Sunday, July 3, 2011

ありふれた夏の一日

○夏休みが始まって一か月、前半にまとめて旅行していたので、ここにきてようやく日常モード。

思いがけず良かったのは、フロリダ(3時間当地より時計が進んでいる)に行ったおかげで、家族一同早起きできるようになっている。たとえば先日は、娘に朝5時半に起こされ、7時前に誰もいない公園へ向かい、8時に帰宅後10時まで勉強したり引っ越しの準備したりして、10時から夕方まで山へ芝刈りへ。いつまで続くかわからないが、なかなか悪くない。


○いつまで続くかわからないが、小学生っぽく、朝は10時過ぎまで読書タイムを設けている。自分の知的好奇心の向いている分野(デリバティブ・国際金融という2つを軸としたファイナンス)については、学校の授業で習得するというよりは、夏の間に「楽しみ」として本を読み、学校では毛色の違う馴染のない分野を学ぶのがいいのかなと画策中。


○引っ越し関係では、現住居にMove-out Noticeを提出。ペナルティが発生するギリギリセーフのタイミング。新住居のマネージャーに対してはInitial Depositと初期費用(審査費用とのことだが)を支払い申込書・各種ID関係も提出。Safety Deposit(敷金のようなもの、というか敷金そのもの?)が高くてげんなり。派遣元がいかに素晴らしい会社であるか、米国に来て以来最も頑張ってマネージャーさんに述べてみたが、多分だめなんだろうなぁ。出来ないと誤解していた郵便局の転送手続もDone。現住居では、毎日のように過去の住人宛に来た郵送を「過去の住人宛郵便ボックス」に放り込んでいたが、できれば自分宛の郵便がそんな目にあうことがないことを祈る。


○暇に任せて、旅行で管理がおろそかになっていた家計のチェック。過去の不整合を調整するとともに、今後見込まれる収入支出を整理。留学後1年が経過して引っ越しを控える今、デポジットの返却や新しいデポジット予定が入り組んでいて、損益は普通なのだがバランスシートがせわしない。普段は殆ど出番のない未収金・未払金がB/Sで嵩を増している。資金繰りの問題はないが、こういった未収金未払金のそれぞれの確度をどう考えるかちょっといじるだけで我が家が浪費できる金額も結構ぶれるのが悩ましいところ。楽観的に見込めば豪遊できるし、保守的に見てしまうと自分のゴルフはお預けになってしまう。

中立の立場で粛々と家計管理すべき立場の自分だが、あまり保守的な見積もりをやってしまうと自分の首がしまる点において利害相反の疑義があるがどうしたものか。保守的な帳簿作成に報酬を与えるべきではないかと思うのだが、おそらく妻の理解は得られまい。。

それにしても、将来見積もりのさじ加減ひとつで帳簿が姿を大きく変えてしまうのがちょっと気持ち悪い。もしかすると将来の計画をたてるにあたってはB/SとP/Lとは別の何かを別途使った方がよくて、帳簿は過去に起きたことの記録にとどめるべきなのかもしれない(将来見積もりは排除)と思案中。