・月曜日からIPO (International Pre Orientation)という名のサマースクールが始まった。
英語を母語としないMBA生のためのプログラムで、15名強が参加(ビザの都合で途中から合流する人がいるみたいなので、最終的には20名程度になりそう)。
・初日は夕方集合で、自己紹介→オリエンテーション→顔合わせパーティ。たまたま話し相手が日本人であるとき、日本語で話そうか英語で話そうか躊躇してしまう。そんなことで恥らっているようではまだまだかな。
・2日目午前は、Icebreakingと称したゲームを通じた交流会。講師はカーリーヘアが素敵なPh.D2年生。
「2 truths, 1 doubt」なる、3つ自己紹介をしてひとつ嘘を混ぜ3つ中どれが嘘か当てるゲームでは、不必要にテンパってしまい嘘を2つ言ってしまった。。。
おそらく、やっている内容を日本語にまとめて会社や同僚に紹介したら、何て馬鹿馬鹿しいと思われる気がする。しかし、言語能力も互いの文化思想その他諸々の背景もろくすっぽわかっていない若者たちが効率的に打ち解ける手段として、このような素朴なゲームは非常にうまく機能しているように思えた。
このようなゲームひとつやるだけで各人のキャラが何となく出ているのが面白い。よく留学生のブログに「今度グループを組んだ●●人の▲▲は傲慢で非協力的で困った」というようなことが書いてあり「そんな人、ほんとにいるのかな」と思っていたが、今日一日で「そりゃ世界は広いし、いてもおかしくないかも」くらいまで認識は修正された。
・午後はリーディングの授業。言語学のPh.Dの学生による授業。その場で時間を計りながら読んだりするインタラクティブな授業だったので、眠くなることは(あまり)なかった。
しかし、なにぶん英語なので、全力で耳を傾けてようやく7割聞き取れるといった感じで、おそらく単位時間当たり消費集中力量は日本での職場や大学より格段に高いだろう。ものすごく疲れてしまった。
ケースを読みこなすには、毎分200~220、ゆくゆくは300単語くらいは読めたほうがいいそうだ(今日の測定結果、自分は185.トホホ)
隣に座っているメキシコ人同級生の読書スピードが速くてびっくり。
ちょっと宿題も出た。
・日本人は7名全員が参加で、一番の多数派。そのほか、タイ・台湾・ブラジル・メキシコの同級生がいるが中国と韓国が見当たらないのがちょっと不思議。英語に不自由ないということなのか?あと、アフリカってそもそも母語が何かもわからないんだけど参加しなくていいのかな。
・やっぱり、皆さん英語が大変お上手。自分だけがカタカナイングリッシュ。台湾・タイの英語はなめらかで音感的に感じが良い。他方、街での他人の話し声は話題すら不明なので何を言っているかほとんど聞き取れない一方、こういった何を話しているか明確な場では比較的聞き取ることができた。