Wednesday, August 25, 2010

DMVとSSN 頭の整理

○前回のあらすじは以下の通り:

・DMV(≒陸運局)に「J-1ビザなのにSSNをIDとして提出できないのはNG。よって運転免許受験は不可」と言われ、貴重な平日午後が無駄になった

・J-1ビザは、F-1ビザと異なり、一般的には米国で労働して所得を得る人に支給されるビザ。所得が発生するはずなので、基本的にはSSNが支給されることになる。

・自分はJ-1ビザだが、今のところ例外的にSSNを持っていないし取得しようともしていなかった。これは、UCLAの説明が「当校では社費留学の学生には基本的にJ-1ビザを与えている。とは言え基本的には学生であり所得が発生しないので、SSNの承認は原則出さない」というものだったから。
(注1)SSN取得のためには、パスポートやビザの他、勤務先(自分の場合UCLA)の承認レターが必要になる。
(注2)とはいえ、大学としてはJビザでもFビザでも拘りはないようで、Fを頼んだ社費の同級生は簡単にFビザを入手できていた。

・同時に大学は、「学生ゆえJ-1ビザだけどSSNがないという旨をちゃんと説明できれば、DMV等は理解してくれるので大丈夫」とのことであった。
ということで、UCLAの言い分だ正しいのなら、自分がちゃんと説明できなかったということになる。

○で、悔しいので今色々調べている。進展はこんな感じ:

DMVのホームページの免許取得方法についてのページには、原則的にSSNの提示が必要と書いてある。他方、
「合法的に米国に入国したもののSSN取得資格がない人については、SSNの提示は不要」という例外規定(Exemption)があった。
→「J-1ビザだけど学生ゆえSSN無理」という自分の現状は、この例外規定で「読める」のかしら。
読めないとしたら、UCLAの考え方(社費ゆえJ-1、だけど学生ゆえSSNなし)はUCLAのわがままなのか??
→ってことは、SSNがもらえない妻は、例外規定対象者なのであのとき受験できたんだ!無駄に亭主風を吹かせて「まず俺」とか思ってたけど、「じゃあ妻だけでも見てやってください」と言えば多少はましな一日が過ごせたのかもしれない。

・Social Security Officeのページには、J-1ビザとSSNの関係について以下のような文書があった。日本の役所っぽく言うと、通達みたいなものかしら。
International Students And Social Security Numbers
もしあなたの学校がSSNを与えないなら、学校は何か代替的なIDを与える必要がある。
→代替的なIDを見せたら、DMVの係員が首を縦に振るかしら?なんかよくわかってなさそうなので、「こんなの知らない」と一蹴されてしまいそう。。。

・同じくJ-1ビザの同級生は、学校からSSNの承認レターをもらうことに成功したらしい。
→ってことは、SSNをもらってからDMVに行くと言うことはできそうだ。しかし、SSNは申請から取得までわりと日数がかかるらしい。せっかく覚えた交通ルール、忘れちゃうなぁ。。。

○以下は下らない思いつき:

今日の係員の対応には大変不愉快な思いをした。Fat bottomed girlならぬladyに思いっきり睨み付けられ、冷笑され、話を聞いてもらえず。。。
もし万一、日本の公務員の平均的なサービスがこのレベルにまで急落したならば、日本人の「官」依存はすっぱりなくなるのではないか。公務員が明日からサビ残を完全にやめてサラリーに見合った分だけ働くようにそのビヘイビアを変えれば、その分民間部門が奮起せざるを得ない状況が実現するのではないかしら。政治家も質問すごく速く出すようになるかもしれないし、あるいは民間シンクタンクと言う名の想定問答作成集団が大量発生するかもしれないし。