Monday, August 23, 2010

グループワーク その3

今日は終日グループワーク。
台湾人同級生は旅行に行っているとのことで欠席。明日のプレゼンも来ないらしい。

ところで、こういう同級生はいったいどうなるんだろうか?すなわち、今回はサマースクールなので採点がないけど、採点がある本番では同級生の彼女はどのような処遇を受けるのだろうか?
(注:アメリカではGPAが結構大事らしいので、「卒業できれば何でもいいじゃん」と言う日本大学生の価値観は通じない)
仮に彼女が最後のプレゼンだけ参加した場合、グループメンバーが教授なりTAに「いや、彼女途中全然来てませんでしたよ」と告げ口しない限り彼女はノーペナルティなのかしら?

なんというか、何かしら「自発的に参加しないと自分が損する仕組み」のようなものがないと、逃げるが勝ちといった価値観を持った同級生の跋扈を許してしまうのではないかと感じた。
ここUCLAは、少なくとも必修科目はグループは自主的にではなく強制的に組成されると聞いている。であるならば、何らかの「他人に迷惑をかけないことで自分もメリットを得る仕組み」のようなものがあるとよいのだが。
今後しんどい課題が出た場合、一人抜けると本当に困ることもあると思うし、「彼女になんて言えば心情を害することなく参加してもらえるかな」なんてしょぼいことに頭を使うのもちょっと遠慮したい。

今回はさほどたいへんでもなかったので彼女個人に対して含むところは全くない。むしろ人間としては人当たりがよく全然嫌いではない。ただただ、そのあたりの制度設計がどうなっているのかということが気になった。

ということで今日は日本人が自分含む2名、ブラジル人が1名で最終調整。
昨日書いた記事との関連で言うとすり合わせをしたのだが、まあ何とかこなすことができた。
ただし、独自の世界を持つブラジル人の彼とはやはり議論を戦わせることに。前回今回の議論を通じ、どうすれば自分の意見をちゃんと理解させることができるか、あるいはそもそもどうしたら相手に話を聞いてもらえるかといったあたりについて野生の感のようなものができてきている気がしている。