○一泊二日で南に100マイルほど下ったところにあるレゴランドというところに来ている。知り合いが社割でチケットを安く購入できるということで、その人経由でチケットを安く入手することができたことから来ている。2Dayパスなので、日帰りできる距離ではあるが一泊二日にしている。
レゴのテーマパークという基本コンセプトは???だが、レゴはさておき普通に楽しめるようなアトラクションがたくさんあるしプールや水族館まであるので、子連れでの行楽としてはなかなか良い。でもやっぱり、そこにレゴがある必然性のようなものはよくわからないような...ここってレゴ社直営なのかしら?
平日にもかかわらず客はたくさん。多くのアトラクションで結構並ぶ羽目に。フロリダのディズニーワールドより並んだかもしれない。アトラクションは身長制限があるものが結構多く、娘は半分くらいのアトラクションに乗ることができず。身長制限から判断する限りでは、幼稚園~小学生あたりがこのテーマパークをもっとも満喫できそう。
○気づいたらブログ開設から一年が過ぎていた件。
総記事数は300ちょっと。一日に2記事投稿しているときもあれば、しばらく間が空いているときもあるが、とりあえず結構な数。手前味噌ではあるが、いわゆる「MBA留学生ブログ」でこれほどまでに更新が頻繁なブログはそうはないと思う。自分としては、これだけ書き続けることができたことに正直驚いている。ちなみに妻は「よくもまぁ...」と引いている。
*もちろん、内容は棚に上げている。可能な限り客観的に見ると、このブログはMBAブログの中でもかなりつまらない方だと思う。アフリカで貧しい子供と触れ合ったり、地元政府にコンサルしたり、起業したりという「いまどきのMBA的なトピック」が全然ないし、そもそも読者目線じゃないし
*アクセス数その他の指標でみる限り、このブログはまったくもって成功しているとは言えない。自分がいま自画自賛をしているのは、あくまで、「自分の感じたことを365日中300日程度は文字に残すことができた」という自分の筆まめっぷりただ一点。
そこで今回は、後付けではあるが、このブログが長続きしている理由について自分なりに頭の整理をしてみたい。自分がいまぱっと思いついた理由は以下のようなもの:
1.根源的な要因
1.1 暇があった
→もっとも根源的な理由の一つ。深夜まで働いていてはやっぱりブログどころではないだろう
1.2 MBA留学という、「いい加減手垢がついてはいるが、まだ少しは珍しい体験」
→もっとも根源的な理由の一つ。やっぱり、「人と違うことをしている」という感覚がまったくないと、そもそも自身の体験をしたためようというモチベーションは湧かない気がする。
1.3 日本語でアウトプットしたいという欲求が高まっている
→英語と日本語のちゃんぽんで暮らしていると、どうも日本語で何かを書いておきたいという欲求が高まるような気がする。その欲求がなければ、いかに他の要因があったとしても、これほどの数の記事は書けなかったような。
2. 過去の失敗からの反省
自分には「人知れずブログ開設→三日坊主→人知れず閉鎖」という苦い経験がある。本ブログ開設当初は手さぐり状態の本ブログであったが、やっているうちに昔のブログの失敗経験を少しずつ思い出したので、その当時の反省をいかしつつ運営している。
2.1 読者に配慮しない
→人によっては、読者がいることや、読者からのフィードバックがあることがブログ継続の主要なモチベーションになっているかもしれない。ただ、自分の場合は、人に何かを伝えたいという思いがないわけではないが、どちらかというと「自分が感じたこと、特にささいな心の動きようなものを、後で読み返せるよう記録しておきたい」という思いがブログ継続の主要なモチベーションになっている。昔のブログ三日坊主経験によってそのあたりの「自分はブログに何を求めるのか」についてある程度考えていたので、今回は開設段階から読者に配慮しないという基本方針を定めていた。具体的には、
・話しかけるようなスタイルを採用しない(ですます調ではなくである調)
・読者が好みそうなトピックは何かについて一切考えず、自分の書きたいことだけを書く
2.2 読者を選ぶ
→昔のブログは非公開で始めて、記事がたまったところで公開する構想であった。結果、非公開であったにもかかわらず、必要のない「読者への配慮」を試みてそれが更新頻度を鈍らせるという悪循環にはまっていた。
そこで今回は、最初は制限公開とし、一部の友人のみがブログにアクセスできるようにした。今では公開しているのでたまに検索経由でたどり着く人がいるようだが、極力Googleに引っかからないような設定をしていて、基本的には自分が直接URLを教えた人がこのブログの主要読者であるような状況を保っている。このような「顔を知っている人だけが読んでいるという状況」が、自分に「皆友人なので読者に対する配慮とかはそんなにやらなくても許してもらえるので気楽だが、読者がいるという張り合いは得られる」という心地よい状況を作ってくれている。
2.3 すごいことを書かない
→昔のブログでは、経済とか金融について感じたことについて生意気にも論じてみようなどと思っていたのだが、「社会・経済・金融について何かを感じること」と「そういったことについて論理的な文章を作ること」の間には結構なギャップが存在していて、ああでもないこうでもないと推敲していると一向に筆が進まずブログ更新が滞るという感じになっていた。その反省から、本ブログでは、あまり大所高所からの社会批判のようなものに時間を割かないことにした。その代わりに、その日に自分が感じたこと・小さな心の動きのような推敲をあまり要さないようなものについてできるだけ短時間でさらっと書き上げるようにしている。その結果、他の人から見たら退屈極まりない内容にはなってしまうが、自分の感じたことをたくさん書き留めておくことができている。
2.4 推敲しない。考えてからではなく、考えながら書く
→2.3と重なるところが多いが、感じたことを可能な限り新鮮なまま書き残しておくためには、推敲という作業はむしろ害悪であると考えている。推敲しない結果、読者にとって読みづらく、かつ論理性が不十分な文章となってしまうのは仕方がないと割り切っている。そういった読者の利益に対する配慮をしないことにより、執筆時間が推敲する場合よりも短縮化され、ブログ更新を維持する余裕ができている。村上春樹ではないが、書いているうちに結果として何かしらの文章が「出来上がる」イメージで、文章を「作る」というイメージを持っていない。
3. その他(過去の失敗に関連しない工夫など)
3.1 期限を設定している
→このブログは卒業と同時に閉鎖する予定。万一ブログを続けたいと思ったとしても、別の箱で心機一転再スタートするつもり。期間限定と決心したことが、逆に、「2年間は続けたい」というモチベーションになっているのような。
2.4で書いた通り推敲はしていないのだが、思いのほか体系的に整理できた。でもこれは「より効率的に自己満足するための方法論」であり「より一般受けするブログ方法論」では全くないことから、残念ながらこの体系化は一般的なブロガーの方々の参考にはなりそうにはない。
まあ、どうせなら自分も、こんな「弱い自分を肯定するような仕組み作り」みたいなことばかりせず、正面から面白いブログをやってみたいものではある。将来うっかり起業なんてしちゃった日には、社長ブログとかはそういう正面突破的なやつにしよう。むしろGoogleの一番上に来るような工夫とかしちゃったりして。