Thursday, September 9, 2010

中休み

・今日は午前中が自由時間で、午後は任意参加のサンタモニカビーチタイムだった。

・午前中はまず、来週行われるクラス対抗運動会に備え、クラスの応援コールを決めた。クラスがB組なので、Bにちなんだ「Bee」とか「Be Go」とか「B will rock you!」とかが次々と提案されていく感じ。こんなことでも、アメリカ人の学生は皆、目を輝かせながら思い思いに自分の意見を述べていく。いいネタが出たら素直に賛意を示し、ときに「あいつの提案いいじゃん!ためしにやってみよう。せーの」とかいって一瞬にして予行練習が始まったり。日本で自分がこういう企画を主導する立場にいた場合、メンバーを乗せる・Encourageすることに神経の大半を注ぎ込むように思う。ここではそんなことに神経を使う必要なんてないのだろうか。となると、「not so motivatedだったメンバーをencourageした結果、すごい結果を出した俺はすごい」とした自分のMBA出願エッセイはアメリカ人の審査官に理解されていないのではないか...

・こういうのを見ていると、アメリカ人はシニシズムとは無縁なのかなと思う。やや内気に意見を控えている人こそいても、そういった人もちゃんと議論に入り込んでいて、時に賛意を大声で表明したりしている。
斜に構えて「俺知らん」という態度を取っている人は皆無。
自分を含めた留学生が結果的にそういう態度に見えてしまいがち。自分はそう見られなくないので、必要以上に頑張って予行演習に参加してみたりした...

・やや飛躍するけど、彼らを見ていて、このオプティミズムがアメリカの強さの原動力なのかなとちょっと感じた。これと比べると、日本は自分を含めて「頑張っている人を冷笑する人」「批評家」「できない理由を言わせたらすごい人」の類が多すぎる。そんな多くのニヒリストの一部でも、「とにかくやってみよう」型の人に切り替わると、もしかすると日本でもアントレ/再チャレンジ/流動的/ベンチャーキャピタル的な風土が生まれて新陳代謝に成功するのかもしれない。
いつぞやのコミュニケーションのワークショップで、「決して人を批判するな」と言われたが、その趣旨がなんとなくわかった気がした。

・午後のビーチはパスして、懸案の免許取得のためサンタモニカのDMVへ。到着するも入り口には各種手続きを待つ長蛇の列。詳細はパスするが、ぱっと見レベルでオペレーションに問題がありすぎる。
そしてあろうことか午後3時頃、あと少しで受付というところで「本日営業終了時間までに対応できるキャパシティを超えた。悪いがもう無理なので、帰ってくれ」と自分を含めたウン十人の人が追い出されてしまった。まあ終了時間1分前に言われるよりはすっきりしているんだけど、日本的根性論からすると、終了1分前まで頑張ってからそういうことを言ってくれよと言いたくなったり。

・その後、トーランスに向かいカーディーラーにて車関係の諸事務。その後同地域にある、笹塚に本店があり馴染みだったイタリアンのIL CHIANTYにて夕飯を食べて帰宅。それにしてもトーランスは日本人地域というが、一体どこに日本人集落(?)があるのだろう。見てみたいものだ。

・現在は明日の宿題である約50ページのリーディングと格闘中。あと30ページほどあり、絶望心からブログに逃げてきた次第。おそらくここからGmail→Facebook→Twitter...と魔の無限ループにはまる気がするので、これが終わったら取りあえず風呂に行こう。