Wednesday, August 31, 2011

嗚呼晩亀、あるいは大学事務局

久々に決済関連で落とし穴にはまった件。。

○9月から始まる新学期の学費の請求が来た。曰く、今回から決済方法だか決済システムだかに変更を行ったとのことで、インターフェイスやら何やらが細々と変わっている。

で、改めて口座情報を登録せよとのことだったので、指示に基づき口座情報を入力した。で、入力した口座情報を用いて決済。eCheckなるものを使った形になっている模様。しかし、数日後にいつまでたっても口座から現金が減らないことから再確認したところ、あら残念、エラーによりeCheckが返却されてしまったとの表示が出ている。で、eCheckが返却されたことに伴う手数料なるものが追加的に25ドル上乗せされて、改めて学費が請求されている。

言われた通りに口座情報を登録してエラーとはどんな罠やねんということで、早速学校とバンカメに問い合わせ。学校は「ちょっと時間をくれ」と即答がなく現在に至っているのだが、バンカメ曰く、本件はオンライン決済であることからRouting Number(銀行支店コード)はチェックに印字されているチェック用の番号ではなくオンライ決済用の別の番号を入力するべきであったとのこと。なるほど、だとすると、自分の情報登録には誤りがあったことになる。でも、それは、学校のウェブサイトで「チェックの左下に印字されている数字があなたのRounting Numberなのでその数字を転記すること」と書いてあったからそれに従っただけなんだが...

どんな引っかけ問題やねんと愚痴を言いつつも、オンライン決済用のRouting Number(オンラインバンキングにて参照できる)を使って口座情報を再登録して支払を再度行った。今度はうまくいっているといいのだが..しかしそれにしても、大学の経理課だか学費課だかなんだか知らないけど、今回の対応には非常に不満がある。まず、お前らが言った通りにRouting Numberを入れたらバンカメに「You間違ってるよ」と言われるとはどういうことか。それとも何か、オンライン決済だけRouting Numberを使い分けているのはバンカメの個別事情によるものであり、UCLAに瑕疵はないのだろうか。現時点では2回目の支払が成功しているかどうかもよくわからないので何とも確かなことは言えないが、とにかく気持ちが悪い。加えて、1回目の支払に失敗したという情報も自分が偶然再確認することがなかったら判明が遅れていた可能性が高い。決済ができなかったのであれば、どうしてその旨連絡してくれないのだろうか。

まだ決着を見ておらず、かつUCLAの言い分を聞いたわけでもないので断言はできないが、つくづくUCLAの事務方の対応はいけてない。学費しかり、留学生対応しかり、MBA教務課しかり...教授やTAといった個人対個人でやりあえるカウンターパーティの場合はフレキシブルというか普通のやり取りができているが、こと話が組織とか事務方となると、対応が遅い/返事がない/不確かなことを言われる/対応がころころ変わる/たらい回しにあうなど官僚組織でありがちなトラブルが全て起きている...こんなしょぼい組織が、果たして私費学生の就職のサポートや入試事務などを本当にしっかり執り行うことができているのか本当に不思議。

結局、eCheckが返却されてしまったことに伴うコスト$25は、きっと自分が負担する羽目になるのだろう。言われた通り作業したのになぁ。。。嗚呼

Monday, August 29, 2011

Miscいろいろ

○最近なんだか自分のブログのアクセス数、あるいはアクセス者が妙に増えてしまっている件...いいような悪いような。特にG先生経由での来訪が多い。すっかりweb世界に捕捉されてしまっていることの恐ろしさよ。

○MBA友人のインターンやってきました系のブログ記事がどれも面白くてつい見入ってしまっている。皆それぞれに色々な学びがあったようで、しかもそのエッセンスをただで共有してくれていて、気分だけ味あわせてもらうことができてラッキー。あと今年からのMBAの人のサマースクール奮闘系も、数はあまりないけど面白い。
→これを読んでいる人で、インターンとか面白い経験したのにブログ更新さぼっている人!更新楽しみにしてます

○先日のゴルフで激減した体重がたったの2日で戻った件。戻ったで済むならいいけど、そこからさらに上を窺う展開とかにならないことを祈る

○そろそろ(といってもあと半月以上後だけど)学校が始まる。学費が結構上昇していて、社費で単に一瞬立て替えるだけの身とはいえ結構腹が立った。どこぞで、大学教育あるいはMBA教育により人が得られる追加的な所得はかなり大きいので学費の高さは正当化されうるといったレポートを見たことがあるが、ほんまかいなぁと愚痴をこぼしたくなる。少なくともMBA教育から得られるリターンはどんどん低下してそうな気がするのだが、インフレ率以上のスピードで値上がりすることの正当性はどのようにすれば説明されるのだろうか。

Saturday, August 27, 2011

2連戦

めぐり合わせで2日連続ゴルフ。もともと結構日焼けしていたが、ますます焼けてしまった感じで、海に行った翌日みたいに肌がひりひりしている。

○その1
・友人の一人が駐在を終えて日本に戻ることになったとのことで、その米国ラストゴルフのお相手を急遽拝命。前夜に予約を入れて2人でちょっと北の方にあるゴルフ場へ。そこは谷あいにあってかなり暑いことが懸念されていたのだが、幸いなことに雲が出ていて直射日光がなく、わりあい涼しく回ることができた。ゴルフ場もがらがらで、4時間弱であっという間に18H回りきることができた。内容も、人生初2連続バーディーを取れたりして、結構良かった。

で終わった後は一旦解散してからお互いの家族を交えDin Tai Fungにて小龍包食いまくり。同じ場所にあるJJベーカリーで色々パンやプリンなども買い込んでご満悦。なんと雪苺娘のようなお菓子があり(その名もStrawberry Mochi)日本ではかなりの雪苺娘ファンであった自分は狂喜乱舞して頂いた。

総じて、とても楽しい一日となった。

○その2
・大学の同窓会ゴルフ。自分のような若手世代半分、LAに永住しているおじいちゃん半分(プラス、若干名の壮年世代)といった感じのメンバー。誰かおじいちゃんの一人が近所にでも住んでいるのか、ずいぶん遠いゴルフ場が会場。しかもコースがトリッキーで且つせま過ぎて全然楽しめない。「チャレンジングでいい勉強になりました」というのとは違って、単純にひねくれすぎていてつまらないという感じ。さらに悪いことに暑すぎた。たぶん40度を超える気温で完全無風、雲もあまりなく直射日光受けまくり。給水所や売店もあまりなく、ただカートで移動しているだけなのにゼーゼーハーハー言ってしまう感じ。自分もかなり身体的な限界を感じたが、一緒に回っていたおじいちゃん達もかなり参っていて、結局1人が途中で足を痛めてリタイア、もう1人もラインも読まず適当なゴルフになってしまっていた。おじいちゃん達から何か面白い話でも聞けるかとも思ったが、残念ながらそんなこともなかった。いかんせんもう引退していて余生モードだからか、オレンジカウンティのコンペのオッチャン達のような面白さもない。。

本当にタフなコンディションで、ラウンド中かなり水分を摂ったのにラウンド終了後ビールを飲むまで一度も尿意を催さず。汚い話だが、ゴルフ場を出る前に用を足したが、水分のかなりの部分が汗として出てしまっていたようで、びっくりするくらい濃度が高そうなものが出た。朝一のよりももっと濃いといった感じ...また、帰ってシャワーを浴びてからなんとなしに体重を測ったら、前日比で2kg体重が減っていた...まあ飯食ったら1kg近く戻ったので主には水分不足が原因だったのだろうけど。

なんというか、昨日のゴルフ場がクソすぎて昨日会った人やら出来事やらが自分の中で必要以上に悪い方向にバイアスがかかってしまっている可能性が非常に高いのだけど、全体的にあまりいい印象も得られず、次回は参加したくない感じの会であった。もし自分が学生時代ゴルフをしておらず、社会人になってこんな感じの社内コンペとかからゴルフを始めることになっていたら、おそらくゴルフのことを毛嫌いしていただろう。

といいつつ、スコアも前日比9打も増やしてしまったのだけど、ゴルフの内容は割と良かったような気がしている。狭すぎるコースのせいでナイスショットがなくなってしまうという感じの悲劇も多々あったが、アプローチとパットが良かったのでなんとかなったかなという感じ。寄せワンとか、寄ってないのにワンパットとか、割とそういうのが出てくれた。このコースにしては上出来と思っておきたい。ただ、アップダウンとかドッグレッグとかが多過ぎて、打つ方向に真っ直ぐ構えることができなくなってしまっている感覚があるので、矯正というか修正しないと次がやばそう。。

(追記)

この2連戦後、サンドウェッジのシャフトとヘッドの接合部分、たしかネックセルというのかな、が緩くなってしまっていることに気が付いた。普通びくともしないようになっているのだが、くるくる回る(涙)。ヘッドが飛んで人の頭にぶつける前には買い替えなくてはならないという言い訳のもと、eBayにてウェッジを急きょお買い上げしてしまった。これまでとはかなり形状の違うものを買ってしまったが、さてどうなることか。しかもきっとアプローチウェッジも近いうちに新サンドウェッジと同じものにしたくなってしまうのだろうな。。

Friday, August 26, 2011

キャリア観()

○夏の自由研究その1(その2以降は塩漬け...)が佳境。改めて、これまでわからなかったことがわかるようになった快感のようなものを味わっているところ。で、そんなことをやりながら自分のキャリア観(?)についてちょっとだけ考えてみた:

・やはり知的刺激こそが自分にとってone of the best rewardsだ。人によって仕事に求めるものは異なると思うが、自分の場合は知的刺激だ。知的刺激が得られるような環境に居続けたいという思いはこの留学を経てますます強まった。願わくば「自分の知的刺激を刺激するようなチャレンジが続々と現れて、それを四苦八苦してやっつけると、報酬やらディールメイキングやらが結果としてついてくる」という感じになるといいと思う。
*といってもそこまで頭がいいわけでもないので、アカデミックな世界でやっていこうという勇気もないのだが

・MBA的キャリア観のようなものは正直言って嫌い。仕事はあくまで人生の一部であるべきで、仮にそれがどれだけ楽しくてRewardingなものであっても、のめりこんではいけないものだと感じている。
ただその一方で、だからといって仕事をあんまりおざなりにしてしまうと、知的刺激を探求し続けられる可能性が低下してしまう。仕事は人生のone of allでしかないが、一部分である以上楽しめるようなものであって欲しい。向こう5~10年程度は特に努力せずともチャレンジングな仕事に出会える気がしているが、40代・50代、あるいはそれ以上になっても楽しいと思える仕事に出会えるようにするためには、あまり斜に構えて仕事を倦厭していては駄目だ。仕事以外の諸々が浸食されるほどには仕事しないというバーだけではなく、楽しい仕事(自分にとっては知的刺激の得られる仕事)と出会い続けることができる程度には仕事も頑張らんとな、と言う感じでうまいこと自分の仕事っぷりをバランスできると良いなと思っている。

また随分とりとめない感じになってしまったが、これとか他の記事とかがベースとなり、将来的にもうちょっとまとまった文が書ければと思う。

Tuesday, August 23, 2011

空気嫁

○まず実例から:

・先日、とある会合を控え、リーダー役の方から補佐を依頼された。資料に目を通し、依頼された作業について勉強してみた。

・その結果、自分が指示された作業には相応程度の非効率性が残っており、やり方を変えることでかなり効率化が達成できるという感触を持つに至った。

・他方、そんな非効率が改善されないまま残っているのはおかしいとも思った。おそらく、そのやり方を温存することがが正当化されるような、効率性とは別の理屈が存在するのだろうと察せられた

・しかし、「きっと現状が最適なバランスであり、改善を打診するのも野暮だな」と心を殺すことができなかったので、リーダー役の方に「XXXというやり方に改めれば効率化が図れるがどうか」と空気を読まず打診してみた

・そしたら、やっぱり、「XXXという事情があり、非効率は承知しているが今のやり方のままで通している、理解してくれ」という反応を頂いた。その説明が十分合理的であったので、現状のやり方で引き続きやることとなった。

・別にいい大人なので人間関係にひびが入ることはないが、自分はちょっとだけばつの悪い思いをし、場を収めるために「それは失礼しました」的なメールを一本打つことになった

○で、そんな行動をとった自分をどう総括すればよいか思案しているところ。もっと空気を読むべきだったか否か。

で、以下が今のところの仮説:

①今回で言うところの「XXXという事情」のような、「自分が思ったこと以外のロジック」があること、考えるべき論点が複数あることについて思いを馳せることは重要。その点においては、空気(=他人の考え方、自分の考え方以外の考え方)を読むことは重要だと思う

②で、思いを馳せた結果具申するのかしないのかだが、やっぱりしてよかったんじゃないかと考えている。具申した結果、既存のやり方は今一度その正当性を試されることになった。その結果、既存のやり方がよりよいやり方に改善されるか、既存のやり方の正当性が再確認されるか、いずれにせよ(自分がちょっとばつの悪い思いをしたこと以外)誰も何も失っていない。この意味においては、空気を読まず敢えて現状にチャレンジしたが、ばつの悪い思いをしたがそれでも結果オーライと考えたいと思う

なんというか、自分は空気を読めていたのかどうかという点において、やっぱり空気は読めていたんじゃないかと
。自分の行動はそんなにピントを外していないと、今のところは自己正当化している。上手く言えないが、空気って、「自分の考え方以外の考え方があるんじゃないかと想像する」という意味ではきっちりやるべきで、「その場の雰囲気」という意味ならあんまり気にしない方が皆のためじゃないかしらと、本件で自分の考え方を再整理することができた次第。客観的に正しいというか、自分の主観が整理されただけだけど。

①自分の考え方以外の考えに思いを馳せることもしていないくせに、②場の雰囲気を壊すようなことを言うなと諌めてくる人
とかも、そういえばいるような。そういう人に限って空気読めとか良く言ってくるんだよなぁ、なんてね。

*留学に絡めると、①の「自分の考えが絶対無二というわけではないことに対する知覚」は、留学で結構身に着けることができると思う。②の「場の雰囲気」という点では、アメリカ人も結構空気を読んじゃうので、こちらについては多少の意識や覚悟がないと、留学しているだけで自然に身に付くということはないかも。まああくまで主観だけど

Saturday, August 20, 2011

良し悪しではなく、深いかどうか

○オレンジカウンティの人々のゴルフに参加。今回も前回同様色々な人の話を大変面白く聞かせてもらった。そしてこれまた前回同様、ここ最近の好調が嘘のようにへろへろのゴルフ。

○ゴルフ場は家から70マイルくらいあって、LAゴルフライフ的にはかなりの遠出。日本で言うと、距離だけで言うと東京-矢板間くらい。しかし、首都高のようなややこしい道路もなく、全体的にほぼ直線だけのルートなので
、体感としては東京-鹿沼間くらい。あまり変わらんか。。しかもクルーズコントロールがついているので、アクセルを微調整するのをさぼることもできて、これがまたストレスを軽減してくれる。夕方とかたまに渋滞していることもあるが、それでもここ米国の運転環境は日本と比べると格段に素晴らしい。

○ゴルフの敗因は、なんか前にも反省したことがあったような気がするものばかり。
・スタート前に練習しすぎた→始まる頃にはヘロヘロで、しかも何かスイングが微妙に狂ってしまった
・直前の練習で「これまでやったことの再確認」にとどめるべきところを、つい「普段あまりやっていない珍しいこと」までやってしまった(フェースを開いての上げるアプローチとか)→スイングが狂ってしまい、本番では普段できていることまでできなくなってしまった
等々。
・精神的な面では、年長者とのゴルフ(あと、麻雀も)で実力が発揮できない傾向があるように思われる。これは年長者とのゲームをこなすことで精神的に馴らしていくほかないかもしれない。もしかして年長者以外とのゴルフでも実力が発揮できていない、あるいは実力がそもそも自分のイメージより低いってことかもしれないけど。。

○今日も色々なおじさんと話をしたが、拠点(自分→日本、皆さん→オレンジカウンティ)、仕事(自分は金融機関の末端社員、皆さんは主に小~中規模企業の経営者または自営業、たまに駐在員)等色々な面で自分と違う世界感を持っていて、聞く話の一つ一つが実に面白かった。MBAの同級生の方がキャリアが似ていて違和感が少ないかもしれない。そんな、おそらく経済的に成功していてゴルフも上手なおじさん達に「へえ君は東大か、すごいじゃん」とか言ってもらうのだが、なんというかとてもシュール。。

・聞いた話の一つで結構「これは」と思ったのは、「営業マンは、顧客に悪い印象を与える方が何も印象を与えないよりずっといいのだ」という話。悪い印象を与えるようなことをしても後日適切に謝罪等をすれば状況はカバーできるし相手に強い印象を残せる一方で、何も印象を与えなければ何も話が進まない。大事なのは良い方向にせよ悪い方向にせよ何かしら深い印象を残すことで、浅い印象しか残さないのが最悪。という話であった。

なんというか、自分は今のところ、後者的な人間(悪印象を与えないように努めている)を志向していた。キャラ薄い方が良い、と思っていた。
*「うそつけ」等々の批判は便宜上スルー

具体的には、
*余計なことを言って気分を害するかもしれないくらいならいっそ何も言わないようにしていた
*大学に入ってすぐ、何件か舌禍というか「お前そこまで言うか」と非難されて、「思ったことをそのまま言っては角が立つんだな」と考えさせられたことがあった
等々。

しかし、このようなことを聞くと、自分のスタンスの是非についてちょっと考え直したい気持ちになってきた。なんというか、「敢えて踏み込む」ことと「踏み込まないようにする」、アクセルとブレーキのバランスについて、もう少しアクセルを踏む方向に自分のスタンスを巻き戻した方が良いのではないか。そんなことを、帰りの車中でふと考えた。ゴルフの「あそこでああやっていればなぁ」という反省と行ったり来たりでそういうことを考えていたので、帰りの車中は体感的にはほとんど瞬間移動のように感じられた。

まあもちろんキャラの濃い薄いというのは相対的なもので、ある集団においてはキャラの薄い人がまた別の集団では濃いキャラを発揮できているということは往々にしてあると思う。でもまあ、いずれにせよ、打ち上げの店でたまたま自分の隣に座った「お姉ちゃん」は自分のことをキャラ薄いやつと思ったことだろう...

Thursday, August 18, 2011

ハリウッドボウル再び

旅行後数日、なんてことのない日々。

○早朝ゴルフに行ったら、一緒に回ることになった韓国人にあてられてしまった。
・最初、こちらが英語で話しかけているのに、元気いっぱいアンニョンハセヨと言ってきて、その後韓国語で話を始める。日本人と伝えるとやっと英語に切り替えてくれたが、かなりの片言。
・なんか距離感がないというか、いつも自分あるいは他の人に近い。気が付いたら自分のクラブをバッグから取り出して品評していたりとか。
・下手なのに教え魔。
なんというか。。。疲れた

○ふたたびハリウッドボウルへ。今回は第九を聞いてきた。
・行きのバスが、405→101と行けばよいものを、なぜかハリウッドを横断するような下道ルートを選択。で案の定始終渋滞につかまり、30分でつくところを90分かかって疲労困憊。
・いろんな人が、ハリウッドボウルで食事したり酒飲んだりしながら楽しんでいる様を見ると、アメリカの豊かさのようなものがしみじみと感じられる。日本だってコンサートとか食事とかあるけど、0.5ゲーム差くらいでアメリカ人の方が楽しい時を過ごすのが上手いような。
・肝心の音楽は、そもそも長い第九をかなりゆったりと演奏していたのでかなり冗長に感じられてしまった。おかげで合唱が始まったときの「ああ、やっとここまで来た」的な達成感は普段より多めに味わえたようにも思われるが。。。それにしても、第九はベートーベンの最後の交響曲であり合唱までついていることから、必要以上に重要視されてしまっているような気がする。大作であることは認めるけどそこまですごいかね?という疑問。ロシア小説ではないが、やりたいこと・伝えたいことを妥協なしに全て盛り込んでしまっていて量が多過ぎるという感覚。。

○先日ドライバーを買ったばかりではあるが、衝動でもう一本買ってしまった。。
道具オタクとしては、日本では高かったり入手困難だったりする中古ながらも名器と呼ばれているようなクラブが100ドル前後で簡単に入手できてしまうのがたまらない(という言い訳)。しかももう2,3本欲しかったりして。。

Monday, August 15, 2011

アトランタ(4)

アトランタ最終日。

○まず朝はキング牧師の記念館を訪問。ここアトランタの黒人コミュニティはキング牧師が牧師としての仕事をしていた故郷とのこと。キング牧師は高校の英語の授業で「I have a dream」スピーチを聞いたり読んだりして以来だが、改めてその当時の黒人の置かれた状況の悲惨さや彼の業績を知り驚かされた。なんというか、今自分が住んでいる(平和な)アメリカは、当時の公民権運動であったり人種間対立であったり、そういうものを乗り越えた結果であり、最初から今のような状態であったわけではまったくないことを痛感させられた。LA暴動についてもちょっと勉強してみないとなと痛感。
また、白人の側にも学生などを中心に黒人の公民権運動に協力する人が少なからずいたことや、また別の白人がKKKやその他いろいろな形で公民権運動を暴力的・政治的・その他色々な形で妨害していたことやその妨害の激しさなど、より詳細な事実を学んだことで問題の重さのようなものがぐっと胃に落ちてきた。「既得権の側にいる人間がその既得権を脅かされそうになるときどれだけ非人間的になることができるのか」ということは、人種問題を超えてよく理解しておくべきだと改めて実感(自分も将来、何らかの形で既得権者となり、善であると固く信じて白人が黒人にしたようなひどいことをしてしまうこともありうるわけで。言う人によっては、企業の正社員という立場が現代日本における最大の既得権層であるという意見もあるわけだし)。

・ひとつなんとなく不思議に思ったのは、キング牧師はあれだけ多くの黒人たちをどのように統率できたのだろうかということ。黒人といっても貧富・教育など色々な点で黒人内に差があっただろうし、いまの政治ではないが「総論賛成、各論反対」みたいなことが起きていなかったことはないのではないだろうか。例えば、彼の掲げた非暴力非服従をベースとした抵抗というのはかなりラディカルであり、例えば白人に家族を殺された黒人にしてみればそう易々と受け入れられるものではなかったのではないか等々思う。あるいは、黒人の中にも既存の差別構造の中でちょっとした既得権のようなものを享受していた人がいるかもしれないわけで、そういう人達をどのように運動に巻き込んだのか気になる。公民権獲得という大義のために、考え方が微妙に異なる色々な黒人のグループが小異を捨てて団結したのか、あるいはキング牧師が何らかの手段によって黒人をひとつにまとめあげたのか、あるいはそもそも黒人がひとつにまとまっていたわけではなくキング牧師の支持者というグループが一つあっただけということなのか...
ということを思ったのは、自分の個人的な問題意識として「考え方の異なる人々の集団を、ひとつの考え方を強制するというやり方以外の方法でうまくまとめ上げ、ひとつの大きな結果を達成するためにはどうすればいいのだろうか」というものがあり、キング牧師はその問題を解決したのではないかと思われたのだ。小異を捨ててもらうことだってそれほど簡単なことではないと思うし、増してやリーダーの考え方を押し付けるやり方はムラ社会ならさておき今後チームがグローバルになっていくにつれてどんどん難しくなっていくだろうし。現時点の個人的仮説としては、「メンバーの皆が納得できて、自発的に小異を捨ててくれるような強い目標を思いつき、掲げること」くらいしか解決方法が思い浮かばないのだが、何かキング牧師から学べることがあるのであれば勉強してみようと思った次第。

・キング牧師の足跡を追っていて、いわゆる南部の州の地名がぽこぽこ出てくるのを見て、いくらなんでももう少しアメリカの地理を知っておきたいと痛感。夏休みの宿題がひとつ追加された。


○その後はStone Mountainという自然公園をちょっと見たりしておしまい。レンタカーを返して、LAに戻って。
・ある意味においてはアトランタはLAと変わらなかった。地方都市といった感じの地理的位置、ダウンタウンの雰囲気、等々。他方、ある意味においてはアトランタとLAは大きく違った。ひとつは歴史感。ダウンタウンの建物はそんなに古くなさそうだが、郊外の豪邸とか、あるいは地名にもLAのような「とりあえず有名な固有名詞を借りてきました」感がないというかオリジナル感があったし。他には人々の態度。アジア人の少なさや、外国人に対する対応、子連れの人に対する対応というあたりで細かい差が細々とあり、全体としてLAの方がはるかに住みよい印象を与えた。白人と黒人が全然交流しておらず別々につるんでいたのもかなり気になったし。まあこれは以前も書いたが、LAが良いアトランタが悪いという問題ではないのだが。。いずれにせよ、LAひとつでアメリカを知ったように語ってはいけないということを身を以て感じることができたように思っている。なんだかほんと、年を取って経験を重ねれば重ねるほど、全ては相対的かつ動的であり、物事に対して断定的なことを言うことなどできやしないということだけがわかってきているようで、実に生きづらい。。

アトランタ(3)

引き続きアトランタ。

○4日目は郊外にあるゴルフ場にて、PGA Campionshipというプロの大きな試合の最終日を観戦。主だった人々の多くが予選落ちしてしまっていて、且つ3日目終了時点での上位陣が地味な人たりばかり。ちょっとなぁ...と思ってはいたが、なんだかんだで有名人も見られたし(ガルシアとかミケルソンとか)、メジャー級のコースセッティングというものがどんなものか目に焼き付けることもできたし、かなり有意義な一日であった。しかし500y超のパー4で、池越えのグリーンで、ドッグレッグな18番は難しすぎだと思う。。ミケルソンは最終日も2打目を6番アイアンでパーオンさせたそうだが、人によっては3打目勝負と割り切り、ティーショットをフェアウェイウッドで打っている人もいた。

その他細かい感想:
・メジャーの試合で決勝に残るほど腕が良く調子も良い選手たちはやっぱり小技がすごい。バンカーに入れてもほぼ確実に1m以内に寄せるし、パットも2m以内は大体入れるといった感じ。それでも優勝スコアがたったの8アンダーなのだから驚き。
・ティーアップの高さが千差万別。普通に2cm~3cm程度(ふつう)にしている選手もいるが、結構な数の選手が1cm程度のティーアップでドライバーをかっ飛ばしていた。フェアウェイウッドでも打つのかと思ったら、その低いティーアップで普通にドライバーを300yくらいかっ飛ばしている。そんなの打てる気がしないんだけど...
・ガルシアに11番から18番までついていたのだが、ゴルフもすごかったしキャラも濃そうだった。普通プロの試合では同伴競技者のプレーに一々祝福したりドンマイと言ったりすることはないのだが、同伴競技者が難しいパーパットを入れたのを見たガルシアはニヤリとしながら相方を祝福していたり。なんだかとてもいい奴であるようで、上がり数ホールはすっかり同伴競技者とガルシアは仲良し状態。ずっと一緒に寄り添って談笑しながら歩いていた。
・相変わらずミケルソンは大人気。結局彼はイーブンパーの20位くらいで終了したのだが、彼が終わったらかなりの人数の客が帰ってしまっていた。。

○ゴルフ観戦終了後は、ゴルフ場近くにある韓国人街へ。コリアタウンのような都市型のエリアではなく、トーランスのような地方都市っぽい感じなのだが、こんな南部の街に何故というくらい大量のハングルの店があり壮観。で駐在員妻ブログを参考に入った店でビビンパとかを大満喫。娘もひさしぶりにご飯を食べることができてご満悦。

Saturday, August 13, 2011

アトランタ(2)

アトランタ旅行の続き。

○3日目は空港まで地下鉄(MARTA)で行き、空港に隣接するHertzでレンタカーを借りた。で、とりあえず駐在員奥様ブログを頼りに評判の良いタイレストランで昼食をとり、その後車でどこに行こうかと家族会議。せっかくなのでマスターズの開催地オーガスタインターナショナルがある州最東端の街Augastaに行ってみようかと思い立ちI-20をしばし走ることにしたのだが、すぐ眠くなり途中下車。そこで妻が再調査したところ、オーガスタインターナショナルは一般人の入場ができないとわかったのでダウンタウン方面へUターン。

結局思いつきで地元の名門大学であるエモリー大学へ。あまりに暑くて殆ど散策もしていないのだが、UCLAに似た感じというか、プリンストンっぽいとも言えるような、いかにもアメリカの郊外型大学といった静かでこぎれいな感じ。ここのMBAはゴイズエタスクールといういかつい名称であることだけ知っていたのだが、今回知ったことによればこのゴイズエタさんは地元名門企業コカコーラのCEOだったとのこと。地元にコカコーラ社(のみならずCNNとかDeltaとか)があり、その支援を受けているエモリーMBA、結構いいプログラムなのかもしれない。コカコーラの研究するだけでマーケティングとかずいぶん蓄積できそうだ。

その後は近隣有数の高級住宅地とされるBuckheadへ。高級住宅街なんてビバリーヒルズとかで見慣れているつもりであったが、なんというかここはケタが違う感じ。もうこれ絶対家じゃないだろ、レストランか博物館かゴルフのクラブハウスだろというどでかい建物が森の中にぽつりぽつりと立ち並ぶ様は、高級住宅地ビバリーヒルズを近隣にもつ自分にとっても改めて驚きであった。

Buckheadを見て感嘆した後は、その近隣にあるショッピングモールへ。かなりの人が入っていて大盛況。昨日の野球のときも思ったが、ダウンタウンにはたいして人がいないのに、こいつらいったいどこから来ているんだろうと不思議な感覚。でもまあLAと同じか。その頃までにかなり暑さにやられていたので、モール内にてハーゲンダッツのシェイクを買ってほとんど一気に飲み干したら、なんだかその後強烈に体調が悪化。ホテルに運転して帰るまでの記憶も朦朧としているし、部屋に戻った後も食事時なのに30分くらい気絶してしまった。あれなんだったんだろ。起きたあとも体調は良くなかったが、とりあえずホテル近くのステーキ屋に入ってみる。とりあえずシエラネバダを飲んでみたら、思いがけず体調が多少持ち直し、結局ステーキもおいしく頂くことができた。とても非日本的なステーキというか、脂っ気が少なく赤身主体の肉。もしかすると日本人の口には合わない類のものだったのかもしれないが、これはこれで美味しいような気がした。アメリカに来て一年経って、アメリカ的な食べ物に対する許容範囲が広がったような気がしていて、まあ悪くないのかなと思っている。

Friday, August 12, 2011

アトランタ(1)

アトランタ出張

○初日は午後一番くらいの飛行機に乗って、時差もあって現地に夜到着。ホテルついて寝て終了だが、時差でうまく眠れず。
・タクシーで通った限りでは、アトランタのダウンタウンもLA同様人通りが少ない感じで、あまり歩き回りたい感じではないが...駐車場が多いので、なんとなく虫食いな感じにも見える。


○2日目は市内を徒歩・公共交通機関で散策。

・まずコカコーラ博物館へ。あまり期待せずに行ったがなかなかのもので思わず感心してしまった。コカコーラ社あるいはコカコーラの歴史、これまでやってきた各種取組などを見るにつれ、MBAで聞いた話、特にマーケティング関連の話と自然に結びついて「あ、これって授業で言っていたあの話だ」というアハ体験。マーケティングリサーチに基づいて配合を変えた新しいコーラを出したら消費者の根強い抵抗にあって慌ててもとの配合のコーラをクラシックコーラとして売り出した話とかはブランドエクイティの話そのもの。あるいは、コーラそれ自体の良さを説明する広告から、コーラにあうライフスタイルを提案する広告への切り替えといった話もいかにもマーケティング的である。将来マーケティングで飯を食っていこうとしている人にとっては、このようなコカコーラ社の取り組みは古典として確実に頭にいれておくべきものなのだろう。その一方で依然として晴れない疑問は、そういったコカコーラの取り組みとMBAの授業はどのようにリンクするのだろうかというもの。ファイナンスであれば、DCFやら何やら基本的な評価手法を一通り押さえておけば、新たな企業やプロジェクトが出てきても既存理論で対応できる可能性が高いように思われる。その一方で、企業が今後直面するマーケティング的問題は典型的なものというよりは個別的なものである可能性が高く、ファイナンスと比較して「基本ツールで対処できる程度」がかなり小さいように思えてならない。コカコーラ社のマーケティング関連の取り組みをおさらいするのは当然だが、だからといってその学びはファイナンスのようにきれいに自分の顧客の問題に応用できる可能性が小さいように見える。たぶん自分がマーケティングのことを曲解しているだけだとは思うが、どうもこの気持ち悪さがMBA後一年たっても抜けない。

・その後はジョージア州立大学近くにあるハンバーガー屋へ。これまでのアメリカハンバーガートップ3を塗り替える美味しさに感動。これはまた来たい。

・次いでCNNの一般人用見学ツアーに参加。ニュース番組作成の裏側など。非常に洗練されたオペレーションに感心したが、そういったオペレーションに伴う高コストと、近時の無料動画のリアリティ・速報性・低コストといったあたりに思いを馳せると、果たしてCNNや他のテレビ局はどのようにしてその高コストを正当化し続けることができるのだろうかと少し考えた、が全然わからない。そもそも脅威にさらされているのかどうかも不明。。

・夕方からはアトランタブレーブス対シカゴカブス戦を観戦。たまたま、昨年まで監督であった名監督氏の背番号の永久欠番セレモニーに重なり、いい感じの祝福ムードに軽く感動。また、その後の試合展開もなかなかドラマチックで面白かった(HR8本くらい→カブスのピッチャーが意図的っぽい危険球で一発退場)。

・黒人がとても多い。これまで行ったことがある街のなかでもたぶんダントツ。特にLAは黒人が少なくヒスパニックが多いので、全く逆の状況にかなり面食らう。「タバコくれ」とか「券売機ではなく俺から切符買わないか」とかその手の接触が数回あり多少緊張するなど。

・アトランタは思っていたよりはずいぶん都会で国際的。調べたら、現在までに南部の中心都市としての地位を確立しているとのことで、ぱっと歩いていると日本人っぽい人も結構歩いていた。しかし、外国人特に日本人にとって超イージーな街であるLAから来た自分達は、少しではあるが外国人に対する町の人の冷たさのようなものを感じた(わざと早口でもごもごと話して、聞き返したら嫌な顔をするとか)。その辺の黒人の人たちだって結構なまっているように思うが、どうも外国人に対するスタンスはLAのように無制限に優しいわけではない感触。まあこれが普通なんだろうな。

Wednesday, August 10, 2011

Killing me softlyとか

○なぜか朝からKilling me softlyが脳裏でぐるぐるリピートしている件。どうでもいいが、「Killing me softly」を「やさしく歌って」と大胆に訳したレコード会社の人だか誰だかはいい仕事したと思う。なんちゅうか、敢えてズラしたのか、勘違いでそうなったのか、あるいは深読みに深読みを重ねると「やさしく歌って」と解釈できないこともないのか。あまり詳しくないのでどれがオリジナルでどれがカバーかもわからないけど、とりあえず個人的にはローリンヒルのが好きだが、ネスカフェのCMにも幼心ながら萌えた記憶が。

→リンク

○今日は学部時代の友人がLAにやってくる日。なんとびっくり今年から同じUCLAで学ぶことになったのだ。学部こそ違えど、なんというか本当に世の中の狭いこと。

○朝LAXまで迎えに行って、家で少しのんびりして、その後ミツワへ。山頭火とか日本語満載のスーパーとかを披露。友人夫妻も、まさか渡米早々ラーメンを食べることになるとは思っていなかったかもしれない。。東京から来たばかりの人にとってはただの地方都市のスーパーにしか見えないかも。。
あとはセットアップの相談とかをやって、友人の家までお見送り。LAにいる人々は全体的に自分と妻にとって一回り上の人たちが多いので、同世代の友人が増えて何より。まあ外国人同級生はだいたいにおいて自分と同世代か年下だから別に問題ないのかもしれないけど。

○その後は、eBayで衝動買いしてしまったドライバーを試す→いまいち→悶々とか、明日からの旅行の支度をしてみたりとか。

Monday, August 8, 2011

サマースクール開講

月曜日。

○昼は公園で娘が遊んでいるのをぼんやり眺めつつ考え事とか。

○夕方は、MBA留学生向けサマースクールプログラムの開講式にゲスト参加。驚いたことに今年の参加者は昨年の倍くらい。前回はアジア人しかいなかったが、今回はあまねく留学生が揃っている感じ。その後のパーティで学校の職員に聞いてみたら、ビザ手続きが今年はスムーズに進んだというようなことを言っていた。確かに去年はビザ手続きが遅く、サマースクールに申し込んだのにビザが間に合わず参加できなかった人がいたくらいだもんなぁ。日本人のみならず他の国の留学生多少緊張の面持ちといった感じで、つい微笑ましく思ってしまう。

・開講式のあとはパーティ。日本人も他の国の学生も、あまり同じ国の人で固まることなく果敢にmixしているように見えて感心してしまった。そのガッツがあれば2年間など問題なくやっていけるんだろうな、などとお前誰だよ的な上から目線の感想を抱いてしまった。

・参加者が多いせいか、今年は去年と比べてアットホームな感じはやや薄い。少なくとも今日のパーティには子供はゼロ。

・ビジネスカジュアル指定だったのだが、去年もそうだったのだが、特に日本人学生にビジネスカジュアルできていない人が目立つような...他国の学生に比べて渡米やら引っ越しやらのタイミングが遅れているということかもしれないし、おそらく去年同様学校からのビジネスカジュアル要請が直前になったのだろうが、いずれにせよ結果として日本人だけ突出して締まりがないように見えてしまい残念。

○それにしても、サマースクールが始まったということは、自分がこちらに来て早一年、すでに2周目が始まっているということになる。時の流れのなんと早いことか。。。

Sunday, August 7, 2011

LA支局長になりたい...

週末。

○土曜日はサンタモニカをぶらぶら。家から車で15分くらいのところにこんな素晴らしい景色やら海やらショッピングやらを楽しめる場所があって、しかも無料の駐車場まであるなんてなんてすばらしいんだ。娘と波打ち際で遊びながら、あらためて日本に戻る理由って何でしたっけという気持ちになった。帰ったら何でもするので一年間だけ延長してはもらえないものか。あるいは、在LAのあらゆる日系企業と派遣元を結ぶリエゾンとか頑張るから、ひとりでLA支局とかやらせてもらえないものだろうか。。。(そんな支局は存在しないので、やるなら作るところから。。。)

○日曜日は大学のサークルの先輩2人とシミバレーにてワンダーフォーゲル。今になって振り返ってみると、最近撲滅に成功したと思っていたどスライスが頻発していたが、なんだかアイアンがものすごく調子が良く、久しぶりの80台にご満悦。というかドライバーがもう少しよければ70台はいける内容だった気が...

*というか、なんで同じ大学の同じサークルの人がこんなにわんさかいるんだ、LA.こないだ一人帰ってしまったと思ったらまた一人来るなんて。

・最近来た先輩はいわゆる駐在員として来ているのだが、なんというか、大変そうであった。支店長が野球好きで週末はソフトボールの練習とか、トレーニーとしてきた若手にゴルフを教えるとか。まさか日本から遠いここLAに、日本でもびっくりな昭和的世界があったなんて...早く家族が合流するといいですねと思わずにはいられず...(家族がいればさすがにその辺断れると思うので、、)

・渡米間もない先輩は、LAが地方都市みたいでどうも好きになれていないとのこと。その気持ち、痛いほどよくわかる。でもその一方で、一年も経つとどうにもこうにも離れたくなくなるのだ...その先輩が「やべ、まじで帰国したくねぇ」と言うことを心待ちにしている。

・しかし石川遼は惜しかった!ゴルフ中ついついiPhoneで試合の状況を何度も確認してしまった。初日のグリーン奥の民家からのナイスリカバリーが全米に放映されたそうでそのあたりから既に知名度は上がっていたらしいが、今回の最終日最終組での大健闘(最終日最終組でスコアを伸ばすことができたのだから大健闘だろう)で完全に全米での知名度もこれまで以上に高まったはず。その結果、もし彼が近日中に-たとえば来週我が家が観戦にいく全米プロとかで-優勝したとしても、もうそれをフロックと見做す人は多くないのではないか。うまく言えないが、今回の彼の健闘が近い将来の米国での勝利のためのいい準備となったような感じがしてとてもいい感じ。

Friday, August 5, 2011

免許更新だん、かな?

木曜日・金曜日:

○なぜかワールドカップの決勝戦に選手として出場していて、自分がDFだと思ったら実はGKだったという夢を見た。「おーいキーパー、ゴールにボール行ったぞー」と後ろを振り返りつつ声をかけたら誰もいなくてびっくり。「いや、お前だよ、お前」という怒号を受けつつ死にもの狂いでゴールに走るが間に合わず、開始30秒で1点献上してしまう。苦笑いして「ソーリーソーリー」といったがチームメイトはマジ切れ...という夢。怖かった。。何かを暗示しているのか??

○歯の手術の事後経過を確認すべく歯医者へ。最近歯医者やらゴルフやらでトーランスによく行くので、多少地理が頭に入ってきたような。Howthorne Blvd.は、沿線のショッピングモールの展開の仕方がなんとなく日本の地方の国道みたい。

○免許の更新問題について。
(これまでのあらすじ)
・学校がなぜかJビザの滞在許可書類(DS-2019)を一年分しかくれなかった
・そのため、ビザが一年で切れてしまう(一度国外退出しないと更新できない)ばかりではなく、運転免許もビザと同時に失効してしまう。
・ビザについては米国にとどまっている限り更新の必要はないが、免許については更新する必要がある。
・失効2か月前ほどの6月に、DMVから書類が届いたので、求められたもの一式を添付して送付した
・失効期限が近づいてきているので問い合わせたところ、「お前が出したというその書類が処理されている様子はない」とのこと。
*しかし、未だに学校が1年分しか許可を出してくれなかったのか理解できず。個人的にはDMVよりも学校の事務員とくにMBAの事務員のクオリティが低い気がしている。。。
*DMVもDMVで、DS-2019の期限は8月9日なのだが、妻の免許期限はちゃんと8月9日である一方自分の免許は9月8日。忙しくて月と日がごちゃごちゃになってしまったんですよね、わかります...

(今日)
・DMVに連絡した際聞いた書類受付事務所(?)に別途連絡。嫌な予感は当たるもので、届いている形跡はないとのこと...
・いますぐFAXで必要書類を送れば対応してやると言われたが、FAXなど持っていないし、またFAXで届いた届かないという不毛なことをやりたくないので、直接DMVに出向くことを決意。
*DMVに出向く≒カフカの「城」にわざわざ行くくらいの感覚。できれば絶対避けたいことの一つ。
・でサンタモニカのDMVへ。ものすごく待たされてしかも担当官と何かしらもめることを想定して、「やれるものならやってみろ、こちらはいくらでも待ってやるし、書類にけちをつけるならまた明日来てやるぜ」という開き直りの精神で臨んだ。
・そんな決死の覚悟が寄与したのか、思ったよりも並ばなかったし、担当官とは1ミリも揉めることなく手続きが終わってしまった。しかも待っている間に同じ学校の友人に出会って世間話で時間を潰すことができちゃったりして、待ち時間も殆ど気にならず。
・さらに細かい話では、数か月前郵送で更新申込をした段階では転居前だったのだが、今回の申込段階では転居が完了している。そのため、更新後の免許証には晴れて新しい住所が記載されることになる。たまーに免許証をIDとして求められるので、この小さなラッキーが一度か二度くらいはいい仕事してくれることを期待。
・で、本物の免許が来るまでということで、その場で仮免許をもらう。

○ と言う感じのDMV。あえて教訓を拾うのであれば
・とりあえず最悪の事態を想定しておけば、実際はそれよりは多少はマシになることが多いので、精神衛生上得策
といったあたりか?でもまあ、銀行員という仕事をしていると最悪の事態を想定するという思考回路は自然と身につくので、この教訓はあまり役に立たないというかもう十分間に合ってますといった感じ。
入学時思っていたことの堂々巡りだが、最悪の事態を想定するスタイルは日本でも簡単に身に付くので、ここアメリカ・MBAでは「最高の事態を夢想し、それをエンジンとして突っ走る」という思考回路をもう少ししっかりと体にしみこませたいものだ。まあバランスが必要なのだが、とりあえず過度に保守的な思考回路をただすために、いったん過度に前のめりになる必要があるようなないような。まあいずれにせよ、今日はDMVに勝ったので良い一日、そう思うことにする。

Wednesday, August 3, 2011

英語お上手ですね

○普通の一日。

○午前中は勉強。最近ようやくペースが出てきた。これまでは教科書の内容を端から端まで丁寧にフォローしようとしていたが、最近手の抜きどころを覚えてきた感じ。具体的には、たとえば「CBOEで扱われている商品、単位数、取引実務」といった、実務に携わるまでは頭にも入りづらいし重要でもないようなトピックについては一読はするものの馬鹿丁寧に覚えようとはしなくなってきた。他方、価格決定理論のような一般的・抽象的なものについては丁寧にフォローするようにしている。メリハリをつけることで情報の頭への沁み込み方も良くなってきた気がするし、ページ数が進むので進捗している感・達成感のようなものも強く得られる。そろそろ数式が増えてきたので、Wordで処理するのもしんどくなってきた。学部時代からやるやる詐欺になっているLaTeX、いよいよ勉強始めて見ようかしら...

○憧れのLos Verdesにて研修。色々な意味で想定を超えるスケールで非常に楽しむことができた。
・予想以上に混んでいる。15:08スタートで、17時の時点でまだ4番Hとか..結局完走できず
・予想以上に景色が良い。海に向かって打つとか結構しびれてしまう。
・予想以上のグリーン。海の方向に芝目があるのか傾斜があるのかわからないが、なんとなく全体的に海方面に球が流れる。傾斜は左方向だけど海が右手にあるといった状況で、あえて真っ直ぐ打ったら入ったことも...
・予想以上の気候。海のすぐそばなので、夕方になると突然寒くなってきて風も強くなってくる。次は上着をちゃんと持参しないと。

○その後はトーランスにあるIccho(一丁?)という居酒屋で軽く反省会をして帰宅してバタンキュー。

○Los Verdesでは先輩の他に2人の白人の若者と回ったのだが、近くのホテルに勤めているとのことで感じのいい好青年だった。なんとなく高卒かな?と思ったが、ボールマークがCal(UCバークレー)のものだったので、もしかすると高卒どころか超秀才なのかも(でも、バークレー出てホテル勤務はないような気もする)。彼らの素性は別にどうでもいいのだが、残念だったのが、彼らのうちの一人に「You've been here only a year? Your English is very clear and smooth」みたいなことを言われてしまったこと。渡米間もないころはこういうことを言われて素直に喜んでいたが、どうも聞くところによると、この「英語上手ですね」というのは必ずしもポジティブな意味ではないようだ。すなわち、
・普通に流暢に喋れていれば、そもそも英語がうまいとか下手という話にならない
・人によっては、その人の英語が下手で聞き取りづらいようなときに、逆に「英語お上手ですね」と言うことで暗に練習を促す
・「英語お上手ですね」は、他に話題がないときのとりあえずの話題の定番
などなど。
ということで、まあ素直に喜びたいところなのだが、多分素直に喜んでは駄目で「あちゃー」と思ってしまった。
しかし、英語の言い回しって、京都っぽいな。

Tuesday, August 2, 2011

マルチタスク男

○ここ数日は昼にちょっと食事や買い物に出るほかは家で読書したり子供と遊んだり。先学期のトラブルに関連して久しぶりに学校にも行ったがこれは大過なく終わった。

○別に昨日今日始まった話ではないのだが、自分の集中力のなさにげんなり。AをしているときにふとBが気になってしまいいつの間にか半ば無意識にBをとりあえずググっている自分とか、勉強していたはずなのに気づいたらゴルフの素振りをしている自分とか。意識が一点に集中することなく常に四散している感じ。格好よく言えばマルチタスクだが普通に考えるとどれもこれも中途半端。いまやっていることにもうちょっと集中することができないと、つまらない事務仕事を効率的にさばくことはできても大きな仕事を成し遂げるには問題があるのではないか、、、しかも、意識が集中していないのに妻には「ちょっと、私の話聞いてるの」と言われてしまうあたり、どうも自分は集中もしていないしアンテナを張り巡らせているわけでもなさそうな。。

○ようやく歯の痛みが取れてきて、外出しようと思うことができるようになったり気持ちも上向いてきた。早いとこ抜糸してもらわないと。