※以下単なる「俺が、俺が」という自慢なので、場合によっては読み飛ばすことをお勧めします
■ Academic Awards Dinner(学長主催の晩餐会)に参加。表彰されて帰ってきた。
・表彰されること自体もちろん嬉しいんだけど、個人的には、こういうハレの場(その辺の飲み会ではなく)に妻子を連れて行くことができたのが結構嬉しい。この辺の、仕事と家庭の距離感の近さというか二重人格にならずに済むところは、アメリカで自分が好きなところの一つ。
・ところで自分がもらったこの賞(受賞者は数名)、ファイナンスに関するGPAと「学習意欲」で決めたとのこと(自分は多くの授業で質問攻めしまくっていたので思い当たる節はある-ファイナンスクラスだけ饒舌、それ以外はほぼマグロの2年間でしたorz)。自分のファイナンスのGPAは別にオールAではなかったので、それで多少納得。
普段さんざん米国式「総合的評価」に批判的で、日本のテスト一本勝負を応援する自分であるが、ここにきて最後に、総合評価のおかげで美味しい思いをしてしまった。。皆さん総合評価も悪いものではありませんぞ...(ぇ
※追記
「オールAではない」とか書くとなんだかとても良いみたいで自慢みたいなのだが、全然A以外もあるし、B+もあるので、おそらく表彰された人の中ではGPAは最低に近いのではないかと思われる。なので、「狙い通り獲った」というよりは、「何だか知らんが棚ボタ」というイメージが正確なところ...威張れるものでは全くありませんorz
・今日のこれでMBAに関して本格的に「終わった」という満腹感を得てしまい、卒業式のテンションが上がっていない。。妻も卒業式はそこそこに娘のバレエ教室の発表会に行くそうで...
・正直なところ、この手の賞は是非欲しいと結構真剣に思っていたので念願かなった格好。
(途中色々あって、諦めてはいたが...)
で、万一賞をもらえたら書こうと思っていたことを図々しくもここに書く。
「MBAは勉強するところじゃない」と自校他校含め多くのMBA日本人学生が言っているが、賞を取るかものすごく良いところに就職が決まるか、何かそういったものがないと、単なる痛い発言になってしまうと思う。自分の中途半端さを正当化するために環境や他人を貶める発想は、少なくともMBA的、アメリカ的ではないと思う。かねがね自分はMBAに勉強するため来ていたと思っていたので、そういう「勉強じゃないよね」と言いながら悪い成績取ったりあまり良い就職先見つけずにドヤ顔している奴らに強烈な違和感というか「お前にそんなこと言う資格あるのか」と思っていたので、僭越ながら言わせてもらった。勉強するところじゃないとして、じゃあ何するんですか、まさか外国人と酒飲んでる写真をFBにアップすることがあなたのやりたかったことですか?と言うのが自分の問題意識。別に賞を取るべきだとかアメリカで就職先探すべきだということではなくて、勉強も就職活動もそこそこ頑張っている多くの同級生の努力を、帰る場所があり金を自分で出しているわけでもない人間が偉そうに「大したことない」というのは非常に失礼ではないか、と思っている。
俺も人間小さいなぁ。。。場合によっては削除するかもしれないけど、これは2年間ずっと思っていたので一旦書かせてもらった。