・今日の会計のグループワークはスペイン人E君と問題児J君が不在だったが、非常にうまくいった。
まず、予めお題である宿題をメールで共有して、最初に仕上げたJ君のドラフトを順次改善していくというプロセスを取った。そのため、今日集まるまでに詰めるべき論点は1,2個にまで絞られており、それを詰めてハイおしまい。あまりに早く終わったので、会計初心者の女子EのためにリーダーM君と自分で即席会計教室を開催。生返事が多かったので理解度にクエスチョンマークはつくが、これまで彼女は少なからず男4人(ファンド2人、IB1人、プラス自分。基本的事項をほぼパスして議論が始まりがちだった)のやり取りを聞き流してしまっていたところがあったと思うのでいい機会だったと思う。人が少ないと言う状況をうまく利用したリーダーMは尊敬できる。それでも時間があまったので、明後日締め切りの宿題をその場で始めて完了させてしまった。NYに行っているJ君が
・同級生の多くの班がやっているやり方はちょっと違って、
-「毎週金曜日の午前中」等、日程ありき(⇔我々:必要があれば集まる)
-その場でみんなで考える(⇔我々:その時間は極力なくそうという合意形成済。皆でのミーティングタイムは論点を絞る)
といった感じのところが多い。個人的には今の我々のやり方が効率的で好ましいと思っているが、無批判に彼らを笑うことはできないのではないかという思いも少なからずもっている。毎日集まっているような班を見ると、いつ個人で勉強できているのかと突っ込みを入れたくもなるが、やはりその分仲がよさそう。また、我々の班の「ちょっと軽いノリで意見を聞くということがためらわれる雰囲気」というのは、職場では普通かもしれないが学校ならもう少しゆるくてもいいのかもしれないとも思われる。完璧な状態などありえないとは承知しているが、今自分としては気に入っている今の状態も、何らかの方向で改善の余地があるのかもしれないとも思っている。
・という一日。先日の日記に書いた問題意識と関連するが、何もしないと一日はあっさり過ぎ去る。
(追記)
http://bit.ly/cTrZGV
確かに、アメリカのインフラはもう少し改善されるべきではないか。道路は山陰の道路ばりにヒビだらけだし、鉄道なさすぎだし。アメリカ人の基本思想とか昨今の財政状況とかを推察するに簡単に実現されるものではないけれど、また社会主義化はカンベンだけど、いくらなんでももう少しバランスのとり方があるのではないでしょうか、小浜さん...アメリカなら、今の日本には到底できなそうな”Wise Spending”ができるような気がしていますぞ。日本にいると「第三の道」とか言っても何寝ぼけたことを●※と言いたくなるけど、こちらにいるとそんなものが存在するかもと少し期待してしまう。でもそんなこと言ってる時点で自分にはセンスないんだろうな。