プロジェクトことAMR、2週目が終わった(※ほんとは12週目だが、最初の10週間空回っていたorz):
● 前学期の終盤に「論文ではなく、2つのケースを書く」と言う方向に急遽方向転換した我々。春休みの間ではケースの取材相手が結局1ケース分しか見つからず、「で、2つ目見つからなかったらどうするよ?」というリスクを抱えたまま1つ目のケースをどんどん進めてしまっていたのが先週まで。
しかし、ついに、スペイン人君がもう一つの取材相手を見つけてくれて、合意形成まで取り付けてくれた。これで「ケース取材相手が一人しか見つからず、結局あきらめて論文に再び切り替える」という最低のシナリオを無事に回避することができた。これから先は、見つかった2件の案件について、精一杯ケースを書くだけだ。
これで、アジェンダが企画の立案から遂行にシフトしたことになる。「あとは粛々とケース作成を遂行するだけ」という状況は、「何をやるのか固めないといかんが不確定要素が多過ぎる」という状況と比べると断然気楽である。そして、案の定、インド人君とかはもうプロジェクトが終わったような雰囲気になってしまっている..それを無視して粛々と分担とかスケジューリングとかを話すのが、この空気の読めない自分という構図..
●無事にやることが固まったので、チームを2つに分け、自分とインド人君が1つ目のケースを、メキシコ人君とスペイン人君がもう一つのケースを手掛けることになった。ちょっとだけ「自分があまり気を掛けずにいたら、2つ目のケースが全く進捗していないことが終盤に発覚するリスク」とかを懸念しているが、それはまあ日々小まめに進捗確認することでカバーするしかないか。。
● で、1つ目のケースは、無事に一回目のインタビューが終わり、実際の執筆作業が始まった。
先日書いたようにインド人君との合意形成やすりあわせは意図的にすっ飛ばしており、企画書・構成案等すべて当方で用意している。できあがったものを見せて「何かあったら何でも言ってくれ」と言ってはいて、多かれ少なかれ彼の意見も取り入れてはいるものの、必要なら黙殺したり反論したりも厭わず自分のペースでやらせてもらっている。
彼としてもそこまで勤勉なわけでもなく、急遽パーティが入ったり車が頻繁に故障したり(...)して相変わらずトロいので、自分のリードに文句も言わずついてきている。最近は少し負い目を感じ始めてくれたようで、たとえば1回目のインタビューの際はびっくりするほど周到に準備していて感心してしまった。
● ということで、いよいよ、ボトルネックが他の人々から「我々の作業スピード」に収斂しつつある。これだけ状況がすっきりしたのに、我々の筆が遅いから進まなかった...などということは回避したいので、ここは踏ん張って頑張りたいところ。