Sunday, January 22, 2012

せ、せわしない。。。

・なんだか今回の風邪は長い。自分はおおむね落ち着いたけどまだ体重は戻っていないし食欲もあまりない。娘はちょっと治ったと思ったらまた今夜ダウンしてしまった。うーん。。。

○今学期の授業が予想以上にしんどくて困ってしまっている。先学期は4科目プラスリサーチ、今学期は3科目(リサーチは休憩中、学校のAMRというプロジェクトは企画段階で実際のアクションはまだ)。こう書くとだいぶ楽になって然るべきなのだが、前学期よりも負担感が圧倒的に重い。暇な時間は殆どずっと勉強している気がする。向学心による前向きな勉強というよりも、目先の宿題宿題宿題...にプレッシャーを受けてのちょっと後ろ向きな感じで。「今学期は空き時間がいっぱいあるので、暇な同級生とゴルフしまくろう、うほっ」とか思っていたが学期開始以来ただの一度もゴルフできていない。なぜだろう、、、ということで、ちょっと状況を分析してみた:

せわしなく感じる理由1: ヘビー級科目ばかり取ってしまった。
→ 自分の感覚論では、MBA(少なくともUCLAの)の授業での負担の軽重は、「一週間あたり、ケースは平均していくつか」で大体説明することができる。本当は他にも「グループワークの量」とか「宿題の量」とか「難易度」とか色々な要素があろうが、あえて一つのパラメーターでザックリ包括的に説明するなら、いちばん適切なのは「ケースの数」になろうと思う。この数字を見てみると、

・前学期:計量経済(平均0)+バリュエーション(0.5)+M&A(1)+アントレファイナンス(2.5)=週平均4。

・今学期:VC/PE(平均2)+上級会計(2)+金融工学(0.5)=週平均4.5.

なんと残念、科目数は1つ少なくなったのに、一週間に平均して読むケースの数は増えているのだ。。


せわしなく感じる理由2: 復習しないとやばそうな科目がある。
→先学期は「その日のうちに復習しておかないとやばいぞ...」という科目がなく、計量とバリュエーションに至っては予習すら不要という状況だったのだが、今学期は良いことなのか悪いことなのかそういう「仏」科目に恵まれていない。
金融工学は笑ってしまうくらい講義に追いつけておらず、毎回帰宅後真面目に復習せざるを得ない。会計やPE/VCも所々で聞いたことのない手法やら概念やらTipsやらが飛び出るので、帰宅後びびって30分くらいかけてノートを読み返している。
理由1の通り予習にかかる時間が増えたばかりでなく、復習も必要になったのだから、これは時間がかかるはずだ。


せわしなく感じる理由3: 中長期モノをここ2週間ほぼ棚上げしてしまっている。
MBA生活のライフワークと位置付けてドーンと始めた個人リサーチであるが、授業の重さ・インタビューが一段落したこと・ちょっと秋田ことなどからここ2週間は何もできなかった。AMR(グループプロジェクト)も、企画段階で教授との合意形成が進まず、他のメンバーもあたふたしていて、一向に企画段階から調査開始段階にシフトできていない。
なんというか、こういう重いタスクを棚上げしているときの精神的プレッシャーはけっこう重く、実際の負担が70しかないにもかかわらず負担の体感レベルが100になってしまっている感じ。
動けていない理由を冷静に考えると、自分の怠惰性もあるのだが、リサーチの仮説設定すなわち最初の一歩を踏み出したところがちょっと緩かったのが一因なのかなぁと思っている。なんというか、このリサーチをうまく落とせる気がしなくなってきており、心が明に暗に逃げ腰になってしまっている。うむ、やばい。


せわしなく感じる理由4: 学期序盤に家族仲良く体調を崩しスタートダッシュ失敗。
体調を崩すと、精神的余裕レベルが下がる。何かエキサイティングなことをやりたい、学びたいという欲求があったような気もするが、体調が悪くなるとそういった高次の欲求はふっとび、「とりあえず明日なんとか学校行かないと」とか「結局ケース読み切れなかったがなんとかごまかさないと」とか「体調戻ったらうまいもの食いたい」とか、目標や欲求のレベルがずいぶん下がる。それに伴いモチベも下がり、一部の授業(VC/PE)とかは皆が面白いと言っているが全然面白さを見いだせずにいる。ただでさえ精神的高揚力(?)が高くない自分が体調を崩すとそれはひどいことになるということを痛感せずにはいられない。ここ数日の自分のツイッターへの書き込みなどを見てもなんか暗いし。。


といった感じ。まとめると、
・科目数を絞ったにもかかわらず定量的に見て負担は増えており、実際忙しい
・体調や大きな宿題をさぼっていることによる負い目など、心の余裕を損ねるような定性的なポカがいくつかあり、必要以上に(数字が示す以上に)あたふたしてしまっている。

なんというか、週平均あたりの負担量はあまり減らせそうにない気がするのだが、精神的部分-体調不調や宿題サボリによる負い目-は気合ひとつで解決できてしまう問題であるようにも思われる。もしかするとこういった定性的な要素はある意味構造的な、根深い問題である気もするのだけれど、事態を解決しないことには実際問題まずいので、無理やりにでも気合でなんとかすることにしたい。
←って、こんだけ長々と論じておいて結論が「気合でなんとか」って。。。恥


※ とはいえ、定量的な側面だけでもいくつかGood Newsがあり、
・週平均2ケースが宿題であるVC/PEのクラス、2人だったチームに今週から一人仲間が加わった。おかげで負担がざっくり3分の2に低下。
・金融工学で組むことにした、もともと気心知れた仲だったタイ人のG君。友人としてはもともと好きだったが、いざ組んでみると仕事もけっこうできることがわかりうれしいサプライズ。こちらが10の仕事をしてあげると11お返ししないと満足してくれないタイプの人間なので、2人でダチョウ倶楽部のごとく「これは俺が...」「いや俺が…」みたいなやり取りをしていて作業が超効率的に進む進む。