若干今更感があるが、春学期をより実りあるものにするべく、冬学期をさっと振り返っておきたい。その上で春学期に活かせる教訓のようなものがあれば随時採用することにしたい。
まだまだParticipationが足りないような
・秋学期は、Participation Pointのウェイトが高いマーケティングや経済の成績が、テストの手ごたえの割によくなかった。また、コミュニケーションの授業に至っては、Participation Pointがあるにもかかわらず殆ど何も発言しないまま秋学期を終えてしまいかなりの「やってしまった」感。
・そこで、冬学期は、「もっと発言をして、授業に食らいついていきたい」という目標を持って臨んだ。
・その結果、ある程度はParticipationについて改善を図ることができたとは思う(例:クラスメートに「なんだお前、さいきんよく発言するようになってやるじゃないか」と進研ゼミの漫画のようなことを言ってもらったり、「よーし喋るぞ」と強く意識せずとも喋ることができるようになるなど)
・しかしまだまだ足りない気がする。特に、長めの発言をするときにはやっぱり苦労してしまうし、あるいは生徒間で繰り広げられるゲリラ的ディスカッションには追いつくのに苦労する。英語力を改善しないとどうしようもない長期的な問題という側面もあるかもしれないが、集中力とかやる気によって短期的に解決する部分もあるような気がするので、とりあえずは「引き続き、Participationもっと頑張るぞ」という思いをキープしていきたい。
Go out of your comfort zone
今学期最大の反省がこれ。この目標の達成度がかなり低いので、今学期の満足度はかなり低く、「やってしまった」という思いが残っている。
・勉強の面では、せっかく興味があった科目をたったの1週間でドロップしてしまい、その後余力感があったことを思うと勿体なかったと感じている。ドロップした当初は、「6科目履修して1科目あたり5時間だけ勉強時間を確保するよりも、5科目に履修科目数を減らして1科目当たり6時間勉強時間を確保した方がよいのではないか」と考えた。しかし、今思うと必ずしもそうでもないかもしれない。今学期は実際、1科目1科目について比較的じっくり取り組む時間を確保できたような感触を持っているのだが、比較的勉強時間を確保できなかった前学期と比較して吸収の度合いが著しく改善したとは思えない。余分な時間があっても結局勉強の密度・濃度が低下するだけで、結局のところあまり意味はないのではないかというのが、限られた時間で効率よく勉強できた(気がする)前学期と十二分にある時間をダラダラと費消してしまった今学期を終えての経験則だ。であれば、貴重な2年間、多少アップアップしながらでもいいのでより多くの科目を履修した方がよいと今は考えている。
秋学期の「まあまあいいけど、表彰や奨学金が出るほど素晴らしいわけでもない」という成績を踏まえると、GPAに対する未練をもっとバッサリキッパリと捨て去るべきであったような気がする。すなわち、「どうせB+くらいは取れる」と割り切って、重箱の隅レベルまでテキストを読み込むなどの無駄・過剰をやめて、より多くの科目を履修すべきであったように思う。
ということで、今学期はとりあえず6科目履修からスタートしてみたい。正直シンドイが、就活で忙しかった他の学生が頑張れているのだから、自分も手の抜き方を工夫すればやっていけるはずだ。
(追記)上では威勢良いことを書いてみたが、良く考えると、6科目履修だと、授業に出席するだけなら余裕があるが、グループワークのための空き時間がかなりタイトになってしまう。とりあえず初回の授業は参加するけど、ちょっと無理があるかもな...
・それ以外の面では、気が付いたらジャパントリップ準備にのめりこんでしまい、それ以外をおろそかにしてしまったのが痛恨。本来なら、ジャパントリップの準備もしつつ、遊びやネットワーク拡大・深化も同時に進めるべきであったのだが、日本語で作業ができて作業内容も比較的簡単な(Excelの表作りとか、事務作業とか)ジャパントリップ準備にかまけてしまった。これは他のメンバーがどうこうという問題ではなく純粋に個人的な問題で、一言でいうと易きに流されてしまった。
この問題についてGood Newsがあるとすれば、もうジャパントリップ準備は終わったということだ。易きに逃げようにも、もう逃げる対象が存在しない。ということで否応なく頑張らざるを得ないので大丈夫とは思うのだが、一応気合も入れておくことにしたい。具体的に何をするというのは難しいのだが、抽象的に言うともっと世界を拡げにいきたい。
その他細かい点(これまでに「あ、やっちまった」と思ったこととか)
・質とスピードのバランスを常に意識する。無為に質だけ追及する(=スピードとのバランスを考えることから逃げる)ことがないようにしたい。
・日本的ロジックを極力使わずに議論できるようになりたい(たまにやってしまったので、留学中は撲滅したい)。いま自分が日本的ロジックと思っているのは
- 第三者の権威に頼ったロジック→「●●も自分と同じ意見である(からお前も賛成しろ)」「自分の●●という意見に反対する人はいないだろう」等
- どこかに何らかの「常識」があるという前提にたち、人の発言がその「常識」から外れているとして断定的に批判すること→「ありえない」「開いた口がふさがらない」等。
・外国人同級生と、ケンカになりそうなレベルで(=上っ面レベルではなく、互いの利害にタッチするような深いレベルで)のやり取りをやりたい(今学期できなかったので、来学期は)。秋学期はJ君関連でこのレベルまで下りていくことができたのが今となっては良かったと思っているが、冬学期はメンバーとの相性が良いことが裏目に出てつるっとした人間関係で終わってしまった感がある。日本人とは日本に戻ってからいくらでもできるので、外国人同級生とすったもんだしたい。
・やらないより、やって失敗するようにしたい(引き続き)。やらない場合、残るのはやらなかったことによる後悔だけだが、やった場合は多少の後悔はあるが、それ以上に失敗→反省→学習→改善のPCDAサイクルを回すことができるのがとても大きい。もちろん失敗をすると少なからずネガティブなリアクションが来るが、いい意味で面の皮を分厚くして、いちいち委縮して「失敗するくらいならやらない」という発想に逃げてしまうことのないようにしたい。