Tuesday, October 19, 2010

初中間テスト

・火曜日、朝イチで会計の中間試験があった。といっても、過去問も事前に公表されていたし、一人一枚までカンペを持参してよいというルールだったので、それほど苦労することなく対応することができた。班の仲間で配布された模範解答を照会しつつ答合わせをしたが、多少の取りこぼしがあったのが残念。金融出身のM君J君E君は普通に満点かせいぜい2個間違いとのことだったので、自分も置いていかれないよう気は抜けない。

・それにしても、このカンペ作成可というルールは悪くないと思う。確かに記憶力も知的能力に占める重要な構成要素の一つではあるので、大学や大学院入試であるならこのようなカンペを禁止するのも理解できる。
しかし、今自分たちがいるのは実務を意識していることを売りにしたビジネススクールである。ビジネスで求められる知的能力は記憶力のようなインプット力というよりはむしろ応用力・情報整理能力・理解力といったアウトプット力であると思われるので、記憶力や事前の知識ストックといったインプット力による差異を極力排除しつつアウトプット力の優劣を判定できるという点において、たった一枚のカンペが非常にいい仕事をしていると感じた。
また、やってみて気づいたが、カンペ作成作業は実に有効な試験対策になる。当日聞かれそうなことを一生懸命推察し、それについて勉強し、それをメモに起こすことで一旦頭の整理をすることができる。おかげで、当日は作ったカンペを一切見ることなく対応したが、スムーズに回答することができた。