付加価値についてふと思ったことを、毎日昼寝している低生産性の身ではあるがメモしてみる:
日本の電化製品のガラパゴス化が叫ばれて久しいが、ちょっと前に「中国等の台頭は不可避であり、日本勢は高付加価値かを推進する必要がある」と言っていたのは同じ面々(評論家・コンサル・政府・金融機関等々・・・含む自分)なのではないのか。
ある意味、メーカーは、当時の「高付加価値化」という課題を着実に解決しただけとも言えるのではないか。なんか皆日本メーカーを単純に馬鹿にしているけど、実は、それは鏡に映った自分たちを笑っているだけなのではないだろうか?我々第三者は、現状を「メーカーが勝手に暴走しただけ」と切り捨てて本当にいいのだろうか?自分が携帯電話メーカーにいたら、ガラケーすらまともに開発できなかったのではないか。。。
・・・と問題提起を書き始めてみたが、落としどころが見つからない...まあこんなところかな:
・MBA後、金融機関にてチーム第三者軍団の一員として当事者の人々に対して御託を並べる立場の自分。どれだけその時点において提案Xがもっともらしいとしても、その提案Xの副作用が出てもおかしくないことをわきまえておこう。という自戒。
→そのくらいMBAくる前から自覚しておけよ...
・チーム第三者軍団は、単発で「ソリューション」を提示してお金もらってオシマイとせず、長期的にコミットすべきなのでは。
→取引先と5年とか10年とか付き合いを続ける銀行、あるいはPEとかならそういった長期的かつ変化するアドバイスというのもできるかもしれないが、コンサルは頼まれてナンボだから無理だろな...
・当事者の企業は、チーム第三者の言うことも聞いた方がいいが、戦況が刻一刻と変化したら適切なソリューションも変化することを(第三者がかつてアドバイスしてきたことは時が経ったら正しくなくなることもあるということを)自覚しておくべき。
→既にしてるよね...
まとまりがないけど、とりあえずメモだけしておく。