Friday, September 16, 2011

How to do my best

近況とか思いつきとか


○娘が久しぶりに体調を崩した。夏休みの旅行を元気に乗り越えてくれたので、このタイミングで体調を崩すのは全然OKという感じ。もちろん苦しむ顔は見るのも辛いし、看病も大変なのだが(って妻に殆どやってもらってしまっているが)。でもまあ、旅行中に体調を崩すことなく本当に良かった。


○何の根拠もないし経験に照らした検証もあまりしていないのだが、世の中には、満ち足りているからこそ発揮できる力と、飢えているからこそ発揮できる力両方あるような気がしてきた。

ハングリー精神、問題意識、成長への飢え、「これミスったら終わる」という危機感。その手のものが成長とか成功のために必要であることはよくわかる。ただ、年がら年中ハングリーであればそれでいいかというとそういうわけでもなく、満ち足りた精神状態であるからこそ出せる力というものもあるんじゃないかとふと思った次第。無理矢理理屈っぽくしてみると、満たされていると心の余裕とかポジティブなメンタルとかそんなものが発揮されてそのおかげで良い結果を出せる、みたいなイメージ。

満足が成長を止めてしまうという側面があることも当然注意を払わなければならないが、常に満足することなくハングリーで居続けるだけでは作れないもの、発揮しづらい価値のようなものがあるような。そんな根拠レスの思いつき。知足って感じ?走り続けるよりは、ハングリー精神で走って満たされた状態でゆっくりして...というサイクルを回す方が良いような。

同じ人が二つのパターンを要するというよりは、人によってどちらのパターンがよりフィットしているかという話なのかもしれない。同じ仕事や同じ課題でも、締切に追われつつ半べそかいてやる方が良い結果を出せる人・締切が気にならないくらい余裕をもって終わらせる方が良い結果が出せる人、人によって色々タイプがあるという話。その方がより自然な気はする。「俺は先行逃げ切りタイプ」とか「締切直前に萌えるタイプ」みたいなステレオタイプは良く耳にするし。

いずれにせよ、今後自分が社会で何か大きなことをせんとするのであれば、自分がどのような状況下においてどのような力を発揮できるのか理解しておくのは割と重要ではないか。仮に先行逃げ切り型なら、追い込まれないような環境を作るための努力を行うとか、「この手の仕事にあたっては、俺は追い込まれた方が力が出る。ついてはまず夏休みを取るところから始めよう」とか。そういう自分をよりよく稼働させるための工夫みたいなものを少し意識すると、同じ仕事でもパフォーマンスが少しずつ改善したりするんじゃないかと。

ここまで書いて思い出したが、そんなことを社会人になる直前にも思っていたことを思い出した。で社内報の新人自己紹介欄では好きな言葉に知足と書いたなぁとか。赤面する思い出。。。

*暇になると思考が抽象化するんだなぁ、と書きながらあるいは夏休みの部ブログを思い返しながらなんとなく思った。いいことなのか悪いことなのか。。。やや悪いことである気がしているが。