春学期が一週間経過し、プロジェクトも11週目を終えたことになる。最初の10週間ひたすら迷走していた当チームにとっては、10週間のプロジェクトで1週間が終わったという感覚。。色々あったが、多少は前進したし、スペイン人君に火がついてくれたので多少楽観的になっている。
■スペイン人君が、ケーススタディのインタビュー相手を無事に見つけてきてくれた。これで、自分が見つけていたインタビュー相手とあわせれば、無事にノルマの2件が集まったことになる。
これまで何を言ってもアクションを始めてくれなかったのだが、自分がインタビュー相手を見つけて、その次の「資料読み込み」とか「インタビュー準備」を始めたら、ようやく尻に火が付いたみたいで、まあよかった。
→100の言葉より、1の行動が人を動かす...ということかな?
■しかし、自分では何もこれまで成し遂げていないインド人君が抵抗勢力のごとく茶々を入れる。実際に山が動き出しているのでその愚鈍さがいっそう目障りである。
・○○が進捗するまでアクションを待った方がいいのでは、と言って無駄に停滞を招く
・やるやる詐欺。頼んでもないのに勝手に「そこは俺にまかせとけ」と作業を抱え込み、そしてやらない。
・必要以上にものごとを複雑にする。「この情報は教授にはまだかくしておこう」とか。
思うに、先学期の停滞の殆どは、このインド人の上記のような邪魔によるところが大きかった。先学期までは、ヌルい自分は、「こういった奴らとなんとかうまくやるのも、勉強のうち」と考え、極力、そんなインド人君を説得しようとしていた。その結果、彼が納得するまで事が動かず停滞...ということが続いていた。
現時点において、自分は余裕を失っているので、「チームメイトとのすったもんだから得られる学び」はあきらめることにした。すなわち、プライオリティを、「チーム内における合意形成」から「事を前に進める」に切り替えて、以下のような感じのアクションを取り始めている:
・インド人:「問題が生じうるから待った方がいいのでは」と言われる
→自分:待たずに勝手にアクションを取り、「どうだ、問題ないだろ?」と言い切る、あるいはそれ以上彼がウダウダ言えないほどに状況を前に進めてしまう
・インド人:「俺に任せろ」と言っておきながらさぼる(例:「明日までに教授にメール打っとくよ。俺にまかせとけ」)
→自分:一応まかせるが、信頼せず自分でもメールを用意しておく。彼が約束した期日までに送らなかったことを確認したらすぐに彼に断わりなく教授にメールを打ってしまう。
・インド人:教授にはこの情報を隠して、事務局にはこの情報を隠して、、、とかウダウダ言い出す
→自分:英語を誤解したふりを装い、勝手に全てを隠さず情報共有し彼らのアドバイスを仰ぐ。
(※もちろん、誤解したふりというか、実際誤解していることもあると思うけど、、、)
こういった、「相手任せにせず、自分でやっちゃう」という考え方、できれば使いたくなかった。というのは、ジャパントリップの準備で色々うまくいかなくなってきたときに同じことをしたら一部の同級生から猛烈な反発を受けたから(まあもちろん、それ以外、例えば自分の言い方とかもあったかもしれないけど)。
今回も、おそらくインド人君は、自分が彼を信頼せず作業をどんどん進めてしまっているので反感を抱いている可能性が高いと思う。でもまあ、やっぱり、仕方ないと思うのだがどうなんだろう。自分がもう一回り二回り能力の高い人間であれば、そんな使えない彼をマネージすることも含めてうまくやることができたのかもしれないが、どうも今の自分のキャパシティでは「じゃあ自分でやっちゃうよ」としかできない。。