こちらに来て驚いたのは、洗濯のやり方。
一家に一台洗濯機というのが当たり前かと思っていたが、自分の住むアパートでは地下の駐車場の一角にあるランドリーを共用するスタイルとなっている。一瞬、自分のアパートだけの話なのかとも思ったが、どうもそうでもないようだ。
ランドリーには洗濯機と乾燥機が複数台数あり、洗濯機は1.25ドル、乾燥機は1.00ドル。電気代・水道代・洗濯機の減価償却費といったものを考慮すれば、おそらく日本よりコストは低い気がする。
ただ、最初非常に困惑したのは、料金投入がクオーター硬貨限定であること。つまり、洗濯機は硬貨5枚、乾燥機は4枚が必要になる。当初はクオーター硬貨の捻出方法を知らなかったことから、クオーター硬貨がないがために洗濯ができないという状況に陥った。結局、日々の釣銭をかき集め、渡米後3日目の夜にようやく洗濯をすることができたが、その日の夜は「どうやってクオーター硬貨をあつめるのか」ということが頭について離れなかった。
しかし、自分のそんな思案は杞憂であったことが間もなく判明。
USCに留学中で近隣に住む先輩から、銀行で両替することができるということを教えていただき、さっそくその話を聞いた翌日に近所のBOFAへ。
クオーター硬貨がほしい
→何枚?
→たくさん。両替の相場観は?
→10ドルが一単位かな。
→では10ドル分お願いします。
→カードを通してPINコードよろしく。OK,じゃあこれがコインね。Have a nice day!
といった感じであっさり大量のクオーター硬貨を入手。ここ1,2日の自分の苦労(1.60ドルのコーヒーにわざわざ2.10ドル支払いクオーター硬貨2枚を稼ぐ等)が大変馬鹿馬鹿しい。
ちなみに、「米国の乾燥機は、服が縮む」というのはある程度真実ではあったが、致命的なレベルではない印象。
少なくとも、縮みすぎて着られなくなった服はいまのところなく一安心。