Sunday, October 9, 2011

もういくつ寝ると...

○気が付くとあと一週間足らずで30歳になってしまうことに気が付いた。こりゃいかん。参った。。

○昔は色々と「30までにはどうしたこうした」という構想やら夢を持っていた気がするが、今となってはどんな夢を描いていたのかもよく思い出せない。いわんや、自分がそういった夢をどの程度達成できたのかなど全くわからない。
ぱっと思い浮かぶところだけ検証してみると、

・20代のうちにやっておきたかった留学についてはまあぎりぎり達成できたような(帰国時に30を超えるので達成と言えるのかわからないが)。といっても、入念な準備の末に勝ち取ったというよりは、たいして準備もしていないのにぽっこり権利をもらえてしまったという感じなので、勝ち取ったとか計画通り進んだという感覚は全然得られていないのが残念なところ。

・30までにはするつもりのなかった(というか、多分一生しないんじゃないかと思っていた)結婚はだいぶ早い段階で思いがけずやってしまい、さらに思いがけず、子供まで20代のうちに作ってしまった。結果的に今の家族3人という状況は全然まんざらではないのだが、でもやはり思い描いていた構想とは異なることからたまに「俺がまだ独身だったら...」という妄想をしてしまうこともある。

本来は留学しかり結婚しかり、もっと主体的計画的に勝ち取るという経験を積んでおけば自分の人生観のようなものは大きく変わっていたようにも思われる。だが、今のところは、主体的というよりは成り行き任せで人生の大半のイベントが進展していて、主体的計画的に動くことの限界やら意味の無さのようなものをつい考えてしまう。同世代でも全く違う人生をベースにまったく違う価値観を獲得している人もいるだろうことを思うと、なんか随分遠くまで来ちゃったなあといったことを感じる。

ま、何にせよ、「今後のキャリア」とか「価値観」とか色々考えた方がいいことも色々あるのは承知しているが、それはさておき30代といえばハゲ白髪肥満や各種成人病と出会う時期でもあると思われる。ぼんやり考える限りでは、自身の頭髪量や加齢臭の程度こそなるようにしかならない類のものでキャリアやら価値観やらは努力や計画次第で随分改善する余地があるように思われる。さりながら、どこでどう間違えたのか、今の自分はぼんやりと「キャリアなんてなるようにしかならないので考えてもあまり意味ないが、とりあえず毎日丁寧に洗顔とか洗髪とかしよっと」という方向にしか思考が進んでいない。このままではろくなキャリアを獲得することなくしょぼくれていって、気が抜けた結果太って禿げて、、、という感じになりかねないので、あと一年弱のMBA生活をうまく使いつつ自分がどうありたいかについて真剣に考えてみないといかんなぁと改めて思いを新たにした。自分のイメージでは、公私ともに充実していればあまり極端にはげたり太ったりすることはないんじゃないかと思うのだがどうなんだろうか。勿論家系的な要素とかもあるだろうから一概には言えないけど。。