ここ数日のこまかい話の羅列:
○先日のゴルフコンペは、OCに住む「海を渡ってうまいことやっている日本人」の話を聞くことができたという意味でもものすごく面白かった(おかげで、今日現在における自分の「将来の夢」は「渡米して一旗揚げてOCに住む」となっている...)。それもよかったのだが、参加者のレベルがとても高かったこと(と、相対的に自分がしょぼすぎたこと)に大変ゴルフ的に刺激をもらうことができた。刺激をもらっただけではなく、一緒に回った方に具体的なアドバイスまでもらうことができたので、刺激のみならず具体的な改善の方向性まで得ることができてとても有難い時間であった。是非ともまたチャレンジさせてもらいたいものだ。
○ここ最近の自分、どうも効率が悪化しているように思えてならない。これまでであれば発生した瞬間に対応していたようなタスクをなんとなく放置してしまい、気付くとやるべきことがたまっているという状況が頻発している。できていないところまではわかるのだが、どうも手が動かないこの状況、どうしたら改善されるのだろうか。。
○Hullの教科書を読み進めているのだが、これがとても面白い。これに関して思ったこといくつか:
・面白いとはいえ、より快楽的なゴルフやら買い物やらを優先させてしまっており、この読書を日常の最優先事項にはできていない点に至らなさを感じている。「楽しいっちゃ楽しいが、他にもっとイージーに楽しめることがある」という性格的に筋トレと似ているような気がするのだが、各種楽しいことがある中で筋トレもしっかりやるためにはどうすればいいのだろう。
・かえすがえす、こういうことを使う仕事に就きたかった(トレーダーとか)。まだ間に合うような気もしないでもないが。。
・この本のレベル感は、MBAの授業とおおむね同じだと思う。すなわち、MBAのファイナンスの普通の授業をとっただけでは、一般常識の習得こそできても差別化できる水準のスキルはつかない(MBAなんか通わなくても、この本とかを読めばMBAレベルの知識は得られる。特に英語を母語とする人であれば、「知っている知識の英語化」なんてことも不要なのでますますMBAのアカデミック上の意味が不明瞭になる気が)。このあたりにMBAのひとつの問題点というか弱点のようなものを感じずにはいられない。なんちゅうか、大学院と名乗ってはいるが、教育上のゴールのレベル感はむしろ大学の教養課程的。別に自分が全科目でAを取れているわけでもないし、そこまで激烈に物足りないわけではない。でも、少なくとも選択科目くらいは、もう少し深入りしてもいいのではないかとつい思ってしまうのだが、どうも自分はMBAのことをいまだによく理解できていないような。。
○ここ数日は大きな旅行とかも入れていないので比較的暇なのだが、どうもせわしない。大学生のときなどの記憶を振り返ると、長い間インターバルがあり精神的にゆとりのある時期が続くと、思いもよらぬ感じで思考がこなれたり発展したりするような感覚があった。うまくいえないのだが、今回の休みはいまだその「思考が奥底まで落ちる感覚」には到達していない。別に狙ってできるものではなく努力もしていないし、また思考が奥底まで落ちることによって何か具体的なご利益があるわけでもあない。でもまあ、できれば、またそのような精神状態になってみたいものだと思っている。うまくいえないが、それこそがある意味においては留学という形で自分の人生にインターバルを挟む意義なのではないかと感じている。