・いよいよ明日3日から冬学期が始まる。秋学期とは色々状況も変わってきており、全く同じノリでは通用しないかもしれないと多少緊張感を感じている。以下に主なものを整理してみたい。
●授業
・今学期履修するのは以下6科目。総じて秋学期と異なり「不慣れな分野」が多いので、確実に秋学期より苦戦すると思われる。この学期を踏ん張れたら成績優秀者として卒業できるような気がするので、つとめて意識して踏ん張っていきたい。
-コーポレートファイナンス→屈辱のwaive exam落ちの科目だが、ここはMBA的ポジティブ発想転換で「A+を狙える科目」として考えることにしたい。
-マーケティングⅡ→秋学期はこのマーケティングだけはしっくりこないまま不本意な成績を取ってしまった。ひとつの鍵はParticipation Pointであるように思うので、ガンガン発表していきたい。
-オペレーション→おそらく「学部時代のアルバイトでの店内オペレーションの改善経験」など役に立たないだろうから、全然未知の分野。秋学期に金融系でない同級生がファイナンスに苦労していたような苦労をするのかと思うと萎縮。これもParticipation Pointが重要みたいなのでひとつ頑張りたい。
-コミュニケーションⅡ→秋学期の続き。プレゼン自体は頑張れると思うが、Participation Pointをやっぱり稼がないとなぁ。
-Pay, Reward in Organizations→選択科目。期末試験がない代わりに調査レポートを作成する必要があり、なかなかチャレンジングな科目となりそう。しかし、労働市場についてのモノサシは是非欲しいと思っているので、なんとか食らいついていきたい。
-中国語→選択科目。自分的にはチャレンジ枠。無理だったらどこかで撤退するが、ひとつ頑張りたい。
●人付き合い
・ひとつのコミュニティに依存しすぎない
→特に日本人同級生コミュニティについて。依存しすぎると近視眼的になってしまい、メンバーの一挙一動に知覚過敏になってしまう懸念がある。
受験でたとえると、顔も知らない人が自分の第一志望校に合格しても(自分を蹴落とした人であるにもかかわらず)「お、すごいじゃんこの人」あまり気にならない一方で、わりと親近感のある同じ会社の同僚となると途端に「うー、羨ましい」とか色々余計なことを考えてしまうような感じ。
秋学期のうちにいくつか自分の居場所候補のようなものは作れているので、その分散により近視眼的になるのを、彼らの一挙一動に過敏反応してしまうのを、つとめて防止したい。
・他方、多くのコミュニティにより食い込む
→同級生の多くはとてもフレンドリーだが、その要因のかなりの部分は「自分のことを、益も害もない他人と考えているから」であると思う。ちょっとした飲み会や授業の合間などに世間話をする程度であれば、そりゃ自分だってその人の悪いところなど気にもならないし、いい人にもなれるというものだ。まあそれでもいいんだけれど、今学期はできることならもう一段踏み込んで、濃い人間関係を形成できればと思う。上記の近視眼にならないというものと関連させると、近視眼になるのはよくないが、かといって他人モードで距離を開けたままにするのもよくないな、と言う考え。
できれば、親友と呼べるような友人を日本人以外で複数作りたい。
●考え方
・Be super-positive
→秋学期で多少は発想転換のようなものもできた気がするが、今学期はより一層No criticize others, and be super-positiveを徹底させていきたい。
自分はいまのところは金融機関という第三者的立場で働くことを予定しており、職務上は批判的精神を持ち合わせている必要がある。取引先のすべてに対して「お、社長、これいいですね!是非融資させてください」一辺倒では金は貸せないからだ。しかし、この批判的精神は一種の麻薬みたいなもので、色々知識がつけばつくほど批判も上手にできるようになり、気が付くと「批判はできるが手は動かせない」みたいな人間になってしまいそうな危機意識をMBA前からずっと感じている。なので、少なくともこの2年間は意図的にポジティブになり、自己のバランスを確保できればと思う。
で、距離がさほど近くない「同級生」といった程度の人々に対してはこのポジティブさをもって接することができるようになっていると思うのだが、次のステップとして距離の近い親しい人に対してもこのポジティブさをもって接していきたいと思っている。
・3やってから1批判する
→これも上記と根は同じ。この2年間のうちにPlayer、Entrepreneur的ビヘイビアを身に着けたい。
どうしても批判したくなっても、自分がやる前にウダウダ文句を言うということをせず、
「あれ、自分はもう終わったけど、君はまだなんだっけ?遅いね~駄目だねー、僕は先に行くのでまたね」って感じで対処できればと思っている。
・ただし、批判的精神は捨てない
→何事もポジティブに捉えようとつとめることと、批判的にものごとを見ないことは同義ではないと思うので、ものごとを批判的に検討する姿勢は捨てたくはない。リアルの世界ではポジティブにいき、ついったーやブログといった狭い世界では批判的精神を出していくイメージでいいのではないかと今のところは思っている。
ただ、ブログやついったーをやってみてわかったが、自己省察的なこと・自己批判的なことを書くと、そういった記述が自分が思っているよりもさらにネガティブに読者に伝わり、暗い気持ちにさせてしまったり反発を与えてしまったりしているようだ。それは自分の意図するところではないので(偽悪的・皮肉屋ではありたいと思っているが、ネクラとか批判屋でありたいとは思っていない)、細かい書き方には多少の配慮が必要だろう。
●生活
・読書
→やっぱりMBAは忙しい!読みたい本は一杯あるが、残念ながら絞り込んだり、効率よく読んだりしないと回らなそうだ。ついては、
-ビジネス書はあきらめて、原則読まない(自身の人間としてのバランス確保を意識して)
-無理やり読書タイムを確保する(ツイッター時間の節約をするなど)
といったあたりを意識的にやっていきたい。
・音楽
→ひとつの大きなパラダイムシフトとして、CDをあきらめようと思う。これまでは、CDコレクターでありたいという思いが強く、MBAをとって仮に小金持ちにでもなれたら、CDで埋め尽くされた部屋を作りたいなぁとか思っていた。しかし、もう残念ながらそんな時代でもない気がしてきたし、何より留学したり転勤したりといったボヘミアンな生活スタイルが今後も続きうることを考えるとCDはかさばって仕方がない。
で、CDをあきらめると、全力でiTunesを利用することができるようになる。ねらい目はクラシック。冗談みたいに安いので、ガンガンダウンロードしていきたい。今日も地味にマーラーの3番をお買い上げ~。
・ゴルフ
→テーマは2つ。一つはスコアアップ。最近買ったユーティリティもいい感じだし、ドライバーもパターも安定してきた。スコアはなぜか100前後で停滞しているが、MBA的ポジティブネスで考えると、きっとブレイクスルーが近い気がする。昔のように80台を連発してみたい。
これを具体的なロジに落とすと、ブレイクするためにはやはり数こなすことが大事という話になる。ついては、ガンガンやっていきたい(と、長くややこしい、ゴルフする自分への自己正当化)。
2つ目のテーマは来年度を見据えた話。目下のゴルフ友達は皆来年の夏くらいに日本に帰国してしまう。これは非常にまずいので、今のうちから次の手を考える必要がある。具体案としては(1)ゴルフを始めた日本人同級生をそそのかす(2)外国人同級生のゴルフコミュニティに食い込むといったあたり。これまではあまり真剣にやっていなかったが、ぽちぽち真剣にこういった動きを始めることとしよう。
・家族
→秋学期は残念ながら、「家族に逃げてしまった」印象がある。妻がいいよといっているのに家族がいるからとかなんとか言ってイベントに出席しなかったりとか。冬学期は、そういった逃げはやめにしつつ、その一方で家族も大事にするといったスタイルでやっていきたいのだが、さてうまくいくかどうか。。。
少なくとも、「独身の奴らはいいよなぁ」という言う前に出られるすべてのイベントに出ないとな。