アトランタ旅行の続き。
○3日目は空港まで地下鉄(MARTA)で行き、空港に隣接するHertzでレンタカーを借りた。で、とりあえず駐在員奥様ブログを頼りに評判の良いタイレストランで昼食をとり、その後車でどこに行こうかと家族会議。せっかくなのでマスターズの開催地オーガスタインターナショナルがある州最東端の街Augastaに行ってみようかと思い立ちI-20をしばし走ることにしたのだが、すぐ眠くなり途中下車。そこで妻が再調査したところ、オーガスタインターナショナルは一般人の入場ができないとわかったのでダウンタウン方面へUターン。
結局思いつきで地元の名門大学であるエモリー大学へ。あまりに暑くて殆ど散策もしていないのだが、UCLAに似た感じというか、プリンストンっぽいとも言えるような、いかにもアメリカの郊外型大学といった静かでこぎれいな感じ。ここのMBAはゴイズエタスクールといういかつい名称であることだけ知っていたのだが、今回知ったことによればこのゴイズエタさんは地元名門企業コカコーラのCEOだったとのこと。地元にコカコーラ社(のみならずCNNとかDeltaとか)があり、その支援を受けているエモリーMBA、結構いいプログラムなのかもしれない。コカコーラの研究するだけでマーケティングとかずいぶん蓄積できそうだ。
その後は近隣有数の高級住宅地とされるBuckheadへ。高級住宅街なんてビバリーヒルズとかで見慣れているつもりであったが、なんというかここはケタが違う感じ。もうこれ絶対家じゃないだろ、レストランか博物館かゴルフのクラブハウスだろというどでかい建物が森の中にぽつりぽつりと立ち並ぶ様は、高級住宅地ビバリーヒルズを近隣にもつ自分にとっても改めて驚きであった。
Buckheadを見て感嘆した後は、その近隣にあるショッピングモールへ。かなりの人が入っていて大盛況。昨日の野球のときも思ったが、ダウンタウンにはたいして人がいないのに、こいつらいったいどこから来ているんだろうと不思議な感覚。でもまあLAと同じか。その頃までにかなり暑さにやられていたので、モール内にてハーゲンダッツのシェイクを買ってほとんど一気に飲み干したら、なんだかその後強烈に体調が悪化。ホテルに運転して帰るまでの記憶も朦朧としているし、部屋に戻った後も食事時なのに30分くらい気絶してしまった。あれなんだったんだろ。起きたあとも体調は良くなかったが、とりあえずホテル近くのステーキ屋に入ってみる。とりあえずシエラネバダを飲んでみたら、思いがけず体調が多少持ち直し、結局ステーキもおいしく頂くことができた。とても非日本的なステーキというか、脂っ気が少なく赤身主体の肉。もしかすると日本人の口には合わない類のものだったのかもしれないが、これはこれで美味しいような気がした。アメリカに来て一年経って、アメリカ的な食べ物に対する許容範囲が広がったような気がしていて、まあ悪くないのかなと思っている。