・Thanksgiving連休2日目。前夜のうちに来週の宿題の一部をやっつけ、初日から行くはずだったサンディエゴにいざ出発。道路もまったく混んでおらず、途中に寄り道したけど3時間程度で到着。朝食に車中でおにぎりを食べていると、アメリカのフリーウェイを走っているのか日本の東北道を走っているのかたまによくわからなくなる(言い過ぎか)。
・でサンディエゴ到着。なんとなくだが、太陽がLAよりもまぶしい気が。気温も高く、セーターを着こんできてしまったことを軽く後悔。早速、サンディエゴ定番スポットの一つである動物園に到着。入場料$37は上野動物園の\600の実に6倍程度で軽く面食らった。中はとても広く、とてもじゃないが一日で回りきれる広さではない。結局3分の1程度を回っただけで疲れてしまい終了。個人的には、50ドル取ってもいいから2-day Passにしてくれれば、あるいはそういったチケットが別途あればいいのにと思った。
改めて言うことでもないが、動物園は、動物を見て楽しむというよりは、動物を見てわーキャー言っている娘を見て楽しむところだな。
・マリーナ沿いにあるホテルに到着して落ち着いた後、この旅のメインイベント、有名な寿司屋「Ota」へ。
最初はgoogle君を通じてこの店のことを知ったのだが、別途UC San Diegoに留学している友人にお勧めの店を聞いた答えがまたOtaであったことから、迷いなしで予約。
当地はウニが日本と比べると割安とのことだったので、自分も妻もウニで頭がいっぱいの状態で店に向かった。
実際ウニは安い(気がする)。アジのたたきが18ドルでウニの刺身が17ドルとか、マグロの握りが2貫5ドルでウニの握りが9ドルとか。値段はうろ覚えだが、なんとなくお得感でいっぱい。
日本ではもっぱら回転寿司を愛好していた自分にとって、ウニはあまり縁のないネタであった(回転寿司では、たいていどの店でもウニは金色やら何やら一番高い一番派手な皿で回っていて取る気が起きない。しかも回っているウニはたいていカピカピなので、「極力注文せずに回っているものを食べる主義者」の自分には一層縁がないネタであった)。しかしここでは、日本で食べなかった分まで食べるかのごとくウニの刺身も握りも注文、思う存分ウニを満喫させて頂いた。娘もマグロやらサーモンやら、果てはウニまでむしゃむしゃ食べていた(あと、うどんもあったので、仮に娘が寿司にイヤイヤしても大丈夫だった)。ニジヤのものでは食べなかった気がするので、やっぱりネタの鮮度がかなり違うということなんだろうと思う。
店員も日本人で日本語で会話できてしまうし、アガリが1.5ドルと有料とはいえお代わり自由で飲めるし、非常に気に入った。注文のときに味噌汁やら枝豆やらを推奨してくるのが誘いに弱い自分にとっては若干のマイナス材料であるが(そして、結局頼んでしまった味噌汁は感動するほどではなかった)、アメリカにいる間にあと1回くらいは行きたいと思った。なんちゃらロールも悪くはないけど、やっぱり寿司といえばこれだよなぁ。