Tuesday, November 30, 2010

Busy busy

あわただしい感じなので昨日今日の分をまとめて。

・月曜日。朝一でサンタモニカのDMVで妻の運転試験。メイクミラクルか、試験官が日本語を話せたためコミュニケーション上のトラブルも少なかったようで無事一発合格。ところで先月合格した自分の免許はいつ来るんだっけ...

・改めて考えてみると、結構期末試験の準備って楽でもないのかも。完全に仕事のできない人モードで、時期が迫ってきて初めて状況の大変さに気付いたっぽい。

・ジャパントリップの作業が少しずつスケジュールを圧迫するようになってきている。いい刺激と言えばそうだし、とても楽しいんだけど、肝心のこと(外国人同級生とのコミュニケーションとか、学業とか、家族とか)との兼ね合いが難しそう。

・火曜日。妻が風邪を引いたので午後早めに帰宅。家事やら娘のケアやら、普段丸投げしていることを一手に背負って専業主夫ごっこ。このテキパキ感、日常の自律心育成にいいかも...

Sunday, November 28, 2010

サンディエゴ (3)

・日曜日。サンディエゴ出張も最終日。

・とりあえずダウンタウンでも見てみようということでダウンタウンにあるHorton Plaza Shopping Centerへ。ここはSCそれ自体がでっかいし建築物としてもかなり有名とのこと。また、駐車場が3時間無料なので(モール内にあるValidation Machineに通せば何も買わなくても無料)ここを拠点にダウンタウン散策ができてしまう。
結局ダウンタウン散策はまいっかと流してしまったが、車で軽く流した印象ではサンディエゴのダウンタウンはLAのそれと違ってかなり良さげ。徒歩圏にダウンタウンが詰まっていて、かつ治安も悪くなさそうで人が多く歩いていて、しかもこぎれいな店がたくさんあって散歩好きにはたまらない感じ(歩かなかったけど...)。次来たときは是非ダウンタウンをぶらぶら歩く時間を確保したい。

・その後、道路沿いにあったChipottleにて昼食をとり、北上したところにあるCarlsbad Premium Outletへ。ここはLA近隣のアウトレットと比べるとかなりこじんまりとしているが、一応それなりに楽しかった。ここへの道中、一瞬ものすごい渋滞に巻き込まれた。ああやはりUターンラッシュか...と思ったら、自分達の車のすぐ前方で事故が起こっていた。通り過ぎる際に見たら、車が1台全焼していた。おいおいと思ったが、運転者っぽい若者は元気に路肩をぶらついていたのでとりあえず一安心。

・で、いざ帰途へ。なんだかんだで遅くなったので、トーランスのMitsuwaの隣にあるレストランモールのどこかで夕食を食べようと思い寄り道。一通りのぞいた結果、寿司「Nozomi」にて夫婦そろってウニ丼をチョイス(娘は別途食べられるものを)。3日連続ウニを食べることになるとは思わなかったが、まったく飽きることなくおいしく頂いた。しかし、鉄火丼より安いウニ丼ってどういうことなんだろ。

・これにて2泊3日のサンディエゴ小旅行は終了。娘もまったくもっていい子にしていたし、食事も(ちょっと贅沢しすぎた感があるけど)美味しかったし、文句なし。
自分にとって、「老後住みたい街」は訪問経験のあるところを中心に出雲とか広島とか代々木上原とか京都とか宇都宮とかがランクインしていた(自分より旅行経験の豊富な妻に言わせれば、北海道とハワイに足を踏み入れたことのない自分にはこの手のことを語る資格はないみたいだけど...)。しかし、サンディエゴは確実にトップ5に食い込んだ感じがある。
ホームコースのトーリーパインズで朝から軽く9H回って、海の見えるアパートでオリーブと一緒にフランスパンをかじった後にLa Jollaの海岸沿いで娘と犬とフリスビーか何かで遊んで、地元のビストロで本を読みながら地魚のソテーとワインを飲んでいるうちについウトウト…そんな鼻血が出そうな贅沢が比較的簡単に実現できそうな、素晴らしい街だった。
逆に、そこまでのレベルでLAに感心できていないのが残念なところ。もっと丁寧にLAを勉強してみたいとも思った。

Saturday, November 27, 2010

サンディエゴ (2)

・サンディエゴ二日目。朝食はホテルでビュッフェ。マッシュポテトとかスクランブルエッグとか、あらゆるおかずにケチャップが合うことと言ったら...
完全に醤油と同じ役割なんだけど、醤油とケチャップという全く違う食品が全く同じ役割を演じることに今更ながら驚き。

・ホテルを出て、いざSea Worldへ。ここも動物園同様、とにかくデカい...水族館というよりはディズニーランドの方に近い気がする。いわゆる水族館は構成要素のひとつに過ぎず、シャチショーやらイルカショーやら「セサミストリート子供広場」やら色々なものがある。とてもではないが一日では回りきれず、本日はシャチとイルカとサメとセサミストリートでギブアップ(半年以内にもう一度入園できるチケットなのでOK)。
イルカとサメはさして印象には残らなかったが、シャチはかなり面白かった。シャチの飛んだり跳ねたりといったアクションそれ自体ももちろん面白かったのだが、全体のストーリーがよく練られていて大人でも思わず歓声をあげてしまう内容だった。

・シャチショーの冒頭、「今日はゲストが来ている」との切り出しで招待されて来ている退役軍人の黒人が名指しされた。恥ずかしそうに立ち上がり周囲に手を振る彼に対して会場一同拍手。スポーツ観戦でよく経験するこの退役軍人への感謝セレモニー、「アメリカの健全な精神」のようなものを感じることができるため、個人的には嫌いでない。
また、この手のイベントを体験するたび、この国にとって戦争が60年以上前の歴史上の出来事なんかではなく現在進行形のものであるということを意識させられる。米国に留学することで当然色々な見識を得ているが、この「戦争は現在進行形で続いていること、あるいは、退役軍人や戦死者が現在進行形で発生し、また彼らが敬意を受けていること」に対するセンスのようなものは特に重要なものに感じられる。

・Sea Worldを出た後、車で15分ほどの距離にあるLa Jollaへ。聞いてはいたが景色がヤバい!!!ざっぱーんと砕ける波、空を舞うカモメの鳴き声、岩場に寝そべるアザラシののんきな顔。サンタモニカやマリブと似ているといえば似ているのだが、絶景っぷりは一段抜けている印象がある。

・夜はネットで調べて見つけたSea Rocket Bistroへ。予約の電話の対応がフレンドリーだったので期待をもってHPを見てみたところ、いまどき風のブログベースのHPなのでページ内の情報を探すのが非常に楽。何層にも連なるごっついHPを作って自己満足しているあらゆるレストランのHP担当者にこのHPを見て学んでもらいたい。

料理はあんまり高くもなく、かつとても美味しく最高の一言。娘のことも普通に歓迎してくれたし、サービスも店の雰囲気もきわめてアットホーム。広島時代に足しげく通ったスペイン料理店を思い出した。値段も昨日のSushi Otaと比べたら50ドルくらい安いし(しかも今日は酒も飲んだのに)。絶対にまた来たい。
というか、きっと家の近所でもサンタモニカあたりにこのクオリティの店がないわけがないと思うので、それを見つけたい。「とっておきの店」が家から車で2時間半というのはさすがにちょっと...

-Starter(和訳は前菜でいいのかな?)のウニはなんとびっくり大きなウニの殻ごとやってきた。しかもまだ殻がピクピク動いており新鮮さが窺える。
-1個2ドルの生ガキは今日は4つしか頼まなかったが、火曜日なら1個1ドルになるとのことなので是非火曜日に再訪して10個くらい食べてみたい(生ガキだけで満腹になるのが自分の果たせぬ夢のひとつ)。
-タパスもすべて美味しかった。オリーブ、イワシ、ホタテのパテ...特にオリーブ最高。広島時代にお気に入りであったスペイン料理店でよくオリーブを食べながらワインをガブガブ飲んでいたことを懐かしく思い出した。オリーブとピクルスは(アメリカ料理かヨーロッパ料理か不明だけど)お気に入り。MBA終わって帰国したら、家で自家製酢漬けオリーブピクルスでも作ってみようかな。
-ワインも、適当に安いのを頼んだのだが美味しかった。車で来たのが実に恨めしい。一口もらった妻注文のサングリアも最高。
-メインのYellow tailのソテーももううまいの一言。娘が気に入ったようでクレクレ言ってきたので半分くらいしか食べられなかったのが残念。

といった二日目。いやー最高ですわサンディエゴ...

Friday, November 26, 2010

サンディエゴ (1)

・Thanksgiving連休2日目。前夜のうちに来週の宿題の一部をやっつけ、初日から行くはずだったサンディエゴにいざ出発。道路もまったく混んでおらず、途中に寄り道したけど3時間程度で到着。朝食に車中でおにぎりを食べていると、アメリカのフリーウェイを走っているのか日本の東北道を走っているのかたまによくわからなくなる(言い過ぎか)。

・でサンディエゴ到着。なんとなくだが、太陽がLAよりもまぶしい気が。気温も高く、セーターを着こんできてしまったことを軽く後悔。早速、サンディエゴ定番スポットの一つである動物園に到着。入場料$37は上野動物園の\600の実に6倍程度で軽く面食らった。中はとても広く、とてもじゃないが一日で回りきれる広さではない。結局3分の1程度を回っただけで疲れてしまい終了。個人的には、50ドル取ってもいいから2-day Passにしてくれれば、あるいはそういったチケットが別途あればいいのにと思った。
改めて言うことでもないが、動物園は、動物を見て楽しむというよりは、動物を見てわーキャー言っている娘を見て楽しむところだな。

・マリーナ沿いにあるホテルに到着して落ち着いた後、この旅のメインイベント、有名な寿司屋「Ota」へ。
最初はgoogle君を通じてこの店のことを知ったのだが、別途UC San Diegoに留学している友人にお勧めの店を聞いた答えがまたOtaであったことから、迷いなしで予約。

当地はウニが日本と比べると割安とのことだったので、自分も妻もウニで頭がいっぱいの状態で店に向かった。
実際ウニは安い(気がする)。アジのたたきが18ドルでウニの刺身が17ドルとか、マグロの握りが2貫5ドルでウニの握りが9ドルとか。値段はうろ覚えだが、なんとなくお得感でいっぱい。

日本ではもっぱら回転寿司を愛好していた自分にとって、ウニはあまり縁のないネタであった(回転寿司では、たいていどの店でもウニは金色やら何やら一番高い一番派手な皿で回っていて取る気が起きない。しかも回っているウニはたいていカピカピなので、「極力注文せずに回っているものを食べる主義者」の自分には一層縁がないネタであった)。しかしここでは、日本で食べなかった分まで食べるかのごとくウニの刺身も握りも注文、思う存分ウニを満喫させて頂いた。娘もマグロやらサーモンやら、果てはウニまでむしゃむしゃ食べていた(あと、うどんもあったので、仮に娘が寿司にイヤイヤしても大丈夫だった)。ニジヤのものでは食べなかった気がするので、やっぱりネタの鮮度がかなり違うということなんだろうと思う。

店員も日本人で日本語で会話できてしまうし、アガリが1.5ドルと有料とはいえお代わり自由で飲めるし、非常に気に入った。注文のときに味噌汁やら枝豆やらを推奨してくるのが誘いに弱い自分にとっては若干のマイナス材料であるが(そして、結局頼んでしまった味噌汁は感動するほどではなかった)、アメリカにいる間にあと1回くらいは行きたいと思った。なんちゃらロールも悪くはないけど、やっぱり寿司といえばこれだよなぁ。

Fashion in LA

LAに来て以来ずっとそうなんだが、最近特に一日の中での寒暖差が激しい。
朝夜はダウンジャケットやら毛のセーターを着たくなるほどに寒いのに、昼はTシャツ一丁で十分なほど暖かい。
そういった気候だと、パーカーとかカーディガンとかが便利で、着脱が面倒なセーター等はちょっと利便性が低い。

もう一つ自分のコーディネートに影響を与えているのは、アメリカ人同級生の皆様(特に男子)。どいつもこいつも半袖のTシャツかポロシャツ。あるクラスメートに寒くないのかと尋ねたら「何を言っているんだ、シアトルなんて雪が降っているんだぞ」と、わかるようでよくわからない反論を受けてしまった。シアトルもさむいかもしれないがLAも十分寒くないか?あるいは、アメリカではいまだに「男子たるものマッチョであるべき」といった価値観が支配的であり、秋口から長袖を着こむのはよろしくない、んなわけないよな...

本当はダウンジャケットとか着てしまいたいんだけど、そういった空気に負け、寒いと思いつつパーカー一丁で通学している。早くもっと寒くなってくれないかな、そしたら文句なしに厚着して学校に行くことができるのに。

Wednesday, November 24, 2010

ここ数日まとめてドン

何が忙しかったのかはよくわからないけど、なんとなくせわしなかったので数日更新をサボり。もう詳細な記憶は残っていないのでダイジェスト版でさらっと。

・火曜日:朝から授業2つ→コミュニケーションの授業の中間プレゼンの聴講(最低一回は聴講・採点が義務付けられている)。基本的には皆授業で指示されたフレームワークを意識したプレゼンをやっているのだが、留学生はフレームワークのおかげでいつもより生き生きとプレゼンができていた一方、アメリカ人は逆に窮屈そうでいつもの喋りの方がマシと言う感じだった。夕方はジャパントリップ関係でミーティング。

・水曜日:クラスメートの強い推奨に従い、Thanksgivingをサンディエゴで過ごすことに。あわててExpediaで宿を確保。しかし、何かの手違いで先輩からゴルフの誘い(というか、「予約したからよろしく」メール)が来てびっくり。断ろうかとも思ったが、結局サンディエゴを木金土から金土日にずらすことに。
変更のためExpediaを見たら、なんと26日のホテルの予約が二つも行われていた。システムエラーと言われたので、ブラウザで「戻る」をやってから再クリックしていたらこんなことになってしまった。あわてて真夜中にExpediaに電話してなんとかキャンセルに成功。

・木曜日:サンクスギビング。5時起きでゴルフへ。Lost Canyonという谷あいにあるゴルフ場で、風がびゅんびゅん吹いている。寒いし、コースも難しいしということで、過去数年叩いたことのないスコアをたたいてしまった、というかもはや数えてない(120前後)。途中で一瞬スイングを忘れてしまい、チョロしか出なくなり、その後は何をやってもうまくいかなくなってしまった。あー疲れた。。

Monday, November 22, 2010

J君 -そして伝説へ-

けっこう疲れてきた。

(これまでのあらすじ)

・同じ班のJ君。これまでかなりのハイペースで信頼感醸成に努めている。

-宿題を欠かさずにやらない。1か月半ほど続き、文句を言ったが結局「Doing nothing」から「Doing a little」に変化しただけっぽく。皆がミーティングの場では用意してきたものに基づき議論している一方で、一人だけその場で考えながらやっている。おかげでしょっちゅう、皆がQ3に進んだあたりでQ1を蒸し返したり。

-とある週末「ところで明日からNYに行くので、宿題は一切協力できないのでよろしく。これは前から決まっていた予定なので変更はできない。よろしく」というメールが来た。スペインのE君がわざわざスペインから来た彼女とベイエリアを旅行中にもかかわらず旅先から宿題をメールしてきた最中のメールだったので彼の「らしさ」が際立った格好。

-他のメンバ-「俺はこう思うんだけど、どうかな?」J君「正解はこうだ。修正しろ」。たまに筆記者のPCをひったくり、一心不乱にタイピングしてくれる優しさを持ち合わせる。

-意見が割れたら、妥協しない立派な信念の持ち主。必勝法は「相手が反論する前に喋り倒す」「俺は頭いい。俺は紺分野のエキスパートだ。俺は知っている。100%の自信がある。信じてくれ。お前の案は間違っていて俺の案は正しい」ちなみに序盤はJ君に押されてJ君案で提出したら、そこだけ減点をくらったことが2回ほど...

-最大の名言は「俺は頭いいんだぞ(I am smart!)、俺は名門●●大学を出ているんだぞ!グループじゃなく個人作業だったらすべての宿題楽勝で満点取れるんだぞ!」。後の言い訳メールでは、あろうことか自分が彼に言ったセリフが引き金であったとのことで、「あの発言単独では確かにおかしい。しかしそこには文脈というものがあり、文脈を踏まえれば俺には正当性がある。とはいえ俺はお前たちと仲良くしたいんだぜ」というツンデレ感のある40行ほどのメールが深夜に届く。ちなみに「深夜までこうやって頑張っている俺の努力を認めろ」も彼の得意技。

-集中力が神クラス。ひとたび話し出すと勢いは止まらず、あっという間にボリュームはフォルティッシモ(@図書館)。自分からひったくったペンで自分からひったくったハンドアウトにガシガシ線を引きながら自分に対して「ここだよここ、ちゃんと見てくれよ、俺正しいからさ」と仰る。

-残り4名はあまりに無力。ミーティングの度に「お前以外皆がこう思っているんだから、グループワークなんだから従ってくれよ」と懇願するのだが、そうすると「ほうほうお前らはそうやって数の暴力を使うんだな。真実に興味はないんだな。政治でものごとを決めるんだな。お前らそれでいいのか?」と決め台詞。

-頭がいいので、当然文章は難解。一文が長い長い。また、倒置などイレギュラーな表現を多用されることもあり、これまで見る限り最大限読みづらい文章の書き手。

-メールが長い・いっぱいくる(一回反論すると、たいてい3発くらい反論メールが来て、最後に「と言うことでお前は負けている。認めるのか、認めないのか?」といった総括までやってくれる配慮ぶり)返事しないと深夜でも電話のフォローアップをしてくれる丁寧さ。

・先週末に「1時間で終わるべきものを無駄に4時間に引き伸ばした挙句、深夜までメールでの延長戦を挑み、やっと妥協したと思ったら深夜に勝手に改変して再提出の術」を披露したことからメンバーの感動を招く。「Yes, but」の国アメリカでここまで人に対して直接的に罵詈雑言が浴びせられるシーンを経験することになるとは思わなかった。自分も言わずにはいられなかったが、ボキャブラリー不足からウィット感に欠けたセリフになってしまった。「ぐだぐだ長いメール打ってきやがって。冷静沈着ゆえ、テメーのメールなんで全然読んでないよ、この野郎」というとあるメンバーからの攻撃に対しては「我々はお互いにコミュニケーションに努めると最初に約束したはず。メールを読まないというのは約束違反だ」とのこと。

で今日も。関係を改善したいとのことだったので、「では次の会計の宿題はmatureにやろうぜ」という話をしていたところ、、、

-メールベースでのやり取りであるが、当然の一番最後に参入。それまでの4人は前のドラフトに加筆修正というスタイルを取っていたが、全く別のファイルで、計算過程もよくわからないエクセルファイルで「これが正しい。お前ら4人、直せ」とのお達し。

-やっぱり彼vs残り全員という対立が今回も発生。自分を含むほかの4人はどれだけ頭が悪いのか。当方は「CPAの友人の賛同」という強いタマがあったが、それも「お前らの聞き方がずれていたっぽいからあてにならない」と一蹴。途中何回か「100% right」とか「I know」とか、シュートを放ってくることも忘れない。

-締切に間に合わせるという考え方は堕落的なものであるという信念からか、たとえばあと数時間で締切が訪れる会計の宿題について24時直前まで「ここ直せ」「そこ直せ」とやっている。多分他のメンバーは皆寝てしまったっぽく、誰が仕上げて誰が提出するのかわからないまま現在に至る。勝手に修正して再提出したこないだよりはマシか。自分の「1点くらい減点されてもいいじゃない」メールは華麗にスルー。

で、自分。けっこうリアルに精神的に摩耗してきて(Gmailの着信音にドキっとする等)、このままでは家族に八つ当たりしたり太ったりはげたりしてしまいそうな状況。仕方がないので、ガキンチョではあるが、彼のことを「キ●ガイ」と認定し、あきらめることにした。これまでは色々紆余曲折して「めんどくさい野郎だ」とか「単に天然なだけかな」とか「きっと根はいいやつ」とか認識を改め続けてきていたが、ここからはキチ●イ一本で行こう。まだ一回会計のグループワークが残っているが、もう0点でもいいので、「Yes, sir, as you like」を貫き通して「キチガ●と一緒に過ごす時間の最短化」だけを考えることにする。いやもう君十分頭いいからさ、今すぐ学校終了してママと一緒におうちでヘッジファンドやってればいいじゃない。もう充分だろ、勘弁してくれよ。こんな経験このしょぼいブログに書くのが関の山で、なんの肥やしにもならないんだよ。好きにしていいからこれ以上俺に害悪をもたらさないでくれ...

・ところで今日の統計のミーティングは彼がWaiveしているので残り4人で。いやまじで、これがグループワークでしょって言いたくなる素晴らしい時間であった。意見提起あり、議論あり、冗談あり、妥協したり妥協されたり、説明したり説明を聞いたり。特定の個人が100%満足する仕上がりになったかどうかはやや自信がないが、少なくとも4人全員、90%以上の満足度を誇るアウトプットが仕上がった。しかもたったの1時間強で(含む雑談:J君がいると誰も雑談しない、なぜならJ君は雑談を好まないので)。

しっかし最低の文章だなこれ。

Sunday, November 21, 2010

支店経済・留学先経済

日曜日。妻をゴルフに見送った後二度寝→娘が起きたので朝食→DVDを見たりiPadを見せたりして遊ぶ→昼食→公園やらショッピングモールの子供コーナーやらで遊ぶ→昼寝→起きる→妻帰宅、夕食→宿題→寝る という一日。

・ゴルフ。輪番制につき今日は妻が参戦で自分は留守番。UCLAとUSCの懇親という形のゴルフだったが、世界は狭く、妻が初対面だった人はたったの2人しかいなかったそうな。

ダンナのネットワークに妻がごく自然に入っていくことができるというのは、広島でもそうだったが悪くないと思う(まあ、イタズラはできないのかもしれないが、残念ながら自分にはそんなことをする器も余裕も金もない...)。地方都市ではよく支店経済なんて言って、東京に本社を持つ企業から転勤で来た人々のコミュニティなんかがあって、わりと家族ぐるみでバーベキューなんてしちゃったりする文化がまだいくばくかは残っていると思う。留学先も、なんというか、それと同じ感じ。濃いめの支店経済って感じかしら。

東京だと多くの集まりが土日というよりは仕事後で、しかも新橋やら渋谷やらになってしまう。そのため、ダンナの集まりに妻子が合流することはなかなか考えづらい。しょぼくれたスーツ集団が、加齢臭をふんだんに発散しながら、妻子同伴では行きづらいような店(赤ちょうちんが灯る庶民的な店という意味で、女の子がいる店という意味ではない)で同僚やら何やらの悪口に花を咲かせる。こういうのも悪くはないんだけど、今のような家族同伴的社会も嫌いではない。東京にいると不必要に家の内外で二重人格みたいになってしまいがちなところがあったが、ここではひとつのキャラで自然体で生きていける感じで素晴らしい。

Saturday, November 20, 2010

How to keep running

・土曜日。午前中はジャパントリップの準備を同級生と。午後は宿題したり娘と公園行ったり。
よく言えば平和な一日であるが、悪く言えば不完全燃焼な一日。

・他の学校の留学生ってどうなんだろう、一日も無駄にできないって感じで走り続けているんだろうか。
留学当初抱いていた「一日も無駄にできない!!」という感覚が徐々に薄れているのがわかる。
自分の「慣れたらすぐ怠けてしまう」というこの癖、MBAに来れば周囲に感化されて改善するかと思っていた(今でも希望は捨てていないが)。しかし、思いのほか改善してない。反省がない感じでどうなんだろう。
あるいはもっとエグイ環境(思いつく例としては、ハーバードとか、米軍とか、あるいはソマリアとか?)に行けば変わるのか?ソマリアに行ったらさすがに価値観が全く変わってしまう気もするが、基本的にはやっぱり「自分を変えるのは周囲の環境ではなく自分自身である、意識を変えるべき」ということなんだろう。また、これからハーバードやら米軍を目指すコストを考えると、環境に依存せず自分で自己変革を図る考え方は経済的でもある。
結論としては、MBAのせいにせずに、自分で頑張りなさいって整理で気を引き締めて頑張っていくべきなんだろう、とか、とりとめもなく暇に任せて考えた。

・先日のコミュニケーションの授業で行った中間試験プレゼン。だいたい20名程度の人が発表者あるいは聴衆と言う形で教室にいて、最後に誰のプレゼンが一番良かったか投票するルールになっていた(実際の成績は教授の採点に基づいて行われる。投票と採点の関連は不明)。勝者は後日改めて決勝戦のような場で改めてプレゼンする機会を与えられるとのことであった。

自分のグループは、クラスメートのT君がその場で勝者とアナウンスされていた。勝者以外の得票数は明かされなかったが、自分はどうせゼロ票だろうと思っていた。

しかし今日、教授からメール。宛先は自分を含むクラスメート4名。内容は「このメールを受け取った君は、2人以上から投票を獲得している。おめでとう」というもの。どうせ得票数ゼロと思っていた自分にとって、自分のプレゼンが客観的にも評価してもらえたというこの事実はうれしいサプライズ。

昨日までは「投票と教授の採点は別。投票がなくても教授が良い採点してくれるといいな」思っていたが今では「教授、お願いだからこの自分に対する複数表を採点の際勘案して下さいな」と思っている。そんな小人物度100%のワタクシ...

Friday, November 19, 2010

さらばJ君

・金曜日。いつもは定休日だけど、先日の祝日のしわよせで授業が行われた。午後は経済学の宿題についてグループミーティングを4時間みっちり行い、帰宅後は宿題の再調整やら何やらをした一日。要は一日真面目に勉学に取り組んでいた、と。

・経済学の宿題は今回が最後。宇宙人J君は統計とファイナンスをWaiveしている立派な人間なので、また冬学期はチーム入れ替えが行われることから、今日がJ君と一緒に作業をする最後の日となる見込みだった。で、最後に華々しく色々やってくれたので、しまいには班のメンバーの複数人が彼に対して「お前は最低だ」と正面から非難するに至ってしまった。今までは大人のお付き合いモードだったが、残念ながらこれをもって絶縁モード。いつも大人なスペイン人E君も、今日は情熱の国らしさを如何なく発揮。アメリカ人M君のJ君に対する非難メールは、あまりにくだけているのか、怒っているということ以上は正直何も理解できず。。。たぶん日本的に言うなら「バキバキにしばいた上で浜名湖に沈めてウナギのえさにしてやるぞ」って感じか?

ちなみに本日のJ君ハイライト:
- J君とE君の意見が乖離。どちらも同程度にもっともらしいので両論併記を提案したところ「俺は100%の確信を持っている。また、Eも俺のアイディアを悪くはないとさっき言っていた。俺はEのアイディアを悪いと思っている。ということは結局のところ俺のアイディアを採用すべきで、両論併記は飲めない」

- 結局両論併記したところ、深夜11:55に「やっぱりEの案は駄目ということがわかった(以下にとても長い説明:読んでない)。ついては修正の上さきほど提出したものを再提出するので今すぐレスポンスよこせ」(注:そんなJ君、いつも返事は最後、あるいは返事なし)

-自分が「もう時間もあれなのでそのままにしておくべきだ」と言い自分は就寝。朝5:30くらいにふと目覚めて携帯でメールを見たら「間違っていることがより厳密に確認できたので再提出しておいた。あと、●●と●●と●●も修正しておいた。これで点数はかなり改善すると思う。皆俺に批判的な意見を抱いているようだが、点数が改善するのだからむしろ感謝すべきだ。また、このように深夜まで頑張っている俺の頑張りを無視すべきではない」
-「俺はすごい、よって俺のアイディアが正しい」「俺は頑張った、だから認めろ」は彼の二大得意技)

-頭に血が上って、E君に説明をする際に、自分からひったくった自分のレジュメにボールペンでガシガシ書き込み。そのときのペンは自分のだが、当然返却されておらず

いつもは真っ先にJ君批判の口火を切っていた自分であるが、今回は他のメンバーの怒りにあてられて今回はなんとなく怒り切れなかった。疲労。。。

Thursday, November 18, 2010

早起きが辛い。。。

木曜日。朝から授業×2→昼休みに会った日本人同級生と宿題について相談→就職課の授業→妻の歯医者→コリアタウンでweeklyの買物→居眠り運転しながら帰宅 という一日。

・日本人同級生とのミーティング。やってみた感想としては、全員が予習して臨むミーティングって素晴らしいと思った。

・就職課の授業。完全に息抜きタイムのつもりで臨んでいるのに、宿題やその場でのレッスンが多く結構しんどい。今日も「それでは皆インタビューや自己紹介の練習もできてきたころだろうから、隣の人と自己紹介をしてみること」とかいきなり言われて一苦労。今日は気の抜け方が程よかったようで、潤滑に嘘八百が出た(本当に気が抜けていると、言葉が出てこない。月曜日とかはHow are you?の後が出ず困ることが多い)。
おかげで相方から「何だ、お前バックグラウンドもビジョンもすごいじゃないか」とか褒められてしまい恐縮。

・妻の歯医者。日本人の先輩の推薦で行ったのだが、妻曰く大当たりだったらしく非常に喜んでいた。自分も予約を試みたのだが、「12月中旬のある時間帯か、駄目なら来年」とのことで来年に持ち越し。どれだけ大人気なのかと。

・やっぱり早起きすると眠いな。。。

Wednesday, November 17, 2010

Soft organization management

ジャパントリップでの学びという話の続き。ジャパントリップは自分にとって、Soft organizationと再びガチンコで向き合うチャンスとなる。もしかすると人生最後の。

学生時代、1年生の後半から2年生にかけて、ゴルフサークルのマネジメントに携わった。学生のお遊びサークルとはいえ、それなりの苦労・苦悩・挫折等があった。その中でも抱いた一番大きい問題意識が「自由意志で集まっているゆるーい団体は、どうすればうまくマネジメントできるのか」。今、自分は、この問題に再びアタックする機会に恵まれていると思っている。

サークルは部活や企業よりも任意性が強い。そのため、イベントへの参加や運営へのコミット等、あらゆる活動において「これだけはやるべき」といった指針がその性質上存在しづらく、基本的にすべては各人の自由意志がベースになる。参加するもしないも各自の自由、どのくらい運営にコミットするかも各担当者の自由。
その点、「給料もらうからには働かないと」という強制的なシステムが存在するという意味で、会社とサークルは対照的だと思う。

学生の頃、短気・近視眼的・自己中心的であった自分は、こういった組織の本質を見誤り、いくつかの過ちを犯してしまった。他のメンバーや自分の後任に対して、自分と同レベルあるいは「as much as possible」のコミットを当然のように求めてしまったり、参加率が低いメンバーに不必要にプレッシャーをかけてみたり。肩書だけを根拠にいろんな人にいろんな形で批判・命令・要求等をしていた。結果として、本来なくても済んだかもしれない人材の離散や、後輩と目も合わせられなくなるほどの対立を招いてしまった。

-ついでに言うと、役員をやっていたこの時期は、ゴルフもいつまでたっても100が切れないし、彼女にもふられるし、なんというかロクなことのない時期であった。学校への足も遠のき、バイト→徹マンの繰り返しで、雀荘から深夜バイトをやってみないかと誘われたり。必修科目で不可を食らうなど、本当に終わっていた。なんか茶髪だったし。役員を引退したのちは、今の妻と付き合うようになったり、勉強にも(不可のおかげで)本腰を入れて臨むようになるなど、なんとかリカバーできた感じ)

そんなどん底の中で自分が経験的に獲得した教訓は、「インセンティブの尊重」。
このようなソフトな組織では、命令や圧力はむしろ逆効果で、自発的な行動を促すインセンティブの形成が重要だと思っている。批判・圧迫・命令ではなく、肯定・理解・尊重。
ひとたびインセンティブに火が付けば、何もせずとも、人は期待以上のコミットを自発的に行ってくれる。

この苦労を経てから始まった会社員生活は、ある意味とても楽だった。給料という、完璧ではないかもしれないがきわめて有効なインセンティブシステム。ヒエラルキーや部署や稟議という確立されたシステムによる責任・役割の分担。自分のあずかり知らぬところで確立されたシステムに従ってさえいれば仕事は滞りなく進む。インセンティブ?そんなの気にしなくたって皆決められた仕事をしてくれる。ほかの部署の人も、ほかの会社の人でさえ。

しかし、それでもなお思わずにはいられなかったのは、各人の最大限のパフォーマンス(⇔必要最低限のパフォーマンス)を発揮する/しないといった局面では、給料や職制といったハードなシステムではなくやっぱりインセンティブ形成が大事だった。自分が経験する限り、給料をもらっていても、部長の命令でも、何かその人のインセンティブの阻害要因となるようなものがあれば結局のところ人はベストパフォーマンスを発揮しないようだ(だらだら仕事する、サボる、抵抗する等々。人がそういうことをした場面も、自分がそういうことをした場面も経験)。

換言すると、会社のような責任・役割分担がシステマティックに整備されているような組織においてさえ、肝要なのはそういったシステムの外部に存在するインセンティブ設計なのだ。自分が学生時代に苦労した問題は、結局のところ「サークルという緩い組織特有の問題」ではなく「会社というハードな組織にも本質的に存在する問題」であるようだ。

学生時代の苦渋のおかげでそういった点に気づくことができたので(他の人はこんなにグダグダ考えずとも自然に理解しているのだろうけど、自分は学生時代のこの失敗を経てやっと理解できた)、またかつての上司がまさにインセンティブ設計の方法論について叩き込んでくれたこともあり、仕事においては関係者のインセンティブ設計に努めることで事態を改善するという経験をすることができた(と思い込んでいる)。キーワードは「肯定」とか「敵を知れ」とか「目標の共有」とかなんだけど、具体例はややためらわれるので書かないことにする。

それでもなお、インセンティブ設計に対する自分の能力は(元来のコミュニケーション不足のせいで)不十分だと思っている。また、社会人に復帰した際には、自分の役割は「システムに部下をおしこめること」ではなく「特定のプロジェクトに関して、上司部下関係者一同を巻き込み成功させること」だろうから、改めてこの問題と向き合っていく必要が生じるだろう。そういった意味において、このジャパントリップは、インセンティブ設計がハード組織よりもはるかに重要なソフト組織を経験する機会であり、是非組織運営という点において一皮むけるチャンスとしたいと思っている。

幸いなことに、Co-chairという肩書きを頂くこともできたし、また経験・能力・性格等あらゆる点において各メンバーが明らかに自分よりも優れた点を多く持っているため、彼らを見ているだけでもかなり学べそう。

とか何とか思っているので、本当は「外国人とのコミュニケーション」とか「西海岸ビジネス事情」とか「統計学とかファイナンスとか」を一丁目一番地にしなくてはいけないとわかってはいるんだけれども、ついついジャパントリップにのめりこんでしまいそう...

ジャパントリップ準備による学び

・水曜日。今学期は月水が午後からなのだが、結局この貴重な午前を全く有効活用できていない。今日も結局9時半くらいまでまどろんでしまい、何やかんやで家を出たのが10:45くらい。前回家に届けられてしまったエアメールの再送をしていたら、結局学校についたのは待ち合わせがあった11:30ギリギリとなってしまった。

・今日は、昼休みにジャパントリップ関連の打ち合わせ→キャンパスビジットに来てくれた日本人と懇談→ファイナンス→経済→ちょっと自習→ジャパントリップの打ち合わせ→ちょっと自習→キャンパスビジットに来てくれた日本人と懇談 という一日。本当は夜のLit Clubなる会に行く気満々だったのだが、最後の日本人との懇談で気力が果てて行かず。

・ジャパントリップ君。今日一日だけでも2時間以上をこのために費やしている。おかげで何となく繁忙感というかせわしなさがある。しかし、哀しい哉、可処分時間が2時間減ってもスケジュールに問題が生じていない。これまで薄っぺらい生活をしていたことの裏返しみたいでやや情けない。本当は「ただでさえ、VCの創業者とのセッションやビジネスプランコンテストへの参加で大変忙いのに、ジャパントリップなんてやったら死んじゃうよ」とか言いたかったんだが...

・このジャパントリップの準備を通じ、いくつかの思いがけないメリット・学びを感じている。

-2年生日本人との交流:仕事の引き継ぎを通じ、これまでそれほど密なやり取りをすることがなかった2年生の日本人学生とやり取りをする機会が増えている。彼らとはこの1年の間にもう少し仲良くなっておきたいと思っていたのでいい感じ。

-リアルタイムでの日米比較:学校のグループワーク(M君やらJ君やらとの口喧嘩)と日本人同級生との打ち合わせが同時的に繰り返されることになるので、嫌でもその比較ができるようになる。
-Aに来てから数か月、いわゆるステレオタイプ的な日本人像・外国人像はかなり崩れつつある(ステレオタイプ的には「日本人の強み」と言われているようなことが、案外外国人の方がしっかりできていたり、「日本人が苦手」と言われているようなことを日本人同級生が苦も無く成し遂げていたりとか。「日本人は~」という大上段に立った話をするのが若干気恥ずかしくなりつつある)。むしろ、キャラクターを分けるのは国籍というよりも職歴や個性なのかなという印象が強まっている。
今後の数か月、日本人とのミーティングと外国人とのミーティングを行ったり来たりすることで、この辺の考え方が自然に整理されればと期待。

-Soft Organization Management (?) :
うまい表現が思いつかなかったので、一番それらしい表現を創作。長くなりそうなので別記事にする。

Tuesday, November 16, 2010

お散歩

・今日午後たまたま時間を作ることができたので、N先輩を誘ってSimi Valleyにて「散歩」。先日来お気に入りとなっていたSimi Valleyのはげ山を堪能することができた(散歩の調子が悪かったので、平地のみならず山登りをしないといけなかった)。

・他方、しばらく予習復習をさぼっていたら、結構やり残しあるいはやるべきことの積み残しがあることに今日気づいた。どうしてこういうのって少ししかたまっていない段階で気づくことができないんだろうか。

・よく考えたら今日学校で英語らしい英語しゃべってないかも。HiとかWhat's upとかだけ。ひどい。。。

Monday, November 15, 2010

なんとなく長かった一日

・会社にエアメールを送るべく、左上に宛先(東京)、右下に自分の住所を書いて先日送付した。すると今日、自分宛にその封筒が届いた。。。上下左右が逆だったのか、嗚呼

・月曜日。昼にジャパンクラブの引き継ぎ→午後に授業2つ→夕方にジャパントリップの初打ち合わせ→夜に電気自動車・水素自動車についてのパネルディスカッションとなんとなくうっすらと盛りだくさんな一日。

・ジャパントリップは、同級生が皆それぞれに強みを持っているので、なんとなく自分は中途半端に埋もれそうな感じ。。。ではあるがゆえにCo-chairなるものに就任してみた。とりあえず食らいついて「実質sub-chair」とならないよう踏ん張っていかないと。

・自動車...大学入ってから史上最大に何を言っているのか全然ピンと来なかった。あまりに退屈だったので、しれっと早期撤退。とりあえずわかったのは、南カリフォルニアはEV・HVの普及実験地としてアツいらしいということ。SoCalを制する者世界を制するっぽいこの雰囲気は確かにアツそう。あともう一つだけ思ったのは、EVインフラ(充電スポット、EVディーラー等)拡充を業とするベンチャーが存在しているということ(CEOはAndersonの卒業生)。基地建設にあたっての役所との交渉とか、自治体との交渉とか、家庭普及策の提案とかが主要業務だそうで。これって日本だったら何となく経済産業省の仕事っぽく感じられたので、そういうのをちゃんと民間企業が担っているあたりに勝手に民のチカラのようなものを感じてしまった。

Sunday, November 14, 2010

Venice Beach

・日曜日。洗濯を済ませてから近所のVenice Beachへ。その後近所のスタバで休憩し、夜は自分の誕生日祝いという名目でLawry's というところでプライムリブ(ローストビーフ)とワインを楽しんでおしまい。

・ベニスビーチの前に立ち寄ったMarina Del Ray。停泊地はとまっている船舶があまりに多くてあまり見応えはなかった。むしろ、船が出る河口部分の方が壮大な感じがしてよかった。かつてよく仕事で行っていた関門海峡を少し思い出した。下関出張の合間によくあの辺散歩して時間つぶしをしていたなぁ。唐戸市場でお気に入りのフライ定食にソースをドボドボかけて食べ(おかわり自由だが、茶碗がでかすぎて一杯で限界)、その後隣接する土産屋のベンチでソフトクリームをなめながらぼんやりと船の行き来を見ていたものだ。あの頃は「下関でソフトクリームをなめるなんて、会社入った頃は想像もできなかったよなぁ」と思っていたが、今になれば「LAで再び学生をすることになるなど、下関にいたころは想像もできなかったよなぁ」といった感じ。会社が自分を立派な男にしてくれているかは自分ではよくわからないが、とりあえず実に色々な体験をする機会を与えてくれていることだけは間違いないのかな。

・その後行ったベニスビーチは、サンタモニカビーチともマリブビーチとも趣が異なり、また刺激的なところであった。
-サンタモニカ:真ん中にあるし、有名だが、ビーチ自体はそれほど何があるわけでもないし面白いわけではない。
-マリブ:人工的な度合いが薄れ、より自然な感じ。スピリチュアルな感じ???
-ベニス:一番ゴチャゴチャしている。活気があり、歩くには一番楽しい。人種構成が明らかに他の地域とは異なっている。夜は怖いかも。

・夜のLawry's。相当久しぶりにおめかしして食事をした。入ったら「アパタイザーコーナー」なるものがあり、軽食があったのでついつい食べ過ぎてしまった。席に着いてからも、サラダがおいしかったりワインがおいしかったりとついつい本番(=肉)の前にはしゃぎすぎてしまい、いざ肉が来たころには若干腹が膨れ気味。それでも肉が大変おいしかったので、ぺろっと完食。値段もかなり結構なもので衝撃的ではあったが、それでも大満足。
ただ、飾りとして骨の部分を添えてくれるのは有難いのだけど、自分のような無知な人間はついそれを食べようと試みてしまうのでなくてもよかったかもしれない...

Saturday, November 13, 2010

トラブル3連発・続報

・数日前に書いたトラブルの現状を整理しておくと…

-iTunes:約束の48時間以内ではなかったが、一応メールが来た。各種個人情報を返信すれば調査するとのことなので調査を依頼。さてどうしたことやら。
何がアレって、一刻も早くWhatsappをiPhoneにインストールしたい。料金明細を見て愕然としたが、ショートメッセージは電話料金・通信料金いずれのコミコミ料金にも含まれていないようで、先月は15ドル、今月も20ドルも取られている。十数通しかやり取りしていないはずなので、ものすごく割高に感じられてしまう。

-歯医者は、UCLAにあっせんされたCalifornia Dental Planはお目当ての日本人歯科医師のところでは利用できないとのこと。もうこうなったら無保険ガチンコで行くしかないかも。
最後の頼みの綱として、毎月徴収され続けている会社の健康保険から補助が出るらしいのだが、それも全額カバーとは程遠いようだし、手続きめんどくさそうだし(ってこの期に及んでそんなこと面倒くさがるなって話か)。

-指輪はびっくりするくらい進展なし。毎日の娘との遊びの種目の一つに「パパの指輪探し」が加わったことくらいか。

死地変更

・土曜日。車で遠出。Simi ValleyにあるRonald Reagan Presidential Foundation and Libraryに行ってきた。当初のお目当ては、過去実際に使われていたエアフォース1(大統領が使う飛行機)を見学できるというもの。でも実際には、飛行機もよかったけど、それ以上に胸を打たれたものが2つあった。

・ひとつは戦傷者を題材とした写真展。足が爆風か何かでなくなってしまった女性が愛犬をいとおしそうに撫でている写真や、顔がケロイドだらけになってしまった男性が誇らしげに微笑んでいる写真など。これまで自分にとって、戦争にリアリティと言えばもっぱら広島で見聞きした原爆関連ネタだったのだが、この日見た写真はそれよりも随分up-to-dateなもの。撮影時期を確認していないが、おそらく近年撮影したものだと思われる。

なんというか、戦争およびその傷跡のようなものがアメリカあるいは世界では現在進行形でまだ続いているのだ。
そして、アメリカ人の同世代の連中は、こういった軍人(元軍人)あるいは戦争を、生活の一部に存在するリアリティとして受け入れているのだろう。自分のように「忘れるべきものではないが、所詮過去の話」としてではなく。

これまで、ヒロシマナガサキという歴史を有する日本人である自分は無制限に平和を主張する権利があるような感覚を持っていた。で、実際、アメリカ人の友人にも「広島に来れば戦争の不条理さが理解できると思う」とか偉そうに語っていた。しかし、この写真展を見て否応なしに気づかされたが、この考えは一面的に過ぎ、ある種傲慢でさえあったのだろう。悲劇を経験しているのは日本人だけではない。ここ数十年最大の加害者と言っても差し支えないであろうアメリカでもちゃんと同様の悲劇は存在し、むしろそれは現在進行形でその数を増やしているのだ。
そのような悲劇を経験しつつもなお戦争を続けているアメリカおよびその他各国を、いま戦争をしていない(しかも、実質的に、少なからずアメリカのお蔭で戦争せずに済んでいる)日本人の自分が、過去に原爆を投下されたというだけで批判することはもしかするとかなりKYなのではないかと思ってしまった。

・もう一つ胸を打たれたのはその場所からの風景。なんちゅうか、砂漠地帯特有のはげ山が視界一面に続いている感じ。あまりの寂寥感に思わずはっとしてしまった。

これまで、自分の死に方は以下のように妄想していた:

-場所:ドイツとオーストリアの間くらいにある深い森
-時間:早朝、朝靄がもうもうと立ちこもっている状況。自分がそこまで乗ってきたアウディのヘッドライトだけが辺りを照らしている。
-時期:55歳頃。髪の毛は銀髪
-死に方:カーオーディオでブラームスのIntermezzo op. 118-2を聞く。軽く涙を流した後、一人静かに森の奥深くまで入る。誰も来ないところまできたら拳銃で眉間をバン

しかし、この日みたはげ山の寂寥感は、「あ、ここで死ぬのもいいかも」と自分の構想を変えるに足るものであった。まだ全然練れていないが、そのときの死に方は以下のようなものになろうか:

-場所:そのはげ山。現場にはジープで乗り付け、オフロードに無造作にそのジープだけが置き去りにされる感じ
-時期:55は早すぎるので、とりあえず65くらい?
-時間:日没の時間帯。ほとんど夜。
-死に方:BGMはとりあえずベタにドボルザークの交響曲第9番「新世界より」の第2楽章。そんなに高くはないはげ山を一人登り、頂点にてひとりニヤリとした後心臓発作で倒れ落ちる

まあ多分「○○市民病院」の203号室で、同室のキミさんが痴呆で大声で笑っている中90で死ぬっていうのが現実的な路線ではある。けれど、心意気として一応もう少し主体的かつ形の整った死に方も考えておくことにすると、とりあえず向こうしばらくはここカリフォルニアが人生の終点になりそうな感じ。

Friday, November 12, 2010

Welcome to Japan!

・金曜日。午後からプレゼンの授業の中間発表を済ませて、その後昼寝し、ジャパンクラブの会合で泥酔してバタンキュー。

・金曜は本来なら定休日なのだが、今週はイレギュラーにプレゼンテーションの授業の中間発表があった。お題は自由なので、何でもいいから聴衆を説得してみなさいというもの。自分としては「とにかくシンプルにわかりやすく、そして発表者の中で一番笑いを取る」という方向性で準備。いつぞやの小学校の先生をした体験から、今回も数日前から入念に鏡相手に猛練習。さらに当日も、J君の誘いに乗る形でリハーサルをこなした。

その甲斐あって、プレゼンは思いのほか首尾よくいった。聴衆の皆から評定用紙のようなものをもらいフィードバックをしてもらったが「fun」「confident」「clear story」等様々な評価をしてもらうことができた。
特に「confident」という評価は嬉しい。この授業の最初にやった自己紹介プレゼンではいかにも自信がなさそうなプレゼンをやってしまったり、その後のPublic Speaking Clubの集まりで開始早々「俺はナーバスになっている」と心情吐露して突っ込みを受けたりしていたので、「堂々と」というのは自分にとって今回のメインテーマであったからだ。更なる改善余地がたくさんあるにせよ、ひとつの大きな山を自ら設定しそれを乗り越えた感覚が清々しかった(なんだか自己啓発サラリーマンあるいはカツマーみたいで若干気持ち悪いけど、それでも清々しかった)。放課後にとあるクラスメートから「今日は皆のおかげで力を発揮できた、ありがとう」というメールが来たが、そういったメールを打ちたくなる気持ちはよく理解できる。

他方、当然ながら改善点も複数指摘された。「スクリーン見すぎ」「もっとアイコンタクトせよ」「動きが少し硬い」といったごもっともなものから「説得というより、情報を並べているだけに見えるので納得感がない」と言う強烈なものまで。
まあでも、動きについてはたぶんきっと改善しているしこれからも改善する気がしている。また、プレゼンの質については、戻ってから仕事で練習することもできるしということで、「今やっつけておくべき課題はきっちり退治して、まだ解決しなくていいものはきっちり残した」と前向きに捉えることで自己正当化を図ることとしたい。ということで、ネガティブフィードバックは華麗にスルーし、爽快感だけ抱きつつ帰宅。

・ちなみにJ君、日本の財政危機について滔々と演説。制限時間は無視するわ、パワーポイントもなしで小難しい話をするわ、ポケットに手を入れつつ足はクロスするわと、ある意味で彼らしいプレゼンで面白かった。

・で帰宅。今週は時間がふんだんにあり、毎日その日のうちにその日の復習(と予習)を済ませてしまっていたのでパッと思いつく限りではやることが見当たらない。仕方がないので「やがて哀しき外国語」の残りを読んで、WSJをかつてないほど丁寧に端から端まで読んで、それでも時間が余ったのでマリオカートをして...我ながら「うーん、こんなんでいいのかな」と思ってしまった。でも読書は楽しいので、日本から持ってきたけど読んでない本など、読書の秋でもあるので(ようやくLAでは秋らしくなってきた)ちょっと集中的に読んでみようかな。

・夜はジャパンクラブの飲み会。「日本食に関心がある外国人の皆様」も混ざっていたので、極力日本語を使わないようにしていたが、そうはいっても日本人が大半なのでつい日本語が...という厄介な状況だった。
後半座った席は完全にアメリカだったので、逆に楽だった。たまたま、話した人の多くがSF出身だったので「SFとLAどっちが好きか」と尋ねてみたが、どいつもこいつもSFとの回答。町が小さくまとまっていることや小奇麗であることがポイントとのこと。うーむ、行って確かめてみないといけないな、サンフランシスコ。

Thursday, November 11, 2010

トラブル3連発

・木曜日、Veteran Day。Facebook上で同級生がいろいろな形で退役軍人を素直に讃えていることにちょっと驚き。というか、なぜ日本では、親とか上司とか老人とか、いわゆる目上の人々を素直に称賛することがためらわれる空気があるのだろうか。あるいは自分だけ?

・休日なので理容室Van Vanに散髪へ。しかし平日扱いであるようで、予約がないなら待てとのこと(この店のシステムは、平日は予約優先、休日は先着順)。店員と話をしていると、どうも今日が休日であることを知らなかった模様。うーん、なんだかなぁ。でもそのおかげで45分ほど時間ができたので、先日ニジヤの2階の本屋で再購入した「やがて悲しき外国語」(1年前のキャンパスビジット時に紛失)を半分ほど読むことができたので悪くはなかった。久々に読んだが、改めてその感性に感心。

・なにやらiTunesで買物ができなくなっている。Appleに照会メールも出しているのだが返答なし(48時間以内に返事しますという受付メールが来たんだけどな...)心当たりがあるとすれば、日本のカードで買い物をしていたので、何かの弾みでロックがかかってしまったのかもしれないが、それにしてもメールの返事くらいくれてもいいのに。ある種独占企業のようなものなので、このような形ではじき出されてしまうと社会不適合者になった気分。

・妻が歯痛を訴えたが、いかんせん妻子は歯科保健にまだ入っていない...
大学が斡旋している保険は扶養者の歯科保健は用意していないと言っていたので、2年間何も起こらないことを祈っていたのだが、あっさりその日がきてしまった。とりあえず、改めて大学に照会してはいるのだが、現実的な路線としては個別に歯科保健に加入するほかないのかと思っている。
大学が以前紹介してくれた保険はCalifornia Dental Planというのだが、治療費用の2割から7割程度しか保険でカバーしてくれないものの保険料がたったの月5ドル程度とのこと。普通の保険に加入すれば保険料はもっと高いと思うのだが、この保険のどこかに罠でも潜んでいるのだろうか...
そういえば、自分は強制的に歯科保険も加入させられているので、近いうちクリーニングでもしてもらいに行ってこようかな。

・結婚指輪が姿を消した。つい先日まで洗面所に転がっていたような気がするのだが、どこを探してもない。たまに睡眠中に指輪を外してしまうことがあり、以前も数度、起きたらベッドの隅っこに指輪が転がっていて冷や汗をかいたことがあった。しかし、今回は、ベッド周辺を見たのだが指輪は見つからず...
しかも指輪を探すべく夕食後ベッドをまさぐっていたら、いつの間にかまどろんでしまいすっかりこんな時間。なんてこった。

Wednesday, November 10, 2010

選択科目

・水曜日。毎週月水がマーケティングからファイナンスになり、負担感が驚くほど軽減している。これはうれしい誤算。

・ところで今日の授業でDDM定常成長モデル(配当で企業価値を測定せんとする手法で、配当が毎年一定比率で成長するとき、企業価値を”D / (r-g)”と計算できる)が出てきたが、なぜ金利が成長率より高くなるのか聞き落してしまった。これはファイナンスに限らず経済学(ソローモデルだったっけ?)でも出てくるトピックで、日本でも竹中・吉川論争が有名。にもかかわらず、どの教科書を読んでも金利が成長率より高くなる理論的前提を紹介しておらず「金利より成長率の方が高かったら計算できないでしょ」といった循環論法的な説明ばかりを目にしていた。前職の研修時に、講師が「ていうかアカデミックの世界では金利>成長率に決まってるんだ、竹中はアホ」みたいな説明をしていたのが記憶に鮮明に残ってはいるのだが、いかんせんその人がどのような説明をしてくれたのかをすっかり忘れてしまった。そして、MBAという場できっちり聞いてやろうじゃないかと思っていたら見事に聞き逃した。嗚呼、今度聞きに行こう。

・いよいよ冬学期の選択科目のbiddingが始まったが、なんてことはない、必修があるので1年生の自分が受講できる授業などそもそも殆どないことがわかった。もちろんゼロではないんだけど、面白そうな科目は大抵必修科目とバッティングしてしまっている。そんな中でも受講可能な科目の中で関心があるのは
-中国語:他学部聴講のような感じになるみたいだが、わざわざMBA学生にアナウンスが来たのでそれなりにMBA学生に対応したスケジューリングが期待される。
-Valuation:EMBA用の夜の授業ならバッティングなしに参加できるが、いかんせん定員が10名と超少数精鋭。そこに入り込む勇気が足りない...
-Pay and Rewards in Organizations: 今後の日本経済においては間違いなく労働市場改革がホットイシューになると思っており、何かしらの取っ掛かりが欲しいと思っているので、少なくとも授業名だけは魅力的に見える。が、シラバスを見たところ、とにかく大量の文献を読むようで...

Tuesday, November 9, 2010

Japan Trip for me

・どうにも風邪が長引いている。今日は早く帰って寝たいという思いから、図書館にて今日の復習を簡単に済ませた後、夕方に予定していた不動産投資のセミナーをドタキャンしてしまい罪悪感。

・UCLA定番のジャパントリップの担当(複数名のうち一人)を拝命した。自分を含めた多くの日本人MBA学生にとって、ジャパントリップは、おそらく学校のコミュニティに貢献する大きなチャンスなんだろう。もしかすると最大の、下手したら唯一のチャンスなのかもしれない。
しかし、うまく自分の頭の整理ができていないが、なんとなく「普段あまり役に立てていない分ジャパントリップで挽回しよう」という発想になってしまっているような気がしている。だとすると、、ジャパントリップではなく普段において皆の役に立つべく明日から何か始めたほうがいいんだろうな。もっと建設的なほかの理由、たとえば「外国人を巻き込んで仕事する練習」「今まで知らなかった日本の再勉強」「プロジェクトマネジメントスキルの改善」等、違う切り口でジャパントリップを再定義したほうがいい気がしている。

・もしかすると上記は考え過ぎで、単に「楽しそう」というパッションがジャパントリップにコミットする十分な理由になるのかもしれない。しかし、深い考えもないままに今日担当者を拝命してしまったので(機会費用のことを考えると、本来は「貴重な2年間の貴重な春休みの使い道として、ジャパントリップに行くことが本当に適切なのか」と真剣に考えてからジャパントリップにコミットすべきだったと思っているし、1週間家族をほったらかしにしておくことはそれほど軽く済ませて良い話でもない気もしている)、後悔なくジャパントリップに取り組めるようにちょっとだけ真面目に思いを巡らせてみた。でもまだ頭の整理はついていないまま時刻は深夜に...

・ちなみに、ジャパントリップをめぐる現実的な問題としては以下のようなものが想定される:
-円高(同内容の旅行をするのであれば、ドル建てコストは昨年比2割増しに。)
-個人的には広島、特に平和記念資料館は、仮にもリーダーを目指すのであればクラスメート達には是非行ってもらいたい。しかし、今日話を聞いた限りでは広島に足を伸ばすのはロジ的にかなり大変そう。

Monday, November 8, 2010

コード

・こちらで聞かれて困ってしまう質問が「で、お前の妻は何をやっているんだ」というもの。かなりの確率で聞かれるのだが、当初「主婦として娘の面倒を見ている」と言っていたら全然納得を得られず困惑した。村上春樹の「やがて哀しき外国語」で同様の話が出てくるが、彼らの反応からは「妻も当然何かをやっているはずだし、やるべきだ」という規範意識のようなものを感じる。最近では言い訳のような感じで「そろそろ子供も落ち着いてきたので、英語を勉強するべくスクールの調査を行っている。またゴルフをやっており、自分が留守番して云々」という話をして理解を得ている。

・自由の国アメリカであるが、ここ最近はその中に存在する規範・慣習のようなものがひっかかるようになってきている。ビジネススクールの学生の服装はかくあるべし、パーティでの服装はかくあるべし、エリートたるもの常にアツい目標を持ちそれに向かって突き進んでいるべし、その妻も当然何かに打ち込んでいるべし...よくブログなんかで「アメリカでは遊びも仕事も本当に自由」という言説を見聞きするが、これは言うほど正しくないと思う。学校による強制的な制服指定はないかもしれないが、クラブやフラタニティの人たちは自発的に(あるいは、implicitな圧力を受けて)同じ服装や行動様式を選択しているように見える。アイデンティティと各種規範(行動様式、服装、話し方、その他)が日本よりもより密接に結びついているというか、「各種特質を共有することによる仲間意識」のようなものを感じるというか。
自由の国アメリカは、みなが完全自由に振る舞うカオスな世界ではなく、皆が自発的に行動や見た目などを統一・共有することを通じて連帯を図っているように見える。自由意志の結果としての統一性といった感じか。

・そして今の自分はそういった各種規範を受容し、自身を調整している段階にあるのだと思う。語学力とは別の次元で、今の自分はアメリカ人に近づきつつあると言えよう。順応がすすみ日本に帰る頃には、自分は日本人から見たら「違和感のある感じの人間」「バタくさい気障な野郎」とかに見えるようになるのかもしれない。

Sunday, November 7, 2010

週末・家計管理

・土曜日。朝から「南カリフォルニア地域・大学対抗ゴルフコンペ」に参加→疲労で意識を失いそうになりながら帰宅→サマースクールのメンバーの同窓会に参加。

・ゴルフコンペ。UCLAのほか、USC, UC San Diego, クレアモント大学(GMAT受験者ならおなじみのドラッカースクール)等から総勢30名が参加した。自分のスコアは平凡な95.ダブルパー発進ではあったが、途中で留学初バーディーも取るなどそれなりに辻褄合わせをした感じ。
打ち上げに参加せず帰ってしまったので順位も把握できていないけど、グロスでもネットでも凡庸な位置にいるんだろうな。とにかく帰りが眠かった。

・サマースクールの同窓会。基本的には参加メンバー=学校でつるんでいるメンバーなので新鮮味はないのだが、普通の飲み会として楽しい時間を過ごした。また普段は参加できない妻子が久しぶりに彼らに会うことができたのが良かった気がする。

・日曜日。誕生日だったので友人からぽつりぽつりとFacebookにおめでとうの連絡が届く→Picoにあるハンバーガー屋「Island」にてハンバーガー→学校のイベントでGetty Center見学→Sawtelleにある回転寿司「Daichan」という一日。

・Islandはおいしいがハンバーガーでかすぎ。晩飯を食べ終わった今でも胃の中にハンバーガーが残っている感じ。Daichanは、カリフォルニアロールの類を「これはこれ、それはそれ」として楽しめるのであればアリなんだろうと思う。だけど、なんというか、うーん、もう当分行くことはないかなぁ。。。娘が思いのほか美味しそうに食べていてびっくり。

・しかし本当に家計がカツカツ、というか真っ赤っか。思い詰めて今日真剣に分析をしてしまった。
-やたら会社の控除額(額面-手取り)が多いと思ったら、会社経由で年金保険だか財形貯蓄だかをやっていたのであった。そのウン万円は損益に足し戻して考えても良いことにしよう。
-会社様におかれましては引き続き色々と控除されておられるのですが、これ本当に全部必要なのでしょうか...健康保険とかって、日本の健保はこの2年使わないから勘弁頂けないでしょうか。地方税とかも、昨年度分ってのは重々承知してますが、なんとかならないんですかね渋谷区...
-デビットカード決済のせいなのかそうではないのか、使途不明金(「以前の残高-補足できている支出額合計」と、実際の残高合計の差額)がやたら出てしまう。
-固定的費用が結構重い(ケーブルテレビ+インターネット80ドル、iphone2台130ドル、電気100ドル、水道下水ごみ処理その他40ドル)。節電とかそういうレベルの努力で何とかなる話なのか?
-食費については、日本食スーパーをどう考えるか(日本比ウン割増しの食材を毎日食べることの是非)。「週に一回コリアタウンで買物」とかすることで、少しでも節約せねばならないのかなぁ。
遊興費とか旅行とかそういった費用の見直しも当然必要ではあるが、とりあえず早急に基礎的収支の改善を図りたい。社費留学中はバブルな印象があったが、かなりのカツカツ生活に冷や汗が出ている...「貧すれば鈍するで、勉強に集中できないので」というロジックでみなし残業手当とか出ないかなぁ。いやほんとに

Saturday, November 6, 2010

思いつき数点

最近思いついたことを備忘メモ。

・思えば就職活動をしていた学生のときには、「30歳で年収1,000万円」というキーワードが頭にまとわりついていた。翻って、アラサーの今現状を確認してみると...

-自分目線:留学中の特殊な給与体系のおかげで、あるいは残業代がこの2年間ゼロで固定されることから、1,000万円なんて全くもって射程外。嗚呼
-会社目線:学費+諸経費あわせると、たぶん年間2千万を上回る金額を自分に支出していると思われる。MBAによりもたらされる期待効用を金銭換算の上現在価値に落とし込んだらもっといい数字が出てくるだろうけど、それ抜きでもなかなかの金額。

結論:目線をちょっと変えれば、あーら不思議、自分はその辺の投資銀行マンと同じくらい会社からベネフィットを獲得できているようだ。若干草食系・負け惜しみの匂いを消しきれていない思考回路ではあるが、あまり「俺は不幸」オーラは出さないようにしよう。

・ビジネススクールの教師は、統計でも会計でも、ややこしい諸概念を実にスマートに説明してくれる。非常にシンプルに説明してくれるので、聞いている側は一瞬「なんだ、簡単じゃないか」と錯覚してしまうほど。けだし、不特定多数あるいは素人を相手にしたときの対応としては、こういう対応こそがあるべき姿なんじゃないか。難しいことを簡単に説明するのが知識人の美徳であり、簡単なことを無駄に難しく言うことは知識人の恥ずべき態度ではないかと。自分は往々にしてややこしい話を持ち出す癖があるので、自戒を込めて。

・確証を得るには至っていない仮説だが、アメリカ人って日本人よりも権威に弱い気がする。学歴の鵜呑み度合いが高い気がするし、教科書や教授の言うことを鵜呑みにする傾向が強いし。だとすれば、将来アメリカ人と衝突があったときには、当方のアメリカ人に対する対抗戦略は「早めに偉い人を投入し、屈服させてから詳細煮詰めを行う」というのが適切である気がする。

風邪悪化、親の金で起業

・金曜日。学校で講演聞いて、図書館で勉強して、風邪が悪化して、夜クラス飲みに参加してバタンキュー。

・学校の講演会の題目は「ケースインタビュー」。いかんせん未体験なので、一般的な情報整理術との違いが今一つピンと理解できなかった。

・その後図書館へ。中間試験が終わったら、少し授業の難易度が高まったような印象がある。また、中間試験を受けたおかげで、自分の立ち位置が「あまり勉強しなくてもA」ではなく「勉強しなければ、平均点が精々」ということがわかった。平均点に安住するのもあれなので、A目指してひと頑張りしてみようと思っている。そういった文脈で図書館に足を伸ばしてみた。しかしあまりに寒く、風邪気味だったのが明確な風邪に変化。水っぽい鼻水が出ているので、日本で愛用していた保湿ポケットティッシュが本当に欲しい。これってニジヤかミツワに売っているのかな。

・帰宅時には勉強+冷房で朦朧としていたが、さほどの時間的余裕もなく(娘と公園に行ったため)そのまま飲み会へ。Brentwoodに住む8名の友人宅を練り歩き、各部屋でそれぞれ異なる酒を飲むという趣向の遊び。近所迷惑で怒られたりしないのかと勘繰りたくなるほどの大盛況。クラス飲みのはずだが知らない人もちらほら。ほかのクラスにいる人ならまだしも、クラスメートの高校時代の学友も...

あまり深く考えず、単に夜だから寒そうといった理由でウィンドブレーカー(ジャケット?パタゴニアのペラペラのやつ)を着込み、またパスポート等を入れるため小さいリュックを背負っていった。すると、クラスメートの女の子Dに叱られてしまった...曰く、もう大人なんだから、飲み会にそんな子供みたいな服装で来ちゃだめだ。また、リュックなんて紛失するから絶対持ってきちゃだめよとのこと。確かに見回してみると、男も女もかなりの割合の人間が学校の服装と違う感じになっている。おそらく、ただでさえ幼く見えるので、恰好次第では場違いに見えてしまうのだろう。次はピチピチの黒Tシャツに金のネックレスでもしていけば叱られることはないかしら。

宴席で図らずも宇宙人J君と長時間懇談。不思議と話が弾んだ。
就職活動の進捗を聞いてみたところ、就職などせず、卒業と同時に自分のヘッジファンドを立ち上げるとのこと。驚いて、出資者のあてがあるのか聞いてみたところ、「ママ」とのこと。
自身も金融業で働く身であり、金融業を虚業と批判することはあまり好きではない。しかし、それでもなお「株の売買のために、これまで散々迷惑をかけてきた親にさらに無心をするのか?」とつい思ってしまった。なんというか、「アイスクリーム販売とかそば屋とか、虚業じゃなければ親の出資もアリなのか」とか自分の考え方にも突っ込みどころは少なくないのだが、自分にはどうしても「親の金で株式売買」という思考回路に馴染めない。これは普段自分と彼がもめている「宿題する、しない」といったレベルの話ではなく、彼の哲学・美学に立ち入る領域の話であり、自分には感想を持つこと以上の何もできないのではあるけれど。

・ところで、「子孫に美田を残さず」という考え方は日本以外でも実践・提唱されているのだろうか。まあ今の自分は、ひとまず「残そうと思えば子孫に美田を残せる程度の蓄財」をしてから偉そうなことは言わないと。

Friday, November 5, 2010

キャンパスビジット・グループワーク

・木曜日。授業2コマ→キャンパスビジットに来ている元同僚と昼飯→グループワーク→元同僚と夕食→バタンキュー。

・授業。統計の試験が返ってきたが、あろうことか平均点に0.7点敗北。medianじゃないからあれだけど、大体で言うと下位集団にいるのかと思うと残念。とりあえず「あ、この話知ってる→思考停止→聞く耳なし」というのをやめるのが改善策なんだろう。

・元同僚。それなりに在校生も集まってくれて何となく楽しい時間を過ごせた気がする。家で鍋→カリフォルニアピザキッチンというベタな組み合わせで歓待したが、楽しんでくれていたら良いのだけど。

・グループワーク。長期にわたり続いた論争(子供の喧嘩)の末、ようやくJ君が予習をしてきた。そしたら議論がはかどるはかどる。これまでの議論の大半を占めていた不毛な論争がすっかりなくなり、純粋に経済的な議論を楽しむことができた。おかげで自分のいくつかの小さな勘違いを正すことができたし、おそらく満点と胸を張って言えるようなアウトプットが出来上がった。J君にしても、自分のことをこれまでは「なんかいちゃもんつけてくるやつ」と思っていた節があったが、今日の議論の後には甲子園球児のようなさわやかな笑顔。
このままうまくいけば、「お互いが言いたい放題論争→一触即発→終わった後は笑顔で乾杯」という展開になりそう。日本でよく経験した「当方が批判/喧嘩売り→相手ダンマリor苦笑→そのまま関係悪化」という日本的な展開になりそうでなく本当によかった。

Wednesday, November 3, 2010

嗚呼予防接種・新しい資本主義

・水曜日。娘の2歳検診及び予防接種→学校で授業2コマ→日本人による講演会参加→キャンパスビジットに来てくれた元同僚と我が家で鍋→J君とメールで喧嘩、という一日。

・予防接種。何も知らずに行ってしまったが、海外旅行保険の適用外(病気じゃない、という整理になるそうで)で、395ドルも取られてしまった...「Three ninety-five」というから「はいはい、3.95ドルね、安い安い。うーん、現金で払ってもいいなぁ」とか思いドル札の枚数を数えたりしつつカードで清算。3.95ではなく395ドルだったので、現金で払えるわけがなかった。札の枚数を数えている自分はさぞかし滑稽に見えただろう。

・日本人による講演会。哲学者とのことで、新しい資本主義についての講演会で、主旨としては

-金銭で測定できる範囲の外にも見えない価値というものが確かに存在する。
-我々はつい目に見えるMonetaryなところだけを追求してしまいがちだが、目に見えない価値も大事にしていかなければならない。
-企業や政府のリーダーは、こういった目に見えない価値を重視すべき。昔の日本企業の経営者はこれができていたが最近はだめだ

というもの。自分の感想は

-目に見えない価値があるというのは同意。アメリカのMBAなんぞで勉強しているとつい忘れがちになったりそういった価値を斜めに見てしまいがちなので、意識することは大事。「暴論→却下」としてもいいのかもしれないが、一応「目に見えない価値の尊重」という考え方は覚えておきたい(ただし、言い訳として使わないよう気を付けないと)。
-「目に見えない価値の尊重」、これは個人の指針としては有益であろう。金銭で測定できるものしか見ることができない奴よりも、その周辺にあるものの価値を理解できる奴の方がいいはず。しかし、組織の運営理念や経営目標にこの「目に見えない価値」を盛り込むのは危険。目に見えないとは言え何らかの形でばしっと定義し共有しないと組織として達成することはできないのではないか。また、経営者や政府の恣意性にもつながりかねない。一昔前に「国内総生産ではなく国民総幸福(GDH)」という構想があったが、幸福とは何かというものは政府によって定義される性格のものではなく、いかなる定義もその時々の政府の恣意を免れえないだろう。
- プレゼンターの英語力が高くなく、質問者が「お手柔らかモード」になってしまっていた。質問を理解できなかったのか問の主旨からずれた回答をプレゼンターがしても、「OK, thank you」と肩をすぼめつつ苦笑して話を終えてしまう感じ。G7での日本の総理大臣とかもこんな感じなんだろうか。
- ひとつの帰結として社会企業家を称賛していたが、「目に見えないが重要な価値をきっちり生み出すことができている企業家」と「利益率の低さを正当化する言い訳をしているダメな企業家」をしっかり峻別する必要があると思うのだが。その際の区別方法は「目に見えないが大事な価値を生み出しているか否か」となるだろうけど、大事か否かという価値判断は客観的合意を達成しうるものなのか?「目に見えない価値をしっかり生み出しているなら、ちゃんと然るべき利益を出すはずで、儲かっていない以上それは目に見えない価値も生み出していない可能性が高い」という自分の考えは資本主値に毒されているのかしら。
- こういう資本主義論みたいなことをじっくり考えたいというのは留学のモチベーションの一つであったが、その点において今日は刺激的ではあったがやや物足りなかった。

・元同僚は明日もいるので、今日の記事では割愛。

Tuesday, November 2, 2010

レームダック

・火曜日。8時から3コマ授業をこなして、消化不良感が出てきた統計について図書館で集中的に復習を行い、帰宅後買物にお供して、家でお好み焼きとサッポロビールを飲んで、そのあと宿題をして試合終了。勉学に励んだという意味で有意義と言えないこともない一日だが、今日は「日本では得難いもの」とは無縁の一日だったかも。昼も夜も日本食だし。

・選挙、共和党の盛り返しが達成されたようで、小浜さん早くもレームダックになってしまうのだろうか。しかしそれにしても、選挙権もないので、まったく選挙の盛り上がりに乗ることができなかった。「I voted」というシールを貼った同級生を見ても、投票所はどこにあるんだろうということ以上の感想が持てない。
で、帰り道にふと井上陽水の「傘がない」を思い出したので、口ずさみながら帰宅。

♪アメリカでは当選する共和党が増えている 
携帯のニュース速報メールが書いていた
だけども問題は今日の統計 わからない...
(※: 参考
こんな人間にレームダック呼ばわりされる小浜さんが可哀そうというか、どちらかというと自分の方がレームダック的だなと。

Monday, November 1, 2010

テスト・テスト・テスト

・月曜日。試験が終わったと思ったらまた日常モード(宿題とイベントの無限コンボ)に戻りバタバタ。今日は試験が2つ返却されて、夜に冬学期の授業(Corporate Finance)のWaiver Examに挑戦というテスト三昧の一日だった。

・返却されたのは会計と経済だが、どちらも自分の点数自体は想定の範囲内(両科目とも、一応全部解いて、2つ3つのケアレスミスがあって9割程度)だったが、驚いたのは平均点の高さ。どちらも85%くらいが平均点だったので、自分の90%という水準は完全に平民レベルを脱していない。特に根拠はなかったが、きっと平均点は6割~7割くらいだと思い込んでいたので、このレベルの高さにはびっくりした。逆に言うと、自分も「2つ3つのケアレスミスはOK」とか言っていては駄目っぽい。なんだこのサバイバルレースは。。。

・で、夜にはCorporate FinanceのWaiver Examを軽いノリで受験。6時から9時という長時間を費やした。なんというか、「どこかで見聞きしたトピックばかりで、なんとなくわかるが完全には解けない」の繰り返し。もしこの3時間に意義を見出すとすると、それは「自分がCorporate Financeをきちんと受講しなければいけないことを痛感することができた」ということになろう。嗚呼無念

・とかなんとかやっていたらあっという間に一日終了。今週は冗談みたいに忙しくなりそうだ。

・あと、今日財布を家に忘れたので、日本人同級生の誰かに金を借りようと日本人同級生ML宛に「金貸して。I forgot 財布」という知性のカケラもないメールを送ったところ、あろうことか宛先が日本人同級生MLではなく同級生全員MLだった。昼休みのとあるイベント中、教室でやたら皆に顔を見られたが、原因は今思うとこれだな...
中国人同級生が漢字から類推してくれて「金を貸そうか?」と言ってくれたのが嬉しいような情けないような。