Wednesday, September 15, 2010

エベレスト→試験一発目

・早朝に就職課に面談予約を入れていたのに、起きたら面談予定時刻5分後で脱力。とりあえず学校まで走ってみたが、低血圧モードから早めに回復できた以外の利点は特になし。就職課への謝罪メールで一日スタート。

・本日は、オリエンテーション期間に実施されていた唯一の授業である「Leadership Foundation」という妙に仰々しい名前の科目の最終日。午前中にHBS作成のグループワークシュミレーションゲームであるエベレスト登山ゲームをしてから、午後に期末試験があった。

・エベレスト登山ゲームは、色々ややこしいルールがあるけれど要は5人プレイの「信長の野望」みたいな感じ。ものすごく作りこまれているのは評価したいが、何もこんなことしなくてもグループワークなんていくらでもできるのではないかと思ってしまった。たぶん、日本のひねくれ者が見たら、MBAの授業なんて9割くらいは「当たり前のことを仰々しく言っているだけ」となってしまうのかも。

・個人的に後悔しているのは、ある局面でリーダーとあるメンバーで議論が平行線になったとき。情報が不足しているので、どちらも完全に相手を納得させることはできない状況。
リーダーは「話し合いにも限界がある。ここはリーダーの決断に従ってくれ」作戦を持ち出し、メンバーは「いや、でも、俺は自説が正しいと思うので首を縦に振れない」と突っぱねる作戦に出た。
これはまいったと思っていたところに、急に「よーし、じゃあお前の意見を聞いてみようじゃないか」と突然意見を求められてしまった。個人的には「このまま行っても平行線だし、もう適当でいいじゃん、おなかすいたし」といった感じで、緊張感のある場をほぐしたいという思いもあったことから「合意形成が難しいということだけはよくわかった。まあ所詮ゲームだし、リーダーの意見に従うのがもっとも悪くない選択ではないかな。気楽にやろうよ」と言ってみた。
すると、単なる不真面目な奴と思われてしまったようで、リーダーとメンバーの二人にため息をつかれてしまった。アメリカ人も始終ジョークを言いながらtake it easyな感じでやっているが、どうやら自分の「力の抜きどころ」は彼らのそれとずれていたみたい。唯一のインターナショナル組であるスペイン人のEだけはかろうじて苦笑してくれたが...

・その後期末試験。といっても可か不可かという2択なのでGPA的には関係ないみたい。
何でも持ち込み可能で答案はPCで作成して部屋にあるプリンターで印刷して提出というやり方は、2000年代前半に学生をやっていた自分からしてちょっと斬新な感じがした。
何でも持ち込み可能とは言った物の、まさか試験中に飲食したり、席が狭いからといって空きスペースに移動してPCをやりだす奴がいたのには驚いた。最初のお遊び的試験だからゆえかもしれないけど。
試験は聞いていた通り簡単で、分量はそこそこあったが制限時間2時間のところ1時間弱で書き終えることができた。次からはそうもいかないだろうけど。

・その後学年全体のパーティがあったので参加。明日もあさってもイベント目白押しだそう。学校で過労死とかしたら労災下りるのかな...死ぬなら宴会ではなく授業中にしないと、とか考えているこの時間が無駄だ。