Tuesday, March 29, 2011

2日目だん

春学期2日目。朝から戦略論90min→昼休み(来年度のフィールドワークの説明会=昼寝タイム)→国際金融90min→組織論90min→来週に行われるInternational Food Festivalの打ち合わせ→遊びに来ている妻両親と風来坊で食事、といった一日。長かった('_')


・必修の戦略論と組織論は、自分の態度次第でTakeawayはかなりブレそう。「ふーん」で終わってしまいそうな気もするし、やりようによってはそれ以上の学びを得られるのかもしれない。今日のハイライトは

- 価値を創造することと、その価値をモノにすることは同義ではない(ので、刈取りでコケると意味ないよ)(戦略論)

- 優秀な人が集まった組織でも、間違った方向に突き進んでしまうことがありうる。たとえば相当金額の初期投資をしてしまったとき、いくらそれがサンクコストとはいえ人はつい止まれなくなる。あるいは、個人あるいは組織としてそのプロジェクトに対するコミットメントを表明してしまっているときも止まれなくなること多し。人は教科書のように合理的とは限らないので仕方ないので対策を知っておくべきで、対策は(1)開始前に引き際をイメージしておく(2)サンクコストと機会費用を意識的にわけてサンクコストの損失をいとわない(3)第三者の意見を入れる(4)一つの案と心中しないといったもの(組織論)


・選択の国際金融。これは面白い!この先生もAnderson的には新任なので昨日同様のリスク(新任の評判が不明な教授の授業を取ったら授業がつまらないリスク)があったのだが、大当たりかも。教授はシカゴでPhDを取って10年ほどケロッグで教えていた女性の先生なのだが、10年のキャリアがあるとは思えないほど見た目は若い。というかホームページの写真と本物のギャップがありすぎ。化粧一つでこうも変わるものかと。もともと強い興味があった為替の世界について丁寧に説明してくれるし、具体例も豊富でしかもそれが現在進行形の円高だったりするので自分にかなりなじみがあるし(今日は入学以来一番授業中喋ったかも...「喋り過ぎたかも」という、これまでにはない後悔をしてみるなど)。クラスメートは教授が何か強そうで腰が引けていたが(自分ももちろんまだビビリが入っている)、この科目はかなり楽しめそう。あと、一部の学生の博識っぷりにびっくり(米国債保有残高ランキングの推移だけじゃなくて、聞き取れなかったが日本が保有する金額まで理解していた。何人だよと。というかその数字は非公表じゃなかったっけ?米国側では出てるのかな?)


・ところで、選択科目とか来年度のフィールドワークとかでチームメートを探さないといけない。クラスによっては複数個所から誘いをもらって困っているのだが、たいていは相方探しに四苦八苦といった感じ。これまでの怠慢がこういうときにばれちゃうんだよなぁ。