今日は初めてのグループディスカッション。 スタバのケースについて、グループで議論。
自分のグループは日本人が3名とタイ人が1名と、国際色はあまりない。。。
自分なりの整理では、グループワークでの役割には以下のようなものがあるように思っている:
・司会:これは、4,5人の作業であれば別になくてもいい。というかいらないかも。
・切り込み:何もないところに取っ掛かりとして意見を投げる役目。勇気・予習等が求められる。
・整理:人の意見が仮説なのか文献引用なのか単なる思い込みなのか整理したり、メンバーの意見を噛み砕いた上でリピートしてあげたり、議論を要約したりする役目。重要だけど、人の意見ありきで、ゼロの状態では何もできない。
・反論:心底相手の意見に反対しているか、あるいは議論を整理する目的で反論を展開する役目。これも議論の充実には有益だが創造性に欠けるところがある。
・その他:書記・タイムキーパー・パソコン係など
自分はこれまでどちらかというと整理とか反論とかそういった役割が中心になっていた気がしている。
時には議論の昇華に役立ったこともあるとは思うが、自分としてはやや受動的で、初代ストⅡのガイル(ずっとしゃがんで待っていて、飛んできたらサマーソルトキック、来ないならソニックブーム)のようなネガティブな感触を持っていた。多少のおつむがあれば(多少でOKなのがポイントだと思う)簡単に反論とか要約とかはできてしまうし。また、何より、反論や整理は、自分たちが到達した地点の地盤固めには役立つが、次のステップに昇るという観点からはあまり役に立たないように思っている。日本にはカイゼンはあるがイノベーションはないといった批判に通じるものがあるのかもしれない。
そういった問題意識を持ってきていたので、今回は多少ずうずうしく見えてしまうことを承知で自分の意見を強めに主張してみた。また、恥ずかしながらメンバーの言っていることを理解しきれなかったので整理も反論もしようがなく、止む無く「相手の発言に生返事をしつつ、実質無視で自説を主張」みたいなことも多少やってしまった。
やってみた感想は、
・国籍等バックグランドが違って、しかも英語も完璧ではないのだから、阿吽の呼吸的なコミュニケーションは無理
・よって、整理や反論に徹することは結構難しい
・なので、めいめい、ある程度通常比120%で主張するくらいがちょうどいいのではないか
・めいめいが聞き70%主張120%でやることで、カオス状態の中から粗い形ではあるもののコンセンサスが生まれる感触があった
・もちろん、ちゃんと英語の練習もしなきゃまずい
・あと、日本的な賛成でも反対でもないという曖昧な態度は、それを表明すること自体困難。
といった感じ。
とりあえず、ただのマグロにしかなれないのではないかという杞憂はなくなったので、少しずつ自分の仕事ができるよう努力を重ねていきたい。