Wednesday, February 2, 2011

どしぇ

・先日返ってきたマーケティングの宿題で、クラス最低点に近い点数を取ってしまった。完全にテンションダウン。

・問題はケース企業のターゲティング戦略について論ぜよというもの。素直にターゲティングにフォーカスして、その他(3Cとか)を割愛して論じてみたら、「3C分析がない」「定量分析がない」ということを理由に大幅減点を食らっていた。

・この件については大いに反省するところがあり、現在他のことをやりながらではあるが反省しているところ。

- 題意を読め:端的に言って、聞かれたことを理解しきれていなかったようだ。その結果、ピントのずれた回答をしてしまい、待ってましたとばかりに大幅減点を食らってしまった。ただ、結構な割合のクラスメートも同じ罠にはまっていたのが救いというかなんというか。

- フレームワークを尊重せよ:教授に「今後の参考までに」という言い方で、「おいてめぇ、ターゲティングについて書けって言うから書いたら減点ってどういうことだゴラァ」とやんわりと苦情を言ってみたが、「聞き方がどうであれ3C分析やら定量分析やらはマストでしょ、君アフォ?」みたいな返しをされてしまった。あるいは、自分の回答が、手本を守らない我流に見え、それが鼻についてしまったのかもしれない。なんというか、馬鹿丁寧にお手本をなぞる努力というものが求められているような印象を受けた。

- 集団でやった方が常に単独作業よりマシ:今回は、相方のスペイン人E君が就活で忙しそうだったので、自分が全面的に作成→E君は添削するだけ、というスタイルを採用した。その結果がこのザマで、自分は平謝り、E君も笑顔でドンマイと言ってくれたものの心中は表情ほど穏やかではないだろう。自分がマーケティング素人だからという側面もあろうが、やはり可能な限り作業は力をあわせてやったほうがいいんだなと気持ちいいほどに痛感。

・最近は授業もかなり意味不明になってきており(こちらのCMをYouTubeで見て即席論評会→自然発生した議論が延々続くとか)、わかりやすいTakeawayがほとんどない。なんとかの法則とか、なんとか公式とかいったものがあれば喜んで暗記もしようというものなのだが、最近は講義内容のソフトさが増してきておりかなりしんどい。
そこに来てこの宿題返却が重なったので、「今学期こそは頑張るぞ」と意気込み無駄に授業中つばを飛ばしていたマーケティングも、「最早ここまでか」といった気持ちが生まれてきてしまった。ある意味、MBAに来て半年たつが、学業面における最初のピンチを迎えているような気がする。
先学期の「知っていたはずなのに度忘れしてしまった」とか「計算ミスで3点失う」といった悩みのなんとチャチなことか。

・まあしかし、おかげで山場を迎えることができたとも言える。スーパーサイヤ人になるためにはたしか2,3回瀕死になる必要があったと思うので、晴れてその1回目を迎えることができたとでも思うことにしよう。また、これまで勝手ながら「よし、今学期は順調」とか思い込んでいたので、いい感じで現実に立ち返ることができたとも言える。それに、言ってしまえば、無駄に先学期のGPAが良かったので生まれていた成績に対する執着心を捨ててしまえば、駄目でも心の風邪とかにはならないだろう。勝たないかもしれないが、絶対負けない戦なので気楽にやろう。

・ただ、いたずらに現実逃避方向に行ってしまうと際限がないので、最悪の結果でフィニッシュしてしまうまではとりあえず、「おい、お前はDean's Listに載りたかったのではないのか、じゃあ頑張れよ」と自分に喝を入れる方向で踏ん張っていきたい。とりあえず頑張るが、駄目なら現実逃避という二段構えの作戦(?)。

と、自分に喝を入れてみたり下を見て溜飲を下げてみたりしているうちに、また今日も夜が更けていく...
ていうかあれだな、クラスメートが一生を賭けて職探しに奔走しているなか、宿題の点数が低かったくらいでこんなにウダウダと考え事をしている自分は、たいがいに暇人だし、平和ボケ(社費ボケ)しているんだろうな。