Thursday, October 28, 2010

Hello, California, good-bye, DMV

・木曜日。会計の授業→統計の中間テスト→DMV @Van Nuysにて実技試験→無事突破 という一日。

・会計の授業。学部のときに思ったけど、実務で会計に携わることなしに授業だけ受けてもあんまり意味ないと思う。売掛金の処理方法とか、在庫の評価方法とか、事業会社でそのあたりの実務に従事するか、あるいは金融コンサルにて分析者の立場に回るかしないと、それなしではきついと思う。というか、銀行で死ぬほど先入先出とか移動平均法とかやってきていた自分でも、授業が眠くて仕方ない。要はこの授業眠くて仕方ない。

・統計の中間テスト。経済同様、できてるようなできていないようなフワフワした感じ。60点でも驚かないし100でも驚かないといった感じか・・いや100点はありえないので驚くな。時間はものすごく余ったが、調子に乗って検算する際、回答した方法とは別の方法で再計算してみたところ、答えが全く一致せずびっくり。回答も、別方法による再計算も、それはそれとして筋は通っているはずなのに。。。どこで何が間違っているのか確信を持てないまま、当初の回答をそのまま提出することになったがとても気持ち悪い。

・DMV。実技試験は予約制ということもあり、ペーパーテストと異なり受付がスムーズ(ただし、オンライン予約ページがしょぼく、予約それ自体に大変苦労した。文字化けしたり、リンクがあるのにクリックしても反応しなかったり...結局、メインマシンのFirefoxからサブマシンのIEにブラウザを変更したところようやく成功。「初回はオンライン予約不可」という都市伝説を聞いていたので「初回だからダメなのか?」と悶絶したが、時間はかかったが無事にできたので上記は単なる都市伝説だと思う)。仮免許(ペーパー試験合格時にもらった紙)・保険証書・車の登録書類・国際免許、全部が必要だったのか定かではないが自分はこの4点の提示を求められた。実技試験用の受付に直接向かい待つこと15分→試験レーンに駐車して待つこと15分であっさり試験開始。

・試験官は黒人の女性。幸運なことに、比較的好意的な感じ。英語も丁寧に話してくれたので、こちらが懸念していた「(試験官)ごにょごにょ」→「(自分)? Sorry?」→「(試験官)・・・(不機嫌に)」という事態を回避できたので良かった。

・試験は以下の通り。
-外にいる試験官の指示に従い、右折・左折ウインカーを点滅させたり、ブレーキランプを踏んだり
-試験官はまだ外。「Hand Signalをやれ」→「え?右、左、それともストップ?」→「as you like.」というやり取りのあと右(左手を上にクイッ)→左(左手を左に真っ直ぐ伸ばす)→ストップ(左手を下に折り手のひらを後方に向ける)を2回実演。
-試験官乗車。行きの車中で食べたIn-n-outの油臭い匂いが若干申し訳ない。
-採点用紙の上段にある解説(「試験官の指示に従うこと。15点の減点あるいは1回の致命的なミスでアウトです」という内容)を読めと言われる。大声で音読を始めたら「Read to yourself」と言われる。一瞬何を言っているのかわからず戸惑ったが、黙って読めということだと理解して黙読。その後採点用紙にサイン。
-「いまから言うものをpoint outせよ。operationの必要はない」とのことで、ウインカー、ワイパー、ハザードランプ、パーキングブレーキ、デフロスターを指さす。もちろん最初のハザードランプはきっちりボタンを押してしまい「だから操作はしなくていいって」と叱られる。
-でスタート。発車0.5秒後くらいに目の前におっさんが飛び出してきたが無事一時停止し、最短不合格記録更新を回避。DMVを出て右折せよ(make a right turn)と指示されて公道に乗る。
-すぐに住宅街突入。20マイルくらいでゆっくり走っていたが、いきなりStopの標識が、しかも木陰に隠れてやんの。DMVの陰謀かと思いたくなるような罠としか思えない展開だったが、無事停車。
-住宅街はすぐ終了し、大通りへ。交通量が多くなかなか進入できず焦った。わざとらしくミラーだけでなく目視で後方確認をして大通りに。
-「make a lane change to the left」と指示され左に車線変更。終わった瞬間にまったく同じことを言われ焦ったが、すぐに理解しもう一車線左に。そしたらすぐに左折と言われまた焦る。
-その後しばらく右折・左折でウロウロ。首を回し過ぎて目が回ってくる。黄色の実線と破線の組み合わせ(左折進入用レーン)を経て左折せよとの指示があったのですぐレーンに入ったら、指示を受けてから肝心の左折地点まで100mくらいあり、無駄に左折進入用レーンを爆走してしまった。案の定試験官は採点用紙に何か書き始める...
-で住宅街再び。ここで初めて、「左右からくる車は一時停止だけど、自分のレーンは一時停止でない」という交差点が登場。ここでうっかり一時停止してしまい即死するという苦汁を舐めた戦友がいたことから特に意識していたので、無事通過。
-でDMVに戻ってきて終了。左折進入用レーンに入るタイミング等々で4点減点を受けたが、なんとか合格。合格した後となっても、落ちる人が続出するのは十分理解できる試験であった。

・合格後は、実技試験用受付に行ったらあっという間に合格証(本物の免許証が来るまでの暫定免許になる)を受領してあっさり終了。終盤はずいぶんスムーズで良かったぞDMV。あとは来月にある妻の試験が終わればにっくきDMVとも当分おさらばできる。あーよかった。