Friday, November 12, 2010

Welcome to Japan!

・金曜日。午後からプレゼンの授業の中間発表を済ませて、その後昼寝し、ジャパンクラブの会合で泥酔してバタンキュー。

・金曜は本来なら定休日なのだが、今週はイレギュラーにプレゼンテーションの授業の中間発表があった。お題は自由なので、何でもいいから聴衆を説得してみなさいというもの。自分としては「とにかくシンプルにわかりやすく、そして発表者の中で一番笑いを取る」という方向性で準備。いつぞやの小学校の先生をした体験から、今回も数日前から入念に鏡相手に猛練習。さらに当日も、J君の誘いに乗る形でリハーサルをこなした。

その甲斐あって、プレゼンは思いのほか首尾よくいった。聴衆の皆から評定用紙のようなものをもらいフィードバックをしてもらったが「fun」「confident」「clear story」等様々な評価をしてもらうことができた。
特に「confident」という評価は嬉しい。この授業の最初にやった自己紹介プレゼンではいかにも自信がなさそうなプレゼンをやってしまったり、その後のPublic Speaking Clubの集まりで開始早々「俺はナーバスになっている」と心情吐露して突っ込みを受けたりしていたので、「堂々と」というのは自分にとって今回のメインテーマであったからだ。更なる改善余地がたくさんあるにせよ、ひとつの大きな山を自ら設定しそれを乗り越えた感覚が清々しかった(なんだか自己啓発サラリーマンあるいはカツマーみたいで若干気持ち悪いけど、それでも清々しかった)。放課後にとあるクラスメートから「今日は皆のおかげで力を発揮できた、ありがとう」というメールが来たが、そういったメールを打ちたくなる気持ちはよく理解できる。

他方、当然ながら改善点も複数指摘された。「スクリーン見すぎ」「もっとアイコンタクトせよ」「動きが少し硬い」といったごもっともなものから「説得というより、情報を並べているだけに見えるので納得感がない」と言う強烈なものまで。
まあでも、動きについてはたぶんきっと改善しているしこれからも改善する気がしている。また、プレゼンの質については、戻ってから仕事で練習することもできるしということで、「今やっつけておくべき課題はきっちり退治して、まだ解決しなくていいものはきっちり残した」と前向きに捉えることで自己正当化を図ることとしたい。ということで、ネガティブフィードバックは華麗にスルーし、爽快感だけ抱きつつ帰宅。

・ちなみにJ君、日本の財政危機について滔々と演説。制限時間は無視するわ、パワーポイントもなしで小難しい話をするわ、ポケットに手を入れつつ足はクロスするわと、ある意味で彼らしいプレゼンで面白かった。

・で帰宅。今週は時間がふんだんにあり、毎日その日のうちにその日の復習(と予習)を済ませてしまっていたのでパッと思いつく限りではやることが見当たらない。仕方がないので「やがて哀しき外国語」の残りを読んで、WSJをかつてないほど丁寧に端から端まで読んで、それでも時間が余ったのでマリオカートをして...我ながら「うーん、こんなんでいいのかな」と思ってしまった。でも読書は楽しいので、日本から持ってきたけど読んでない本など、読書の秋でもあるので(ようやくLAでは秋らしくなってきた)ちょっと集中的に読んでみようかな。

・夜はジャパンクラブの飲み会。「日本食に関心がある外国人の皆様」も混ざっていたので、極力日本語を使わないようにしていたが、そうはいっても日本人が大半なのでつい日本語が...という厄介な状況だった。
後半座った席は完全にアメリカだったので、逆に楽だった。たまたま、話した人の多くがSF出身だったので「SFとLAどっちが好きか」と尋ねてみたが、どいつもこいつもSFとの回答。町が小さくまとまっていることや小奇麗であることがポイントとのこと。うーむ、行って確かめてみないといけないな、サンフランシスコ。