食事をしていたA君が来学期同じ班になることが判明してひとしきり盛り上がった。彼はマッキンゼーから社費できているアメリカ人(UCLAにはBCG出身者はゼロ、マッキンゼー出身者も5人くらいしかいないはずので、かなりレア度が高い)。就職活動をしない分きっちり他の活動(イベント、チャリティ、勉強会等)に情熱を注ぐことができているアツい男。他にももう一人、クラス内でもかなり切れるという評判を形成しつつある中国系アメリカ人のJ君(こないだまで一緒だったJ君も、別の意味で切れてたが)が同じメンバーに。楽できそうでラッキーという反面、自分の居場所・役割を確立するのに苦労しそうな予感も少し。。。

・その際知ったのだが、たったの3か月ではあるが、クラスメート内で評判というものがそれなりに形成されているということがわかった。誰は就職活動のときに非協力的だからダメだとか、あいつは切れるとか。。。もと同じ班のJ君も当然にその異名が知れ渡っていたし。その点、自分がどれだけ評判を形成できているかと思いを馳せると、おそらく評判も何もない空気に近い存在になってしまっているのではないか、悪名がとどろく方がある意味まだましなのではないかとやや危機感を持った。

・その後トリップのミーティング。このミーティングをセットした後に知ったが、今日は試験最終日なので実に色々な飲み会があった。それをすべて不参加にしてしまったのがやや残念。でもまあ夕方にジャパンクラブの忘年会がある(がそれも日本なんだよな。。。)

・ジャパントリップ。各社から見積もりが出てきていることを受けて、懸案の問題であった「広島に行くかどうか」について改めてみっちり議論できたのが個人的には面白かった。今日だけでも十回以上「ぐぬぅ、なるほど、それは納得せざるを得ないな」と思わず納得させられてしまう切れるコメントが出てくる出てくる。本当は「議論が面白い」なんて言ってる場合ではないのだが、とても刺激的だった。

しかしそれにしても、一応Co-chairと名乗ってはいるが、「マーケティング関連」とか「グーグルカレンダーにスケジュールを共有」とかいった個別的な作業こそやってはいるがそれ以上のことは全然できていない。しっかりしているメンバーにおんぶにだっこ状態になってしまっている感じで、これじゃただの事務員じゃないかと。。。

Wednesday, December 8, 2010

Road to Cancun (3) Accounting

・期末試験三日目。今日は会計。出来栄えについては昨日のコピペでほぼOK,すなわち部屋出た瞬間は脳内ベースで満点→部屋出てすぐポカミスに気づく→部屋に戻れるなら・・・ といった感じ。。個人的にはこの教授の書き言葉との相性が悪く、コンセプトの理解不足というよりは題意を解釈しきれず頭を悩ませることが多かった。

・風邪が悪化。朝起きた瞬間「ああ、今日は珍しく寒いな」と思ったら自分が熱っぽかった。のどもヒリヒリ痛むし咳も出始めたし。

・試験終了後もあまり体調は改善しなかったので、帰宅後すぐ寝ようと思い同級生との昼食後急いで帰宅。しかし、つい出来心でネットサーフィンしていたら、ふとした弾みで「ゲームセンターCX」の動画ページに到着してしまい、あまりに面白くて1時間見入ってしまった。。

・そこから寝て、夕方外出先から帰ってきた妻に起こされて、なんとなく風来坊に行って、飯食って、さあこれから勉強しよう、でもその前にブログでも書くか←今ここ といった感じ。

・一点、少し気がかりなこと:
クラスメートのS君がチャリティ活動に参加していて、入院して病床でクリスマスを迎えざるを得ない子供たちにオモチャを配るという活動をしているとのこと。で、いらないオモチャかオモチャ代を寄付してくれないかという打診がクラス宛にあった。

自分は日本にいるときは寄付とかチャリティにものすごく懐疑的であったのだが、こちらに来てからは少し考え方が変わりつつある。なぜかと言われると自分でもまだ頭の整理がついていないのでそのうち書くが、いずれにせよ彼の打診に反射的に「協力したい」と思い、「じゃあお金寄付するよ」と返信した。

で今日、彼にお金を支払ったのだが、どうやら自分が支払ったその金額が彼の予想と比較して多すぎたようで「for sure?」と聞かれてしまった。Yes, why notと応対してそのお金を渡してその場は終わったのだが、今になってもモヤモヤ感が残っている。相場観からずれた行為をしてしまったのではないか、もしかすると自分のやっている行為は湾岸戦争時の日本政府みたいな感じになってしまっているのではないか、等々。ましてや自分は同級生の中では比較的財政状況がしっかりしている(実際はそんなことないんだけど、少なくともそう認知されているのは間違いなく、金がないとはあまり言いたくない)社費学生だし。うまく言えないが、空気読めてなかったかも、というモヤモヤ感が払拭できずにいる。

Tuesday, December 7, 2010

Road to Cancun (2) Stat

・今日のテストは統計。例のごとく「終わった瞬間には満点の感覚→帰り道の情報交換でミス発見」。中間試験で平均点に負けた残念な科目だったが、どうやら残念なまま終わりそう。せっかく腰を据えて何回も見直ししたのに、嗚呼、、

・その後は娘と公園→Trader Joe'sで買物→ビール飲んで気絶→晩飯→さきほどから慌てて明日の準備開始→息抜きでこの記事作成 といった感じ。

・先日サンディエゴで食べたオリーブが美味しかったのでTrader Joe'sで買ってみた。たしかに一個食べる分にはおいしい。しかし、瓶に入っている約30個全部を食べるとなるとちょっとしんどそう。日本にいるときもイクラとかイカの塩辛とかで同じようなことがあったような(外で食べて感動→家庭用に購入→すぐ飽きて食べきれず)…ちなみに、この手の食べ物で目下一番おいしかったのは「ばくらい」。東北のものらしいが、自分は広島でよく食べていた。あれまた食べたいなぁ。

Monday, December 6, 2010

Road to Cancun (1) Finance

題名だけ格好つけてみたが、要は期末試験中で、それが終わったらいざカンクンへ!という状況。

今日から期末テスト。怒涛の4連発(でも、高校生のときは一日3科目とかやっていたんだけど、いったいどうやってたんだろうか。。。)

今日はファイナンス。半学期の授業であり、また一応金融機関出身で証券アナリストも持っているので、「実際できるかどうかはさておき、できないと恥ずかしい」科目。難問奇問はなかった(あるいは、難しいことにすら気づいていない可能性もあるけど)ので、例のごとく「一応埋めた、あとは計算ミスがないことを祈る」という感じ。

前回の中間テストの反省「知っている知識でも、我流で解かず、一応授業で使ったフレームワークに従って解く方が結果的にミスが出にくい」を実践し、極力我流は避けた。普段だったらエクセルを使ってシュパっとやってしまうような計算も、丁寧に公式にあてはめて計算した上で検算段階でエクセルでチェック。

それにしても、このファイナンスの成績集計方法には釈然としないものがある。4割が宿題なんだが、この宿題はあの手この手を使えばほぼ確実に満点が取れてしまう。ということは、結局は6割のウェイトとされている期末試験の実質ウェイトが10割になっているんじゃないだろうか。うーんどうなんだろう

Saturday, December 4, 2010

パーティでのタブー

パーティでの望ましくない話題についての記事:

http://www.divinecaroline.com/22171/48672-10-things-talk-dinner-party
  1. 政治
  2. 宗教
  3. 子供自慢
  4. 買物自慢
  5. その場にいる誰かについて
  6. 税金・死(場を湿らせてはいけない)
  7. 子供(全くダメというわけではないが、やり過ぎはNG)
  8. ペット
  9. 自分の仕事について(文脈次第ではOKだが、やり過ぎは禁物)
  10. 自分が嫌いな何かについて(ネガティブな話は注意)

ふむふむ。
個人的には、5.と10.はついやってしまいがちなので気を付けよう。
個人的に一番アレルギー反応が強いのは9. 聞いてもいないのに自分の仕事自慢をする人がよくいるが、KYと思わずにはいられない。(他方、ある程度KYさと人としての魅力には多少の相関があるような気もするが)

とはいえ、この10のトピックを封印してしまうとつまらなさそうだなぁ。

Friday, December 3, 2010

山籠もり・ミスチル

・金曜日。思いきって図書館に5時間ほど山籠もりしてみた。たしかに勉強ははかどったが、やればやるほど、やるべきことが出てくるような感覚。
せっかくなのでiTuneでも聞きながら、と思っていたら、すべての音楽ファイルを家にある外付けハードディスクに移していたので何も聞けず。仕方がないのでその場でiTune Storeにてブラームスのクラリネット五重奏を5ドルで購入。図書館的な静謐さありブラームスらしい陰鬱さありで、非常によろしい感じでした。

・就職課の宿題で、班のメンバーのレジュメやら何やらを添削(同時に添削してもらった)。改めて驚いたのは、皆さんGPAとGMATのスコアが高く、それをちゃんとレジュメに記載している。GMAT750点とか書いてるのを見ると思わず「おーすげぇ」と思ってしまう。ちなみに自分は、GPAもGMATも、就職課のカウンセラーに相談した結果「書くほどでもない」ということで書いていない...

・帰宅後は、妻がにじやの2階にある本屋で買ってきたミスチルの新譜を鑑賞。
自分は、ミスチルは高校生くらいまで好きだったが途中で脱落。妻が好きなので一応新譜が出るたびに購入はしているのだけど、ここ数年のミスチルは完全にサザン同様すべて同じ曲に聞こえてしまうし、なんかどれもこれも壮大な感じで疲れてしまう。昔の小品的な曲の時代の方が良いと思うんだけど、消費者のニーズはこの壮大路線なんだろうか。

と、散々悪口を書いたが、ここアメリカでG6がどうとかヒップでホップな感じのものばかり耳にしているせいか、図らずも大いに癒されてしまった。聞いているうちに、学生時代のことなんかがなぜか思い出され、つい懐かしくなった。
娘もインスパイアされたようで(?)、NTTのCMに使われていた「365日」というシングルカット曲を聞いてなぜか「バイバーイ」と言いながらどこぞに手を振っていた。たしかに夕方6時くらい、日暮れ時、どこぞの家からカレーの匂いがしてくる時間帯くらいの情景にフィットしそうな曲ではあるが、娘は何を思ってバイバーイと言ったのだろうか。

Thursday, December 2, 2010

Road to Final!

・来週の期末試験を控え勉強しなきゃならんのだけど、何やら忙しく、実質勉強時間をあまり確保できないまま日々が過ぎている。明日はいよいよ図書館に山籠もりでもしてみようかしら...

・妻は無事回復。DMVの実技試験にびびっていて、合格と同時に気が抜けたと思うのは考え過ぎだろうか。Facebookに「いやー妻が風邪で大変ですわ」と何気なしに書いたら、色々な人から妙にシリアスなレスポンス(お前の時間管理はすごいとか、助けが必要だったらいつでも言ってくれとか)が来て逆に申し訳ない感じ。単に妻が風邪引いただけなんだけどな。

・他方、思いがけない収穫として、ここ数日妻の代わりを務めたことにより、娘がより一層自分になつくようになった気がする。とか書くと、自分がこれまで激務サラリーマンだったみたいであれだけど、そういうわけではなく時間はいくらでもあったのに妻に子育てを押し付けていただけと言う方が適切だろう。昭和っぽくていけてないなぁ。

・最近Expedia君やらバンカメ君やらに電話する機会が増えているが、思うに電話が最高の英語力向上ツールな気がしてきた。日常のクラスメートの会話と異なり、目的(予期せぬ口座ロックの解除とか、旅行の予約とか)を果たす必要があるので「聞き取るぞ」という気合の入り方が違う気がするからだ。渡米当初は「可能な限りe-mailあるいはオンラインチャットで対処して、極力電話はしない」という逃げの姿勢だったが、これからは可能な限り電話を多用してみようかと画策中。

・本当は色々書きたいことがあるのだが、そんな暇全然ないし、そんな暇ができたらむしろゴルフに行ったり飲み会に行きたいし...かといって、更新をさぼると、この期間に自分がやったことや考えたことが全然記憶・記録に残らないし...とか考えているうちに、何を書きたかったかも忘れていき...とズブズブの悪循環モード。とりあえず備忘としてメモだけ残しておく。

-オロチョンラーメンに行きたい
-年末パームスプリングス旅行。予習しなきゃ
-冬休みに読む本を買いたい(Mitsuwaにゴルゴ13の最新刊があったのだが、買うべきか帰国まで我慢か...)
-社費留学について最近思ったこと

・国際課にて海外渡航許可証も取ったし、WSJの配達停止手続きも済ませたし、試験後のカンクン出発用意は万端。さああとはテストをやっつけるだけだ...