・今週の授業も今日で終わり。フルに一週間授業が行われたのは今週が初めてだったので、とても疲れた。終わったー!!!って感じの爽快感。夕方に学校主催の軽い飲み会があったので、思う存分飲んで騒いで帰宅。そういえばベジタリアンのA君がピザ食ってたけど、あれはどういうことなんだろう...
・二時に授業が終わってからその飲み会まで、班で経済学の宿題のミーティング。今回の宿題は「廃棄物汚染による外部不経済」を取り扱った新聞記事を読ませて、各種事象を限界費用やら機会費用やら外部不経済やらといった経済学のフレームワークで説明させるもの。経済学部卒の自分には楽勝だったが、それ以外の出身者にはとっつきづらそうな感じの難易度。
部屋確保係のM君が予約を間違えていて(明日のその時間にいけば部屋を使えるみたい)部屋を追い出されたあたりからチグハグ感があったが、今日は終始摩擦が耐えない感じで非常に疲れた。
・前回の統計のグループワークのときに、話し合った内容をその場で一からワードで文章に起こしていたことから非常に時間がかかった(議論20分、作文80分みたいな感じで、作文しているM君はご満悦だったが他の人は手持ち無沙汰状態。というか、自分が電子媒体ベースで作ってきていたのだが、自分で作らずにはいられないM君に黙殺されて80分の作文にお付き合い)。
そこで「各自のメモは、極力電子媒体ベースで作成してこよう、そして一人が文字起こししているのを残り全員が眺めるというやり方を改めようぜ」と前日に提案していたのだが、残念ながら電子媒体で用意してきたのは相変わらず自分だけで、スペイン人のE君と女の子のEはノートに手書きで用意、仕切り役のMと天然キャラのJは予習できていないという有様。Mは司会進行と作文をすることでカバー(ごまかし)しようと試み、Jはその場で解き始めることにした模様。今回皆の前で同じことを言ったものの、自分の英語が悪いのか、都合の悪いことは聞こえないM君の性格からか黙殺されてしまった。
・図書館の予約ができていなかったので喫茶店の一角で議論開始。準備不足のM・Jの二人がイニシアチブを取る展開となってしまったので、非常に非効率的な進行となった。大体の流れはこんな感じだった:
-自分やスペインのE・女の子Eなどが回答のポイントを述べて、多少の議論。ここまでは普通。
-それを聞き流しながら、M君が自分の解釈を交えつつ回答作成。彼は経済学を学んだ経験がないため、いちいちわれわれが議論したポイントを斜め45度の角度から再解釈し、ズレた回答文ができあがる。
-最低限のところだけ修正を促す自分・E・Eの3名をよそに、ようやく問題文を読み終えたJが作文を見て激しくダメ出し。これが先ほどの我々3人の議論とズレているので混乱度アップ。
-また、JはMの細かい表現ぶりにまで注文を入れる。一問一問、Mが作った回答案をほぼ無視して新たな回答文を次の行から作成し、「ほら、こういうことだよ」と言いたげな顔で全員を見回す。M君だんだん顔が上気気味。ちなみにJ君も突貫工事でやっているので微妙に回答がズレている。それに、明らかに今解いている人のせりふには正直説得力もない。途中きまずくなったので、自分がガムを配りつつ冗談を言って多少場が和む。
-5問目くらい同じ流れが続いていたが、Mに対するJのダメ出しがエスカレート。天然なJ君、M君の反論を基本2秒でさえぎり、「ていうか俺が正しいのよ」みたいな言い方で言うからついにM君がキレた。自分のPCをJに向けて「そんなに文句言うならお前やれ、今からこれはお前の宿題だ」と怒号。そんなこんなやっているうちに校内飲み会の時間が迫り、皆帰りたいモードに。
-結局最後の数問はテキトー。特に若干難しかった最後の問題については自分が学部時代の貯金で丁寧な回答文を作ってきていたのだが、なぜだか使ってもらえず、M君が自分なりの解釈で「惜しいけど、全然違う」といった内容のことをワードに書き連ねて終了。ちょうど飲み会の時間となったので、見直しタイムゼロで終了となった。
・といった感じ。前回の統計のとき同様、「個人ベースだったら絶対満点なんだけどなぁ」と思わずにはいられなかった。ではいったい、このどこに問題があったのだろうか。
-まず、経済学の授業なのだから、経済学の知識/センス不足は本質的な問題にはなりえない。それを鍛えるための宿題なのだから。今回、M君の経済学的センスの不足が目に付いたが、彼の問題は別のところにあったと思う。
-自分については、知識面に限定すればそれなりに班に貢献できることが何となく見えてきた点は収穫。もちろん、ハーバードでもスタンフォードでもなくUCLAだから、という要因も否めないけど。いずれにせよ、少なくともお勉強については劣等感を感じずに済んでいる。
他方、英語での説得力不足が問題。説得力さえあれば、自分が用意してきた回答案のコピペで作業時間を半減しつつ得点を満点にすることができたはず。英語力がpoorな自分の作文が信頼してもらえていないという側面も否めない。今回えらそうに他人の批判を書いているが、ある意味、いちばん「土俵に立てていない」と言える。。。
-スペインのE君と女の子Eはいい仕事をしていたと思う。場を和ませようという努力・相手の話を尊重しようとする態度などはmature、というか普通か。
-M君は、前職が自ら運営するファンドの社長だったので如何ともしがたいところがあるけど、何でも自分でやらないと気が済まない癖は直すべきだと思う。上記の通り経済学のセンス不足は批判の対象となりえないが、無知の知というか、わからないならわからないなりに聞き手に徹するなりちゃんと準備するなり、それなりの役割があるはずだ。今回については、J君に飲まれてしまった格好だったので少し可哀想でもある。
-J君が個人的には一番問題だと思う。CFAを持っているし知識があるのはよくわかるが、さすがに予習なしでは回答もズレる。また、おおむね正しいとは言え、自分の主張に拘泥していて、人の話を聞く態度が欠落している。
うーん、質の低い愚痴になってしまった。明日見直して微妙だと判断したら消すかも、これ。
Thursday, September 30, 2010
Wednesday, September 29, 2010
GCBA、授業、エチケット講習
・授業は午後からだったので早起きして宿題をしようかと思ったが、起きられるわけもなく10時起き。一番重要なケースの予習だけは前日に済ませておいてよかった...
・昼休み前に学校に行き、昼休みはGreater China Business Association(GCBA)という中国人を中心としたクラブの初回ミーティングに参加。中華料理もおいしかったし、友人もできたのでいい感じ。ただ、その会合があった部屋で引き続きマーケティングの授業があったが、たぶん中華料理の匂いってアメリカ人的には刺激臭だろうからちょっとした迷惑だったかも。それにしても、中国育ちの中国人とアメリカ育ちの中国人って、ファッションセンスや髪型だけでなく、なんとくか体格っちゅうか骨格も違う気がする。肉を食べてるからなのか?
・午後一はマーケティング。FedExについてケーススタディ。毎週月曜日がフレームワークの解説で水曜日がケーススタディ。こないだの月曜日は「5C→セグメンテーション/ターゲティング/ポジショニング→4P」という全体の流れの講義を受けていた。ケースには結論がないというが、本当に結論を出す気はさらさらなさそうな感じで授業が進む。むしろ、生徒の発言が月曜日解説したフレームワークに乗っていれば「good!」となり、乗っていないなら「他に意見ある人いる?」とスルーされる感じ。フレームワークを使う練習ができればそれでいいということであるようで、結論がまとまることはなく今日の議論は終了。
あと、先生はシカゴ出身とのことで、それゆえか、妙に数字にこだわりが強かった。いわく、数字が与えられているならば可能な限りそれを平均値を出すなり単位あたりデータに変換するなり料理せよとのこと。
いまひとつマーケティングあるいはケーススタディの勉強方法がつかめていない気がする...
・午後2番目は経済。前回は機会費用等ややこしい概念を具体例を使ってわかりやすく教えてくれたが、今回は具体例が空回り気味。とくに外部不経済の説明をアメリカの社会保障システムを使って説明していたが、相当説明に無理があったように思う。
・夕方はファイナンスクラブ主催の「金融業界就職活動ワークショップ。」自分のステレオタイプ的イメージ通りのインストラクター3名(背が高く、ゴツ目で、なんとなく威圧感を出している感じ)がマナー等について説明。聞いていたら、日本とノリはほとんど一緒。Yシャツは白限定とか、靴を磨けとか、スーツは地味にとか。あるいは、お礼のメールの相場観とか、いい質問の類型とか。曰く、説明会の間は漏れそうになっても途中退出してはいけないらしい。「こういった外形的なところをノーミスにしつつ、自分の優秀さやキャラの良さを如何なくアピールせねばならないんだなぁ」とその場では関心したが、よく考えたら当たり前か。おそらく、聴衆として、授業中何度もトイレに行ったり平気で飲食したりするアメリカ人学生を想定しているのであろう。
・帰り道、ふとすれ違った台湾人の同級生と雑談。お互いの言語に興味があることがわかったので、お互いの言語を教えっこでもしようかという話が浮上。ちょっと面白そうな展開だ。というかこないだのレッスンの復習しないと...
・昼休み前に学校に行き、昼休みはGreater China Business Association(GCBA)という中国人を中心としたクラブの初回ミーティングに参加。中華料理もおいしかったし、友人もできたのでいい感じ。ただ、その会合があった部屋で引き続きマーケティングの授業があったが、たぶん中華料理の匂いってアメリカ人的には刺激臭だろうからちょっとした迷惑だったかも。それにしても、中国育ちの中国人とアメリカ育ちの中国人って、ファッションセンスや髪型だけでなく、なんとくか体格っちゅうか骨格も違う気がする。肉を食べてるからなのか?
・午後一はマーケティング。FedExについてケーススタディ。毎週月曜日がフレームワークの解説で水曜日がケーススタディ。こないだの月曜日は「5C→セグメンテーション/ターゲティング/ポジショニング→4P」という全体の流れの講義を受けていた。ケースには結論がないというが、本当に結論を出す気はさらさらなさそうな感じで授業が進む。むしろ、生徒の発言が月曜日解説したフレームワークに乗っていれば「good!」となり、乗っていないなら「他に意見ある人いる?」とスルーされる感じ。フレームワークを使う練習ができればそれでいいということであるようで、結論がまとまることはなく今日の議論は終了。
あと、先生はシカゴ出身とのことで、それゆえか、妙に数字にこだわりが強かった。いわく、数字が与えられているならば可能な限りそれを平均値を出すなり単位あたりデータに変換するなり料理せよとのこと。
いまひとつマーケティングあるいはケーススタディの勉強方法がつかめていない気がする...
・午後2番目は経済。前回は機会費用等ややこしい概念を具体例を使ってわかりやすく教えてくれたが、今回は具体例が空回り気味。とくに外部不経済の説明をアメリカの社会保障システムを使って説明していたが、相当説明に無理があったように思う。
・夕方はファイナンスクラブ主催の「金融業界就職活動ワークショップ。」自分のステレオタイプ的イメージ通りのインストラクター3名(背が高く、ゴツ目で、なんとなく威圧感を出している感じ)がマナー等について説明。聞いていたら、日本とノリはほとんど一緒。Yシャツは白限定とか、靴を磨けとか、スーツは地味にとか。あるいは、お礼のメールの相場観とか、いい質問の類型とか。曰く、説明会の間は漏れそうになっても途中退出してはいけないらしい。「こういった外形的なところをノーミスにしつつ、自分の優秀さやキャラの良さを如何なくアピールせねばならないんだなぁ」とその場では関心したが、よく考えたら当たり前か。おそらく、聴衆として、授業中何度もトイレに行ったり平気で飲食したりするアメリカ人学生を想定しているのであろう。
・帰り道、ふとすれ違った台湾人の同級生と雑談。お互いの言語に興味があることがわかったので、お互いの言語を教えっこでもしようかという話が浮上。ちょっと面白そうな展開だ。というかこないだのレッスンの復習しないと...
Tuesday, September 28, 2010
コミュニケーション
・今日は朝から3コマ授業を受けて3時には帰宅。オリエンテーションとかのお祭り騒ぎが終わると結構暇なんだな、MBA...
・授業は朝から会計→統計→コミュニケーション。会計統計はいまのところ日本での貯金で乗り切れており、逆に眠くなってしまうという悩みに苛まれている。面白かったのはコミュニケーション。ここ数年のMBAでの流行であるようで、UCLAも今年から必修科目として導入。教授は経歴はよくわからないけどとりあえず男前。コミュニケーションを教える人間の見た目が微妙だったら嫌だけどその点は大丈夫だ。ちなみに、マーケティングの先生はださいコテコテのスーツ。。。その服装でマーケティングと言われても、とちょっと思ってしまう。
・コミュニケーションの授業では、身振り手振りといった自分にとっての不得意分野も手がけるみたいだけど、結構な割合を「情報の取捨選択」とか「話相手の特定から始める」とか、日本のサラリーマンが1,2年目に支店とかで教わるような内容であるようだ。今の自分ができるかどうかと問われたらやや自身はないが、少なくとも「パワポを作る前に相手のことを調べろ」とか「情報量を絞ってインパクトを」とか色々鍛えられた記憶だけは残っているので、身振り手振り話しぶりだけで成績が決まるよりはだいぶましになりそうでで安堵。
・授業は朝から会計→統計→コミュニケーション。会計統計はいまのところ日本での貯金で乗り切れており、逆に眠くなってしまうという悩みに苛まれている。面白かったのはコミュニケーション。ここ数年のMBAでの流行であるようで、UCLAも今年から必修科目として導入。教授は経歴はよくわからないけどとりあえず男前。コミュニケーションを教える人間の見た目が微妙だったら嫌だけどその点は大丈夫だ。ちなみに、マーケティングの先生はださいコテコテのスーツ。。。その服装でマーケティングと言われても、とちょっと思ってしまう。
・コミュニケーションの授業では、身振り手振りといった自分にとっての不得意分野も手がけるみたいだけど、結構な割合を「情報の取捨選択」とか「話相手の特定から始める」とか、日本のサラリーマンが1,2年目に支店とかで教わるような内容であるようだ。今の自分ができるかどうかと問われたらやや自身はないが、少なくとも「パワポを作る前に相手のことを調べろ」とか「情報量を絞ってインパクトを」とか色々鍛えられた記憶だけは残っているので、身振り手振り話しぶりだけで成績が決まるよりはだいぶましになりそうでで安堵。
Monday, September 27, 2010
中国語、授業に油断、グループワーク
・今日は授業は午後から。午前中は、かねてから中国人のクラスメートにお願いしていた中国語マンツーマンレッスン。予定は2時間だったけど、2時間半にわたりノンストップでしごいて頂いた。お願いしていたJは理系で中国ではCitibankで働いていたとのこと。おそらく手抜きできない性格の人みたいで、入念な事前打ち合わせを経て、前日深夜にお手製のテキストを送付してくれた。29ページもあって激しく萎えたけど、「明日これを使って授業しましょう」とのこと。予習しないと男がすたりそうだったので泣きながらも予習をこなした。
いざレッスンを受けてみると、中国語は結構わかりやすいし面白い。文法は英語を少しシンプルにしたような感じなのでとっつきやすい(英語で勉強したほうがわかりやすいかも)。そういえば漢文好きだったし、これを機にちょっと本格的に手を出してみようかな。
それにしても、中国語には母音がたくさんあるから英語のとっつき易さは日本語より高そうだ。LとRも使い分けるみたいだし。いまだに発音については改善の糸口を見つけられていない自分にとってはうらやましい。
・授業はマーケティングと経済。マーケティングは今学期では一番馴染みの薄い授業であったが、よくよく聞いてみるとこれまで銀行等でやってきた実務の応用余地が相当あるように思われた。最初に5CことCustomer/Company/Competitor等を分析せよとのことだが、これは銀行の審査等で普通にやっていたし(もちろん、改善の余地はいくらでもあるだろうけど)。その後のターゲティングからValue Propositionに至るプロセスも、いわゆるマーケターでなくともかなり有用であるように思えたので、ちゃんと勉強してみようと思った。
・経済の授業は、ハーバードでPhDを取ったばかりという才気あふれる若手による授業。たぶん年はそんなに離れていないだろう。パワポが妙に古臭い(初期のファミコンみたい)のがやや気になったが、教え方は相当うまく、かなり練られている印象。機会費用等々の経済学初学者にはとっつきづらい諸概念を、ジョークと具体例と練習問題をうまく取り混ぜることで大変うまく説明できていた。とはいえ、新たな学びは少なくとも本日は一切無し。マーケティングも既知事項を再度聞いただけだったので、今日のところは気楽に聞くことができた。そのうち敵も本気を出してくるだろうから油断はできないけど、現時点では結構油断している。
・夕方から班でミーティング。統計のグループ宿題を打ち合わせたが、なんというか「アメリカ」を感じた。
-事前に班員に対して自分の回答案を送付しておいたが、数式をちょっと入れたら「シグマが入っていて難しそう」という理由で読んでもらえていなかった。
-エクセルが得意と主張するM君、右クリックでコピペしたり、書式まで貼り付けてしまって表の体裁が壊れてガッデムとか言ってたり。自分もエクセル大好き人間なので、よほど「俺が」と言いたくなった。
-元気な女の子のE。「回答レポートは私が」と言って作業を始めたが、問題文のファイルで作業を始めてびっくり。問題文の次の行に「→正しい」と一行書き足すとかって。。。そんなものなのかなぁ。
いざレッスンを受けてみると、中国語は結構わかりやすいし面白い。文法は英語を少しシンプルにしたような感じなのでとっつきやすい(英語で勉強したほうがわかりやすいかも)。そういえば漢文好きだったし、これを機にちょっと本格的に手を出してみようかな。
それにしても、中国語には母音がたくさんあるから英語のとっつき易さは日本語より高そうだ。LとRも使い分けるみたいだし。いまだに発音については改善の糸口を見つけられていない自分にとってはうらやましい。
・授業はマーケティングと経済。マーケティングは今学期では一番馴染みの薄い授業であったが、よくよく聞いてみるとこれまで銀行等でやってきた実務の応用余地が相当あるように思われた。最初に5CことCustomer/Company/Competitor等を分析せよとのことだが、これは銀行の審査等で普通にやっていたし(もちろん、改善の余地はいくらでもあるだろうけど)。その後のターゲティングからValue Propositionに至るプロセスも、いわゆるマーケターでなくともかなり有用であるように思えたので、ちゃんと勉強してみようと思った。
・経済の授業は、ハーバードでPhDを取ったばかりという才気あふれる若手による授業。たぶん年はそんなに離れていないだろう。パワポが妙に古臭い(初期のファミコンみたい)のがやや気になったが、教え方は相当うまく、かなり練られている印象。機会費用等々の経済学初学者にはとっつきづらい諸概念を、ジョークと具体例と練習問題をうまく取り混ぜることで大変うまく説明できていた。とはいえ、新たな学びは少なくとも本日は一切無し。マーケティングも既知事項を再度聞いただけだったので、今日のところは気楽に聞くことができた。そのうち敵も本気を出してくるだろうから油断はできないけど、現時点では結構油断している。
・夕方から班でミーティング。統計のグループ宿題を打ち合わせたが、なんというか「アメリカ」を感じた。
-事前に班員に対して自分の回答案を送付しておいたが、数式をちょっと入れたら「シグマが入っていて難しそう」という理由で読んでもらえていなかった。
-エクセルが得意と主張するM君、右クリックでコピペしたり、書式まで貼り付けてしまって表の体裁が壊れてガッデムとか言ってたり。自分もエクセル大好き人間なので、よほど「俺が」と言いたくなった。
-元気な女の子のE。「回答レポートは私が」と言って作業を始めたが、問題文のファイルで作業を始めてびっくり。問題文の次の行に「→正しい」と一行書き足すとかって。。。そんなものなのかなぁ。
Sunday, September 26, 2010
BBQ、続WSJ、クラス選挙
・午前中から昼にかけて、MBAの日本人同級生とBBQ。ガス式グリルがガス欠につき利用不可能という衝撃の展開が待っていたが、そのアパートに住んでいる同級生が自宅で焼くとか、日本にあるカセットボンベ式ガスコンロで焼くとか対応することにより無事にお腹一杯になることができ大変満足。むしろ、ピンチを楽しんだような感覚が残っており、かえって思い出に残るかもしれない。
・BBQ、アパートの屋上でやったのでとにかく暑かった。直射日光+照り返しで本当に暑い。そんな中でビールなんて飲んでると、本当に朦朧とした。酔っているのか熱中症なのかといった感じ。帰宅後思わず娘を連れてプールに行ってしまった。BBQ+ビール+プール(+その後買い物)で、とてもじゃないが宿題のリーディングをするほどの元気が出ない。テキトーに読んでいるのでコールドコールされないことを祈る。
・BBQは数時間にわたり続いたが、数名が班のミーティングのため中座して学校へ。火曜日に提出期限がある統計の宿題を議論するとのこと。日曜日にミーティングをセットするというのは自分の感覚からするとかなり違和感があるのだけど、アメリカでは普通なのか?自分の班で「毎週日曜日に定例集会をしよう」なんて話が出ても断固断りたいんだが、アメリカの常識感覚によっては無下に断るのもアレなのかもしれない...
「というか、統計とか会計とかといった比較的白黒つけやすい科目については、わざわざ集まって議論なんてせずともメールとチャットがあれば十分でしょ」と思ってしまう自分はたぶん修行が足りていないのだろう。
・WSJ、今日は来てなかった。日曜日は休刊日なんだと思うことにする。調べて日曜も発刊していたらどうしたものか...
・今日、オンラインにてクラスの係決め選挙が実施された。Presidentこと学級委員長と何人かの副委員長および宴会部長だけは教室内でスピーチ+その場の投票で事前に決まったが、それ以外の係については文章によるアピール+オンライン投票にて選出が行われる。
自分も軽いノリでとある係に応募したので、志望動機やら選挙公約やら提出したが、投票サイトを見たところ皆それぞれユニークな感じでアピールを展開していた。
自分の立候補した係は定数が4なのだが、自分は自らに1票入れる前に自分以外の人4人にチェックを入れてしまい、操作ミスによりそのまま送ってしまった。立候補したにもかかわらずライバル候補に投票するこのスポーツマンシップ...嗚呼
・部屋の天井裏と思わしき場所で鈴虫(あるいはネズミ?)がさっきからずっと鳴いている。鳴くくらいなら咎めはしないが、部屋に侵入とかするのは本当にやめてくれよ。
・BBQ、アパートの屋上でやったのでとにかく暑かった。直射日光+照り返しで本当に暑い。そんな中でビールなんて飲んでると、本当に朦朧とした。酔っているのか熱中症なのかといった感じ。帰宅後思わず娘を連れてプールに行ってしまった。BBQ+ビール+プール(+その後買い物)で、とてもじゃないが宿題のリーディングをするほどの元気が出ない。テキトーに読んでいるのでコールドコールされないことを祈る。
・BBQは数時間にわたり続いたが、数名が班のミーティングのため中座して学校へ。火曜日に提出期限がある統計の宿題を議論するとのこと。日曜日にミーティングをセットするというのは自分の感覚からするとかなり違和感があるのだけど、アメリカでは普通なのか?自分の班で「毎週日曜日に定例集会をしよう」なんて話が出ても断固断りたいんだが、アメリカの常識感覚によっては無下に断るのもアレなのかもしれない...
「というか、統計とか会計とかといった比較的白黒つけやすい科目については、わざわざ集まって議論なんてせずともメールとチャットがあれば十分でしょ」と思ってしまう自分はたぶん修行が足りていないのだろう。
・WSJ、今日は来てなかった。日曜日は休刊日なんだと思うことにする。調べて日曜も発刊していたらどうしたものか...
・今日、オンラインにてクラスの係決め選挙が実施された。Presidentこと学級委員長と何人かの副委員長および宴会部長だけは教室内でスピーチ+その場の投票で事前に決まったが、それ以外の係については文章によるアピール+オンライン投票にて選出が行われる。
自分も軽いノリでとある係に応募したので、志望動機やら選挙公約やら提出したが、投票サイトを見たところ皆それぞれユニークな感じでアピールを展開していた。
自分の立候補した係は定数が4なのだが、自分は自らに1票入れる前に自分以外の人4人にチェックを入れてしまい、操作ミスによりそのまま送ってしまった。立候補したにもかかわらずライバル候補に投票するこのスポーツマンシップ...嗚呼
・部屋の天井裏と思わしき場所で鈴虫(あるいはネズミ?)がさっきからずっと鳴いている。鳴くくらいなら咎めはしないが、部屋に侵入とかするのは本当にやめてくれよ。
Saturday, September 25, 2010
MBAの相対化・ビール雑感・UCLAの同級生・知識の再整理
ここ最近ふと思ったことを脈絡なく:
1)
今日一緒にゴルフした先輩は、MBA以外のプログラムに通っている人。その人にMBAがいかに大変か説明しようとしたら、全然うまく説明できなかった。飲み会?就職活動?何それ?大量のリーディング?それならウチにもあるよ、といった感じ。※その先輩にこのように高圧的に言われたということでは全くなくて、会話を通じて自分が上記のような自分の話の問題点にふと気付いたというもの。
そんな会話や、その人のプログラムの様子を聞くこと等を通じて、最近の自分、あるいはMBAについて相対化ができたような気がしている。
ここ最近の多忙な日々に多少酔いしれていたところがあったが(「忙しい自分が素敵」「頑張っている自分がかっこいい」「MBAのプログラムは他のどんなプログラムよりすばらしい」等)、それを補正することができた気がする。
なんと言うか、「社会人になって1年後くらいの大学友人との飲み会で自分の勤務先/仕事/上司等の自慢をしたら、それが大学時代の友人にあまり理解を得られず、自分が近視眼的になっていることに気付かされた」みたいな感じか。自分はどちらかというと1年目はヒマだったので近視眼な側というよりは「忙しい俺」に酔っている同期を茶化す側(茶化すことで大した仕事をやることができていないという自分のコンプレックスをまぎらわせる)だったが、現時点においては結構近視眼的なのかも。うまく書けていない気がするので整理がついたら別途書く。
2)
ビール。村上春樹が発音に苦戦したHeineken、あんまり美味しくない。品質にばらつきがある気がする。一回、薬液を飲んでいるのでは?と思わされたことがあった。コロナ(スペルわからず)、おいしいけどなぜだか妙に酔いが回る。バド。味が薄いという点において安定感があるが、ライト等味の違いはいまだわからず。何が言いたいかというと、Heinekenはあまりおいしくないということ。でもやっぱりワインの方がうまい気がする。
3)
UCLAのMBA。率直に言ってトップ校ではない。同級生の出身大学や職歴を見ても、たとえば近所のなんちゃらカレッジとか聞いたことのない学校出身が多く、日本人でも知っているようなビッグネーム出身者は(UCLA,UCBを除くと)ほとんどいない。職歴にしても、戦略コンサルやバルジブラケット(だっけ?)出身者は多くない。しかし、とは言えUCLA、その独自性により、少なくない人数の「アツい人材」を集めることに成功しており、内部にいる自分としては思いのほか刺激的なメンバーが少なくないことを面白く感じている。
ひとつのカテゴリーはエンタメ。自分の知る限り、エンターテイメント業界に強みを持つのはNYUとUCLAとUSCくらいではないか。また、少なくともMBAプログラムにおいては、UCLAの方がUSCよりネームバリューが高いみたい(少なくとも、巷のランキングではUCLAのほうが上)。なので、MBAランキングよりもエンタメ業界で働くことを重視して、敢えてUCLAに来ている人が少なからず存在しているようだ。たまにいる妙に学歴が高い人なんかは、得てしてエンタメ狙いであることが多い気がする。
もうひとつはアントレ。UCLAのアントレ関連プログラムが充実しているという話は自分も聞きかじってエッセイにも書いたが、それに加え、LAという環境がアントレ魂を磨くには適正度が高いみたい。自分はいまだに、LAのどのあたりが起業家のたまり場なのかわかっていないけど。
アントレについてはエンタメと比較すると唯一無二度が多少低い(スタンフォードやバークレーも、立地やプログラムの観点からアントレについては一家言も二家言もあるだろう)が、とはいえたくさんの起業経験者・起業したい人を集めることに成功している。名簿を見ると、相当な人数の人がFounder/CEO等の前職肩書を携えている。
4)
受験当時エッセイに書いていたことのフィードバック。当時、複数ある志望動機のひとつとして、「ファイナンスや会計など、自分が学んできたことの再整理をしたい」と書いていた。
今学期の6つの授業のうち、経済・統計・ファイナンス・会計については、自分としては「既に実務で扱った分野」であり、再整理ができないのであれば受講の意味はあまりないと思っていた。
しかし、実際予習→授業というサイクルが回り始めて思ったが、普通にMBAの授業をこなしているだけでは、あんまり再整理できないかも。
自分にとって再整理とは、「実務上、とりあえず公式ややり方を丸覚えしていたような概念(たとえばブラックショールズとかt検定とか)について、なぜこのような公式になるのか等のバックグラウンドについて妻に噛み砕いて説明できるくらいのレベルで深く理解する」というもの。
しかし、予習段階では、教科書にそういったことは懇切丁寧に載ってはいるもののじっくり読む時間などないことから結局「ブラックショールズというものがある」ということを押さえて終わりになってしまいがち。授業でもそういった概念をどのように使うかという実務的側面がメインになりそうなので、やっぱり再整理はできなそう。
なので、よほど意識的に「再整理したい事柄リスト」を作っておき、予習や授業の範囲がそのリストにヒットしたときに通常比日150%の時間をかけて教科書をじっくり読まないと、授業にキャッチアップしているだけでは知識の深化は覚束ない。
その一方で、再整理という言葉を「実務で会計についてAとBとCは習得したが、DとEを習得できるような仕事に接するチャンスがなかった。MBAでAからEまでやることで、会計についてのカバレッジを完璧にしたい」という知識のhorizontalな拡大と定義するのであれば、MBAの授業は非常に有益であろう。たとえば、t検定はできるけどF検定はできない自分にとって、「t検定のみならず、F検定も使えるようになりたい」という目的は、MBAの授業をこなしさえすれば自動的に叶うと思われる。実務的側面に関して言えば、先生が1から10まで網羅してくれるし。選択授業をとれば15くらいまで勉強できるし。
ただ、繰り返すと、「知識の再整理」という言葉を自分がイメージしていたような「知識のverticalな拡大・深化」と考えるならば、「MBAの授業をこなせば自動的に希望が叶う」ということはなさそう。自分はそのあたり出願時に頭の整理できてなかったかも。
1)
今日一緒にゴルフした先輩は、MBA以外のプログラムに通っている人。その人にMBAがいかに大変か説明しようとしたら、全然うまく説明できなかった。飲み会?就職活動?何それ?大量のリーディング?それならウチにもあるよ、といった感じ。※その先輩にこのように高圧的に言われたということでは全くなくて、会話を通じて自分が上記のような自分の話の問題点にふと気付いたというもの。
そんな会話や、その人のプログラムの様子を聞くこと等を通じて、最近の自分、あるいはMBAについて相対化ができたような気がしている。
ここ最近の多忙な日々に多少酔いしれていたところがあったが(「忙しい自分が素敵」「頑張っている自分がかっこいい」「MBAのプログラムは他のどんなプログラムよりすばらしい」等)、それを補正することができた気がする。
なんと言うか、「社会人になって1年後くらいの大学友人との飲み会で自分の勤務先/仕事/上司等の自慢をしたら、それが大学時代の友人にあまり理解を得られず、自分が近視眼的になっていることに気付かされた」みたいな感じか。自分はどちらかというと1年目はヒマだったので近視眼な側というよりは「忙しい俺」に酔っている同期を茶化す側(茶化すことで大した仕事をやることができていないという自分のコンプレックスをまぎらわせる)だったが、現時点においては結構近視眼的なのかも。うまく書けていない気がするので整理がついたら別途書く。
2)
ビール。村上春樹が発音に苦戦したHeineken、あんまり美味しくない。品質にばらつきがある気がする。一回、薬液を飲んでいるのでは?と思わされたことがあった。コロナ(スペルわからず)、おいしいけどなぜだか妙に酔いが回る。バド。味が薄いという点において安定感があるが、ライト等味の違いはいまだわからず。何が言いたいかというと、Heinekenはあまりおいしくないということ。でもやっぱりワインの方がうまい気がする。
3)
UCLAのMBA。率直に言ってトップ校ではない。同級生の出身大学や職歴を見ても、たとえば近所のなんちゃらカレッジとか聞いたことのない学校出身が多く、日本人でも知っているようなビッグネーム出身者は(UCLA,UCBを除くと)ほとんどいない。職歴にしても、戦略コンサルやバルジブラケット(だっけ?)出身者は多くない。しかし、とは言えUCLA、その独自性により、少なくない人数の「アツい人材」を集めることに成功しており、内部にいる自分としては思いのほか刺激的なメンバーが少なくないことを面白く感じている。
ひとつのカテゴリーはエンタメ。自分の知る限り、エンターテイメント業界に強みを持つのはNYUとUCLAとUSCくらいではないか。また、少なくともMBAプログラムにおいては、UCLAの方がUSCよりネームバリューが高いみたい(少なくとも、巷のランキングではUCLAのほうが上)。なので、MBAランキングよりもエンタメ業界で働くことを重視して、敢えてUCLAに来ている人が少なからず存在しているようだ。たまにいる妙に学歴が高い人なんかは、得てしてエンタメ狙いであることが多い気がする。
もうひとつはアントレ。UCLAのアントレ関連プログラムが充実しているという話は自分も聞きかじってエッセイにも書いたが、それに加え、LAという環境がアントレ魂を磨くには適正度が高いみたい。自分はいまだに、LAのどのあたりが起業家のたまり場なのかわかっていないけど。
アントレについてはエンタメと比較すると唯一無二度が多少低い(スタンフォードやバークレーも、立地やプログラムの観点からアントレについては一家言も二家言もあるだろう)が、とはいえたくさんの起業経験者・起業したい人を集めることに成功している。名簿を見ると、相当な人数の人がFounder/CEO等の前職肩書を携えている。
4)
受験当時エッセイに書いていたことのフィードバック。当時、複数ある志望動機のひとつとして、「ファイナンスや会計など、自分が学んできたことの再整理をしたい」と書いていた。
今学期の6つの授業のうち、経済・統計・ファイナンス・会計については、自分としては「既に実務で扱った分野」であり、再整理ができないのであれば受講の意味はあまりないと思っていた。
しかし、実際予習→授業というサイクルが回り始めて思ったが、普通にMBAの授業をこなしているだけでは、あんまり再整理できないかも。
自分にとって再整理とは、「実務上、とりあえず公式ややり方を丸覚えしていたような概念(たとえばブラックショールズとかt検定とか)について、なぜこのような公式になるのか等のバックグラウンドについて妻に噛み砕いて説明できるくらいのレベルで深く理解する」というもの。
しかし、予習段階では、教科書にそういったことは懇切丁寧に載ってはいるもののじっくり読む時間などないことから結局「ブラックショールズというものがある」ということを押さえて終わりになってしまいがち。授業でもそういった概念をどのように使うかという実務的側面がメインになりそうなので、やっぱり再整理はできなそう。
なので、よほど意識的に「再整理したい事柄リスト」を作っておき、予習や授業の範囲がそのリストにヒットしたときに通常比日150%の時間をかけて教科書をじっくり読まないと、授業にキャッチアップしているだけでは知識の深化は覚束ない。
その一方で、再整理という言葉を「実務で会計についてAとBとCは習得したが、DとEを習得できるような仕事に接するチャンスがなかった。MBAでAからEまでやることで、会計についてのカバレッジを完璧にしたい」という知識のhorizontalな拡大と定義するのであれば、MBAの授業は非常に有益であろう。たとえば、t検定はできるけどF検定はできない自分にとって、「t検定のみならず、F検定も使えるようになりたい」という目的は、MBAの授業をこなしさえすれば自動的に叶うと思われる。実務的側面に関して言えば、先生が1から10まで網羅してくれるし。選択授業をとれば15くらいまで勉強できるし。
ただ、繰り返すと、「知識の再整理」という言葉を自分がイメージしていたような「知識のverticalな拡大・深化」と考えるならば、「MBAの授業をこなせば自動的に希望が叶う」ということはなさそう。自分はそのあたり出願時に頭の整理できてなかったかも。
80’s Party
・金曜日。この日は夜からMBAにて80's Partyなる仮装パーティがあった。わざわざ忍者の仮装をして臨みそれなりに人の波を泳いでみたが、ノリ切れず。Comfort zoneを出ることに失敗。。
・土曜日。今日ついにWSJが到着した。
WSJ、申し込みをしたのは2週間ほど前。申し込み当日からオンライン版はログインできるようになったけど、紙は待てど暮らせどに到着せず。何かがおかしいので問い合わせたところ、配達は開始されているとのこと。
多分、配達員がアパートの前に新聞をポイ捨てし、それを自分の前に気付いた誰かが先に持ち去ってしまっていたのだろう。という推測に基づき、自宅前まできっちり配達してくれないのであれば即日解約したい旨連絡。改善しますとのことだったのでお手並み拝見と思っていたら、今朝から玄関前にWSJが置かれていた。
どうやってアパートの鍵を開けたのだろうかという疑問があるのだが、管理人さんと何か調整をしたのかな。
・土曜の午後は、近隣に住む先輩と家族ぐるみで昼食。その後ゴルフに連れて行ってもらった。色々な点において日本とは比較にならないところがあり感動。
-プレーフィー:$14(Twilight、日本で言うと薄暮ラウンド。だけど日が長いので9Hでも18Hでもできてしまう。日本では土曜日にやろうと思ったら最低15,000円はかかる。薄暮でも8,000円くらいかな)
-当日急に行ってもOK(日本でも薄暮ならOKなところは多いけど、受付した瞬間に開始できるというのはすごすぎ。)
-車で20分(日本だったら片道90分は見ておきたいところ)
-クラブハウス、ロッカー、風呂等わずらわしいものが一切ない(こういうものを無駄と考えることができる人にとってはすばらしいことこの上なし)
一年目は気軽に通いつめるほどの時間を捻出できるか定かではないが、できるならばちょくちょく通ってみたい。
・土曜日。今日ついにWSJが到着した。
WSJ、申し込みをしたのは2週間ほど前。申し込み当日からオンライン版はログインできるようになったけど、紙は待てど暮らせどに到着せず。何かがおかしいので問い合わせたところ、配達は開始されているとのこと。
多分、配達員がアパートの前に新聞をポイ捨てし、それを自分の前に気付いた誰かが先に持ち去ってしまっていたのだろう。という推測に基づき、自宅前まできっちり配達してくれないのであれば即日解約したい旨連絡。改善しますとのことだったのでお手並み拝見と思っていたら、今朝から玄関前にWSJが置かれていた。
どうやってアパートの鍵を開けたのだろうかという疑問があるのだが、管理人さんと何か調整をしたのかな。
・土曜の午後は、近隣に住む先輩と家族ぐるみで昼食。その後ゴルフに連れて行ってもらった。色々な点において日本とは比較にならないところがあり感動。
-プレーフィー:$14(Twilight、日本で言うと薄暮ラウンド。だけど日が長いので9Hでも18Hでもできてしまう。日本では土曜日にやろうと思ったら最低15,000円はかかる。薄暮でも8,000円くらいかな)
-当日急に行ってもOK(日本でも薄暮ならOKなところは多いけど、受付した瞬間に開始できるというのはすごすぎ。)
-車で20分(日本だったら片道90分は見ておきたいところ)
-クラブハウス、ロッカー、風呂等わずらわしいものが一切ない(こういうものを無駄と考えることができる人にとってはすばらしいことこの上なし)
一年目は気軽に通いつめるほどの時間を捻出できるか定かではないが、できるならばちょくちょく通ってみたい。
Thursday, September 23, 2010
買い物・PC周りの整理
最近、必要にかられ、あるいはストレス発散の手段として、色々と買い物やPC周辺の改善を行ったので備忘メモ。
・スキャナ
記事にしているが、こいつが船便で届いてくれたおかげで、学校から貰う膨大な書類の整理が非常に楽チンになった。容量についてもネットワークHDDを購入したので問題なし。
・ネットワークHDD
以前記事にもしたが、1TBのネットワークHDD。日本より定価も安いし円高なのでそれ以上にお得感あり。
各種ファイルのネットワークドライブへの移管もほぼ終わり、PCが2台ともかなりすっきりした。特に、サブマシンに入っていた音楽ファイルの移管ができたことは大きい。サブマシンが軽くなったし、メインマシン・妻のPC・iPadでも音楽が聴けるようになったからだ。
・プリンタ
ネットワークHDDとプリンタを接続することで、プリンタが無線プリンタとなった。これまでは、プリンタはかさばるので部屋の隅に置いておき、必要なときにPCをプリンタのところまで運んで有線で繋いでいた。これが結構面倒だったので、いつでもどこでも印刷できるようになったのは非常にうれしい。おかげでつい色々無意味に印刷してしまっている。
・メインマシンの掃除
購入時にQドライブなるものが作られており、ここがしょっちゅう容量限界ですとか何とかわずらわしかった。
中身をDVDに焼けばQドライブが消えるとのことだったので、ようやく作業を実施。たしかにQドライブが消えうせてすっきり。
・サブマシンにWindows7導入
XP搭載のVaio SZに色々ガタが来ていたので、一縷の望みを託してWindows7にアップデート。学割という売り文句につられたところもある。
導入当初は、というか今も、色々トラブルに見舞われている。解像度がむちゃくちゃ低かったりタッチパッドが使えなくなっていたり(別途ドライバをインストールして解決)、基本表示が英語だったり(あきらめ)。
しかしその一方で、放熱が明らかに低減しているし、作動速度もかなり改善した。また、つもり積もっていたよくわからないファイルのおかげでHDが一杯になりかかっていたのだが、これを機に一掃することができたのも嬉しい。
昔と比べると、データや各種設定のかなりの部分をPC本体ではなくweb内でやっていることから、裸の状態のPCを使える状態にするのが非常に楽。各種データはネットワークドライブとDropboxで瞬間的に同期されるし、google関係もログインするだけだし、ブックマークもXMarksというアドインのおかげで瞬間同期。実にすばらしい。
・デジカメ購入
どちらかというと妻の買い物だが、以前なくしたモデルの最新版(NIKON)を購入。いつの間にかタッチパネル対応になっていたが、なんとなくiPhoneと比べるとタッチパネルの使いやすさも見劣りする感じ。
・PCのスピーカー導入
これでようやく音楽が聴けるようになった。
・WSJ購読
学割という響きにつられて開始。オンライン版は見やすいが、どうやら学校のアカウントで閲覧できるようだ..また、紙のバージョンが一向に届かない。推察するに、配達はアパートの入り口にまでしか行われていないようだ。なのでおそらく、住人か誰かに取られてしまっているのだろう。苦情をWSJにしたら届くまで費用負担は発生しないとのこと。とはいえ、購読期間を後ろ倒しするだけなので、帰国予定がある自分にとっては微妙な心遣い...
・スキャナ
記事にしているが、こいつが船便で届いてくれたおかげで、学校から貰う膨大な書類の整理が非常に楽チンになった。容量についてもネットワークHDDを購入したので問題なし。
・ネットワークHDD
以前記事にもしたが、1TBのネットワークHDD。日本より定価も安いし円高なのでそれ以上にお得感あり。
各種ファイルのネットワークドライブへの移管もほぼ終わり、PCが2台ともかなりすっきりした。特に、サブマシンに入っていた音楽ファイルの移管ができたことは大きい。サブマシンが軽くなったし、メインマシン・妻のPC・iPadでも音楽が聴けるようになったからだ。
・プリンタ
ネットワークHDDとプリンタを接続することで、プリンタが無線プリンタとなった。これまでは、プリンタはかさばるので部屋の隅に置いておき、必要なときにPCをプリンタのところまで運んで有線で繋いでいた。これが結構面倒だったので、いつでもどこでも印刷できるようになったのは非常にうれしい。おかげでつい色々無意味に印刷してしまっている。
・メインマシンの掃除
購入時にQドライブなるものが作られており、ここがしょっちゅう容量限界ですとか何とかわずらわしかった。
中身をDVDに焼けばQドライブが消えるとのことだったので、ようやく作業を実施。たしかにQドライブが消えうせてすっきり。
・サブマシンにWindows7導入
XP搭載のVaio SZに色々ガタが来ていたので、一縷の望みを託してWindows7にアップデート。学割という売り文句につられたところもある。
導入当初は、というか今も、色々トラブルに見舞われている。解像度がむちゃくちゃ低かったりタッチパッドが使えなくなっていたり(別途ドライバをインストールして解決)、基本表示が英語だったり(あきらめ)。
しかしその一方で、放熱が明らかに低減しているし、作動速度もかなり改善した。また、つもり積もっていたよくわからないファイルのおかげでHDが一杯になりかかっていたのだが、これを機に一掃することができたのも嬉しい。
昔と比べると、データや各種設定のかなりの部分をPC本体ではなくweb内でやっていることから、裸の状態のPCを使える状態にするのが非常に楽。各種データはネットワークドライブとDropboxで瞬間的に同期されるし、google関係もログインするだけだし、ブックマークもXMarksというアドインのおかげで瞬間同期。実にすばらしい。
・デジカメ購入
どちらかというと妻の買い物だが、以前なくしたモデルの最新版(NIKON)を購入。いつの間にかタッチパネル対応になっていたが、なんとなくiPhoneと比べるとタッチパネルの使いやすさも見劣りする感じ。
・PCのスピーカー導入
これでようやく音楽が聴けるようになった。
・WSJ購読
学割という響きにつられて開始。オンライン版は見やすいが、どうやら学校のアカウントで閲覧できるようだ..また、紙のバージョンが一向に届かない。推察するに、配達はアパートの入り口にまでしか行われていないようだ。なのでおそらく、住人か誰かに取られてしまっているのだろう。苦情をWSJにしたら届くまで費用負担は発生しないとのこと。とはいえ、購読期間を後ろ倒しするだけなので、帰国予定がある自分にとっては微妙な心遣い...
3回目のDMV・教科書に着手
・今日は大規模就職イベントがあるとのことで、それに参加しない自分はオフ。兼ねてからの予定通り、DMVにペーパーテストを受験しに行った。過去2回サンタモニカのDMVに痛い目にあっているので、今回は趣向を変えてVan NuysのDMVへ。こじんまりとした住宅街といった感じのVan Nuysは地図上では遠いが、フリーウェイに乗ってしまえば自宅からの時間距離はサンタモニカと大して変わらず。
・早起きして行こうと思っていたが、案の定出遅れて到着は昼過ぎ。田舎町だからすいているだろうと高をくくっていたが、全くもって大混雑。しかも行列が全然進まず。1時間ほど待っていると係員登場。
前回、こうやって登場した係員に「もう今日はキャパシティを超えたので帰れ」と言われたトラウマがあったことから係員の登場に「ああまたか」と落胆。しかし、今回は「トラブルにより予約者対応と飛び込み対応を一人でやらざるを得ない状況になっているので時間がかかっている。もう少しで2人体制に戻るのでちょっと待ってて」とのことだった。実際、最初の90分くらいは分速30cmといった感じだったが、途中からスイスイモードに改善。
・で、受付。初回にSSNがないことにイチャモンをつけられて追い返されたトラウマ(トラウマばかりだな)があったのだが、今回はSSNの話など微塵も出ずにするっと受付終了。
・妻は別のカウンターで受付をしていたので自分は終わり次第合流したのだが、係員が作成した資料にTypoがあったのでそれを指摘したところ係員の対応が急にフレンドリーに。妻の受付をしている時点で15:50だったので、長蛇の列を作っている写真コーナーにて写真を撮ることを考えると今日中の受験は絶望的な状況だっただが、その係員が急に立ち上がり、試験管を説き伏せてくれて、その結果写真撮影前に受験して良いということになった。おかげで滑り込みながらも当日中の受験に成功してラッキーだった。
・で試験。「試験室内では静かにさせろ」ということなので、子供に卵ボーロを与えている間に死ぬ気で回答。全然勉強していなかったので(正確に言うと、一回目のサンタモニカに行く直前に多少やったが、記憶は完全スリップ)かなり苦戦したが、なんとか無事合格。
自分の回答終了と娘のボーロ完食はほぼ同タイミングだったので「よし、ギリギリセーフだ」と思ったのだが、結局その後試験室内で試験官に採点をしてもらったり各種事務手続きをしたりしたので、試験室内の人々はおやつタイムが終わってわめく以外やることがなくなってしまった娘のわめき声をBGMに受験することになってしまった。ボーロ意味なし。
・結果は夫婦そろって無事合格。Van Nuysがなんとなく気に入ったので、早速オンラインで予約しておいた。覚悟はしていたが予約は一ヶ月後にしかできないため、実質的に一発勝負。失敗するとまたペーパーテストから始めないといけない...
・その後疲れたので外食して、家で明日の予習に着手。統計と会計ということで、どちらもなじみのある分野でしかも序盤の章なのでスイスイ読めた。当初はまじめに読む気は全くなかったのだが、いざ読んでみると、これまで自分が消化不良のまま流していたポイントについて懇切丁寧な解説が入っていることに気がついて結構真剣に読んでしまった。それにしても明日は教科書を2冊とも持参しないとならないのだろうか...
・早起きして行こうと思っていたが、案の定出遅れて到着は昼過ぎ。田舎町だからすいているだろうと高をくくっていたが、全くもって大混雑。しかも行列が全然進まず。1時間ほど待っていると係員登場。
前回、こうやって登場した係員に「もう今日はキャパシティを超えたので帰れ」と言われたトラウマがあったことから係員の登場に「ああまたか」と落胆。しかし、今回は「トラブルにより予約者対応と飛び込み対応を一人でやらざるを得ない状況になっているので時間がかかっている。もう少しで2人体制に戻るのでちょっと待ってて」とのことだった。実際、最初の90分くらいは分速30cmといった感じだったが、途中からスイスイモードに改善。
・で、受付。初回にSSNがないことにイチャモンをつけられて追い返されたトラウマ(トラウマばかりだな)があったのだが、今回はSSNの話など微塵も出ずにするっと受付終了。
・妻は別のカウンターで受付をしていたので自分は終わり次第合流したのだが、係員が作成した資料にTypoがあったのでそれを指摘したところ係員の対応が急にフレンドリーに。妻の受付をしている時点で15:50だったので、長蛇の列を作っている写真コーナーにて写真を撮ることを考えると今日中の受験は絶望的な状況だっただが、その係員が急に立ち上がり、試験管を説き伏せてくれて、その結果写真撮影前に受験して良いということになった。おかげで滑り込みながらも当日中の受験に成功してラッキーだった。
・で試験。「試験室内では静かにさせろ」ということなので、子供に卵ボーロを与えている間に死ぬ気で回答。全然勉強していなかったので(正確に言うと、一回目のサンタモニカに行く直前に多少やったが、記憶は完全スリップ)かなり苦戦したが、なんとか無事合格。
自分の回答終了と娘のボーロ完食はほぼ同タイミングだったので「よし、ギリギリセーフだ」と思ったのだが、結局その後試験室内で試験官に採点をしてもらったり各種事務手続きをしたりしたので、試験室内の人々はおやつタイムが終わってわめく以外やることがなくなってしまった娘のわめき声をBGMに受験することになってしまった。ボーロ意味なし。
・結果は夫婦そろって無事合格。Van Nuysがなんとなく気に入ったので、早速オンラインで予約しておいた。覚悟はしていたが予約は一ヶ月後にしかできないため、実質的に一発勝負。失敗するとまたペーパーテストから始めないといけない...
・その後疲れたので外食して、家で明日の予習に着手。統計と会計ということで、どちらもなじみのある分野でしかも序盤の章なのでスイスイ読めた。当初はまじめに読む気は全くなかったのだが、いざ読んでみると、これまで自分が消化不良のまま流していたポイントについて懇切丁寧な解説が入っていることに気がついて結構真剣に読んでしまった。それにしても明日は教科書を2冊とも持参しないとならないのだろうか...
Wednesday, September 22, 2010
班の方針策定ミーティング
・今日でオリエンテーションが終わり、一日のイレギュラーな休日(就職関係の大きなイベントがあるとのこと)を挟んで金曜日から授業が始まる。これに先駆け、学校から「班内にて、各メンバーが班に対して求めていることを議論・整理して提出せよ」との宿題が出たので、午後に2時間ほど打ち合わせ。
・確かに、班の各人にとって就職活動・勉強・その他のウエイトは異なるだろうから、この宿題は悪くない。
社費で勉強にウェイトを置きたい人もいるかもしれないし、あるいはとにかくゴルフをしたいという人もいるかもしれないし(さすがにいないか??)。
・自分の班では、本クオーターにおける目的意識は意外なほどに対立しなかった。すなわち、ほぼ全員が「このクオーターは勉強優先、就職活動が本格化する前にAを稼いでおきたい」という考え方であったことから「じゃあ、勉強頑張りましょうか」という感じに収まった。
・その一方で、班の具体的な運営方針では結構もめた。これは、特にアメリカ人の3人が、「とりあえず動いてみて、何かあったらそのとき考えましょう」という日本的思考回路を良しとしなかったため。彼らは「こんなときは●●」「あんなときは○○」と現時点で詰められることは可能な限り詰めようと試みたのだ。
たとえば、「時間を厳守しよう」という話が出た。そりゃそうだよねという話なので自分は何も考えずうなずいて、次の話に移ろうとした。しかし、Jが「遅刻する奴がでたときどう対処するか決める必要がある」と言い出してから議論のマグニチュードが急に深化を始めた。
「なんか面倒くさいこと言うなあ」と内心思いつつ、とりあえず自分が「遅刻しないという前提で議論しているんだし、遅刻常習者が現れるなど笑えない状況になってから考えればいいのではないか」と言ってみた。
しかし、Jのみならず他のメンバーも「はぁ、アホちゃいますか」と言わんばかりの怪訝な顔をし、自分の意見はきわめてスムーズに却下された。あまりにスムーズだったので採用されたのかと一瞬勘違いしたくらい。
その後は「そもそも時計は誰の時計を基準とするのか」「何分遅刻したらペナルティを検討するのか」「渋滞に巻き込まれての遅刻は例外として許容されるのか否か」等。自分は詳細を詰めることに興味が持てなかったので、「ここは霞ヶ関だったっけ」とか思いながら果てしなく細かくなっていく議論を傍観していた。
結局、「インターネットでリアルタイム更新されているはずの各人の携帯電話の時計において、3分を超えて遅刻した人が1人現れたとき、次回以降のペナルティについて検討する時間を必ず確保する」といった感じで、随分立派な運営方針が策定された。まるでオプション取引みたい。
作業の分担方針についても同様で、とにかく詰める詰める。複数人が重複して担当するものは極限まで削減されて、各人の分担はくっきりはっきり。もちろん協力しましょうねという話はあるのだけれど、これは各人が自分の担当分野をきっちりこなしてそれをガッチャンコするという意味であるようだ。
以下は感想:
・まず、こういった話がアメリカ人全体に言える傾向なのか、あるいは班のメンバーがたまたまそういう性格だったのか検証したい。
・仮にこういった思考回路がアメリカ人全体の傾向だとすると、最初にもろもろを固めた後の突進力は確かに高いだろう。だけど、途中で状況が変わったときのフレキシビリティに欠けるのではないだろうか。
・他方、「とりあえずやってみて、追って考える」という日本流(というか、これまでの自分の職場でよく見られたパターン)は、フレキシビリティは抜群だけれど突破力・効率性に欠けることは否めないだろう。
・リーダーシップ的に言うと、「走りながら考える」方式はボトムアップになりやすい気がする。少なくとも日本の多くの企業はそうだと思う。漠然とした方向感の乏しい発注が来て、若手が知恵を絞って方向付けを行う。方向付けを実質的に若手がやるので、上司はそれを追認するか無理やり却下するかしか選択肢がない。方向付け・戦略策定という一番おいしいところを若手にやらせてしまっているといった感じか。
やや飛躍するけど、政治主導というのは政治家が細かい実務に精通すべきということではない。戦略・方向性といったところをきっちり現場の役所サイドに下ろしてあげることではないか。しかるべき方向性を示さず(示せず)にいるから、仕方なく若手が絵を書くことになり、そうすると官僚主導という話になってしまう...でもそういうのって、若手としてはもちろん楽しいんだろうけど、どうしてもでき上がる方向性・戦略は小さいものになってしまうのではないかしら。
とか何とか、今日の打ち合わせを通じてつらつら考えた。
・確かに、班の各人にとって就職活動・勉強・その他のウエイトは異なるだろうから、この宿題は悪くない。
社費で勉強にウェイトを置きたい人もいるかもしれないし、あるいはとにかくゴルフをしたいという人もいるかもしれないし(さすがにいないか??)。
・自分の班では、本クオーターにおける目的意識は意外なほどに対立しなかった。すなわち、ほぼ全員が「このクオーターは勉強優先、就職活動が本格化する前にAを稼いでおきたい」という考え方であったことから「じゃあ、勉強頑張りましょうか」という感じに収まった。
・その一方で、班の具体的な運営方針では結構もめた。これは、特にアメリカ人の3人が、「とりあえず動いてみて、何かあったらそのとき考えましょう」という日本的思考回路を良しとしなかったため。彼らは「こんなときは●●」「あんなときは○○」と現時点で詰められることは可能な限り詰めようと試みたのだ。
たとえば、「時間を厳守しよう」という話が出た。そりゃそうだよねという話なので自分は何も考えずうなずいて、次の話に移ろうとした。しかし、Jが「遅刻する奴がでたときどう対処するか決める必要がある」と言い出してから議論のマグニチュードが急に深化を始めた。
「なんか面倒くさいこと言うなあ」と内心思いつつ、とりあえず自分が「遅刻しないという前提で議論しているんだし、遅刻常習者が現れるなど笑えない状況になってから考えればいいのではないか」と言ってみた。
しかし、Jのみならず他のメンバーも「はぁ、アホちゃいますか」と言わんばかりの怪訝な顔をし、自分の意見はきわめてスムーズに却下された。あまりにスムーズだったので採用されたのかと一瞬勘違いしたくらい。
その後は「そもそも時計は誰の時計を基準とするのか」「何分遅刻したらペナルティを検討するのか」「渋滞に巻き込まれての遅刻は例外として許容されるのか否か」等。自分は詳細を詰めることに興味が持てなかったので、「ここは霞ヶ関だったっけ」とか思いながら果てしなく細かくなっていく議論を傍観していた。
結局、「インターネットでリアルタイム更新されているはずの各人の携帯電話の時計において、3分を超えて遅刻した人が1人現れたとき、次回以降のペナルティについて検討する時間を必ず確保する」といった感じで、随分立派な運営方針が策定された。まるでオプション取引みたい。
作業の分担方針についても同様で、とにかく詰める詰める。複数人が重複して担当するものは極限まで削減されて、各人の分担はくっきりはっきり。もちろん協力しましょうねという話はあるのだけれど、これは各人が自分の担当分野をきっちりこなしてそれをガッチャンコするという意味であるようだ。
以下は感想:
・まず、こういった話がアメリカ人全体に言える傾向なのか、あるいは班のメンバーがたまたまそういう性格だったのか検証したい。
・仮にこういった思考回路がアメリカ人全体の傾向だとすると、最初にもろもろを固めた後の突進力は確かに高いだろう。だけど、途中で状況が変わったときのフレキシビリティに欠けるのではないだろうか。
・他方、「とりあえずやってみて、追って考える」という日本流(というか、これまでの自分の職場でよく見られたパターン)は、フレキシビリティは抜群だけれど突破力・効率性に欠けることは否めないだろう。
・リーダーシップ的に言うと、「走りながら考える」方式はボトムアップになりやすい気がする。少なくとも日本の多くの企業はそうだと思う。漠然とした方向感の乏しい発注が来て、若手が知恵を絞って方向付けを行う。方向付けを実質的に若手がやるので、上司はそれを追認するか無理やり却下するかしか選択肢がない。方向付け・戦略策定という一番おいしいところを若手にやらせてしまっているといった感じか。
やや飛躍するけど、政治主導というのは政治家が細かい実務に精通すべきということではない。戦略・方向性といったところをきっちり現場の役所サイドに下ろしてあげることではないか。しかるべき方向性を示さず(示せず)にいるから、仕方なく若手が絵を書くことになり、そうすると官僚主導という話になってしまう...でもそういうのって、若手としてはもちろん楽しいんだろうけど、どうしてもでき上がる方向性・戦略は小さいものになってしまうのではないかしら。
とか何とか、今日の打ち合わせを通じてつらつら考えた。
Tuesday, September 21, 2010
ささやかな成功体験
・本日の午前中は地元の小学校にて授業。昨日の記事にも書いたが、気合を入れて臨んだので
アメリカに来てから一番と言えるくらいの出来。生徒も喜んでくれたようで、また一緒にやったクラスメートからも型通りながらもねぎらってもらえて非常に満足している。
・結局昨日は、このブログをさらっと書き上げた後、2時間もの時間をこのイベントのために充てた。
指導要領を自分なりに整理したメモを作り、それを見ながら鏡に向かってリハーサルすること十数回。
小学5年生相手に「資源の希少性」とか「技術革新と資源」といった難しい概念を説明するためには具体例が肝だと思い、「この概念を説明を説明するためにはこの具体例」「あの概念を説明するにはあの具体例」と一つ一つ構想を練り上げていった。また、最初の切り出し(自己紹介で小ネタ)や生徒の質問への対応ぶり(聞いた話を要約して繰り返すことで理解できていることをアピールしよう、とか)等、あらゆるシチュエーションについて検討を重ね、満足できる水準になってから初めて就寝。
・で、いざ当日。テキサス出身でこれまで殆ど接点のなかったJにピックアップしてもらい、グループ4人で仲良くカープーリングで現地へ。残り2人は、これまた接点が殆どなかった女の子Jと、同じ班のJ。
Jばっかりなので以下の記事は読みにくいこと請け合い。
行きの車中は、急加速・大音量ヒップホップ・打ち解け不足等諸要因が重なりで殆ど何も喋れず。した会話といえば「おはよう」→「おはよう」と「今日はフリーウェイすいてるね」→「そうだね」くらい。
・往路で多少面食らいつつも無事現地に到着し、あれよこれよという間に授業開始。まずは紅一点のJがビジネスの基本についてレクチャー。
・ところで、Jがレクチャーをしているとき、自分はしょうもない話であるが一つ小技を試みた。すなわち、就職課のカウンセラであるDavidというオッサンの所作を真似てみた。
就職課に限らずこちらではプレゼンは大抵複数名によって行われる。よってDavidも大抵1,2名のパートナーと一緒に登場する。このDavid、パートナーがプレゼンしている最中、実に楽しそうな顔でパートナーの顔を見ながら、目を輝かせてパートナーの話を聞いている。あまりに楽しそうな顔でパートナーの説明を聞いているものだから、聴衆たる自分としてもつい「お、何か面白いのかな」とDavidのパートナーの話に耳を傾けてしまう。また、David自身に対してもエネルギッシュ・快活な印象を感じずにはいられない。
すなわち、Jがレクチャーしているとき、半ば無理やりテンションを上げ、どの小学生よりも楽しそうな顔をしてJの顔を見ながら話を聞いてみた。たまに生徒の方を向いて「どうだい君たち、これは面白いじゃないか」と言わんばかりの表情で彼らを見てみたり。勿論、合間合間にややオーバーリアクション気味のリアクションやジェスチャーも盛り込んだ。
・自分以外の3人のJがレクチャーしているときには、上記スマイル作戦のほか、積極的に雑務(紙を配る、生徒を静かにさせる、後方からサクラとして拍手をする等)もやってみた。また、各人が担当を終えた際には近づいてねぎらってみたり。こうした小技のおかげで、同級生及び生徒のレスポンスはすこぶるよくなり安堵。休み時間には打ち解けていなかったはずのテキサスJが実に気安く話しかけてきたり。小学生の女の子に「写真一緒に撮りましょう」と言われて昔の甘酸っぱい時代のことを思い起こしたりしちゃったりして(全体として甘酸っぱかっただけで、自分個人としては...嗚呼)。
・で、休み時間をはさんで最後に自分の受け持ち。「小学生にとって日本と言えばポケモンだろう」と考えて、またこちらではポケモンのことをポキモンと呼ぶとどこぞで聞いたことがあったので、「改めましてこんにちは!自分は日本、すなわちポキモンの国から来ました」とジャブ。すると「え、何?ポケモンのこと?」といった感じで皆きょとん。なんだよ、ポケモンでいいのかよ。どうせならピカチューにしておけばよかった。
・続いて、教室にアメリカでの子供番組Nickelodeonのキャラクタースポンジ君(?正式名称不明)があったので、「自分の国はピカチューやどらえもんなど実に様々なキャラクターがあるけど、うちの娘のお気に入りはこのスポンジ君です」と二の矢を放ってみたところ、無事に笑いを取ることができた。むしろMBAの同級生であるJ×3が一番笑っていた。なんだそりゃ。
・で、レクチャー。カンペを見ながらやるつもりだったのだが、休み時間の間にカンペが消息を絶つという大トラブル。仕方がないので「ええい、ままよ」とカンペなしで話を始めたが、昨日の猛練習のおかげで思いのほかスムーズにレクチャーを進めることができた。また、J3人衆が実にいい塩梅で補足説明をしてくれたことも大きかった。この補足説明、全く頼んでいなかったのにやってくれた点、かつ自分の説明に立ち入ることない謙虚さを兼ね備えた補足ぶりであった点から、非常に有難かった。
・レクチャーの後ゲームをして、最後に総括をして終了。事前準備やグループメンバーのサポートのおかげで、実にスムーズに小学生とコミュニケーションすることができた。終わったあとは小学生からは「えー、帰っちゃうの?」と名残惜しいセリフをもらい、オブザーバーに徹していた担任からもお褒めの言葉を頂き、何より班のメンバーたるJ三人組からも「やるじゃん」的なねぎらいの言葉をもらって実に嬉しかった。
・それで昼食を食べた後に車でUCLA近くのテキサス出身Jの駐車場まで向かい、そこから学校に戻った。この一日で友人として認めてもらえたようで、帰りの車中では多少ながらも話が弾んだ。各人の1分間プレゼンが頭に残っていたので「そういえば君は●●大学出身なんだよね、どうだった?UCLAと比べてどうよ」「前の仕事は▲だよね、やめる直前の景気はどうだったの」等、まずその人についての情報を知っているということを示唆して、その上でその人にまつわる話を色々聞いてみた。すると、各人とも気をよくしたようで、思いがけずレスポンスが良く、結果として距離が縮まった(気がしている)。
・今回の体験は、ささやかなものではあるけれど、いろいろな意味で自分にとって成功と言えるものだった。
まず第一に、きっちり準備を行い、きっちりアウトプットをすることができた。渡米以来過去数回やったプレゼンは「準備不足」と「当日のトチり」の悪循環で毎回ひどいプレゼンをしてしまっていた。しかし今回は、入念な準備のおかげでその悪循環に陥らずに済んだ。
大学(学部)に「極限まで手を抜いてギリギリ合格を狙う」ことが美徳とされる文化が存在していたことから、自分には「手抜き病」という病があった(と、大学のせいにしてみる)。本件がこの病気の回復のきっかけとなればいいなと思う。
・もう一つの収穫はコミュニケーション。うまく言えないのだが、David作戦や「あなたのこと知ってますよ」作戦が思いのほか効いた。「愛せよ、されば愛されん」ということかな。
アメリカに来てから一番と言えるくらいの出来。生徒も喜んでくれたようで、また一緒にやったクラスメートからも型通りながらもねぎらってもらえて非常に満足している。
・結局昨日は、このブログをさらっと書き上げた後、2時間もの時間をこのイベントのために充てた。
指導要領を自分なりに整理したメモを作り、それを見ながら鏡に向かってリハーサルすること十数回。
小学5年生相手に「資源の希少性」とか「技術革新と資源」といった難しい概念を説明するためには具体例が肝だと思い、「この概念を説明を説明するためにはこの具体例」「あの概念を説明するにはあの具体例」と一つ一つ構想を練り上げていった。また、最初の切り出し(自己紹介で小ネタ)や生徒の質問への対応ぶり(聞いた話を要約して繰り返すことで理解できていることをアピールしよう、とか)等、あらゆるシチュエーションについて検討を重ね、満足できる水準になってから初めて就寝。
・で、いざ当日。テキサス出身でこれまで殆ど接点のなかったJにピックアップしてもらい、グループ4人で仲良くカープーリングで現地へ。残り2人は、これまた接点が殆どなかった女の子Jと、同じ班のJ。
Jばっかりなので以下の記事は読みにくいこと請け合い。
行きの車中は、急加速・大音量ヒップホップ・打ち解け不足等諸要因が重なりで殆ど何も喋れず。した会話といえば「おはよう」→「おはよう」と「今日はフリーウェイすいてるね」→「そうだね」くらい。
・往路で多少面食らいつつも無事現地に到着し、あれよこれよという間に授業開始。まずは紅一点のJがビジネスの基本についてレクチャー。
・ところで、Jがレクチャーをしているとき、自分はしょうもない話であるが一つ小技を試みた。すなわち、就職課のカウンセラであるDavidというオッサンの所作を真似てみた。
就職課に限らずこちらではプレゼンは大抵複数名によって行われる。よってDavidも大抵1,2名のパートナーと一緒に登場する。このDavid、パートナーがプレゼンしている最中、実に楽しそうな顔でパートナーの顔を見ながら、目を輝かせてパートナーの話を聞いている。あまりに楽しそうな顔でパートナーの説明を聞いているものだから、聴衆たる自分としてもつい「お、何か面白いのかな」とDavidのパートナーの話に耳を傾けてしまう。また、David自身に対してもエネルギッシュ・快活な印象を感じずにはいられない。
すなわち、Jがレクチャーしているとき、半ば無理やりテンションを上げ、どの小学生よりも楽しそうな顔をしてJの顔を見ながら話を聞いてみた。たまに生徒の方を向いて「どうだい君たち、これは面白いじゃないか」と言わんばかりの表情で彼らを見てみたり。勿論、合間合間にややオーバーリアクション気味のリアクションやジェスチャーも盛り込んだ。
・自分以外の3人のJがレクチャーしているときには、上記スマイル作戦のほか、積極的に雑務(紙を配る、生徒を静かにさせる、後方からサクラとして拍手をする等)もやってみた。また、各人が担当を終えた際には近づいてねぎらってみたり。こうした小技のおかげで、同級生及び生徒のレスポンスはすこぶるよくなり安堵。休み時間には打ち解けていなかったはずのテキサスJが実に気安く話しかけてきたり。小学生の女の子に「写真一緒に撮りましょう」と言われて昔の甘酸っぱい時代のことを思い起こしたりしちゃったりして(全体として甘酸っぱかっただけで、自分個人としては...嗚呼)。
・で、休み時間をはさんで最後に自分の受け持ち。「小学生にとって日本と言えばポケモンだろう」と考えて、またこちらではポケモンのことをポキモンと呼ぶとどこぞで聞いたことがあったので、「改めましてこんにちは!自分は日本、すなわちポキモンの国から来ました」とジャブ。すると「え、何?ポケモンのこと?」といった感じで皆きょとん。なんだよ、ポケモンでいいのかよ。どうせならピカチューにしておけばよかった。
・続いて、教室にアメリカでの子供番組Nickelodeonのキャラクタースポンジ君(?正式名称不明)があったので、「自分の国はピカチューやどらえもんなど実に様々なキャラクターがあるけど、うちの娘のお気に入りはこのスポンジ君です」と二の矢を放ってみたところ、無事に笑いを取ることができた。むしろMBAの同級生であるJ×3が一番笑っていた。なんだそりゃ。
・で、レクチャー。カンペを見ながらやるつもりだったのだが、休み時間の間にカンペが消息を絶つという大トラブル。仕方がないので「ええい、ままよ」とカンペなしで話を始めたが、昨日の猛練習のおかげで思いのほかスムーズにレクチャーを進めることができた。また、J3人衆が実にいい塩梅で補足説明をしてくれたことも大きかった。この補足説明、全く頼んでいなかったのにやってくれた点、かつ自分の説明に立ち入ることない謙虚さを兼ね備えた補足ぶりであった点から、非常に有難かった。
・レクチャーの後ゲームをして、最後に総括をして終了。事前準備やグループメンバーのサポートのおかげで、実にスムーズに小学生とコミュニケーションすることができた。終わったあとは小学生からは「えー、帰っちゃうの?」と名残惜しいセリフをもらい、オブザーバーに徹していた担任からもお褒めの言葉を頂き、何より班のメンバーたるJ三人組からも「やるじゃん」的なねぎらいの言葉をもらって実に嬉しかった。
・それで昼食を食べた後に車でUCLA近くのテキサス出身Jの駐車場まで向かい、そこから学校に戻った。この一日で友人として認めてもらえたようで、帰りの車中では多少ながらも話が弾んだ。各人の1分間プレゼンが頭に残っていたので「そういえば君は●●大学出身なんだよね、どうだった?UCLAと比べてどうよ」「前の仕事は▲だよね、やめる直前の景気はどうだったの」等、まずその人についての情報を知っているということを示唆して、その上でその人にまつわる話を色々聞いてみた。すると、各人とも気をよくしたようで、思いがけずレスポンスが良く、結果として距離が縮まった(気がしている)。
・今回の体験は、ささやかなものではあるけれど、いろいろな意味で自分にとって成功と言えるものだった。
まず第一に、きっちり準備を行い、きっちりアウトプットをすることができた。渡米以来過去数回やったプレゼンは「準備不足」と「当日のトチり」の悪循環で毎回ひどいプレゼンをしてしまっていた。しかし今回は、入念な準備のおかげでその悪循環に陥らずに済んだ。
大学(学部)に「極限まで手を抜いてギリギリ合格を狙う」ことが美徳とされる文化が存在していたことから、自分には「手抜き病」という病があった(と、大学のせいにしてみる)。本件がこの病気の回復のきっかけとなればいいなと思う。
・もう一つの収穫はコミュニケーション。うまく言えないのだが、David作戦や「あなたのこと知ってますよ」作戦が思いのほか効いた。「愛せよ、されば愛されん」ということかな。
Monday, September 20, 2010
クラブ勧誘会・明日はボランティア
・朝一で、明日火曜日の課題が提示された。4人一組になり、近所の小学校に赴き勉強を教えて来いとのこと。自分は5年生を相手に、ビジネスについて色々教えることになった。セッションが5つあるうち、自分が責任を持って仕切らなければならないのは「ビジネスその2 資源と技術」。ストーリーは結構良くできている。以下は明日の授業のため自分なりに頭の整理をしたもの:
-ビジネスをするためには、資源を使わなければならない。資源はNatural Resource(水、石油など)・人的資源(従業員など)・資本的資源(機械など)がある。マクドナルドでもガソリンスタンドでも、皆資源を使うことでビジネスを運営している。
-しかし、資源には希少性がある。すなわち、使いたいだけ使うわけにはいかないのだ。雇いたいだけ雇うわけにもいかないし、駐車場を広げられるだけ広げるわけにもいかない。
-このように資源に希少性があるとき、人々は複数の選択肢の中から一つを選び、残りをあきらめなければならない。このとき、あきらめたものを機会費用という。家でDVDを見ることを選んで映画に行くことをあきらめたとき、映画に行っていれば得られたであろう興奮は機会費用になる。
-ところで資源のひとつに技術がある。技術とは、機械等の使い方のこと。技術はすごい。インターネットのおかげで高速かつ低価格の通信が可能になった。すなわち、技術は希少性の問題あるいは機会費用の問題を克服/低減しうるものなのだ。すごいすごい。
-さて、ここまで資源、希少性、機会費用、技術について勉強してきました。それではゲームを通じてこれらを体験してみましょう...
と、頭の整理はなんとかできた。あとはこれをどれだけスムーズに運営できるかだ。元気に質問とかされて、それを聞き取れなかったらどうしようかなぁ。それにしても、この内容、本当に小学生に理解してもらえるのだろうか???機会費用って自分は大学1年生で習っても丸一日二日くらい理解できずに悶々としていたのだけれど...
・この企画は、相手が身内(同級生)ではないという点において割とハードルが高く感じている。そのためか今、頭が妙に冴えている。昨日の体たらくとはずいぶん違う。おそらく、生存本能に近いものが機能しているのだろう。引き続き頑張って下さい、生存本能君。
・夕方にはクラブの勧誘会が開催された。軽いノリで5つも登録してしまい軽く後悔。絶対3つは幽霊部員になりそう...
-ビジネスをするためには、資源を使わなければならない。資源はNatural Resource(水、石油など)・人的資源(従業員など)・資本的資源(機械など)がある。マクドナルドでもガソリンスタンドでも、皆資源を使うことでビジネスを運営している。
-しかし、資源には希少性がある。すなわち、使いたいだけ使うわけにはいかないのだ。雇いたいだけ雇うわけにもいかないし、駐車場を広げられるだけ広げるわけにもいかない。
-このように資源に希少性があるとき、人々は複数の選択肢の中から一つを選び、残りをあきらめなければならない。このとき、あきらめたものを機会費用という。家でDVDを見ることを選んで映画に行くことをあきらめたとき、映画に行っていれば得られたであろう興奮は機会費用になる。
-ところで資源のひとつに技術がある。技術とは、機械等の使い方のこと。技術はすごい。インターネットのおかげで高速かつ低価格の通信が可能になった。すなわち、技術は希少性の問題あるいは機会費用の問題を克服/低減しうるものなのだ。すごいすごい。
-さて、ここまで資源、希少性、機会費用、技術について勉強してきました。それではゲームを通じてこれらを体験してみましょう...
と、頭の整理はなんとかできた。あとはこれをどれだけスムーズに運営できるかだ。元気に質問とかされて、それを聞き取れなかったらどうしようかなぁ。それにしても、この内容、本当に小学生に理解してもらえるのだろうか???機会費用って自分は大学1年生で習っても丸一日二日くらい理解できずに悶々としていたのだけれど...
・この企画は、相手が身内(同級生)ではないという点において割とハードルが高く感じている。そのためか今、頭が妙に冴えている。昨日の体たらくとはずいぶん違う。おそらく、生存本能に近いものが機能しているのだろう。引き続き頑張って下さい、生存本能君。
・夕方にはクラブの勧誘会が開催された。軽いノリで5つも登録してしまい軽く後悔。絶対3つは幽霊部員になりそう...
Sunday, September 19, 2010
ストライクゾーンの拡張、脱・間違い探し
米国に来て2ヶ月弱。米国では日本人と外国人の間の差異がとても大きいため、日本人同士の些細な違いが気にならなくなる。
日本にいるときは、周囲の人間の所作発言が自分のモノサシから見てちょっとでも変だったら、それがいちいち目に付いていた。時にあげつらったり時に陰口を言ったり。
日本のサラリーマンの飲み会での話題の相当な割合は「職場の同僚あるいは得意先が、自分(たち)といかにズレているか」なんじゃないだろうか。少なくとも自分は、「あいつの働き方のココが非効率的だ」とか「あいつのネクタイの色がダサい」とか「あいつは俺と同い年のくせにメールの署名に「 ●● 拝」ってどこのオッサンだよTPOわきまえろよ」とか思ったりしていたし、あまつさえ友人家族に陰口を叩いてさえいた。
あらゆるものに「外してはならないストライクゾーン」があると考え、ストライクゾーンから乖離している「ボールな人」を批判したり小馬鹿にしたり、意図的に外角高めくらいを狙っている人を「なかなかやるな」とか勝手に感心したり。
で、アメリカ。外国人の所作発言は、自分のストライクゾーンから見てあまりに離れている。あまりに離れているので、「ストライクゾーン」なんて小さい領域(30cm×30cmくらい?)でその乖離を語ることは全然無理。「In」と「Out」の境界線がないということはさすがのアメリカでもないと思う。また、具体例は浮かばないけど、特定のトピックでは日本より厳しいストライクゾーンのものもあるかもしれない。しかし、大抵の事柄で各人の相違の程度は相当大きい。適当だけどサッカーのゴール(7m×3mくらい?)くらいはある感じ。で、価値観の範疇が7m×3mだと、30cm×30cmでの差異など全く気にならなくなる。
そうなると、差異に鈍感になってくる。「スーツにリュック」でも「ショートパンツに短くない靴下」でも何でも。加えて、相対的に相違点が少ない日本人に対してはズレ探しよりも共通点探しをするようになる。
たとえば今UCLAのMBAの1年生には日本人が自分のほかに6人いる。彼らは、所作・趣味・考え方その他諸々、実に様々な点で自分とは違うと思う。日本で合格者の会に数度参加したが、基本的には意気投合したけれどその一方で各種相違点に違和感を感じ「彼らのズレが、だんだん鼻に付いてしまうことはないかな、大丈夫かな」と多少不安を覚えたものだ。
しかし、いざ米国にきてしまうと、そんなささやかな相違点など全く気にならなくなった。正確に言うなら、各人と自分とのズレ自体は引き続き認識している。しかし、許容範囲が既にサッカーゴール級に拡張してしまい数メートル単位でズレないと違和感を感じなくなっている今、野球のストライクゾーンに収まってしまうくらい小さな日本人同士のズレなど全く気にならなくなっている。
逆に最近では、自分の考え方がどれだけ他の日本人同級生と共有できているかの方がよっぽど気になる。たまに行き帰りが一緒になったときなどに、同級生が最近思っていることを述べたとき「ああ、わかるわかる。自分と考え方は似ている」と安堵したり。
あえて例えるなら、日本における自分は非常に狭い野球のストライクゾーン内での仲間はずれに邁進していた。今や、自分は、サッカーゴールほどに拡張した価値観レンジの中で、価値観が比較的同じようなところに位置している仲間を探すようなスタンスになっている。
どちらがいいのか?もちろん一概には言えない話だろう。自分が大好きな京都なんかは、ストライクゾーンの狭さがその強みになっているところさえあるように思われるし。しかし、今の自分は、少なくとも「これまでの自分とは違う、新しいものの見方をひとつ獲得した」ということそれ自体にささやかな満足感を抱いている。
日本にいるときは、周囲の人間の所作発言が自分のモノサシから見てちょっとでも変だったら、それがいちいち目に付いていた。時にあげつらったり時に陰口を言ったり。
日本のサラリーマンの飲み会での話題の相当な割合は「職場の同僚あるいは得意先が、自分(たち)といかにズレているか」なんじゃないだろうか。少なくとも自分は、「あいつの働き方のココが非効率的だ」とか「あいつのネクタイの色がダサい」とか「あいつは俺と同い年のくせにメールの署名に「 ●● 拝」ってどこのオッサンだよTPOわきまえろよ」とか思ったりしていたし、あまつさえ友人家族に陰口を叩いてさえいた。
あらゆるものに「外してはならないストライクゾーン」があると考え、ストライクゾーンから乖離している「ボールな人」を批判したり小馬鹿にしたり、意図的に外角高めくらいを狙っている人を「なかなかやるな」とか勝手に感心したり。
で、アメリカ。外国人の所作発言は、自分のストライクゾーンから見てあまりに離れている。あまりに離れているので、「ストライクゾーン」なんて小さい領域(30cm×30cmくらい?)でその乖離を語ることは全然無理。「In」と「Out」の境界線がないということはさすがのアメリカでもないと思う。また、具体例は浮かばないけど、特定のトピックでは日本より厳しいストライクゾーンのものもあるかもしれない。しかし、大抵の事柄で各人の相違の程度は相当大きい。適当だけどサッカーのゴール(7m×3mくらい?)くらいはある感じ。で、価値観の範疇が7m×3mだと、30cm×30cmでの差異など全く気にならなくなる。
そうなると、差異に鈍感になってくる。「スーツにリュック」でも「ショートパンツに短くない靴下」でも何でも。加えて、相対的に相違点が少ない日本人に対してはズレ探しよりも共通点探しをするようになる。
たとえば今UCLAのMBAの1年生には日本人が自分のほかに6人いる。彼らは、所作・趣味・考え方その他諸々、実に様々な点で自分とは違うと思う。日本で合格者の会に数度参加したが、基本的には意気投合したけれどその一方で各種相違点に違和感を感じ「彼らのズレが、だんだん鼻に付いてしまうことはないかな、大丈夫かな」と多少不安を覚えたものだ。
しかし、いざ米国にきてしまうと、そんなささやかな相違点など全く気にならなくなった。正確に言うなら、各人と自分とのズレ自体は引き続き認識している。しかし、許容範囲が既にサッカーゴール級に拡張してしまい数メートル単位でズレないと違和感を感じなくなっている今、野球のストライクゾーンに収まってしまうくらい小さな日本人同士のズレなど全く気にならなくなっている。
逆に最近では、自分の考え方がどれだけ他の日本人同級生と共有できているかの方がよっぽど気になる。たまに行き帰りが一緒になったときなどに、同級生が最近思っていることを述べたとき「ああ、わかるわかる。自分と考え方は似ている」と安堵したり。
あえて例えるなら、日本における自分は非常に狭い野球のストライクゾーン内での仲間はずれに邁進していた。今や、自分は、サッカーゴールほどに拡張した価値観レンジの中で、価値観が比較的同じようなところに位置している仲間を探すようなスタンスになっている。
どちらがいいのか?もちろん一概には言えない話だろう。自分が大好きな京都なんかは、ストライクゾーンの狭さがその強みになっているところさえあるように思われるし。しかし、今の自分は、少なくとも「これまでの自分とは違う、新しいものの見方をひとつ獲得した」ということそれ自体にささやかな満足感を抱いている。
週末はのんびりと
・土曜日。午前中から昼にかけては洗濯・たまったプリント類のスキャン&廃棄・買おうと思っていたデジカメをアマゾンでポチっと・日本に帰ってからCDで買おうと思っていたCDを我慢できずにiTunesでポチっと・PCの各種ファイルをLinkstationへの移管等、たまった雑事をぽつりぽつり片付けていった。
その後は、夜に予定されているホームパーティに備えて土産のワインを買ったり妻がチーズケーキを作ったり。
宿題がないと途端に心に余裕が出来てくるのは器の小ささの証左か。
・夜はクラスメートのSの家にてホームパーティ。タイ人のクラスメートBがS宅でタイ料理を振舞ってくれた。
友人宅でのホームパーティというのは非日本的で面白かったが、車だから酒を飲めないのがつらいところ。
あと、いま現在進行形で相談中だけど、ホームパーティだと費用の負担は難しい。部屋の提供・運転サービスの提供・食材の費用・調理の手間等のコストは測定も難しいし、配分についての合意形成もちょっとめんどくさそう。食材コストの折半は大多数が納得するだろうけど、そこまで運転してくれた人のガス代とか手間賃とかはかなりの確率で無視されそう。また、お菓子や酒を持ち込んでくれた人をどう扱うかも議論の余地がないわけではないし。
おそらく、①目に見える食材費を頭数で按分して、②それ以外は「持ちつ持たれつ」につき配分対象外とするのが一番楽チンなのかな。個人的には、この手の話では得するよりも損しておいた方が精神衛生上ましな気がするので、運転するなりお土産を持ち込むなり貢献することでできるだけ負い目を感じないようにしたいと感じた。
・日曜日。午前中は渡米後初の床屋(美容院?)。
覚悟はしていたが、自分でもわかる程に微妙な腕前...髪型にさほどのこだわりがあるわけではないけれど、こういう時々に日本を懐かしく感じる。
・昼はカルバーシティにあるターゲットで買物。PCのスピーカーが不満なので外付けスピーカーを買ってみた。今のところ感触は上々だが、ウーハーはかさばるのでなくてもよかったかもしれない...
・夕方は近所のRancho Parkにてゴルフの打ちっぱなし。常に夫婦いずれか一方が娘を見ていないといけないしそれほど長時間は練習できなかったので、なんとなく消化不良な感じ。それで家で夕飯を食べて週末終了。改めて思うが、いつかやろうと思っていたことをやる時間があるときにはやるための気合がない。何か色々やるべきことがあった気がするんだけど、それが何だったのか調べることもパス。月曜になればまた何か動きがあるだろう。
その後は、夜に予定されているホームパーティに備えて土産のワインを買ったり妻がチーズケーキを作ったり。
宿題がないと途端に心に余裕が出来てくるのは器の小ささの証左か。
・夜はクラスメートのSの家にてホームパーティ。タイ人のクラスメートBがS宅でタイ料理を振舞ってくれた。
友人宅でのホームパーティというのは非日本的で面白かったが、車だから酒を飲めないのがつらいところ。
あと、いま現在進行形で相談中だけど、ホームパーティだと費用の負担は難しい。部屋の提供・運転サービスの提供・食材の費用・調理の手間等のコストは測定も難しいし、配分についての合意形成もちょっとめんどくさそう。食材コストの折半は大多数が納得するだろうけど、そこまで運転してくれた人のガス代とか手間賃とかはかなりの確率で無視されそう。また、お菓子や酒を持ち込んでくれた人をどう扱うかも議論の余地がないわけではないし。
おそらく、①目に見える食材費を頭数で按分して、②それ以外は「持ちつ持たれつ」につき配分対象外とするのが一番楽チンなのかな。個人的には、この手の話では得するよりも損しておいた方が精神衛生上ましな気がするので、運転するなりお土産を持ち込むなり貢献することでできるだけ負い目を感じないようにしたいと感じた。
・日曜日。午前中は渡米後初の床屋(美容院?)。
覚悟はしていたが、自分でもわかる程に微妙な腕前...髪型にさほどのこだわりがあるわけではないけれど、こういう時々に日本を懐かしく感じる。
・昼はカルバーシティにあるターゲットで買物。PCのスピーカーが不満なので外付けスピーカーを買ってみた。今のところ感触は上々だが、ウーハーはかさばるのでなくてもよかったかもしれない...
・夕方は近所のRancho Parkにてゴルフの打ちっぱなし。常に夫婦いずれか一方が娘を見ていないといけないしそれほど長時間は練習できなかったので、なんとなく消化不良な感じ。それで家で夕飯を食べて週末終了。改めて思うが、いつかやろうと思っていたことをやる時間があるときにはやるための気合がない。何か色々やるべきことがあった気がするんだけど、それが何だったのか調べることもパス。月曜になればまた何か動きがあるだろう。
Friday, September 17, 2010
コンサル実習・プレゼン授業・班飲み・クラス飲み
・クラス飲みの後、不覚にも家で寝てしまった。おかげで夜中なのに目がキンキンに覚めてしまっている。
・今日の午前中はベインの偉い人が来訪。コンサルタント業界あるいはコンサルタントの思考回路についてのセッションがあった。自分はコンサル業界にあまり関心がないのであれだけど、コンサル業界に関心がある多くの学生にとっては情報収集という意味合いのみならずネットワーキングの機会としても重要なセッション(だと思う)。
・ベインの偉い人が口をすっぱくして言っていたのは、「Start with Answer」と「MECE」ということ。
「Start with Answer」は「まず仮説を立てて、それを検証するというプロセスで仕事を進める」といった考え方。対立軸にあるのは「まず白紙の状態で情報収集をして、得られた情報を元に問題点の絞込みを行う」というボトムアップ式思考回路。
具体的なプロセスとしては、
1)仮説を立てる(授業で使われた例:レストランがいまいち儲かっていないのは採算性が悪いからだ)
2)仮説を分解する(例:採算性は、収入と費用に分解できる)。
その際、各構成要素がMECE(「各部分集合は互いに素だけど、全部合わせたら全集合になる」って感じ?)となるよう注意すべきとのこと。
3)各構成要素をさらに分解(例:収入=価格×数量、費用=直接費+間接費、等。もちろんMECEが必須)
4)分解を可能な限り繰り返し
5)極限まで分解したら、それぞれの構成要素について定量的に検証する
6)その結果、たとえば「採算性が悪いのは、費用の一構成要素である間接費、さらに言えば人件費に問題があるため。人件費は基本給とボーナスに分解できるが、検証したところボーナスと業績の連動度が低いことが定量的に確認された。よってこれを解決すべき」とかいった感じの結論(いわゆるソリューション)が出来上がるとのこと。
・感想は以下のような感じ。色々腑に落ちなかったので、近いうちクラスメートにでも聞いてみたい。
-誰もが当たり前にやっていることを、わざわざ仰々しく言っているだけなのではないのか:特に、「収入を価格と数量に分解する」といったあたりは「サルでもわかる」って話ではないのか。コンサルタントの飯の種になるほどの話なのか?「大雑把に要素分解するのは簡単だけど漏れなく(MECEに)分解するのは難しい」ということ?
-そんなのコンサルに頼まなくても自分でできるのではないか:上記の例で言えば、レストランの経営者だって採算性が悪いということはわかるはず。自分がレストランの経営者で「御社の経営が悪いのは、採算性が悪いからです」とか言われたら、「知ってるよ、だからお前を呼んだんだろう、このボケナス」とフライパンを投げつけたくなるのだが..
-最初の仮説が見当違いだった場合、その先のドリルダウンは時間の無駄になるがその場合はどうするのだろうか:最初の仮説を間違えないためには、ある程度ボトムアップ的な情報収集は不可避なのではないか。
-結局のところ、戦略コンサルタントの価値はどこにあるのだろうか。一発目の仮説を間違いなく立てる能力?問題を極限までMECEに分解する能力?問題点を発見した後、具体的な解決策を提示できる能力?金融機関勤務の自分でも問題発見や分解はできると思うのだが、コンサルタントにしかできないことは何なのか?巧拙の問題?専門分野があるITコンサルタントや建設コンサルタントなら専門知識が飯の種になるということは容易に理解できるけど、戦略コンサルタントには一体何があるのだろうか?自分はこれまでコンサルタントと一緒に仕事をした経験がないので、どうしてもその辺りのイメージがつかめない。
・午後はまず就職課のセッションをこなした後、今後2学期にわたり行われる「コミュニケーション」という授業の初回があった。教授の自己紹介の後、班毎に散らばり、1人5分ビデオに向かって自己紹介プレゼンを行った。この録画をベースに、向こう数ヶ月でその改善を図るという授業みたい。
苦労したのは、オープニングトーク・ジェスチャー。他のアメリカ人の友人が最初30秒くらい「今日はこんな貴重な機会をもらうことができて...」とか色々他愛のないオープニングトークをしているのだが、そんな余裕のない自分は開始早々本題に入ってしまった。なんかなぁ。
また、どうも手足をどう処すればいいのかわからない。おそらく、できの悪いロボットみたいな仕上がりになってしまっている気がする...
・録画が早めに終わったので、クラス飲みの前にひとまずスペイン人のEの独身寮にてゼロ次会を開催。
女の子は参加しなかったので、野郎4人でひとしきり盛り上がった(その女の子の話とか、下ネタとか含む)。会話についていくことができたし、各人と打ち解けることができたのでとても良かった。感想等:
-地元出身のM:ゴツい白人。育ちが良く、学部時代はフラタニティ活動に勤しんでいた感じ。自分でヘッジファンドを経営していたとのこと。今日まで彼に持っていた印象は「やや尊大で外国人に対する理解がない」という感じ。グレートギャッツビーのトム・ブキャナン(だっけ?)を彷彿とさせるキャラクター。しかし、今日の会のおかげで、自分にちゃんと敬意を持って接してくれていることが感じられて非常に好感度が高まった。人種・民族ネタに敢えて踏み込むちょっと危なっかしいところはあるけど(日本人侮辱と思われる発言もポロっと出ていたが、そういうときは聞き流すのが大人なのか、あるいは指摘すべきなのか??)、自分は彼の人間くさいところを非常に気に入った。
-同じく地元のJ:REIT出身。常に寡黙で話しかけづらく、議論では自分の意見を強めに主張することから、結構付き合いづらい人間なのではないかと懸念していた。しかし、今日の会のおかげで、自分に対して関心・敬意を持ってくれていることやひとたび喋ると面白いことを言うことがわかり、これまた印象が大幅改善(多分彼は天然キャラだ。アメリカにも天然って概念あるのかな?)。ちなみには彼には昨日の運動会にて「Hey, nice play!」と言いながら肩をポンポンというのを何回かやったのだが、それ以来自分に対する態度がずいぶん良くなった気もしている。こういうささやかな配慮が案外大事って話かも。
-スペイン出身のE:投資銀行出身。何ヶ国語も喋れるみたい。彼は最初からいい印象を持っていたが、今日家に招いてビールを振舞ってくれたことやその後のトークでますます高感度が高まった。ラテン系のいいところが如何なく体現されている感じ(ネアカ・おしゃれ・情にあついetc)。
改めて感じたのは、「ちょっと第一印象が良くなくても、話せば話すほど皆いい奴になる」ということ。これは日本と全く同じだ。「第一印象が悪い奴とは口もききたくない」と考えがちで多くのpotential friendsを失ってきた自分にとってはわりと大きな発見。
率直に言って、アメリカ人クラスメートの多く(特に白人)は英語が下手な留学生に対して「閉じている」印象があり食い込みづらい。だけど、無理やりにでも食い込んで総会話量を増やせば増やすほどいい奴になる可能性が高いことが今日改めて確認されたので、くじけずにガシガシ入り込んでみたい。でも、食い込むためのコミュニケーション能力を高めないと...
・今日の午前中はベインの偉い人が来訪。コンサルタント業界あるいはコンサルタントの思考回路についてのセッションがあった。自分はコンサル業界にあまり関心がないのであれだけど、コンサル業界に関心がある多くの学生にとっては情報収集という意味合いのみならずネットワーキングの機会としても重要なセッション(だと思う)。
・ベインの偉い人が口をすっぱくして言っていたのは、「Start with Answer」と「MECE」ということ。
「Start with Answer」は「まず仮説を立てて、それを検証するというプロセスで仕事を進める」といった考え方。対立軸にあるのは「まず白紙の状態で情報収集をして、得られた情報を元に問題点の絞込みを行う」というボトムアップ式思考回路。
具体的なプロセスとしては、
1)仮説を立てる(授業で使われた例:レストランがいまいち儲かっていないのは採算性が悪いからだ)
2)仮説を分解する(例:採算性は、収入と費用に分解できる)。
その際、各構成要素がMECE(「各部分集合は互いに素だけど、全部合わせたら全集合になる」って感じ?)となるよう注意すべきとのこと。
3)各構成要素をさらに分解(例:収入=価格×数量、費用=直接費+間接費、等。もちろんMECEが必須)
4)分解を可能な限り繰り返し
5)極限まで分解したら、それぞれの構成要素について定量的に検証する
6)その結果、たとえば「採算性が悪いのは、費用の一構成要素である間接費、さらに言えば人件費に問題があるため。人件費は基本給とボーナスに分解できるが、検証したところボーナスと業績の連動度が低いことが定量的に確認された。よってこれを解決すべき」とかいった感じの結論(いわゆるソリューション)が出来上がるとのこと。
・感想は以下のような感じ。色々腑に落ちなかったので、近いうちクラスメートにでも聞いてみたい。
-誰もが当たり前にやっていることを、わざわざ仰々しく言っているだけなのではないのか:特に、「収入を価格と数量に分解する」といったあたりは「サルでもわかる」って話ではないのか。コンサルタントの飯の種になるほどの話なのか?「大雑把に要素分解するのは簡単だけど漏れなく(MECEに)分解するのは難しい」ということ?
-そんなのコンサルに頼まなくても自分でできるのではないか:上記の例で言えば、レストランの経営者だって採算性が悪いということはわかるはず。自分がレストランの経営者で「御社の経営が悪いのは、採算性が悪いからです」とか言われたら、「知ってるよ、だからお前を呼んだんだろう、このボケナス」とフライパンを投げつけたくなるのだが..
-最初の仮説が見当違いだった場合、その先のドリルダウンは時間の無駄になるがその場合はどうするのだろうか:最初の仮説を間違えないためには、ある程度ボトムアップ的な情報収集は不可避なのではないか。
-結局のところ、戦略コンサルタントの価値はどこにあるのだろうか。一発目の仮説を間違いなく立てる能力?問題を極限までMECEに分解する能力?問題点を発見した後、具体的な解決策を提示できる能力?金融機関勤務の自分でも問題発見や分解はできると思うのだが、コンサルタントにしかできないことは何なのか?巧拙の問題?専門分野があるITコンサルタントや建設コンサルタントなら専門知識が飯の種になるということは容易に理解できるけど、戦略コンサルタントには一体何があるのだろうか?自分はこれまでコンサルタントと一緒に仕事をした経験がないので、どうしてもその辺りのイメージがつかめない。
・午後はまず就職課のセッションをこなした後、今後2学期にわたり行われる「コミュニケーション」という授業の初回があった。教授の自己紹介の後、班毎に散らばり、1人5分ビデオに向かって自己紹介プレゼンを行った。この録画をベースに、向こう数ヶ月でその改善を図るという授業みたい。
苦労したのは、オープニングトーク・ジェスチャー。他のアメリカ人の友人が最初30秒くらい「今日はこんな貴重な機会をもらうことができて...」とか色々他愛のないオープニングトークをしているのだが、そんな余裕のない自分は開始早々本題に入ってしまった。なんかなぁ。
また、どうも手足をどう処すればいいのかわからない。おそらく、できの悪いロボットみたいな仕上がりになってしまっている気がする...
・録画が早めに終わったので、クラス飲みの前にひとまずスペイン人のEの独身寮にてゼロ次会を開催。
女の子は参加しなかったので、野郎4人でひとしきり盛り上がった(その女の子の話とか、下ネタとか含む)。会話についていくことができたし、各人と打ち解けることができたのでとても良かった。感想等:
-地元出身のM:ゴツい白人。育ちが良く、学部時代はフラタニティ活動に勤しんでいた感じ。自分でヘッジファンドを経営していたとのこと。今日まで彼に持っていた印象は「やや尊大で外国人に対する理解がない」という感じ。グレートギャッツビーのトム・ブキャナン(だっけ?)を彷彿とさせるキャラクター。しかし、今日の会のおかげで、自分にちゃんと敬意を持って接してくれていることが感じられて非常に好感度が高まった。人種・民族ネタに敢えて踏み込むちょっと危なっかしいところはあるけど(日本人侮辱と思われる発言もポロっと出ていたが、そういうときは聞き流すのが大人なのか、あるいは指摘すべきなのか??)、自分は彼の人間くさいところを非常に気に入った。
-同じく地元のJ:REIT出身。常に寡黙で話しかけづらく、議論では自分の意見を強めに主張することから、結構付き合いづらい人間なのではないかと懸念していた。しかし、今日の会のおかげで、自分に対して関心・敬意を持ってくれていることやひとたび喋ると面白いことを言うことがわかり、これまた印象が大幅改善(多分彼は天然キャラだ。アメリカにも天然って概念あるのかな?)。ちなみには彼には昨日の運動会にて「Hey, nice play!」と言いながら肩をポンポンというのを何回かやったのだが、それ以来自分に対する態度がずいぶん良くなった気もしている。こういうささやかな配慮が案外大事って話かも。
-スペイン出身のE:投資銀行出身。何ヶ国語も喋れるみたい。彼は最初からいい印象を持っていたが、今日家に招いてビールを振舞ってくれたことやその後のトークでますます高感度が高まった。ラテン系のいいところが如何なく体現されている感じ(ネアカ・おしゃれ・情にあついetc)。
改めて感じたのは、「ちょっと第一印象が良くなくても、話せば話すほど皆いい奴になる」ということ。これは日本と全く同じだ。「第一印象が悪い奴とは口もききたくない」と考えがちで多くのpotential friendsを失ってきた自分にとってはわりと大きな発見。
率直に言って、アメリカ人クラスメートの多く(特に白人)は英語が下手な留学生に対して「閉じている」印象があり食い込みづらい。だけど、無理やりにでも食い込んで総会話量を増やせば増やすほどいい奴になる可能性が高いことが今日改めて確認されたので、くじけずにガシガシ入り込んでみたい。でも、食い込むためのコミュニケーション能力を高めないと...
Thursday, September 16, 2010
レジュメ添削
・先日、就職課にて始めてのカウンセリングを実施。投資銀行を想定してレジュメの添削をしてもらった結果、自分のMBA出願時のレジュメは見るも無残なほどに修正されることになった。
逆に、そんなレジュメでよく合格出したな、UCLA.
言われたのは以下のようなもの。
1)読み手を絞り込め
・まず言われたのは、読み手を絞り込めということ。その上で、読み手のregion/industry/functionに応じて求められるスキルを特定して、レジュメをそのスキルにフォーカスさせるべきであるとのこと。
たとえば、
-「投資銀行の日本オフィス」というふうにまずターゲットを特定する。
-その上で、投資銀行が求めるスキルはどんなものかということについて検討する(検討方法は、投資銀行の経験を持つ先輩/卒業生/同級生、就職課のデータベース等)。煮詰まってないけど、たとえばここでは「ファイナンス関連専門知識」と「コミュニケーション能力」と「リーダーシップ」だったとする。
-そうしたら、自分が過去にやった仕事のすべてを「ファイナンス知識を発揮した」「コミュニケーション能力を活かした」「リーダーシップを発揮した」のいずれかの文脈に書き換える。
たとえば自分はMBAに来る直前に新人研修の講師を担当したが、「新人にファイナンスを教えました」では、発揮したスキルがファイナンスのスキル/リーダーシップ/コミュニケーションスキルのどれなのか明瞭でないのでNGとのこと。「お前は教師になりたいのか?教育スキルが大事だとは思うけど、投資銀行してみれば重要ではないよね?」と言われてしまった。
では正解は何かと試しに問うてみたところ、「新人研修用のファイナンシャルモデルを構築した結果、新人研修に役立った」とか「新人を統率した結果、彼らの評価が例年になく高いものであった」といった感じで、要は最初の動詞を伝えたいスキルに関連付けるべきということみたい。
MBA受験の際は、大学としては「何らかのスキルをもっていればそれでいい」という考え方だろうからそこまでスキルを絞り込む必要はなかったのかもしれない。でも、リーダーシップとかコミュニケーション能力についてはもう少しうまくアピールすることもできたのかもしれない。
2) SARアプローチ
MITだとSTARとTが付くけど、ここではSAR。要は、「行為」と「結果」をセットにせよというもの。結果をセットにすべきなのは、結果が行為を測定するモノサシだから。
「統計のスキルあり」と書いただけではその人に本当に統計スキルがあるのか、あるいはその人の統計スキルがどの程度すごいのか評価のしようがない。
他方、「こんなプロジェクトでこんな統計的手法で分析をした結果、●●億円のファイナンス組成に成功した」と書くと、結果からその人が持つスキルをうかがい知ることができる。
逆に言うと、スキル欄を設けてはいけない。アピールしたいスキルがあるなら、あくまでキャリア欄で行為と結果のセットでにじませるべきとのこと。
また、結果と行為を混同しがちなので注意すべきとのこと(例:ファイナンスを組成したということは結果であり行為ではない。行為は、その手前に行ったはずの企業分析や各種コミュニケーション等)。
SARと要素は3つあるけど、S(situation)はレジュメではバカ丁寧に説明する必要はないとのこと。インタビューで聞かれたときのために頭の整理だけしていれば十分みたい。
3) 動詞のチョイス
動詞の「抽象度・具体度」に注意を払い、極力具体的な動詞を使うべき。「●●億円のファイナンスをアレンジした」というよりは「ファイナンスモデルを構築してNPVを試算して、顧客と交渉して、契約書を作成した結果●●億円のファイナンス組成に成功した」と書く。これにより、モデリングのスキル/交渉スキル/契約書関連実務スキルをアピールできる。
4) その他
・GMATの点数もアピール材料として使うべきとのことだが、残念ながら自分の点数(710)は書くほどではないとのこと。しかし、日本に限定した就職活動なら、GMATはわざわざ書くことないかも...
・TOEFLの点数は不要とのこと。TOEFLを受けている段階でFluentじゃない疑念を与えるからとのことだが、なんだか腑に落ちない。これも、自分の点数(106点)がしょぼいからかもしれない。
高々30分の面談であったが、非常に実りあるものとなった。MBA受験の前に聞いておきたかったなぁ。
逆に、そんなレジュメでよく合格出したな、UCLA.
言われたのは以下のようなもの。
1)読み手を絞り込め
・まず言われたのは、読み手を絞り込めということ。その上で、読み手のregion/industry/functionに応じて求められるスキルを特定して、レジュメをそのスキルにフォーカスさせるべきであるとのこと。
たとえば、
-「投資銀行の日本オフィス」というふうにまずターゲットを特定する。
-その上で、投資銀行が求めるスキルはどんなものかということについて検討する(検討方法は、投資銀行の経験を持つ先輩/卒業生/同級生、就職課のデータベース等)。煮詰まってないけど、たとえばここでは「ファイナンス関連専門知識」と「コミュニケーション能力」と「リーダーシップ」だったとする。
-そうしたら、自分が過去にやった仕事のすべてを「ファイナンス知識を発揮した」「コミュニケーション能力を活かした」「リーダーシップを発揮した」のいずれかの文脈に書き換える。
たとえば自分はMBAに来る直前に新人研修の講師を担当したが、「新人にファイナンスを教えました」では、発揮したスキルがファイナンスのスキル/リーダーシップ/コミュニケーションスキルのどれなのか明瞭でないのでNGとのこと。「お前は教師になりたいのか?教育スキルが大事だとは思うけど、投資銀行してみれば重要ではないよね?」と言われてしまった。
では正解は何かと試しに問うてみたところ、「新人研修用のファイナンシャルモデルを構築した結果、新人研修に役立った」とか「新人を統率した結果、彼らの評価が例年になく高いものであった」といった感じで、要は最初の動詞を伝えたいスキルに関連付けるべきということみたい。
MBA受験の際は、大学としては「何らかのスキルをもっていればそれでいい」という考え方だろうからそこまでスキルを絞り込む必要はなかったのかもしれない。でも、リーダーシップとかコミュニケーション能力についてはもう少しうまくアピールすることもできたのかもしれない。
2) SARアプローチ
MITだとSTARとTが付くけど、ここではSAR。要は、「行為」と「結果」をセットにせよというもの。結果をセットにすべきなのは、結果が行為を測定するモノサシだから。
「統計のスキルあり」と書いただけではその人に本当に統計スキルがあるのか、あるいはその人の統計スキルがどの程度すごいのか評価のしようがない。
他方、「こんなプロジェクトでこんな統計的手法で分析をした結果、●●億円のファイナンス組成に成功した」と書くと、結果からその人が持つスキルをうかがい知ることができる。
逆に言うと、スキル欄を設けてはいけない。アピールしたいスキルがあるなら、あくまでキャリア欄で行為と結果のセットでにじませるべきとのこと。
また、結果と行為を混同しがちなので注意すべきとのこと(例:ファイナンスを組成したということは結果であり行為ではない。行為は、その手前に行ったはずの企業分析や各種コミュニケーション等)。
SARと要素は3つあるけど、S(situation)はレジュメではバカ丁寧に説明する必要はないとのこと。インタビューで聞かれたときのために頭の整理だけしていれば十分みたい。
3) 動詞のチョイス
動詞の「抽象度・具体度」に注意を払い、極力具体的な動詞を使うべき。「●●億円のファイナンスをアレンジした」というよりは「ファイナンスモデルを構築してNPVを試算して、顧客と交渉して、契約書を作成した結果●●億円のファイナンス組成に成功した」と書く。これにより、モデリングのスキル/交渉スキル/契約書関連実務スキルをアピールできる。
4) その他
・GMATの点数もアピール材料として使うべきとのことだが、残念ながら自分の点数(710)は書くほどではないとのこと。しかし、日本に限定した就職活動なら、GMATはわざわざ書くことないかも...
・TOEFLの点数は不要とのこと。TOEFLを受けている段階でFluentじゃない疑念を与えるからとのことだが、なんだか腑に落ちない。これも、自分の点数(106点)がしょぼいからかもしれない。
高々30分の面談であったが、非常に実りあるものとなった。MBA受験の前に聞いておきたかったなぁ。
運動会
・本日は半日運動会。午前中は準備タイムで、昼前にグラウンドに集合してランチを食べた後運動会。その後「Anderson Afternoon」なる立食夕食会のようなものが開催された。
・午前中の準備時間には、クラスの応援を考えたり練習したり、応援用のポスターを作成したり、自分のクラスTシャツをカスタマイズ(袖を切り取ってノースリーブにする/襟に切り込みを入れることですごいVネックにする/裾を切り取ってへそ出しルックにするetc)。
このノリには率直に言ってついていけていない。しかし、日本にいたときの自分なら「俺は俺、ついていく必要なし」と考えたと思うが、今の自分は輪の中に溶け込もうとちょこまかと動き回っている...自分の中に変化がおきているのか、あるいは単にアメリカに飲まれているのか...
・午後の運動会では、綱引き、バレーボール、キックベース、ドッジボールなどを手分けしてクラス対抗戦形式で行った。自分はキックベースをやった。収穫は、ベタだけど、スポーツを通じて親交を深めることができたこと。何といっても英語がしょぼくても体を動かせばコミュニケーションできてしまうのが良い。いいプレーをしたらいいレスポンスをもらうことができるし、いいプレーをした友人とハイタッチをすれば距離感も縮まる。
ハイタッチ→その後目が合ったときに「やあ●●、さっきはナイスプレー」とか適当に話しかける→話が弾む といった感じで、多くのクラスメートと友達になった(small talkをした)あるいは親睦を深めることができた(small talkから一段突っ込んだ雑談を自然体でできるようになった)。
・それにしても、オリエンテーション期間中は毎日朝食と昼食が学校から提供されているのだが、それが口に合わない。朝はバイキング形式なので飲み物とフルーツ(フルーツはおいしい)でいいのだが、昼はたいていサンドイッチ(冷たいしパサパサ)+クッキーorケーキ(いずれも激甘)+ポテトチップスといった感じ。飲み物の選択肢は水かコーラかダイエットコーラといった感じ。
サンドイッチがあまりにパサパサなので、コーラをがぶ飲みしないと食が進まない。アメリカ人の同級生はこれを美味しいと思って食べているだろうか、あるいは仕方ないと割り切って食べているのだろうか...
・午前中の準備時間には、クラスの応援を考えたり練習したり、応援用のポスターを作成したり、自分のクラスTシャツをカスタマイズ(袖を切り取ってノースリーブにする/襟に切り込みを入れることですごいVネックにする/裾を切り取ってへそ出しルックにするetc)。
このノリには率直に言ってついていけていない。しかし、日本にいたときの自分なら「俺は俺、ついていく必要なし」と考えたと思うが、今の自分は輪の中に溶け込もうとちょこまかと動き回っている...自分の中に変化がおきているのか、あるいは単にアメリカに飲まれているのか...
・午後の運動会では、綱引き、バレーボール、キックベース、ドッジボールなどを手分けしてクラス対抗戦形式で行った。自分はキックベースをやった。収穫は、ベタだけど、スポーツを通じて親交を深めることができたこと。何といっても英語がしょぼくても体を動かせばコミュニケーションできてしまうのが良い。いいプレーをしたらいいレスポンスをもらうことができるし、いいプレーをした友人とハイタッチをすれば距離感も縮まる。
ハイタッチ→その後目が合ったときに「やあ●●、さっきはナイスプレー」とか適当に話しかける→話が弾む といった感じで、多くのクラスメートと友達になった(small talkをした)あるいは親睦を深めることができた(small talkから一段突っ込んだ雑談を自然体でできるようになった)。
・それにしても、オリエンテーション期間中は毎日朝食と昼食が学校から提供されているのだが、それが口に合わない。朝はバイキング形式なので飲み物とフルーツ(フルーツはおいしい)でいいのだが、昼はたいていサンドイッチ(冷たいしパサパサ)+クッキーorケーキ(いずれも激甘)+ポテトチップスといった感じ。飲み物の選択肢は水かコーラかダイエットコーラといった感じ。
サンドイッチがあまりにパサパサなので、コーラをがぶ飲みしないと食が進まない。アメリカ人の同級生はこれを美味しいと思って食べているだろうか、あるいは仕方ないと割り切って食べているのだろうか...
Wednesday, September 15, 2010
エベレスト→試験一発目
・早朝に就職課に面談予約を入れていたのに、起きたら面談予定時刻5分後で脱力。とりあえず学校まで走ってみたが、低血圧モードから早めに回復できた以外の利点は特になし。就職課への謝罪メールで一日スタート。
・本日は、オリエンテーション期間に実施されていた唯一の授業である「Leadership Foundation」という妙に仰々しい名前の科目の最終日。午前中にHBS作成のグループワークシュミレーションゲームであるエベレスト登山ゲームをしてから、午後に期末試験があった。
・エベレスト登山ゲームは、色々ややこしいルールがあるけれど要は5人プレイの「信長の野望」みたいな感じ。ものすごく作りこまれているのは評価したいが、何もこんなことしなくてもグループワークなんていくらでもできるのではないかと思ってしまった。たぶん、日本のひねくれ者が見たら、MBAの授業なんて9割くらいは「当たり前のことを仰々しく言っているだけ」となってしまうのかも。
・個人的に後悔しているのは、ある局面でリーダーとあるメンバーで議論が平行線になったとき。情報が不足しているので、どちらも完全に相手を納得させることはできない状況。
リーダーは「話し合いにも限界がある。ここはリーダーの決断に従ってくれ」作戦を持ち出し、メンバーは「いや、でも、俺は自説が正しいと思うので首を縦に振れない」と突っぱねる作戦に出た。
これはまいったと思っていたところに、急に「よーし、じゃあお前の意見を聞いてみようじゃないか」と突然意見を求められてしまった。個人的には「このまま行っても平行線だし、もう適当でいいじゃん、おなかすいたし」といった感じで、緊張感のある場をほぐしたいという思いもあったことから「合意形成が難しいということだけはよくわかった。まあ所詮ゲームだし、リーダーの意見に従うのがもっとも悪くない選択ではないかな。気楽にやろうよ」と言ってみた。
すると、単なる不真面目な奴と思われてしまったようで、リーダーとメンバーの二人にため息をつかれてしまった。アメリカ人も始終ジョークを言いながらtake it easyな感じでやっているが、どうやら自分の「力の抜きどころ」は彼らのそれとずれていたみたい。唯一のインターナショナル組であるスペイン人のEだけはかろうじて苦笑してくれたが...
・その後期末試験。といっても可か不可かという2択なのでGPA的には関係ないみたい。
何でも持ち込み可能で答案はPCで作成して部屋にあるプリンターで印刷して提出というやり方は、2000年代前半に学生をやっていた自分からしてちょっと斬新な感じがした。
何でも持ち込み可能とは言った物の、まさか試験中に飲食したり、席が狭いからといって空きスペースに移動してPCをやりだす奴がいたのには驚いた。最初のお遊び的試験だからゆえかもしれないけど。
試験は聞いていた通り簡単で、分量はそこそこあったが制限時間2時間のところ1時間弱で書き終えることができた。次からはそうもいかないだろうけど。
・その後学年全体のパーティがあったので参加。明日もあさってもイベント目白押しだそう。学校で過労死とかしたら労災下りるのかな...死ぬなら宴会ではなく授業中にしないと、とか考えているこの時間が無駄だ。
・本日は、オリエンテーション期間に実施されていた唯一の授業である「Leadership Foundation」という妙に仰々しい名前の科目の最終日。午前中にHBS作成のグループワークシュミレーションゲームであるエベレスト登山ゲームをしてから、午後に期末試験があった。
・エベレスト登山ゲームは、色々ややこしいルールがあるけれど要は5人プレイの「信長の野望」みたいな感じ。ものすごく作りこまれているのは評価したいが、何もこんなことしなくてもグループワークなんていくらでもできるのではないかと思ってしまった。たぶん、日本のひねくれ者が見たら、MBAの授業なんて9割くらいは「当たり前のことを仰々しく言っているだけ」となってしまうのかも。
・個人的に後悔しているのは、ある局面でリーダーとあるメンバーで議論が平行線になったとき。情報が不足しているので、どちらも完全に相手を納得させることはできない状況。
リーダーは「話し合いにも限界がある。ここはリーダーの決断に従ってくれ」作戦を持ち出し、メンバーは「いや、でも、俺は自説が正しいと思うので首を縦に振れない」と突っぱねる作戦に出た。
これはまいったと思っていたところに、急に「よーし、じゃあお前の意見を聞いてみようじゃないか」と突然意見を求められてしまった。個人的には「このまま行っても平行線だし、もう適当でいいじゃん、おなかすいたし」といった感じで、緊張感のある場をほぐしたいという思いもあったことから「合意形成が難しいということだけはよくわかった。まあ所詮ゲームだし、リーダーの意見に従うのがもっとも悪くない選択ではないかな。気楽にやろうよ」と言ってみた。
すると、単なる不真面目な奴と思われてしまったようで、リーダーとメンバーの二人にため息をつかれてしまった。アメリカ人も始終ジョークを言いながらtake it easyな感じでやっているが、どうやら自分の「力の抜きどころ」は彼らのそれとずれていたみたい。唯一のインターナショナル組であるスペイン人のEだけはかろうじて苦笑してくれたが...
・その後期末試験。といっても可か不可かという2択なのでGPA的には関係ないみたい。
何でも持ち込み可能で答案はPCで作成して部屋にあるプリンターで印刷して提出というやり方は、2000年代前半に学生をやっていた自分からしてちょっと斬新な感じがした。
何でも持ち込み可能とは言った物の、まさか試験中に飲食したり、席が狭いからといって空きスペースに移動してPCをやりだす奴がいたのには驚いた。最初のお遊び的試験だからゆえかもしれないけど。
試験は聞いていた通り簡単で、分量はそこそこあったが制限時間2時間のところ1時間弱で書き終えることができた。次からはそうもいかないだろうけど。
・その後学年全体のパーティがあったので参加。明日もあさってもイベント目白押しだそう。学校で過労死とかしたら労災下りるのかな...死ぬなら宴会ではなく授業中にしないと、とか考えているこの時間が無駄だ。
Tuesday, September 14, 2010
Overwhelmed
・WSJを購読。webと紙の両方で2年間150ドルくらい。月3,000円取る日経新聞はやっぱり帰っても読まないことを決めた(決めていいのか?)。ちゃんと日本の代表選やら介入やらも速報メールを打ってくれるあたり、気が利いているのか自分のことを日本人と認識しているのかどっちかな。
・食事の時間も惜しいにせわしない日々が続いている。調子に乗って家でワインとか飲んでいたのは一体何年前なのかって感じ。まあ1週間も経ってないんだけど。
・今日は8時に帰宅して、明日の宿題をやって(現在進行形)試験準備をして(いきなり試験ですか、そうですか)明日早朝に特別に予約させてもらった就職課のためにレジュメも微調整して(友人のブログを読む限り、微調整したところでどうせメタクソになるみたいだけど)といった感じで気が付いたら0時半。
インターン関係に手を出す余裕がないまま日付が変わってしまった。
サボリ方を覚えるだけではなく、各種作業の効率化について真剣に考えないといけないかもしれない。とりあえず、Twitterは登下校中のみにしているけど。
・そうしていたら、ついに妻にしっかりしなさいという趣旨の叱咤激励をされてしまった。ついでに言うと、すでに英語で寝言を言っているらしい。この手のせわしなさは過去にも幾度となく経験してはいるけど、「お気楽学生」という期待があった分忙しいことによる精神的ダメージも大きいのかもしれない。まあ死にはしないからなんだっていいと言えばいいんだろうけど。
・食事の時間も惜しいにせわしない日々が続いている。調子に乗って家でワインとか飲んでいたのは一体何年前なのかって感じ。まあ1週間も経ってないんだけど。
・今日は8時に帰宅して、明日の宿題をやって(現在進行形)試験準備をして(いきなり試験ですか、そうですか)明日早朝に特別に予約させてもらった就職課のためにレジュメも微調整して(友人のブログを読む限り、微調整したところでどうせメタクソになるみたいだけど)といった感じで気が付いたら0時半。
インターン関係に手を出す余裕がないまま日付が変わってしまった。
サボリ方を覚えるだけではなく、各種作業の効率化について真剣に考えないといけないかもしれない。とりあえず、Twitterは登下校中のみにしているけど。
・そうしていたら、ついに妻にしっかりしなさいという趣旨の叱咤激励をされてしまった。ついでに言うと、すでに英語で寝言を言っているらしい。この手のせわしなさは過去にも幾度となく経験してはいるけど、「お気楽学生」という期待があった分忙しいことによる精神的ダメージも大きいのかもしれない。まあ死にはしないからなんだっていいと言えばいいんだろうけど。
Monday, September 13, 2010
Go out of your comfort zone
・今日はOdysseyなるオリエンテーション。体を使うことでリーダーシップについての重要な要素について体感するというもの。「体を使うことで体感」というあたりに子供だましの匂いを感じていたのだが、思いのほか刺激的で感心した。
・4つほどゲームをしたのだが、一番印象にのこったのは柱上り。流れはこんな感じ:
-まず取ってがついた高さ10mほどの柱をよじ登る
-上った最後に、柱の頂点(直径30cmほどの円形)にすくっと立つ
-その場で回転して、後方に垂れている空中ブランコにジャンプ
-チームメイトはその間ひたすら応援
・自分はどちらかというと運動オンチなので、たいへん苦労した。柱上りは簡単だが、最後の頂点での直立に非常に時間を食ってしまった。一瞬片足でバランスを取ることになるのでバランス感覚のみならず恐怖心の克服が求められるのだが、完全にびびってしまい頂点付近で2分ほどもじもじしてしまった。
・その時、自分の心は7割方折れていたが、そこでふとチームメイトが大声で自分の応援をしていることに気が付いた。そのとき体感したが、極限状態においては仲間の何気ない励ましが意外と効く。彼らの「You can do it!」「Almost done!」「So nice!」等の掛け声が、頂点付近で顔を引きつらせていた自分の意識と無意識の中間地点くらいにかなり強くヒットした。応援なんてセレモニーあるいは応援する側の自己満足と思っていた自分にとっては、しょうもない話だが結構目からうろこが取れる体験であった。
・もうひとつ印象深かったのは、最終的に頂点に直立した瞬間。しがみついている状態から直立するにあたり、絶対バランスを失うと思っていた。しかし、応援に押され「えーい、もうヤケだ」と一歩踏み出してみると、思いのほか簡単に立つことができた。直立できずモジモジしていた2分は何だったんだろう。こうやって文章に起こすと非常に子供だましみたいになってしまうのだが、直立できた瞬間、自分は学校で耳がタコになるほど言われている「Go out of your comfort zone」を体感することができた。具体的な教訓は、
-極限状態(今回は肉体的極限状態だけど、経営者だと、正解もないのに膨大な金額が動くような判断を下すような状態かしら)でComfort Zoneを出るのは心底大変。独力では下手をすると無理。
-そういうとき、仲間(部下、上司、取締役会等々)の存在が非常に助けになる。カエサルとかヒトラーでもない限り、ある程度継続的にしびれる判断を繰り返すためにはこうしたpeersの存在が不可欠。
-Comfort Zoneを超えるのは大変辛いが、ひとたび超えてしまってから振り返ると、思ったより辛くない。この原体験を持っていれば、「今はつらいが、勇気をもって踏み出してしまえば思ったほど辛くないはず」という経験則をもってリーダーシップを取っていくことができるのかも。最終的には、柱の頂点に立つまでの2分間のモジモジをカットできるようになるかもしれない。そうなれたとしたら、これはリーダーシップ的にかなりの改善だと思う。
・今回に限らず、MBAの授業で気に入っているのは「まずやらせてみて、勘所をつかませてから議論なり講義なりを始めることが多い」というところ。おかげで無味乾燥なフレームワークもある程度納得感をもちつつ理解できるし、記憶にも残る(気がする)。自分は将来教育者を目指しているわけではないが、社内研修等に導入余地があるような気がした。
・4つほどゲームをしたのだが、一番印象にのこったのは柱上り。流れはこんな感じ:
-まず取ってがついた高さ10mほどの柱をよじ登る
-上った最後に、柱の頂点(直径30cmほどの円形)にすくっと立つ
-その場で回転して、後方に垂れている空中ブランコにジャンプ
-チームメイトはその間ひたすら応援
・自分はどちらかというと運動オンチなので、たいへん苦労した。柱上りは簡単だが、最後の頂点での直立に非常に時間を食ってしまった。一瞬片足でバランスを取ることになるのでバランス感覚のみならず恐怖心の克服が求められるのだが、完全にびびってしまい頂点付近で2分ほどもじもじしてしまった。
・その時、自分の心は7割方折れていたが、そこでふとチームメイトが大声で自分の応援をしていることに気が付いた。そのとき体感したが、極限状態においては仲間の何気ない励ましが意外と効く。彼らの「You can do it!」「Almost done!」「So nice!」等の掛け声が、頂点付近で顔を引きつらせていた自分の意識と無意識の中間地点くらいにかなり強くヒットした。応援なんてセレモニーあるいは応援する側の自己満足と思っていた自分にとっては、しょうもない話だが結構目からうろこが取れる体験であった。
・もうひとつ印象深かったのは、最終的に頂点に直立した瞬間。しがみついている状態から直立するにあたり、絶対バランスを失うと思っていた。しかし、応援に押され「えーい、もうヤケだ」と一歩踏み出してみると、思いのほか簡単に立つことができた。直立できずモジモジしていた2分は何だったんだろう。こうやって文章に起こすと非常に子供だましみたいになってしまうのだが、直立できた瞬間、自分は学校で耳がタコになるほど言われている「Go out of your comfort zone」を体感することができた。具体的な教訓は、
-極限状態(今回は肉体的極限状態だけど、経営者だと、正解もないのに膨大な金額が動くような判断を下すような状態かしら)でComfort Zoneを出るのは心底大変。独力では下手をすると無理。
-そういうとき、仲間(部下、上司、取締役会等々)の存在が非常に助けになる。カエサルとかヒトラーでもない限り、ある程度継続的にしびれる判断を繰り返すためにはこうしたpeersの存在が不可欠。
-Comfort Zoneを超えるのは大変辛いが、ひとたび超えてしまってから振り返ると、思ったより辛くない。この原体験を持っていれば、「今はつらいが、勇気をもって踏み出してしまえば思ったほど辛くないはず」という経験則をもってリーダーシップを取っていくことができるのかも。最終的には、柱の頂点に立つまでの2分間のモジモジをカットできるようになるかもしれない。そうなれたとしたら、これはリーダーシップ的にかなりの改善だと思う。
・今回に限らず、MBAの授業で気に入っているのは「まずやらせてみて、勘所をつかませてから議論なり講義なりを始めることが多い」というところ。おかげで無味乾燥なフレームワークもある程度納得感をもちつつ理解できるし、記憶にも残る(気がする)。自分は将来教育者を目指しているわけではないが、社内研修等に導入余地があるような気がした。
Sunday, September 12, 2010
Re: 同じ状況です
・TOEFL以外の受験体験記を一切書いていないことに気づいた。どうしたものか。
・ここ数日、就職をめぐっていくつか情報収集をする機会があった。先輩から話を聞く機会だったり、企業の担当者がロスに来てくれたり。その過程で、自分が思っているよりもインターンを見つけることが大変であることがわかり(現実に気づき)大変ナイーブになっている。
そうなると、「社費ゆえやらなくても失業はしない」という逃げ場があることから、どこぞのマンガみたいに後頭部から悪魔の「やめちゃえよ、楽になれるよ」というささやきが聞こえてくる...
他方、勤務先や友人に対して「俺はやりますよ」と公言してしまっていることもあり、またやっぱりインターンは間違いなく有益であることから、もう片方の後頭部から天使の「いや、ここで折れるな、頑張れ」というささやきも聞こえてきている状況。
で、とりあえずの現実逃避で本稿を書いている次第。ついでに言うと宿題もあるんだよなぁ。
・今日参加したとある企業の説明会は、担当者の方がMBAということもあり非常に面白かった。ひとつ印象に残ったのは、「MBA卒業後数年での採用となると、ボストンキャリアフォーラム時のようなポテンシャル重視採用ではなく、個別具体的なポジションについて個別具体的な能力を持った人を雇うことになるだろう」という話。当たり前といえば当たり前だが。
・会場となったレストラン、ピザ等おいしかったが、パスタだけぐにょぐにょで残念だった。
(追記)
現状思いついた障害(またの名をタスクリスト)を頭の整理として:
・ここ数日、就職をめぐっていくつか情報収集をする機会があった。先輩から話を聞く機会だったり、企業の担当者がロスに来てくれたり。その過程で、自分が思っているよりもインターンを見つけることが大変であることがわかり(現実に気づき)大変ナイーブになっている。
そうなると、「社費ゆえやらなくても失業はしない」という逃げ場があることから、どこぞのマンガみたいに後頭部から悪魔の「やめちゃえよ、楽になれるよ」というささやきが聞こえてくる...
他方、勤務先や友人に対して「俺はやりますよ」と公言してしまっていることもあり、またやっぱりインターンは間違いなく有益であることから、もう片方の後頭部から天使の「いや、ここで折れるな、頑張れ」というささやきも聞こえてきている状況。
で、とりあえずの現実逃避で本稿を書いている次第。ついでに言うと宿題もあるんだよなぁ。
・今日参加したとある企業の説明会は、担当者の方がMBAということもあり非常に面白かった。ひとつ印象に残ったのは、「MBA卒業後数年での採用となると、ボストンキャリアフォーラム時のようなポテンシャル重視採用ではなく、個別具体的なポジションについて個別具体的な能力を持った人を雇うことになるだろう」という話。当たり前といえば当たり前だが。
・会場となったレストラン、ピザ等おいしかったが、パスタだけぐにょぐにょで残念だった。
(追記)
現状思いついた障害(またの名をタスクリスト)を頭の整理として:
- 飛行機及び宿の手配→Expediaが便利というところまではわかったので、後は財布と相談しつつ、とっとと予約しないと。
- レジュメ→オリエンテーションが忙しすぎて就職課カウンセリングの時間が取れないので、個人的なツテを頼るほかない。いつぞやのsmall talkをもってツテがあると思ってくれるかな、カウンセラのあの人...
- インタビュー→まあボストンは日本語メインらしいので頑張ろう。社費であることについてどう説明するかという大問題があるが、社費でインターンを成し遂げた諸先輩に情報照会中
- インターン中の費用:会社の支援は期待できないので、どうしたものか。ここにきてアコムデビューは回避したいのだけれど。補助のある会社がいいなぁ
- 授業との兼ね合い→気合以外の解決策が思いつかない。嗚呼
Saturday, September 11, 2010
野球観戦と、帰りの車中での妄想
・今日は日本の同級生とアナハイムまで行ってエンゼルスvsマリナーズ戦を観戦してきた。同日にアメフトのUCLA対スタンフォードがあるので、他国の同級生には怖くて野球に行くとは言えず(母校のアメフトを見に行かない≒非国民≒Fuc●といった空気がある。)。
・つい先日に「松井、来季は残留ならず」というニュースを見たばかりだったので、「松井対イチロー」のおそらく最後のチャンス。松井は最近ベンチウォーマーであることが多かったので「松井が出るといいなぁ」と思いながら球場に向かったが、思いがけず4番DHとスタメンでびっくり。日本のマスコミと思われる人がたくさんいたことと何か関係はあるのだろうか。有名人では、自分が元エンゼルス・マリナーズの長谷川を見かけて、妻が元ジャイアンツの元木を見かけたそうな。元木は何しに来たんだろう...
・試合は日本人としては非常に溜飲の下がるものとなった。両者とも大活躍で、帰宅したらYahoo! Japanのトップページにアベック弾と言う感じのヘッドラインが出ていた。
松井:10球ほどファールで粘り、敵投手を疲れさせつつファーボールを選択→HR!!!→またファーボールを獲得。
4打席目の段階でエンゼルスの勝ちがほぼ見えていたので若手っぽい奴が代打に送られて、終了。
・イチロー:何回か三振・凡退→HR!!! 少なくとも一回は外野から本塁に返球していた。
・彼らの活躍は、アメリカの大学院で悶絶中の自分にとって非常によい刺激となった。
おかげで帰りの車中で色々と頭がぐるぐる回り、最終的にひとつやや乱暴な仮説を考え付くに至った。すなわち:
-自分の勝手な採点では、大リーグで成功した(している)のは長谷川と松井イチローくらい。一方、松坂を含め多くの日本人が米国で苦労している。
-けだし、これは「松井イチロー以外がフィジカル・技術の巧拙等で松井・イチローに劣っている」という話ではなく、もっと内面的な点によるものなのではないか。
・松井イチローは、共にアメリカに来るまでに大変な苦労をしていると報道等を通じて知っている。5打席敬遠とか、打法をめぐる指導者との摩擦とか。しかし、こういった経験が、彼らの中にぶれることのない軸たる価値観を形成したのではないだろうか。
他方、松坂やその他の人は、そこまでしっかりした軸が形成されないまま海を渡ってしまったのではないか。あと、知らないので適当に書くけど、長谷川も、英語をしっかりマスターしたあたりから察するに、ちゃんとした軸を持っている気がする。
・この「軸」の有無が、数年にわたり海外でやっていく際、特に窮地に追い込まれた際に大きな差となって現れるのではないだろうか。不調時・窮地の際にあっても軸となる価値観が己の中にあれば、不必要に動揺する/必要以上に周囲の助言を聞き過ぎる/納得しないまま何となくそのまま流す等することはないだろう。
しかし、そういった軸がないと、目の前にある安易な解決策(に見えるもの)に飛びつく/人の助言を不必要に聞き入れすぎる/耳を貸さなくなってしまう等、適切ではない対応をとってしまいその結果として悪循環的に調子を落としていくのではないだろうか。
・宮里藍は不調時には彼女にとっての基本である30ヤードのアプローチを徹底的にやることで調整を図ると聞いたことがある。何かの弾みで不調に陥っても、彼女の中にある軸に回帰することでさらなる落ち込みを回避できているのだろう。また、自分もピアノをちゃんとやっていた時代は、「何かおかしいなぁ」と思った度に、自分にとっての基本であるバッハのインベンションをひたすら弾くことでズレの矯正や復調を図っていた。他方、自分は我流でゴルフを覚えたがそういった基本を身に付けずやってきてしまっているので、ひとたび調子が悪くなると風呂場で素振りしてああでもないこうでもないと考え込んだり、ゴルフ雑誌のレッスンを盲信したりと、やればやるほど迷路にはまっていた(今もそうだけど)。以上の例は内面的なものというよりは表層的技術的なものであり例として適切ではないような気もするが、いずれにせよ軸の有無は特に不調時にいかに早く復調するかといった観点で非常に重要であるように思われる。
・もちろん松坂もその他大勢の人も、投球方法とか技術的な軸くらいは持ち合わせていたのだと思う。だってアメリカに呼ばれるくらいの一流プロだし。
しかし、様々な点において価値観や各種方法論がまったく日本人と異なる外国人を相手にするにあたっては(自分も今UCLAで絶賛経験中だが)、毎日毎日これでもかこれでもかと自分の考え方・各種方法論に対する直接的間接的なチャレンジに直面する。そういった「自分の価値観が揺さぶられる局面」では、表層的な技術的基盤だけではなく精神的支柱のようなものが強く求められるのではないだろうか。
・この「軸仮説」、正否はわからないけど、色々な事柄に対するあてはまりはいい気がする:
-「シリコンバレーでは失敗体験がむしろ歓迎される」という良く聞くお話:失敗体験=軸形成、よって有益
-日本の就職活動やアメリカの大学(院)入試が学業のみならず課外活動も考慮する:課外活動=軸形成に寄与。よって有益(となると、ゴルフと麻雀しかしていなかった自分の学生時代も、ゴルフと麻雀が自分の精神的支柱を形成するような性質ものである限りにおいて有益と言える。さてどうなんだろうか)
-「日本人スポーツ選手が国内では強いけど海外で苦労する」:海外では彼らは技術的チャレンジのみならず内面的・本質的チャレンジに直面するので、技術的支柱のみならず内面的支柱まで形成しないとシンドイ
-「宮里藍は米国に根をはり英語までマスターしたことでようやく勝てるようになった」:米国に根を張ることで、軸を太くすると同時に精神的チャレンジに対するエクスポージャーを低減させることができたので、「技術的軸のことだけ気にすればよい」といった国内同様の状況に自分を置くことができた
-勝間和代の一連の本を読んでも、一向に勝間和代みたいになれない:彼女が示すtips(読んだことないのでわからんけど)が間違っているということではない。むしろきっと正しい。しかし、勝間和代が成功しているのは(仮に成功しているとするならば)、彼女が有する各種テクニカルなtipsのおかげではなく、彼女がこれまでの人生を通じて何か軸のようなものを獲得しているから。これは勝間和代がどれだけ丁寧に書籍に起こしても決して彼女自身から読者に伝承し得ないものであり、読者は結局のところ、勝間本を読む時間があるなら別途自分なりの軸を形成しないといけない
・ここUCLAのMBAでの2年間は、軸を太くするという意味で有益になりうるものと思う。ブラックショールズやら何やらはおそらく枝葉末節部分に過ぎず、公式を暗記したところでおそらく得られるものはあまりない。他方、遠い外国で、考え方の異なる同級生に対して、どう言えばうまく伝わるか必死に考えながらたどたどしい英語でコミュニケーションを図ることで、自分の価値観の軸が太くなるような気がしてきた。
日本国内のビジネススクールではあまり意味がないのではないかという自分の個人的な問題意識も、この文脈で個人的にはすっきりした。同じ大手町なり丸の内なりで働いている同質的な人々を相手にしていては、知識は増えるかもしれないけど軸は太くならないのではないか。下手糞な例を出すと、150km/hの速球を投げることができるようになるかもしれないけど、大リーグで勝てるようにはなれないのではないかという印象。
・眠いので推敲せずここで終わる。またそのうち頭の整理がついたところで再検討するかも。
・最近の日々が刺激的で十分軸を太くするのに役立っている気がしており、その裏返しで「軸を太くするツールとしての就職活動」に対する関心が多少薄れている。うーむ、ただの現実逃避か?
・つい先日に「松井、来季は残留ならず」というニュースを見たばかりだったので、「松井対イチロー」のおそらく最後のチャンス。松井は最近ベンチウォーマーであることが多かったので「松井が出るといいなぁ」と思いながら球場に向かったが、思いがけず4番DHとスタメンでびっくり。日本のマスコミと思われる人がたくさんいたことと何か関係はあるのだろうか。有名人では、自分が元エンゼルス・マリナーズの長谷川を見かけて、妻が元ジャイアンツの元木を見かけたそうな。元木は何しに来たんだろう...
・試合は日本人としては非常に溜飲の下がるものとなった。両者とも大活躍で、帰宅したらYahoo! Japanのトップページにアベック弾と言う感じのヘッドラインが出ていた。
松井:10球ほどファールで粘り、敵投手を疲れさせつつファーボールを選択→HR!!!→またファーボールを獲得。
4打席目の段階でエンゼルスの勝ちがほぼ見えていたので若手っぽい奴が代打に送られて、終了。
・イチロー:何回か三振・凡退→HR!!! 少なくとも一回は外野から本塁に返球していた。
・彼らの活躍は、アメリカの大学院で悶絶中の自分にとって非常によい刺激となった。
おかげで帰りの車中で色々と頭がぐるぐる回り、最終的にひとつやや乱暴な仮説を考え付くに至った。すなわち:
-自分の勝手な採点では、大リーグで成功した(している)のは長谷川と松井イチローくらい。一方、松坂を含め多くの日本人が米国で苦労している。
-けだし、これは「松井イチロー以外がフィジカル・技術の巧拙等で松井・イチローに劣っている」という話ではなく、もっと内面的な点によるものなのではないか。
・松井イチローは、共にアメリカに来るまでに大変な苦労をしていると報道等を通じて知っている。5打席敬遠とか、打法をめぐる指導者との摩擦とか。しかし、こういった経験が、彼らの中にぶれることのない軸たる価値観を形成したのではないだろうか。
他方、松坂やその他の人は、そこまでしっかりした軸が形成されないまま海を渡ってしまったのではないか。あと、知らないので適当に書くけど、長谷川も、英語をしっかりマスターしたあたりから察するに、ちゃんとした軸を持っている気がする。
・この「軸」の有無が、数年にわたり海外でやっていく際、特に窮地に追い込まれた際に大きな差となって現れるのではないだろうか。不調時・窮地の際にあっても軸となる価値観が己の中にあれば、不必要に動揺する/必要以上に周囲の助言を聞き過ぎる/納得しないまま何となくそのまま流す等することはないだろう。
しかし、そういった軸がないと、目の前にある安易な解決策(に見えるもの)に飛びつく/人の助言を不必要に聞き入れすぎる/耳を貸さなくなってしまう等、適切ではない対応をとってしまいその結果として悪循環的に調子を落としていくのではないだろうか。
・宮里藍は不調時には彼女にとっての基本である30ヤードのアプローチを徹底的にやることで調整を図ると聞いたことがある。何かの弾みで不調に陥っても、彼女の中にある軸に回帰することでさらなる落ち込みを回避できているのだろう。また、自分もピアノをちゃんとやっていた時代は、「何かおかしいなぁ」と思った度に、自分にとっての基本であるバッハのインベンションをひたすら弾くことでズレの矯正や復調を図っていた。他方、自分は我流でゴルフを覚えたがそういった基本を身に付けずやってきてしまっているので、ひとたび調子が悪くなると風呂場で素振りしてああでもないこうでもないと考え込んだり、ゴルフ雑誌のレッスンを盲信したりと、やればやるほど迷路にはまっていた(今もそうだけど)。以上の例は内面的なものというよりは表層的技術的なものであり例として適切ではないような気もするが、いずれにせよ軸の有無は特に不調時にいかに早く復調するかといった観点で非常に重要であるように思われる。
・もちろん松坂もその他大勢の人も、投球方法とか技術的な軸くらいは持ち合わせていたのだと思う。だってアメリカに呼ばれるくらいの一流プロだし。
しかし、様々な点において価値観や各種方法論がまったく日本人と異なる外国人を相手にするにあたっては(自分も今UCLAで絶賛経験中だが)、毎日毎日これでもかこれでもかと自分の考え方・各種方法論に対する直接的間接的なチャレンジに直面する。そういった「自分の価値観が揺さぶられる局面」では、表層的な技術的基盤だけではなく精神的支柱のようなものが強く求められるのではないだろうか。
・この「軸仮説」、正否はわからないけど、色々な事柄に対するあてはまりはいい気がする:
-「シリコンバレーでは失敗体験がむしろ歓迎される」という良く聞くお話:失敗体験=軸形成、よって有益
-日本の就職活動やアメリカの大学(院)入試が学業のみならず課外活動も考慮する:課外活動=軸形成に寄与。よって有益(となると、ゴルフと麻雀しかしていなかった自分の学生時代も、ゴルフと麻雀が自分の精神的支柱を形成するような性質ものである限りにおいて有益と言える。さてどうなんだろうか)
-「日本人スポーツ選手が国内では強いけど海外で苦労する」:海外では彼らは技術的チャレンジのみならず内面的・本質的チャレンジに直面するので、技術的支柱のみならず内面的支柱まで形成しないとシンドイ
-「宮里藍は米国に根をはり英語までマスターしたことでようやく勝てるようになった」:米国に根を張ることで、軸を太くすると同時に精神的チャレンジに対するエクスポージャーを低減させることができたので、「技術的軸のことだけ気にすればよい」といった国内同様の状況に自分を置くことができた
-勝間和代の一連の本を読んでも、一向に勝間和代みたいになれない:彼女が示すtips(読んだことないのでわからんけど)が間違っているということではない。むしろきっと正しい。しかし、勝間和代が成功しているのは(仮に成功しているとするならば)、彼女が有する各種テクニカルなtipsのおかげではなく、彼女がこれまでの人生を通じて何か軸のようなものを獲得しているから。これは勝間和代がどれだけ丁寧に書籍に起こしても決して彼女自身から読者に伝承し得ないものであり、読者は結局のところ、勝間本を読む時間があるなら別途自分なりの軸を形成しないといけない
・ここUCLAのMBAでの2年間は、軸を太くするという意味で有益になりうるものと思う。ブラックショールズやら何やらはおそらく枝葉末節部分に過ぎず、公式を暗記したところでおそらく得られるものはあまりない。他方、遠い外国で、考え方の異なる同級生に対して、どう言えばうまく伝わるか必死に考えながらたどたどしい英語でコミュニケーションを図ることで、自分の価値観の軸が太くなるような気がしてきた。
日本国内のビジネススクールではあまり意味がないのではないかという自分の個人的な問題意識も、この文脈で個人的にはすっきりした。同じ大手町なり丸の内なりで働いている同質的な人々を相手にしていては、知識は増えるかもしれないけど軸は太くならないのではないか。下手糞な例を出すと、150km/hの速球を投げることができるようになるかもしれないけど、大リーグで勝てるようにはなれないのではないかという印象。
・眠いので推敲せずここで終わる。またそのうち頭の整理がついたところで再検討するかも。
・最近の日々が刺激的で十分軸を太くするのに役立っている気がしており、その裏返しで「軸を太くするツールとしての就職活動」に対する関心が多少薄れている。うーむ、ただの現実逃避か?
ハードディスク購入
・日本にいるとき買おうかどうしようか迷って結局買わなかった外付けハードディスクを買ってしまった。米国での定価がそもそもちょっと日本より安いし、円高だしといったあたりに背中を押されてしまった。バッファロー社の、いわゆるネットワークHDD。多くの会社であるようなネットワークドライブが、しかも1TBの大容量で実現した。
・細かい操作面でまだ納得しきれていない点もあるが(例:我が家にある3台のPCのうち、1台は問題なくネットワークドライブを認識してくれたが、2台はファイヤーウォールを解除しないと認識してくれない)、非常に気に入った。理由は
-情報を複数間のPCで共有できる点。Dropboxと同じだが、容量がDropboxの2GB強に対してハードディスクは1TB。おかげで、音楽も画像も動画も気兼ねなくネットワークドライブに突っ込むことができる。
-サクサク感。保存の作業を実行してから実際に保存されるまでの時間や、ネットワークドライブに保存したファイルを開くときかかる時間が、PCのハードディスクと何ら遜色ない。これまで、Dropboxに次ぐ第二の共有倉庫としてMicrosoftのSkydriveを利用していた。こいつはひとつのファイルを保存するだけで何分も時間を食うことから、最近は「Skydriveに保存するくらいなら削除する」という対応になりがちがった。でも今度からは、気兼ねなくネットワークドライブにサクサク保存してサクサク実行できる。
・とりあえず、PCのハードディスクやDVDに散らばっていた各種データを、目下次から次へとネットワークドライブに移管している。目下の恩恵は、iTUne用音楽ファイルをすべての端末で共有できるようになったこと。これからはPCの容量を気にする必要もないし、どの端末で保存するか考える必要もないし。
また、学校から配布される膨大な資料を逐次Scansnapで保存しているが、スキャンした紙も思いのほか重いことから、こうしたハードディスクが役に立つと思う。
他方、ゴルゴを全巻ネットワークドライブに入れてみたが、読む暇がないのでこれは単なる自己満足に終わりそう。
・懸念は耐久性。永久に情報が保持されることはないみたいなので、どこかのタイミングで新たなハードディスク購入→丸ごと移管といった作業をせねばいけないのかもしれない。また、アメリカから日本に戻るとき、運搬時の衝撃が結構リスキーな気もしている。
・細かい操作面でまだ納得しきれていない点もあるが(例:我が家にある3台のPCのうち、1台は問題なくネットワークドライブを認識してくれたが、2台はファイヤーウォールを解除しないと認識してくれない)、非常に気に入った。理由は
-情報を複数間のPCで共有できる点。Dropboxと同じだが、容量がDropboxの2GB強に対してハードディスクは1TB。おかげで、音楽も画像も動画も気兼ねなくネットワークドライブに突っ込むことができる。
-サクサク感。保存の作業を実行してから実際に保存されるまでの時間や、ネットワークドライブに保存したファイルを開くときかかる時間が、PCのハードディスクと何ら遜色ない。これまで、Dropboxに次ぐ第二の共有倉庫としてMicrosoftのSkydriveを利用していた。こいつはひとつのファイルを保存するだけで何分も時間を食うことから、最近は「Skydriveに保存するくらいなら削除する」という対応になりがちがった。でも今度からは、気兼ねなくネットワークドライブにサクサク保存してサクサク実行できる。
・とりあえず、PCのハードディスクやDVDに散らばっていた各種データを、目下次から次へとネットワークドライブに移管している。目下の恩恵は、iTUne用音楽ファイルをすべての端末で共有できるようになったこと。これからはPCの容量を気にする必要もないし、どの端末で保存するか考える必要もないし。
また、学校から配布される膨大な資料を逐次Scansnapで保存しているが、スキャンした紙も思いのほか重いことから、こうしたハードディスクが役に立つと思う。
他方、ゴルゴを全巻ネットワークドライブに入れてみたが、読む暇がないのでこれは単なる自己満足に終わりそう。
・懸念は耐久性。永久に情報が保持されることはないみたいなので、どこかのタイミングで新たなハードディスク購入→丸ごと移管といった作業をせねばいけないのかもしれない。また、アメリカから日本に戻るとき、運搬時の衝撃が結構リスキーな気もしている。
Friday, September 10, 2010
一週間終了!
・ようやく最初の一週間が終了。月曜日が祝日だったのにむちゃくちゃ疲れた。相変わらず宿題はどっさりあるけど、もう眠くて仕方ないので早めに寝ることにしたい。
・昨夜、夜中にがっつりケースを読もうと思い、さしあたりの腹ごしらえとして韓国スーパーで買った辛ラーメンを食べた。非常においしかったが、予定調和的に食後十数分で寝てしまった。辛うじて歯は磨いたが、朝起きたら明らかに胃の調子がおかしいしケースは読めていないし最悪。ちなみに、こちらでは昼に歯磨きする人は皆無で、ちょっと歯磨きするのがためらわれる...精神衛生的にやや気持ち悪い。
・辛ラーメンのおかげでケースを読めなかったので、午前中のケーススタディでは「予習を怠ってMBAの授業に参加するとどうなるか」ということに関する教訓を得る絶好の機会を得ることができた...隣のインド人のTもどうやら予習を怠っていたようで、二人で気配を殺しつつ読書に専念。しかしやっぱり「何か話さないと」というプレッシャーからは逃げられず、機を見てそれっぽいことを2,3回発言してみた。意外と受けたけど、やっぱり予習は大事。あと、どうしても時間がない場合は、フレームワークの紹介がされる参考文献は後回しでもよいかもしれない。授業でカバーされる可能性が高いので。
・ケースディスカッションは、議論に食らいついていればアドレナリンは出るので何となく壮快感・達成感は得られる。しかし、何を学んだのか頭を整理することが難しい。最後にたいていまとめタイムがあるけど、教授は画クラスメートが言い散らかしたことをほぼ全部ホワイトボードに書いて「そうですね、どれも重要ですね、ベリーグッド」とか言うだけ。
「ケーススタディを通じて得られるもの」についての現時点での自分の理解は、
-特定のケースそれ自体の教訓を暗記しても意味はない
-ただ、大抵、ケースを分析するためのフレームワークなり法則なりが授業の前後に予習教材や教授から提示されるので、そういったツールを整理して自分なりの忍法帳のようなものを紙なり脳みそなりに作る
でも、授業の端々に出てきたフレームワークとか公式とかを暗記するだけでは、せっかくのケーススタディの意義が十分ではない気がするので、もう少し頭の整理をしたいところ。少なくとも、サマースクールでやったスタバのケースで学んだことなど、復習していない今となっては極めて漠然としか頭に残っていない。
・そのほか、宿題であった「1分自己紹介」を実施。お手本の米国人先輩のパワポは基本的に絵・写真ばかりで字は排除されていた。しかし自分の場合、発音も拙いし日本の会社について文字情報なしで喋っても理解してもらえるとは到底思えなかったので、やむなくある程度文字も入れた。
驚いたのは、クラスメートの皆の暖かい視線。発表前数秒のちょっとした合間に、前方に座るクラスメートが「やあ、楽しみにしてるぞ、頑張れよ」とか励ましてくれたり、にこにこしていてくれたり。あと、小ネタを一応用意して臨んだのだが、無事笑いが取れたというどころか大爆笑してくれた(その他、手笛・歓声・地団太等もセット)。終わったあとは、自席近辺の同級生が拳をあわせて来たり、ハイタッチしてみたり。
彼らの反応は英語力・プレゼン力等にやや自信を欠く自分にとって非常にありがたいものであった。
・こういったアメリカ人の「斜に構えず、失敗を恐れず意見を述べたりチャレンジをしたりして、仲間のチャレンジを笑顔で歓迎できる資質」に改めて感心。思うに彼らの「斜に構えない、快活」というのは今の自分と真逆だ。日本ではクールに人の努力を小馬鹿にしつつ自分からは積極的には動かないという感じでやってきていたように思うが、やっぱりそれではいけないかなぁと割と強く感じた。
いずれにせよ、今自分が感じている「クールなことは決して格好いいことではないのではないか」という問題意識について、もう少し検証を重ねて(やっぱりクールでした、というオチもありうるので)、なぜ格好よくないのか等頭の整理をした上で日本に持ち帰りたい。けだし、このへんがまさに日本のアントレプレナーシップ/新陳代謝/自己改革といった「過去十数年、言われ続けているのに変われない」といった問題のひとつの鍵であるような気がしている。
いろいろな経済評論家が論じるとおり、日本の若者が比較的クール/シニカル/受身なのは日本経済の停滞・閉塞感が一因であるのは確かにそうだろう。しかし、当事者の若者としては、「政治・経済がひどいのだから仕方ない」と自己正当化を図るのはやや格好悪い気がする。仮に政治経済のせいだとしても、心の持ちようとしては「政治経済が悪くても、外国等から学べるものは何でも学んで、快活/ポジティブ/Enthusiastic」になることを志向するほうが健全だと思うので、何かそういう方面に寄与できないかとふと思った。
さしあたり、外出中は常時微笑でもしてみるか?それもまた違う気がするけど。あるいは、「勝手に日本人の若者全員を冷めたひねくれ者にするな、それはお前だけだ」という日本人からの批判もあるのかもしれないけど。
・一週間クラスにいてわかってきたが、クラスメートの結構な割合の人が、高校あるいは大学から海を渡りアメリカに来て、そのままアメリカにいる感じみたい。それで当地でそれなりの所得を稼ぎ、さらに精進するべくMBAの門を叩いている。なんというか、きわめて非日本的で刺激的だ。
・昨夜、夜中にがっつりケースを読もうと思い、さしあたりの腹ごしらえとして韓国スーパーで買った辛ラーメンを食べた。非常においしかったが、予定調和的に食後十数分で寝てしまった。辛うじて歯は磨いたが、朝起きたら明らかに胃の調子がおかしいしケースは読めていないし最悪。ちなみに、こちらでは昼に歯磨きする人は皆無で、ちょっと歯磨きするのがためらわれる...精神衛生的にやや気持ち悪い。
・辛ラーメンのおかげでケースを読めなかったので、午前中のケーススタディでは「予習を怠ってMBAの授業に参加するとどうなるか」ということに関する教訓を得る絶好の機会を得ることができた...隣のインド人のTもどうやら予習を怠っていたようで、二人で気配を殺しつつ読書に専念。しかしやっぱり「何か話さないと」というプレッシャーからは逃げられず、機を見てそれっぽいことを2,3回発言してみた。意外と受けたけど、やっぱり予習は大事。あと、どうしても時間がない場合は、フレームワークの紹介がされる参考文献は後回しでもよいかもしれない。授業でカバーされる可能性が高いので。
・ケースディスカッションは、議論に食らいついていればアドレナリンは出るので何となく壮快感・達成感は得られる。しかし、何を学んだのか頭を整理することが難しい。最後にたいていまとめタイムがあるけど、教授は画クラスメートが言い散らかしたことをほぼ全部ホワイトボードに書いて「そうですね、どれも重要ですね、ベリーグッド」とか言うだけ。
「ケーススタディを通じて得られるもの」についての現時点での自分の理解は、
-特定のケースそれ自体の教訓を暗記しても意味はない
-ただ、大抵、ケースを分析するためのフレームワークなり法則なりが授業の前後に予習教材や教授から提示されるので、そういったツールを整理して自分なりの忍法帳のようなものを紙なり脳みそなりに作る
でも、授業の端々に出てきたフレームワークとか公式とかを暗記するだけでは、せっかくのケーススタディの意義が十分ではない気がするので、もう少し頭の整理をしたいところ。少なくとも、サマースクールでやったスタバのケースで学んだことなど、復習していない今となっては極めて漠然としか頭に残っていない。
・そのほか、宿題であった「1分自己紹介」を実施。お手本の米国人先輩のパワポは基本的に絵・写真ばかりで字は排除されていた。しかし自分の場合、発音も拙いし日本の会社について文字情報なしで喋っても理解してもらえるとは到底思えなかったので、やむなくある程度文字も入れた。
驚いたのは、クラスメートの皆の暖かい視線。発表前数秒のちょっとした合間に、前方に座るクラスメートが「やあ、楽しみにしてるぞ、頑張れよ」とか励ましてくれたり、にこにこしていてくれたり。あと、小ネタを一応用意して臨んだのだが、無事笑いが取れたというどころか大爆笑してくれた(その他、手笛・歓声・地団太等もセット)。終わったあとは、自席近辺の同級生が拳をあわせて来たり、ハイタッチしてみたり。
彼らの反応は英語力・プレゼン力等にやや自信を欠く自分にとって非常にありがたいものであった。
・こういったアメリカ人の「斜に構えず、失敗を恐れず意見を述べたりチャレンジをしたりして、仲間のチャレンジを笑顔で歓迎できる資質」に改めて感心。思うに彼らの「斜に構えない、快活」というのは今の自分と真逆だ。日本ではクールに人の努力を小馬鹿にしつつ自分からは積極的には動かないという感じでやってきていたように思うが、やっぱりそれではいけないかなぁと割と強く感じた。
いずれにせよ、今自分が感じている「クールなことは決して格好いいことではないのではないか」という問題意識について、もう少し検証を重ねて(やっぱりクールでした、というオチもありうるので)、なぜ格好よくないのか等頭の整理をした上で日本に持ち帰りたい。けだし、このへんがまさに日本のアントレプレナーシップ/新陳代謝/自己改革といった「過去十数年、言われ続けているのに変われない」といった問題のひとつの鍵であるような気がしている。
いろいろな経済評論家が論じるとおり、日本の若者が比較的クール/シニカル/受身なのは日本経済の停滞・閉塞感が一因であるのは確かにそうだろう。しかし、当事者の若者としては、「政治・経済がひどいのだから仕方ない」と自己正当化を図るのはやや格好悪い気がする。仮に政治経済のせいだとしても、心の持ちようとしては「政治経済が悪くても、外国等から学べるものは何でも学んで、快活/ポジティブ/Enthusiastic」になることを志向するほうが健全だと思うので、何かそういう方面に寄与できないかとふと思った。
さしあたり、外出中は常時微笑でもしてみるか?それもまた違う気がするけど。あるいは、「勝手に日本人の若者全員を冷めたひねくれ者にするな、それはお前だけだ」という日本人からの批判もあるのかもしれないけど。
・一週間クラスにいてわかってきたが、クラスメートの結構な割合の人が、高校あるいは大学から海を渡りアメリカに来て、そのままアメリカにいる感じみたい。それで当地でそれなりの所得を稼ぎ、さらに精進するべくMBAの門を叩いている。なんというか、きわめて非日本的で刺激的だ。
Thursday, September 9, 2010
中休み
・今日は午前中が自由時間で、午後は任意参加のサンタモニカビーチタイムだった。
・午前中はまず、来週行われるクラス対抗運動会に備え、クラスの応援コールを決めた。クラスがB組なので、Bにちなんだ「Bee」とか「Be Go」とか「B will rock you!」とかが次々と提案されていく感じ。こんなことでも、アメリカ人の学生は皆、目を輝かせながら思い思いに自分の意見を述べていく。いいネタが出たら素直に賛意を示し、ときに「あいつの提案いいじゃん!ためしにやってみよう。せーの」とかいって一瞬にして予行練習が始まったり。日本で自分がこういう企画を主導する立場にいた場合、メンバーを乗せる・Encourageすることに神経の大半を注ぎ込むように思う。ここではそんなことに神経を使う必要なんてないのだろうか。となると、「not so motivatedだったメンバーをencourageした結果、すごい結果を出した俺はすごい」とした自分のMBA出願エッセイはアメリカ人の審査官に理解されていないのではないか...
・こういうのを見ていると、アメリカ人はシニシズムとは無縁なのかなと思う。やや内気に意見を控えている人こそいても、そういった人もちゃんと議論に入り込んでいて、時に賛意を大声で表明したりしている。
斜に構えて「俺知らん」という態度を取っている人は皆無。
自分を含めた留学生が結果的にそういう態度に見えてしまいがち。自分はそう見られなくないので、必要以上に頑張って予行演習に参加してみたりした...
・やや飛躍するけど、彼らを見ていて、このオプティミズムがアメリカの強さの原動力なのかなとちょっと感じた。これと比べると、日本は自分を含めて「頑張っている人を冷笑する人」「批評家」「できない理由を言わせたらすごい人」の類が多すぎる。そんな多くのニヒリストの一部でも、「とにかくやってみよう」型の人に切り替わると、もしかすると日本でもアントレ/再チャレンジ/流動的/ベンチャーキャピタル的な風土が生まれて新陳代謝に成功するのかもしれない。
いつぞやのコミュニケーションのワークショップで、「決して人を批判するな」と言われたが、その趣旨がなんとなくわかった気がした。
・午後のビーチはパスして、懸案の免許取得のためサンタモニカのDMVへ。到着するも入り口には各種手続きを待つ長蛇の列。詳細はパスするが、ぱっと見レベルでオペレーションに問題がありすぎる。
そしてあろうことか午後3時頃、あと少しで受付というところで「本日営業終了時間までに対応できるキャパシティを超えた。悪いがもう無理なので、帰ってくれ」と自分を含めたウン十人の人が追い出されてしまった。まあ終了時間1分前に言われるよりはすっきりしているんだけど、日本的根性論からすると、終了1分前まで頑張ってからそういうことを言ってくれよと言いたくなったり。
・その後、トーランスに向かいカーディーラーにて車関係の諸事務。その後同地域にある、笹塚に本店があり馴染みだったイタリアンのIL CHIANTYにて夕飯を食べて帰宅。それにしてもトーランスは日本人地域というが、一体どこに日本人集落(?)があるのだろう。見てみたいものだ。
・現在は明日の宿題である約50ページのリーディングと格闘中。あと30ページほどあり、絶望心からブログに逃げてきた次第。おそらくここからGmail→Facebook→Twitter...と魔の無限ループにはまる気がするので、これが終わったら取りあえず風呂に行こう。
・午前中はまず、来週行われるクラス対抗運動会に備え、クラスの応援コールを決めた。クラスがB組なので、Bにちなんだ「Bee」とか「Be Go」とか「B will rock you!」とかが次々と提案されていく感じ。こんなことでも、アメリカ人の学生は皆、目を輝かせながら思い思いに自分の意見を述べていく。いいネタが出たら素直に賛意を示し、ときに「あいつの提案いいじゃん!ためしにやってみよう。せーの」とかいって一瞬にして予行練習が始まったり。日本で自分がこういう企画を主導する立場にいた場合、メンバーを乗せる・Encourageすることに神経の大半を注ぎ込むように思う。ここではそんなことに神経を使う必要なんてないのだろうか。となると、「not so motivatedだったメンバーをencourageした結果、すごい結果を出した俺はすごい」とした自分のMBA出願エッセイはアメリカ人の審査官に理解されていないのではないか...
・こういうのを見ていると、アメリカ人はシニシズムとは無縁なのかなと思う。やや内気に意見を控えている人こそいても、そういった人もちゃんと議論に入り込んでいて、時に賛意を大声で表明したりしている。
斜に構えて「俺知らん」という態度を取っている人は皆無。
自分を含めた留学生が結果的にそういう態度に見えてしまいがち。自分はそう見られなくないので、必要以上に頑張って予行演習に参加してみたりした...
・やや飛躍するけど、彼らを見ていて、このオプティミズムがアメリカの強さの原動力なのかなとちょっと感じた。これと比べると、日本は自分を含めて「頑張っている人を冷笑する人」「批評家」「できない理由を言わせたらすごい人」の類が多すぎる。そんな多くのニヒリストの一部でも、「とにかくやってみよう」型の人に切り替わると、もしかすると日本でもアントレ/再チャレンジ/流動的/ベンチャーキャピタル的な風土が生まれて新陳代謝に成功するのかもしれない。
いつぞやのコミュニケーションのワークショップで、「決して人を批判するな」と言われたが、その趣旨がなんとなくわかった気がした。
・午後のビーチはパスして、懸案の免許取得のためサンタモニカのDMVへ。到着するも入り口には各種手続きを待つ長蛇の列。詳細はパスするが、ぱっと見レベルでオペレーションに問題がありすぎる。
そしてあろうことか午後3時頃、あと少しで受付というところで「本日営業終了時間までに対応できるキャパシティを超えた。悪いがもう無理なので、帰ってくれ」と自分を含めたウン十人の人が追い出されてしまった。まあ終了時間1分前に言われるよりはすっきりしているんだけど、日本的根性論からすると、終了1分前まで頑張ってからそういうことを言ってくれよと言いたくなったり。
・その後、トーランスに向かいカーディーラーにて車関係の諸事務。その後同地域にある、笹塚に本店があり馴染みだったイタリアンのIL CHIANTYにて夕飯を食べて帰宅。それにしてもトーランスは日本人地域というが、一体どこに日本人集落(?)があるのだろう。見てみたいものだ。
・現在は明日の宿題である約50ページのリーディングと格闘中。あと30ページほどあり、絶望心からブログに逃げてきた次第。おそらくここからGmail→Facebook→Twitter...と魔の無限ループにはまる気がするので、これが終わったら取りあえず風呂に行こう。
Wednesday, September 8, 2010
何もできず
・米国人を入れての初めての授業。お題はリーダーシップ。どっさりある事前課題を読んだことを前提として、リーダーシップについてディスカッションを行った。教授は中国系の女性で、アジア的しなやかさとアメリカ的バイタリティを併せ持つ感じの人。
・授業は予想を遥かに超える展開となった。アメリカ人がしゃべるしゃべる。デフォルトが挙手状態ってどういうことよって感じの人が複数人いる。しかも、「俺はちょっとこんな角度で考えてみたんだけど」とか「たとえばこんな例はどうだろう」とか「ちょっとブレイクダウンしてみたんだけど」とか、基本的に皆、前の人の発言に応対するというよりは思ったことをとりあえず述べて、前後の会話とかみ合っていればラッキーといった感じ。教授も全く止めずニコニコしているので、こういった「カオスの中から何かを生み出す」というのが一つの確立された授業運営方式なのかもしれない。とはいえ、「静かにしろよ、彼女の話を聞こうぜ」とか「Nice idea、but」とか、matureなことを言う人も少なからず存在している。
・自分は開始数十分まったく入り込めず死体。途中思いついた「日本の政治におけるリーダーシップの不在と、それでも回っている日本の政府機能」についてコメントをしようと思ったがまったく入り込めず、日本政治の問題は日の目を見ないままとなった。
途中から「何か話さないと」というプレッシャーが強くなり、その結果途中で1,2回あまり重要ではないコメントをして終了。仮に発言することそれ自体が加点対象となるのであるなら、コミュニケーション能力を相当カイゼンしないといけないかもしれない。
・午後、スタディグループで初のミーティング。男4、女1で、男は皆Finance Guysということが判明。あえて言うなら自分だけがPseudo Finance Guyといったところ。自分の貢献余地が一気に圧縮された格好となり多少焦る。女の子は我らがターゲットで人事をやっていたとのこと。Facobookの友達が1,000人もいるのだが、どうマネージしているのか聞いてみたいところだ。アクの強そうな人が多いが、まあ命までは取られないだろうと早くもボトムラインは相当低め。
・今日は心底疲れた。隣の席のクラスメートには、まったくディスカッションに混ざれなかったので申し訳なくてFacobookのオファーをまだ出せていない。こんなんで大丈夫なのかと結構不安。
・夜は同級生のスリランカ人のSと台湾出身米国市民のRとクラスメートの日本人で「まんぷく」で焼肉。日本に親近感を持ってくれている二人が気を使ってくれた格好で、非常にありがたい。クラスには何人かこういった感じで留学生に気を使ってくれている人がいるので(主にアジア系。海を渡る苦労を理解してくれるのかな)、優しくしてくれているうちに半人前くらいにはなっておきたい。ちなみに焼肉は、1)肉の種類等好き嫌いがある2)日本的というか英訳するとKorean BBQ等の理由で、「日本人による国際交流のツール」としては若干いけてない気がしてきた。実際、「次回は焼くのも大変だろうし、トンカツとかにしようぜ」という話になった...
・授業は予想を遥かに超える展開となった。アメリカ人がしゃべるしゃべる。デフォルトが挙手状態ってどういうことよって感じの人が複数人いる。しかも、「俺はちょっとこんな角度で考えてみたんだけど」とか「たとえばこんな例はどうだろう」とか「ちょっとブレイクダウンしてみたんだけど」とか、基本的に皆、前の人の発言に応対するというよりは思ったことをとりあえず述べて、前後の会話とかみ合っていればラッキーといった感じ。教授も全く止めずニコニコしているので、こういった「カオスの中から何かを生み出す」というのが一つの確立された授業運営方式なのかもしれない。とはいえ、「静かにしろよ、彼女の話を聞こうぜ」とか「Nice idea、but」とか、matureなことを言う人も少なからず存在している。
・自分は開始数十分まったく入り込めず死体。途中思いついた「日本の政治におけるリーダーシップの不在と、それでも回っている日本の政府機能」についてコメントをしようと思ったがまったく入り込めず、日本政治の問題は日の目を見ないままとなった。
途中から「何か話さないと」というプレッシャーが強くなり、その結果途中で1,2回あまり重要ではないコメントをして終了。仮に発言することそれ自体が加点対象となるのであるなら、コミュニケーション能力を相当カイゼンしないといけないかもしれない。
・午後、スタディグループで初のミーティング。男4、女1で、男は皆Finance Guysということが判明。あえて言うなら自分だけがPseudo Finance Guyといったところ。自分の貢献余地が一気に圧縮された格好となり多少焦る。女の子は我らがターゲットで人事をやっていたとのこと。Facobookの友達が1,000人もいるのだが、どうマネージしているのか聞いてみたいところだ。アクの強そうな人が多いが、まあ命までは取られないだろうと早くもボトムラインは相当低め。
・今日は心底疲れた。隣の席のクラスメートには、まったくディスカッションに混ざれなかったので申し訳なくてFacobookのオファーをまだ出せていない。こんなんで大丈夫なのかと結構不安。
・夜は同級生のスリランカ人のSと台湾出身米国市民のRとクラスメートの日本人で「まんぷく」で焼肉。日本に親近感を持ってくれている二人が気を使ってくれた格好で、非常にありがたい。クラスには何人かこういった感じで留学生に気を使ってくれている人がいるので(主にアジア系。海を渡る苦労を理解してくれるのかな)、優しくしてくれているうちに半人前くらいにはなっておきたい。ちなみに焼肉は、1)肉の種類等好き嫌いがある2)日本的というか英訳するとKorean BBQ等の理由で、「日本人による国際交流のツール」としては若干いけてない気がしてきた。実際、「次回は焼くのも大変だろうし、トンカツとかにしようぜ」という話になった...
Tuesday, September 7, 2010
本プログラム初日
・本プログラム初日。朝食→Deanの挨拶等各種オリエンテーション→グループアクティブティ→昼食→クラスでオリエンテーション といった感じで、授業はないものの非常にタイトな一日であった。
・一日中自己紹介とかsmall talkをやっていた感じ。さすがに自己紹介くらいはできるようになってきたので、名前を聞いて、軽く与太話をして、電話番号とかFacobookとかを通じて連絡先を交換してというルーティンを繰り返した。初めてのクラス全体に対する自己紹介のお題は「Favorite Food.」ためしにIn-n-Outのアニマルスタイルと言ったところ意外と受けてよかったよかった。
・出願結果についての説明があったが、いくつか記憶に残っているのは
-倍率が10倍を切っている:低っ。ラッキー。
-アメリカ人、37州から応募があり20強の州から合格者が出たとのこと。日本の大学で「今年の合格者は18の都道府県から構成されています」という状況はなかなか想像できないので何となく違和感があった。
-あいかわらず日本人の出願者数はトップクラスだそう。なんでだろう?よく考えれば考えるほどわからなくなる。
・オリエンテーション期に実施される「Leadership Foundation」のコースパケットが配布された。滅茶苦茶でかい。もうアホかと言いたくなる。せっかく新しいリュックを買ったのに、早くも臨界点。
・向こう当面のスタディグループが発表された。アメリカ白人3、スペイン1、自分といった構成。
・ちょっとした会話に入り込むことができず苦労中。ごにょごにょ話されると辛い...
・一日中自己紹介とかsmall talkをやっていた感じ。さすがに自己紹介くらいはできるようになってきたので、名前を聞いて、軽く与太話をして、電話番号とかFacobookとかを通じて連絡先を交換してというルーティンを繰り返した。初めてのクラス全体に対する自己紹介のお題は「Favorite Food.」ためしにIn-n-Outのアニマルスタイルと言ったところ意外と受けてよかったよかった。
・出願結果についての説明があったが、いくつか記憶に残っているのは
-倍率が10倍を切っている:低っ。ラッキー。
-アメリカ人、37州から応募があり20強の州から合格者が出たとのこと。日本の大学で「今年の合格者は18の都道府県から構成されています」という状況はなかなか想像できないので何となく違和感があった。
-あいかわらず日本人の出願者数はトップクラスだそう。なんでだろう?よく考えれば考えるほどわからなくなる。
・オリエンテーション期に実施される「Leadership Foundation」のコースパケットが配布された。滅茶苦茶でかい。もうアホかと言いたくなる。せっかく新しいリュックを買ったのに、早くも臨界点。
・向こう当面のスタディグループが発表された。アメリカ白人3、スペイン1、自分といった構成。
・ちょっとした会話に入り込むことができず苦労中。ごにょごにょ話されると辛い...
Monday, September 6, 2010
マリブビーチ
今日はLabor Dayという祝日で学校が休み。明日からいよいよ学校が始まる。おそらく多くのMBAプログラムで明日が何かしらスタートの日になるのではないだろうか。
今日もやっぱり寝坊したので、近場のマリブビーチに行った。自分が昔仕事で通い詰めていた山口県岩国市にも麻里布という繁華街があるが、なにか関係があるのだろうか。ちなみに岩国は酒が非常に美味しかった印象が強い。「獺祭(だっさい)」と、あともう一つ何だったっけ。食べ物もおいしかったし(ただし駅前のラーメンは言うほど美味しくないような...)、人生でもう一度訪ねたい街の一つである。
マリブビーチ、海自体には行かず、海岸沿いの道にあるわりと有名らしい「Geoffery Malibu」へ。海岸沿いにある風光明媚なレストラン。そこで、ちゅるっと生ガキを食べたり、食った気にならないおしゃれなものを食べたり、運転をしない妻は酒に強くもないのにおしゃれなカクテルを飲んだりした。家族三人で100ドル超えはややしんどいが、たまにはいい、のかな...
その後帰宅して、アパート内のプールで娘とひと泳ぎして、家でパスタとワインの晩飯を食べた。そんでブログを書いて、宿題に取り掛かろうかと思ったら寝てしまい...といった一日でした。のんびりしてますなぁ。
あと、友人のFacebookを見て、Pejuというワイナリーに興味を持った。また今度行ってみよう。
今日もやっぱり寝坊したので、近場のマリブビーチに行った。自分が昔仕事で通い詰めていた山口県岩国市にも麻里布という繁華街があるが、なにか関係があるのだろうか。ちなみに岩国は酒が非常に美味しかった印象が強い。「獺祭(だっさい)」と、あともう一つ何だったっけ。食べ物もおいしかったし(ただし駅前のラーメンは言うほど美味しくないような...)、人生でもう一度訪ねたい街の一つである。
マリブビーチ、海自体には行かず、海岸沿いの道にあるわりと有名らしい「Geoffery Malibu」へ。海岸沿いにある風光明媚なレストラン。そこで、ちゅるっと生ガキを食べたり、食った気にならないおしゃれなものを食べたり、運転をしない妻は酒に強くもないのにおしゃれなカクテルを飲んだりした。家族三人で100ドル超えはややしんどいが、たまにはいい、のかな...
その後帰宅して、アパート内のプールで娘とひと泳ぎして、家でパスタとワインの晩飯を食べた。そんでブログを書いて、宿題に取り掛かろうかと思ったら寝てしまい...といった一日でした。のんびりしてますなぁ。
あと、友人のFacebookを見て、Pejuというワイナリーに興味を持った。また今度行ってみよう。
Sunday, September 5, 2010
コリアタウン・リトルトーキョー
・今日も寝坊。遠出を諦め、近場のコリアタウンで評判のSO KONG DONGにスンドゥブを食べに行った。
スンドゥブは、まず具材を「盛り合わせ」とか「豚肉」とか「牡蠣」とかから選び、次に辛さを「very hot」から「mild」のいずれかから選ぶ感じ。ごはんと大量のキムチがついて9ドルとお手頃価格。
妻はregular hotを頼んだが、自分は娘が食べられるようにmild(豆乳だけ、唐辛子ゼロ)を頼んだ。悪くはなかったが、やっぱり辛くないと雰囲気が出ない。なんとなく物足りなさが残ってしまった。
また、妻のRegular Hotを少しもらったが、そんなに辛くなかった。たぶん関係ないけど、美味しんぼ初期のキムチの話で、韓国から来た社長さんが日本のキムチを食べて「・・・このキムチは辛すぎる」と激怒して宴席を中座したシーンを思い出した。いずれにせよ次はVery Hotを食べてみたい。
・その後、隣にあるHan Namという韓国スーパーへ。日系のMitsuwaやNijiyaも結構感動したが、勢いがまったく比較にならないくらいすごい。一つの店舗の中にアメ横が入っているかのような賑わいがあり楽しかった。
店のおばちゃんに「毎日作ってるから新鮮ですよ」とそそのかされ、ありえない量の韓国海苔を買ってしまったが、よく考えたら、ある程度大きなメーカーであるならそりゃあ毎日工場で海苔を生産していてもおかしくない。
その他、何に使うかわからないけど大量の唐辛子とか、どでかいキムチとかを購入。
・その後、フリーウェイをくぐるような感じでダウンタウンへ入り、リトルトーキョーへ。
各種観光スポットを一通り見たが、コリアタウンとは比較にならないくらいさびれている。コリアタウンが「環八沿い」だとしたら、リトルトーキョーは「地方都市の駅前」といった感じ。遠く日本からLAに渡った日本の先輩方の努力は称賛に値するのだろうけど、後進はあまり頑張れていないな、少なくとも隣国と比べると。
・初めてダウンタウンに入ったが、本当にさびれている。NYやシカゴとはまったく違って、行く用事もないし行きたいと思えない。広島の本通りの方がよほど栄えているぞ。。。しかも夜にはホームレスが大量発生するって、どんなバイオハザードだよと言いたくなる。。。
・夜はリトルオーサカことSawtelleのYAKITORIYAへ。美味しいと評判のそぼろご飯は本当に美味い。
ただ、ひとりあたり最低5本食べないとペナルティが発生するということなのだが、1歳の娘も頭数に入れるのはなんとかならんのか。食べ過ぎて気持ち悪い。
・帰り道、家にあったSIMIというワインがなくなったので、RalphsでRutherford Hillというナパバレーのワインを購入。SIMIはけっこう重い感じだったけど、今回は軽くてジュースみたい。
スンドゥブは、まず具材を「盛り合わせ」とか「豚肉」とか「牡蠣」とかから選び、次に辛さを「very hot」から「mild」のいずれかから選ぶ感じ。ごはんと大量のキムチがついて9ドルとお手頃価格。
妻はregular hotを頼んだが、自分は娘が食べられるようにmild(豆乳だけ、唐辛子ゼロ)を頼んだ。悪くはなかったが、やっぱり辛くないと雰囲気が出ない。なんとなく物足りなさが残ってしまった。
また、妻のRegular Hotを少しもらったが、そんなに辛くなかった。たぶん関係ないけど、美味しんぼ初期のキムチの話で、韓国から来た社長さんが日本のキムチを食べて「・・・このキムチは辛すぎる」と激怒して宴席を中座したシーンを思い出した。いずれにせよ次はVery Hotを食べてみたい。
・その後、隣にあるHan Namという韓国スーパーへ。日系のMitsuwaやNijiyaも結構感動したが、勢いがまったく比較にならないくらいすごい。一つの店舗の中にアメ横が入っているかのような賑わいがあり楽しかった。
店のおばちゃんに「毎日作ってるから新鮮ですよ」とそそのかされ、ありえない量の韓国海苔を買ってしまったが、よく考えたら、ある程度大きなメーカーであるならそりゃあ毎日工場で海苔を生産していてもおかしくない。
その他、何に使うかわからないけど大量の唐辛子とか、どでかいキムチとかを購入。
・その後、フリーウェイをくぐるような感じでダウンタウンへ入り、リトルトーキョーへ。
各種観光スポットを一通り見たが、コリアタウンとは比較にならないくらいさびれている。コリアタウンが「環八沿い」だとしたら、リトルトーキョーは「地方都市の駅前」といった感じ。遠く日本からLAに渡った日本の先輩方の努力は称賛に値するのだろうけど、後進はあまり頑張れていないな、少なくとも隣国と比べると。
・初めてダウンタウンに入ったが、本当にさびれている。NYやシカゴとはまったく違って、行く用事もないし行きたいと思えない。広島の本通りの方がよほど栄えているぞ。。。しかも夜にはホームレスが大量発生するって、どんなバイオハザードだよと言いたくなる。。。
・夜はリトルオーサカことSawtelleのYAKITORIYAへ。美味しいと評判のそぼろご飯は本当に美味い。
ただ、ひとりあたり最低5本食べないとペナルティが発生するということなのだが、1歳の娘も頭数に入れるのはなんとかならんのか。食べ過ぎて気持ち悪い。
・帰り道、家にあったSIMIというワインがなくなったので、RalphsでRutherford Hillというナパバレーのワインを購入。SIMIはけっこう重い感じだったけど、今回は軽くてジュースみたい。
Saturday, September 4, 2010
ハリウッド
・土曜日だが寝坊したので、近場のハリウッド観光でお茶を濁すことにした。うちから5分でビバリーヒルズで、それを通り過ぎてさらに5分で到着。
・しかし、手ごろな駐車場を見つけられないうち、適当に入った駐車場で20ドルも取られてしまいびっくり。
・その後、Kodak Theaterの隣にあるショッピングモールへ。そこに入っている「The Grill on Hollywood」で昼食を食べた。自分はステーキ、妻は神戸牛ハンバーガー。両方とも、安くはないけどとても美味しかった。
・他方、観光地としてのハリウッドはかなり微妙。チャイニーズシアターを見て以上。。。おそらくハリウッドは地元の人が夜とかにお目当ての店に遊びに行くにはいいのだろうけど、観光地ではないと感じた。
・しかし、手ごろな駐車場を見つけられないうち、適当に入った駐車場で20ドルも取られてしまいびっくり。
・その後、Kodak Theaterの隣にあるショッピングモールへ。そこに入っている「The Grill on Hollywood」で昼食を食べた。自分はステーキ、妻は神戸牛ハンバーガー。両方とも、安くはないけどとても美味しかった。
・他方、観光地としてのハリウッドはかなり微妙。チャイニーズシアターを見て以上。。。おそらくハリウッドは地元の人が夜とかにお目当ての店に遊びに行くにはいいのだろうけど、観光地ではないと感じた。
Friday, September 3, 2010
オリエンテーション2日目
・留学生向けオリエンテーション2日目。今日は就職関係の説明の日。就職課からのプレゼンの後、2年生の留学生によるパネルディスカッションを経て、最後にAngelika先生というビジネスコミュニケーションの先生による「留学生のためのビジネスコミュニケーション」なるワークショップをこなした。
就職課の説明はもうこれで3回目。多少飽きてきたが、同じ話を繰り返し手を変え品を変え聞くことで少し頭の整理がついてきた。うすうす思っていたがやっぱり、MBAで得られるものをフルに吸収するためには就職活動に足を突っ込んでみる必要があるようだ。
半分、すなわちエクセルなりパワポなりブラックショールズなりについては、授業に食らいつくことで問題なく(大変は大変だろうけど)修得できる気がする。
他方、残りの半分、すなわちコミュニケーション能力とかアメリカ及び各国の文化・歴史に対する最低限度の理解とか交渉能力とかを修得ためには就職活動が極めて重要であるように思われる。職を得るために、勉強をこなしつつその一方で死ぬ気でコミュニケーション能力を高め自己分析・企業分析をこなしネットワーキングイベントをこなす。このプロセスはMBA受験よりも余程チャレンジングに思えるが、逆に言うとMBA受験なんてものではなく自己を成長させてくれるだろう。周囲の同級生がこの過酷なプロセスをくぐり抜けるのを傍目に自分だけそうした就職活動プロセスに入り込まず旅行ゴルフに耽溺してしまうと(あるいは、勉強に専念しても、それだけではダメかもしれない)、間違いなくこの2年間で同級生にかなり差をつけられてしまう。そう思い、社費という補助輪付でMBAサバイバルレースに参入している自分のステータスに潜むリスクを痛感せざるを得なかった。
ということで、フルタイムは当然探さないがインターンはチャンスを模索することにする。もちろん、企業の人事部には「ひとえに成長のためであり、御社でフルタイムで働くことは社費という都合上ないんですよね」とバカ正直には言えないんだろうけど。
ところで「就職にあたってはFacebookではなくLinkedInを使え」という話が面白かった。LinkedInは、常に本人が最新情報を更新してくれる名刺だと思っていいとのこと。たしかに、はるか昔に連絡先を交換した知人のLinkedInアカウントをなにげなく再チェックしてみると、職場も趣味も、すべてリニューアルされている。
おかげで、無駄な名刺コレクション→使う頃には転職してて既に不在 といった不毛は回避できそう。
就職課の説明はもうこれで3回目。多少飽きてきたが、同じ話を繰り返し手を変え品を変え聞くことで少し頭の整理がついてきた。うすうす思っていたがやっぱり、MBAで得られるものをフルに吸収するためには就職活動に足を突っ込んでみる必要があるようだ。
半分、すなわちエクセルなりパワポなりブラックショールズなりについては、授業に食らいつくことで問題なく(大変は大変だろうけど)修得できる気がする。
他方、残りの半分、すなわちコミュニケーション能力とかアメリカ及び各国の文化・歴史に対する最低限度の理解とか交渉能力とかを修得ためには就職活動が極めて重要であるように思われる。職を得るために、勉強をこなしつつその一方で死ぬ気でコミュニケーション能力を高め自己分析・企業分析をこなしネットワーキングイベントをこなす。このプロセスはMBA受験よりも余程チャレンジングに思えるが、逆に言うとMBA受験なんてものではなく自己を成長させてくれるだろう。周囲の同級生がこの過酷なプロセスをくぐり抜けるのを傍目に自分だけそうした就職活動プロセスに入り込まず旅行ゴルフに耽溺してしまうと(あるいは、勉強に専念しても、それだけではダメかもしれない)、間違いなくこの2年間で同級生にかなり差をつけられてしまう。そう思い、社費という補助輪付でMBAサバイバルレースに参入している自分のステータスに潜むリスクを痛感せざるを得なかった。
ということで、フルタイムは当然探さないがインターンはチャンスを模索することにする。もちろん、企業の人事部には「ひとえに成長のためであり、御社でフルタイムで働くことは社費という都合上ないんですよね」とバカ正直には言えないんだろうけど。
ところで「就職にあたってはFacebookではなくLinkedInを使え」という話が面白かった。LinkedInは、常に本人が最新情報を更新してくれる名刺だと思っていいとのこと。たしかに、はるか昔に連絡先を交換した知人のLinkedInアカウントをなにげなく再チェックしてみると、職場も趣味も、すべてリニューアルされている。
おかげで、無駄な名刺コレクション→使う頃には転職してて既に不在 といった不毛は回避できそう。
Thursday, September 2, 2010
飲み会挑戦
午前中に留学生向けオリエンテーションを済ませた後、夕方5時から(!)現地人たる米国人を含めて
B組(Section B)全体の飲み会が開催された。学年全体が350人でクラスが5つなので、ざっくり1セクション70名といったところだと思うが、参加者は30名ほど。
場所は、最初「車でちょっと行ったところにある、サンタモニカの隠れ家的名店」になりかけたが、未だ地理に疎い自分がメーリングリストで「日本から来た素人なので、学校の近場で勘弁してくれ」としたところ、数名から賛同を得ることができ、学校近くのOhara'sというバーになった。キャパシティ100人くらいで、壁一面にテレビがあり、様々なスポーツが中継されている。
場所を近所にしてくれと頼んだ手前早めに行ったところ、なんと誰もいない。店員に「今日ここでちょっとしたパーティがあると聞いたが?」と振っても「さあ、そんなの毎日あるからよくわからない」とつれない対応。
しばらく待っていると少しずつ人が現れたが、最初に現れたアメリカの白人に「で、今日の『ボール』はどんな感じなんだっけ?」と聞かれどぎまぎ。ボールって何だよと思っていたら、その後現れた別のアメリカ人によるとアメフトのことらしい。いくらなんでもいきなりアメフトの話で盛り上がるのはしんどい。。。
米国人と飲み交わすという意味では初めての体験ということもあり(※以前行われた就職説明会で、隣の学生と雑談程度の経験はあったが)、午前中の説明会で重ね重ね「Go out from your comfort zone!」と言われたいたこともあり、せいぜい背伸びして頑張ってみた。自己紹介して名前聞いて(もちろん、名前は聞き返されるし、相手の名前は聞き取れない)、いつLAに来たのかどこから来たのか聞いたり、バックグラウンドとかを聞いてみたり。
で、全員ではないが何人かとそれなりに会話を深め、数人とFacebook友達になってみたり。
3時間ほど粘った後、少しずつ人が減ってきたので、タイミングが揃ったところで日本人クラスメート3人で撤退。
バーでは食べることができなかったので、近くのCalifornia Pizza & Kitchenにて反省会を挙行して帰った。
やってみた感想は以下のような感じ:
・アメリカ人の白人は、若干内輪で盛り上がっている感じで食い込みづらかった。まあでもこれは当方というより先方の問題だろう(と思いたい)。
・逆に、アジア系アメリカ人は極めてフレンドリー。アメリカの白人が中心で小さくまとまり、その外周を留学生および見た目は留学生っぽいアジア系アメリカ人(ケビン・リーとかジェームス・キムみたいな感じ)が囲む格好となった。草食系アメリカ白人対肉食系その他といった印象。そのうちグループワークをやるようになり、お互いの能力がわかってきたらまた対応も変わってくるのかもしれない。
・生粋のカリフォルニア人で、観光以外でカリフォルニアを出たことがないような人が少なからずいる。「世界狭いなぁお前ら」とかつい思ってしまったが、その一方で自分も留学するまで世界の狭さではいい勝負だったかと思うと急に恥ずかしくなってきた。
・自分の出身大学のことを皆知っていてびっくり。極東の一大学に過ぎず、ネームバリューはないものと思っていたのでちょっと嬉しくなった。
・ボディーランゲージ(身振り手振り/アイコンタクト/表情/肩や背中をポンと叩く等)がとても有効。下手糞英語でも、これを一生懸命やることで通じやすさが劇的に変化する。
・最初にIDを求められたのでパスポートを見せたが、パスポートを確認した店員が不満そうな顔で「You're kidding」と一言。当方アラサーだし、顔も結構老けてきていると思うんだけどなぁ。
・ビール大きすぎ。嫌な予感がしてSmallを頼んだが、普通にスタバのグランデくらいの大きさ。慣れない英語との合わせ技で見事に酔っ払ってしまった。しかし、少なくとも今日は一気飲み等飲酒のペースを乱されたり強要されたりすることは全くなかったので気楽ではあった。
米国に来て一ヶ月。今のところまだ挑戦それ自体に価値を感じることができているので、今日の会も大変刺激的で面白かった。また次回には認識を改めたり新たな発見をしたりすると思うが、それもまた楽しみだ。
B組(Section B)全体の飲み会が開催された。学年全体が350人でクラスが5つなので、ざっくり1セクション70名といったところだと思うが、参加者は30名ほど。
場所は、最初「車でちょっと行ったところにある、サンタモニカの隠れ家的名店」になりかけたが、未だ地理に疎い自分がメーリングリストで「日本から来た素人なので、学校の近場で勘弁してくれ」としたところ、数名から賛同を得ることができ、学校近くのOhara'sというバーになった。キャパシティ100人くらいで、壁一面にテレビがあり、様々なスポーツが中継されている。
場所を近所にしてくれと頼んだ手前早めに行ったところ、なんと誰もいない。店員に「今日ここでちょっとしたパーティがあると聞いたが?」と振っても「さあ、そんなの毎日あるからよくわからない」とつれない対応。
しばらく待っていると少しずつ人が現れたが、最初に現れたアメリカの白人に「で、今日の『ボール』はどんな感じなんだっけ?」と聞かれどぎまぎ。ボールって何だよと思っていたら、その後現れた別のアメリカ人によるとアメフトのことらしい。いくらなんでもいきなりアメフトの話で盛り上がるのはしんどい。。。
米国人と飲み交わすという意味では初めての体験ということもあり(※以前行われた就職説明会で、隣の学生と雑談程度の経験はあったが)、午前中の説明会で重ね重ね「Go out from your comfort zone!」と言われたいたこともあり、せいぜい背伸びして頑張ってみた。自己紹介して名前聞いて(もちろん、名前は聞き返されるし、相手の名前は聞き取れない)、いつLAに来たのかどこから来たのか聞いたり、バックグラウンドとかを聞いてみたり。
で、全員ではないが何人かとそれなりに会話を深め、数人とFacebook友達になってみたり。
3時間ほど粘った後、少しずつ人が減ってきたので、タイミングが揃ったところで日本人クラスメート3人で撤退。
バーでは食べることができなかったので、近くのCalifornia Pizza & Kitchenにて反省会を挙行して帰った。
やってみた感想は以下のような感じ:
・アメリカ人の白人は、若干内輪で盛り上がっている感じで食い込みづらかった。まあでもこれは当方というより先方の問題だろう(と思いたい)。
・逆に、アジア系アメリカ人は極めてフレンドリー。アメリカの白人が中心で小さくまとまり、その外周を留学生および見た目は留学生っぽいアジア系アメリカ人(ケビン・リーとかジェームス・キムみたいな感じ)が囲む格好となった。草食系アメリカ白人対肉食系その他といった印象。そのうちグループワークをやるようになり、お互いの能力がわかってきたらまた対応も変わってくるのかもしれない。
・生粋のカリフォルニア人で、観光以外でカリフォルニアを出たことがないような人が少なからずいる。「世界狭いなぁお前ら」とかつい思ってしまったが、その一方で自分も留学するまで世界の狭さではいい勝負だったかと思うと急に恥ずかしくなってきた。
・自分の出身大学のことを皆知っていてびっくり。極東の一大学に過ぎず、ネームバリューはないものと思っていたのでちょっと嬉しくなった。
・ボディーランゲージ(身振り手振り/アイコンタクト/表情/肩や背中をポンと叩く等)がとても有効。下手糞英語でも、これを一生懸命やることで通じやすさが劇的に変化する。
・最初にIDを求められたのでパスポートを見せたが、パスポートを確認した店員が不満そうな顔で「You're kidding」と一言。当方アラサーだし、顔も結構老けてきていると思うんだけどなぁ。
・ビール大きすぎ。嫌な予感がしてSmallを頼んだが、普通にスタバのグランデくらいの大きさ。慣れない英語との合わせ技で見事に酔っ払ってしまった。しかし、少なくとも今日は一気飲み等飲酒のペースを乱されたり強要されたりすることは全くなかったので気楽ではあった。
米国に来て一ヶ月。今のところまだ挑戦それ自体に価値を感じることができているので、今日の会も大変刺激的で面白かった。また次回には認識を改めたり新たな発見をしたりすると思うが、それもまた楽しみだ。
Wednesday, September 1, 2010
留学生向けオリエンテーション 初日
今日明日は、留学生向けのオリエンテーション。
前回のサマースクールとは、授業ではなく単なる説明会である点、一部ではなくすべての留学生が一同に会した点が異なる。
朝の立食朝食会から始まり、午前中いっぱいいくつかの説明を聞いておしまい。その後、初対面の同級生と昼食を食べて帰った。
今回のオリエンテーションで学生の構成がなんとなくわかったが、多少自分のイメージと異なるところがあった。
・最大勢力はインド人の20人で、その後中国(15)、韓国(12)、台湾(10)、日本(7)と続く。中国人が思ったより少ない一方で台湾が多くてびっくり。また、このほかに香港出身というカテゴリーの同級生が数名いる。この辺多すぎじゃないか?
・ヨーロッパ人が少ない。複数人いるのはイギリス(4)、スペイン(3)、ロシア(2)くらいで、あとはドイツ・スイス・フランス・アイルランド・ギリシャ・アルメニア・ベラルーシなど各国一人ずつ。
・アフリカ人がゼロ。。。エジプトとか南アフリカとかから来ているかと思っていたのでちょっとびっくり。
予想していた通り、自分の名前を伝えたり、相手の名前を理解することに結構苦労している。その点、名前の一部だけ覚えておけばあとはFacebookで検索できるのが非常に助かる。
今日は限られた人数の同級生と出身等の定型的なやり取りに終始したが、今後少しずつ質・量ともにネットワークを広げていきたい。とりあえず今からはじめてのクラス飲み会に参加してこようと思う。
前回のサマースクールとは、授業ではなく単なる説明会である点、一部ではなくすべての留学生が一同に会した点が異なる。
朝の立食朝食会から始まり、午前中いっぱいいくつかの説明を聞いておしまい。その後、初対面の同級生と昼食を食べて帰った。
今回のオリエンテーションで学生の構成がなんとなくわかったが、多少自分のイメージと異なるところがあった。
・最大勢力はインド人の20人で、その後中国(15)、韓国(12)、台湾(10)、日本(7)と続く。中国人が思ったより少ない一方で台湾が多くてびっくり。また、このほかに香港出身というカテゴリーの同級生が数名いる。この辺多すぎじゃないか?
・ヨーロッパ人が少ない。複数人いるのはイギリス(4)、スペイン(3)、ロシア(2)くらいで、あとはドイツ・スイス・フランス・アイルランド・ギリシャ・アルメニア・ベラルーシなど各国一人ずつ。
・アフリカ人がゼロ。。。エジプトとか南アフリカとかから来ているかと思っていたのでちょっとびっくり。
予想していた通り、自分の名前を伝えたり、相手の名前を理解することに結構苦労している。その点、名前の一部だけ覚えておけばあとはFacebookで検索できるのが非常に助かる。
今日は限られた人数の同級生と出身等の定型的なやり取りに終始したが、今後少しずつ質・量ともにネットワークを広げていきたい。とりあえず今からはじめてのクラス飲み会に参加してこようと思う。
連休最終日・寅福・娘とプール・カーラジオ
・連休最終日。
・管理人さんの紹介で、同じアパートに住むMBA同級生の部屋へ。生粋の西海岸っ子のケビンと挨拶。
お互いの話を聞いたり聞かれたりは楽しいが、話の切り上げ方が難しい。
・今日は遠出する元気もなかったので、近所のショッピングモールでお茶を濁した。昼はWestwood BlvdとPico Blvdの交差点にある「寅福」で食べた。ここは釜で炊いたご飯が売りだそうだが、実際とてもおいしかったし、お代わり自由なのがすばらしかった。また来よう。
・夕方に娘とアパートのプールで泳いで連休終了。明日から学校か、まいったなぁ。
・ところで、こちらでよく聞く94.7MHzのWaveなるラジオ局、プログラムの雰囲気が驚くほどJ-Waveに似ている。J-Waveのモデルなのかしら。クリスペプラーみたいなアナウンサーもいるし。。。ラジオに触発されてJack JohnsonとMarvin Gayのアルバムを買おうかDLしようか画策している。特に、What's going onをもう一度じっくり聞いてみたい。
・管理人さんの紹介で、同じアパートに住むMBA同級生の部屋へ。生粋の西海岸っ子のケビンと挨拶。
お互いの話を聞いたり聞かれたりは楽しいが、話の切り上げ方が難しい。
・今日は遠出する元気もなかったので、近所のショッピングモールでお茶を濁した。昼はWestwood BlvdとPico Blvdの交差点にある「寅福」で食べた。ここは釜で炊いたご飯が売りだそうだが、実際とてもおいしかったし、お代わり自由なのがすばらしかった。また来よう。
・夕方に娘とアパートのプールで泳いで連休終了。明日から学校か、まいったなぁ。
・ところで、こちらでよく聞く94.7MHzのWaveなるラジオ局、プログラムの雰囲気が驚くほどJ-Waveに似ている。J-Waveのモデルなのかしら。クリスペプラーみたいなアナウンサーもいるし。。。ラジオに触発されてJack JohnsonとMarvin Gayのアルバムを買おうかDLしようか画策している。特に、What's going onをもう一度じっくり聞いてみたい。
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