日曜日。相変わらず熱が引かないし、なんか頭痛までするようになってきてあら大変。
色々たまった宿題をする予定だったがあきらめて、既にある程度走り出している明日締切の2本の宿題についてちょっとチームメイトにメールをしたあとは家で安静モード。
・Fixed Income. チームメイトのうち台湾人の女の子が、なんというか、他のメンバーと比べて落としどころに対する目線が結構高くて多少苦労した。提出したかどうか程度しか見ないと言っている宿題であるにもかかわらず、「多少の加点余地はある」という仮説のもと全力を尽くそうとする彼女と「もういいじゃん」と落としどころばっかり考えてしまっている自分他。
でも、こういう目線が高い人がいてくれると、やっている最中は若干めんどくさいが、終わった後の達成感はなんだかんだいって高くなる。彼女がいなければ絶対議論すらしなかったであろういくつかのトピックについて頭の整理をできたことで、風邪による頭痛は悪化したがある意味頭がすっきり。この「全員が言いたい放題言っても、最後には遺恨を残すことなくさわやかに終了」というのを帰国後もきちんとできるようになれれば本当に良いのだが。
・他方、Strategyの宿題は、悪い意味で皆の目線が低めのところで一致してしまっていて、議論らしい議論も起こることなくなんとなーく終わってしまった。今回のたたき台を作ったのは自分だったので、あまり茶々を入れられなかったという意味では気楽だったが、やっぱりちょっと物足りなさは残る。
・熱があって書けなかったのだが、昨日のBBQで印象に残った話。
参加者のおじさん曰く、「日本人は商売相手を信頼できる人に絞り込んでしまっているが、アメリカではそうではなく敵対者とすら商売する」とのこと。アメリカでは信頼関係がない人とも商売するため、自分の権利を分厚い契約書できっちり守り、守りきれない分は訴訟でカバーしようというのが基本発想だそうで、そういったリーガルコストを考慮しても、信頼できる人に商売相手を限定しないことで得られるメリットの方が大きいと考えられるそうだ。
この話、おそらく少しでも国際関連のビジネスをやっている日本人にしてみれば当たり前の話なんだろうとは思う。自分もどっかで聞いた話だなぁとは思ったが、でも改めてそういった苦労を実際に経験した人から聞くことがぐっとくるものがあった。また、この話、現在の留学中の人間関係にもちょっと応用がきくのではないかとふと思ってみたり。