○びびなびデビュー。驚くことに、出品すると驚くほどあっという間に連絡が来る。「こんなもの、もう誰も買ってくれないだろうなぁ」というものばかり出品したのだが売れてびっくり。日本に戻ったらヤフオクにはまったりして。でもまあ、びびなびだと直接受け渡しという手段があるので配送せず済むので楽。
○Roger Dunnにてアイアンを取り替え。「90日以内なら全額(ポイントとして)返金」というシステムを利用して、先日店員にそそのかされて買ってしまったキャロウェイのX-22を返品し、そのとき買いたいと思っていたピンのi15を改めてお買い上げ。
以前使っていたクリーブランドから取り替えようと思った動機は①もっと許容性の高いものを②引っかけないものを というものであった。①の観点ではヘッドの大きいものを買えばよく、②の観点ではライ角がフラットなものを選べばよいはずであった。
キャロウェイのX-22をうっかり買ってしまったときは①と②のどちらを優先するかあまり頭の整理ができておらず、①許容性を重視してヘッドがでかいキャロウェイを買ってしまった。しかし、ライ角がかなりアップライトなのでやっぱり実戦で引っかけが出てしまう。ここぞというときに引っかけが出てOBというのが嫌で新しいアイアンを求めたのに引っかけるアイアンを買うとは、なんと愚かなことか。しかもあまりに捕まりが良い(引っかかる)ので、どんどん自分のスイングがカット気味になってきて、ドライバーまで久しぶりにスライスが止まらなくなってくる。
と、許容性にフォーカスしすぎた結果方向性についての検討がとても甘くなってしまったので、このたびキャロウェイを返品してそのポイントでピンをお買い上げ。ピンはライ角が異なる様々なバージョンが市場に流通しているので、ピンのHPにて自分にフィットするライ角モデルが何か調べた上でそのモデルのデモ品を購入。購入したi15はキャロウェイと比べるととてもヘッドが小ぶりだが、もともと使っていたクリーブランドと同じくらいなのでまだ引き返せる(キャロウェイを3か月使ってしまうと、もう小ぶりなヘッドには戻れなかっただろう)。
で早速近所の市営ゴルフ場で試す。まず驚いたのは、ライ角がフラットになるとこうも弾道が変わるのかということ。引っかけなど一度も出ず、むしろ気を抜くとアイアンなのに球が右にふける。本来の持ち球がフェードというかスライスであるはずの自分としては、左を気にすることなく安心して打てるようになったのは革命的な進歩。
そして、ライ角があっているせいか、アイアンが全然地面に突っかからない。これが「抜けが良い」ということか。いずれにせよ、ライ角が異なるおかげで方向性・ミート率がかなり改善して、結果として飛距離も伸びている。
次に感動したのは、弾道を調整できること。キャロウェイは典型的なオートマクラブで、わざと左右に曲げることができないどころか、抑えて打ってもフルスイングと同じように高く球が上がってしまい気持ち悪かった。しかし今回買ったピンはヘッドが小ぶりだからか、低く打とうとしたらちゃんと低い球が出る。わざと曲げるほどの技量はまだ今の自分にはないが、なんというかものすごく「雰囲気が出せる」感じ。別の言い方をすると、自分で納得のいくミスショットこそあれ、なぜそんな玉が出たのかわからないような意味不明のミスショットは出ない。
そしてさらに感動したのは、他のクラブに迷惑がかからないこと。器用貧乏とでもいえばいいのか、キャロウェイのアイアンを買った結果、アイアンやハイブリッドやバンカーショットなどが無意識に変わってしまったようで、ここ最近出たことのないミス(ドライバーではテンプラとか、バンカー出ないとか)が出るようになってしまっていた。また、キャロウェイが引っかかり過ぎることからカットの度合いが増してしまい、ドライバーでスライス病が再発したりとか。しかし、今回のピンを使っても、他のクラブのパフォーマンスは全く悪化していない。一回しか試していない時点で言うことでもないかもしれないが、まさに「すべてのクラブを同じスイングで振ることができる」感覚。
ということで、この新しいアイアンを非常に気に入った。もう返品することはない(と思う)。いつか余裕のあるときに、ライ角やロフトについて誤差がないか測定してもらいたいと思っているが、もしかしたらそのときに「ロングアイアンだけ少しアップライトに」とか小細工してみようかなと画策中。あと、店のポイントが余っているので、他のクラブも検討してみたりして。。。