朝一の歯医者で、いよいよインプラント関連治療が終わった。
(ここまでのあらすじ)
・大学合格した日:合格に喜び過ぎて転んで歯が折れるorz 近所の大学病院で歯を挿してもらうが、「いずれ退縮するので、将来インプラントは不可避」と警告を受ける
・渡米して数カ月:差し歯がついに取れる(@焼肉屋、敗因はとうもろこし)。慌てて歯医者へ行き応急措置をしてもらいつつ、インプラントの準備を始める
・1年目が終わった夏休み:インプラント手術一発目。予想外に自分の歯茎の退縮が進んでいたので、ネジを入れる前段階として顎の骨を患部に移植する手術。
・そこから数か月後:患部にインプラントのネジを埋め込む手術。
・本日:埋め込まれたネジに、歯のイミテーションをはめ込む最終段階。
最初に歯を折ったのが2001年なので、11年の歳月を経て、ついに自分の歯がインプラントになった。。自分にとってこの歯の問題はけっこう大きな問題でずっと気がかりだったので、これが解決したことは自分にとって大変気持ちがいいものである。ざっくり1万ドル強の費用がかかっているのが死ぬほど痛いところではあるが、これは自分が歯を折った2001年からある程度覚悟してあったものなので、痛いけど耐えられる(妻はぶつぶつ言っている。だって、自分の過失で家計に損失百万円なので、、、)。
それにしても、歯が取れてしまうタイミングが実によかったのが不幸中の幸い。歯が折れてからインプラントが終了するまで、実に一年半の時間がかかった。つまり、留学してすぐ歯が取れてしまわなければ、インプラント手術を在米中に終えることは難しかったのだ。
(各プロセスが終わるたびに、削った歯茎が再生するのを待つために数カ月様子を見なければならないので、すぐには終わらない)
これまで自分のなかで「タイミングが良かったで賞」は結婚とか子供ができたこととか社外に出向できたこととか留学できたこととかだったのだが、このインプラント手術関連のタイミングの良さはそれらを遥かにしのぐタイミングの良さであった。なにせ、他のことは、別に一年ずれてもたいした問題がないが、このインプラントは数カ月の誤差しか許されなかったからだ。タイミングの妙には本当に感謝している。
ところで、この治療に関連して、日米の歯科治療方針の相違のようなものを感じることができた。
・日本:差し歯は、自然に取れてしまうまで極力さし続けるべきだ
・US:もっと早く抜いてインプラントに移行していれば、歯茎の退縮等を抑えることができた。なぜもっと早くやらなかったのだ
。。。結局どっちが正しいのか自分にはわからない。今となってはUSで治療したのでUSの先生の言葉を信じたい気持ちに駆られているが、真実がどっちなのか確信は得られていない。でも、仮にUSの先生の言うことが正しいとすると、日本の歯医者マジ殴りたいぞ。。
いずれにせよ、ずっと懸案だったインプラントが終わったことは、この2年間のビッグニュースのトップ3に入ることは間違いない。嬉しさで言うと先日の賞よりもずっと嬉しい。歯を心配することなく食べられる喜び。Hooray!