Monday, January 17, 2011

インプラント(ほぼ)確定

・昨日折れた歯を治すべく、さっそく歯医者へ。事前に勤務先やら何やらを駆使して予習してから臨んだ。

・予習によると、論点は「歯根が健在か否か」であるようだ。歯根が健在なら比較的容易に修復ができるが、歯根が健在でない場合はアウトで、歯根の除去をしたうえで次の一手を打たなければならないとのことであった。

次の一手の候補は、インプラントかブリッジ。インプラントは歯茎にチタン製のネジを取り付けて(インプラントして)、その上に歯をセットするというもの。超高いらしいが(百万を超えるという話も...)終わった後の結果はインプラントの方が良いらしい。ブリッジは問題個所の両脇の歯を削り、その上で両脇の歯を支柱・欠落した部分を橋渡しの部分のような感じにしたものをパカっとはめる手法。比較的安いらしいが、健康な両脇の歯を削るうえに支えることで長期的にダメージが蓄積するらしい。この話は、10年前に歯を取って以来、歯医者に行くたびに同様の説明を受けているの耳タコ状態。
また、この段階で言われたのは「日本と異なり、アメリカでは自分の歯でも状態がよくなければすぐ抜こうとする傾向があるので注意されたし」というものであった。

・で実際行ったところ、やっぱり一度取れていることから、歯根の状態も良くないとのことで、まだ折れていないもう一方の前歯もいつ折れてもおかしくないので、折れていないもう一方の歯も含めて歯根から取った方がいいだろうとのこと。予習のおかげで覚悟はできていたが、やっぱりダメだった。で、インプラントとブリッジの説明を改めて聞いてみたが、やはりインプラントしか道はなさそう。

・しかし、インプラントの料金について聞いてみたが、インプラントは別の専門医を紹介する形になるとのことでこの病院では料金提示はできないとのこと。うーん、日本でやるのとどっちがいいのか、マジで判断材料がない。。。たいがいに情報化社会の波をかきわける能力はできていた気になっていたが、インプラント情報ほど有象無象の情報が氾濫しているものはないのではないだろうか。もうインプラントについてwebで調べて2日目になるが、いまだにどのサイトが信頼に値するサイトなのかすらよくわからない。

・まず第一に、ほとんどのページが小規模医院によるものであり、ホームページの作りがシャビーでうさんくさい。
また、どうもインプラントについては学会でも意見の統一が見られていないのか、日本においてもアメリカにおいても実に色々な諸説が飛び交っていて素人の自分には判断がきわめて難しくなっている。
そうなると実際に通う医者による口コミ情報を信じざるを得ないのだが、これだけ諸説飛び交っているのを見ると先生の言うことが本当に正しいことなのか完全には信じられなくなってしまう。

この苦労、ガンとかになったらまた似たような苦労するのかもしれないが、なんとかならないのかな。このカオスを整理できたら、結構いい商売になる気が...