・今週の授業も今日で終わり。フルに一週間授業が行われたのは今週が初めてだったので、とても疲れた。終わったー!!!って感じの爽快感。夕方に学校主催の軽い飲み会があったので、思う存分飲んで騒いで帰宅。そういえばベジタリアンのA君がピザ食ってたけど、あれはどういうことなんだろう...
・二時に授業が終わってからその飲み会まで、班で経済学の宿題のミーティング。今回の宿題は「廃棄物汚染による外部不経済」を取り扱った新聞記事を読ませて、各種事象を限界費用やら機会費用やら外部不経済やらといった経済学のフレームワークで説明させるもの。経済学部卒の自分には楽勝だったが、それ以外の出身者にはとっつきづらそうな感じの難易度。
部屋確保係のM君が予約を間違えていて(明日のその時間にいけば部屋を使えるみたい)部屋を追い出されたあたりからチグハグ感があったが、今日は終始摩擦が耐えない感じで非常に疲れた。
・前回の統計のグループワークのときに、話し合った内容をその場で一からワードで文章に起こしていたことから非常に時間がかかった(議論20分、作文80分みたいな感じで、作文しているM君はご満悦だったが他の人は手持ち無沙汰状態。というか、自分が電子媒体ベースで作ってきていたのだが、自分で作らずにはいられないM君に黙殺されて80分の作文にお付き合い)。
そこで「各自のメモは、極力電子媒体ベースで作成してこよう、そして一人が文字起こししているのを残り全員が眺めるというやり方を改めようぜ」と前日に提案していたのだが、残念ながら電子媒体で用意してきたのは相変わらず自分だけで、スペイン人のE君と女の子のEはノートに手書きで用意、仕切り役のMと天然キャラのJは予習できていないという有様。Mは司会進行と作文をすることでカバー(ごまかし)しようと試み、Jはその場で解き始めることにした模様。今回皆の前で同じことを言ったものの、自分の英語が悪いのか、都合の悪いことは聞こえないM君の性格からか黙殺されてしまった。
・図書館の予約ができていなかったので喫茶店の一角で議論開始。準備不足のM・Jの二人がイニシアチブを取る展開となってしまったので、非常に非効率的な進行となった。大体の流れはこんな感じだった:
-自分やスペインのE・女の子Eなどが回答のポイントを述べて、多少の議論。ここまでは普通。
-それを聞き流しながら、M君が自分の解釈を交えつつ回答作成。彼は経済学を学んだ経験がないため、いちいちわれわれが議論したポイントを斜め45度の角度から再解釈し、ズレた回答文ができあがる。
-最低限のところだけ修正を促す自分・E・Eの3名をよそに、ようやく問題文を読み終えたJが作文を見て激しくダメ出し。これが先ほどの我々3人の議論とズレているので混乱度アップ。
-また、JはMの細かい表現ぶりにまで注文を入れる。一問一問、Mが作った回答案をほぼ無視して新たな回答文を次の行から作成し、「ほら、こういうことだよ」と言いたげな顔で全員を見回す。M君だんだん顔が上気気味。ちなみにJ君も突貫工事でやっているので微妙に回答がズレている。それに、明らかに今解いている人のせりふには正直説得力もない。途中きまずくなったので、自分がガムを配りつつ冗談を言って多少場が和む。
-5問目くらい同じ流れが続いていたが、Mに対するJのダメ出しがエスカレート。天然なJ君、M君の反論を基本2秒でさえぎり、「ていうか俺が正しいのよ」みたいな言い方で言うからついにM君がキレた。自分のPCをJに向けて「そんなに文句言うならお前やれ、今からこれはお前の宿題だ」と怒号。そんなこんなやっているうちに校内飲み会の時間が迫り、皆帰りたいモードに。
-結局最後の数問はテキトー。特に若干難しかった最後の問題については自分が学部時代の貯金で丁寧な回答文を作ってきていたのだが、なぜだか使ってもらえず、M君が自分なりの解釈で「惜しいけど、全然違う」といった内容のことをワードに書き連ねて終了。ちょうど飲み会の時間となったので、見直しタイムゼロで終了となった。
・といった感じ。前回の統計のとき同様、「個人ベースだったら絶対満点なんだけどなぁ」と思わずにはいられなかった。ではいったい、このどこに問題があったのだろうか。
-まず、経済学の授業なのだから、経済学の知識/センス不足は本質的な問題にはなりえない。それを鍛えるための宿題なのだから。今回、M君の経済学的センスの不足が目に付いたが、彼の問題は別のところにあったと思う。
-自分については、知識面に限定すればそれなりに班に貢献できることが何となく見えてきた点は収穫。もちろん、ハーバードでもスタンフォードでもなくUCLAだから、という要因も否めないけど。いずれにせよ、少なくともお勉強については劣等感を感じずに済んでいる。
他方、英語での説得力不足が問題。説得力さえあれば、自分が用意してきた回答案のコピペで作業時間を半減しつつ得点を満点にすることができたはず。英語力がpoorな自分の作文が信頼してもらえていないという側面も否めない。今回えらそうに他人の批判を書いているが、ある意味、いちばん「土俵に立てていない」と言える。。。
-スペインのE君と女の子Eはいい仕事をしていたと思う。場を和ませようという努力・相手の話を尊重しようとする態度などはmature、というか普通か。
-M君は、前職が自ら運営するファンドの社長だったので如何ともしがたいところがあるけど、何でも自分でやらないと気が済まない癖は直すべきだと思う。上記の通り経済学のセンス不足は批判の対象となりえないが、無知の知というか、わからないならわからないなりに聞き手に徹するなりちゃんと準備するなり、それなりの役割があるはずだ。今回については、J君に飲まれてしまった格好だったので少し可哀想でもある。
-J君が個人的には一番問題だと思う。CFAを持っているし知識があるのはよくわかるが、さすがに予習なしでは回答もズレる。また、おおむね正しいとは言え、自分の主張に拘泥していて、人の話を聞く態度が欠落している。
うーん、質の低い愚痴になってしまった。明日見直して微妙だと判断したら消すかも、これ。