Friday, April 22, 2011

Class of Chinese, by Chinese, for Chinese

木曜日。なんやかんやあって忙しいというのは過去2週間にわたって書いた通り。今週は普段レクチャーするだけの国際金融でケースディスカッションがあったことからいつも以上にひっちゃかめっちゃか。

いつも受講するたびに色々思うことができる戦略論や組織論についても何か思った気がするのだが、いま一瞬忘れてしまっているので、とりあえず選択科目の中国語について書く。
今学期受講している中国語は、前学期の続編にあたる。基本は押さえているという前提で、金勘定の仕方とか、レストランでの注文の仕方とか、商談の仕方(?)とかを学ぶのが今回の主な内容。

自分は前回の"中国語その1"の授業がかなり気に入っていた。主な理由は
- 少人数授業(15人ほど)で先生の対応がかなりきめ細かい(自分の名前を憶えてくれるだけでなく、自分の発音の癖まで知ってくれる)
- 2年生の日本人学生がいたので、まあ居場所もある
- 周囲も皆初心者なので、自分の下手があまり気にならない
といったところ。

しかし、今回の"中国語その2"、同じなのはクラスのサイズだけで、それ以外はちょっと様子が異なっている。

- まず、日本人が自分ひとりになってしまった。でもまあこれについては、最初の秋学期と冬学期で多少は揉まれたのでもうあまり気にならないのでよしとしよう。日本人ではないが友人もいるので、グループを組む相手がいなくて疎外感とかそういうことはないし。むしろ、ある意味日本人がいない方がしっかりできる側面もあるし。

- 微妙なのは、参加者の半分以上が中国系学生であること。「広東語は話せるがマンダリンも覚えたいので履修したアメリカンチャイニーズ」とか「ピンインに自信がないアメリカンチャイニーズ」とか、さらには「ぶっちゃけ喋れるけど、まあ、ねぇ、わかってよ、テヘ」という普通に台湾から来た学生もいたり。要はどこかで「中国語の先生は楽勝」という評判が広まってしまったようで、卒業のため楽に単位を取りたい中国系2年生がけっこうな人数集まってしまっている様子。

その結果、本当に中国語初心者としてもがいているのは自分を含め高々4,5名で、残り十数名の中国系学生は「ピンインを覚えるため」とか「広東語との違いを理解するため」とか「楽にAを取るため」とかのために受講している状況。先生も状況をなんとなく把握しており、そういう中国系学生とは普通に中国語で会話している。。

中国語も英語もペラペラな先生と、両方ペラペラな生徒達と、両方カタコトの自分。なかなかのアウェー感があるが、一応教授もそういった中国人学生も自分のような初心者に配慮してくれているので、今のところ何とか受講を続けられている。この授業はABCか可/不可を選べるので、可/不可でよいので自分のペースで楽しめればいいのかなと多少目線が低下してしまってはいるが。。

まあでも、ファイナンスについて一通り基礎知識があるのにファイナンス関連の選択授業を取っている自分も、一応「知識の深化・洗練を図りたい」という言い訳はあるとはいえ、あんまり人のことを言えないのかもしれないけど。