今日は終日グループワーク。今日から新しいグループで、一つのケースについて分析を行った。
前回日本3名+タイ1名だったが、今回は日本2人+ブラジル1名+台湾1名。
前回は「日本と変わらないロジックが、日本とかわらないロジスティックスで伝えられるので大丈夫かも」と思ったが、とんだ勘違いだった。
・ブラジル人同級生:遅刻入り。開始早々PCを立ち上げ、俺に任せとけと何か作業を始めた。てっきり書記でもやってくれているのかと思ったらネットサーフィンしてる。あれれ、と思っていたらなにやらパワポを作り始める。おいおいまだディスカッションまとまってないぞ、っていうかディスカッション混ざろうよと思っていたら、議論も終わっていないのになぜかパワポが完成。当たり前だが、議論はまったく反映されていないHis Story.
・台湾人同級生:大幅遅刻入り。どうも議論に食いついてこないから心配していたら、どうもケースを予習していなかったらしい。途中から急に開き直ったようで、議論に一切入らず一心不乱にケースを読み出した。その間、いなくなったと思ったらコーヒー片手に戻ってきたり等が適宜入る感じ。
でも基本的にはフレンドリー。昼食時もとても感じはいい。しかし残念なことに昼食後突然Good Byeと帰ってしまった。。。
・日本人2名(含む自分):上記二人に完全に一本取られた格好。途中から尻に火がつき、二人で議論を開始。で、ブラジル人が作ったパワポを見て絶句。
と、完全に面食らってしまった。あまりに陳腐なんだけど、「日本じゃありえねぇ」と思わずつぶやいてしまった。よくMBAに行っている日本人のブログで、グループワークは誰と組むかが重要と書いてある。誰と組んだってそんなに変わらないだろうと思っていたけど、これは本当に重要だ!
ただし、駄目だった理由の一因は、われわれ日本勢の英語力不足にあった。向こうの早口ブラジル訛りの英語にスピードで負けている。うーむ。。。。
よく官僚の世界で日本が交渉に負けるという話を聞くが、これはなんというか、単純にその場でのしゃべり勝負に日本人官僚が苦戦しているからなのではないか。髪のを振り乱して一心不乱に身振り手振りで早口でまくしたてて相手の話を一切聞き流すくらいできないと駄目かもしれない、と思ってしまった。
今日は、リハーサルでボロボロにされた後形勢逆転に成功。しかしこれも、たまたま日本人2人になったわずかな隙に日本語でコンセンサスを形勢し、(台湾人はもう帰ってしまっているので)日本人二人がかりでブラジル人を説き伏せることができたから。日本人一人だったらどうなっていたことか。けっこう興奮してしゃべっていたら、自分の英語がありえないくらい早口になっていることにふと気がついた。我を忘れると、あこがれのペラペライングリッシュが実現できるようだ。次の開眼はいつになることやら。
先は長い。。。