Tuesday, October 5, 2010

目指せベンチャーキャピタリスト?

・今日の昼休みに、ACTチームという会合の一回目があった。ACTの正式名称は知らないが(すいません)、「投資銀行」とか「コンサル」とか、志望業界別に学生を分けて、各チームごとに2年生と1年生と就職課の人間で定期的に情報交換をするという企画。就職課主導のもので、クラブとは別。

・自分は紆余曲折の末、なぜかベンチャーキャピタルチーム入り。なぜVCかというと
-基本的に金融が好き。コンサル・マーケティングは食わず嫌い。となると、投資銀行・VC・PE・コーポレートファイナンス(企業の財務部狙い)が選択肢に入る。
-その中でも関心が強いのは投資だったので、投資銀行・コーポレートファイナンスはややずれている気がしたのでここで脱落。
-PEとVCが一緒だったら良かったのだが、無駄に両者が分かれている。説明会を聞いたところ、LAはPEというよりはVCのほうが盛んとのことだったので、またPEといえば東海岸でVCと言えば西海岸という思い込みがあったのでどちらかといえばという感じでVCを選択。
といった感じ。

・で実際に今日会合に出たところ、なんと参加者が十数人しかいない超少数精鋭状態。「投資銀行組は数十人いるみたいだから、そっちでOne of themとして埋もれていたいなぁ」となんともしょぼいことを思ってしまった。
マッキンゼー出身とのことで目の切れ味が鋭い2年生Vさんの司会進行のもと、いきなり自己紹介タイム。「VCの採用担当者から見たお前の強み」「アーリーステージからレイターステージのいずれに入りたいのか」「具体的に関心のある分野はどこか」明示せよとのことで、「なんとなくベンチャー」という軽い気持ちで臨んだ自分はいきなりの大ピンチ。食事をとりながらのミーティングであったが、あまりに準備不足過ぎて箸を持つ手が震えていた。結局、「自分は日本の金融機関からの社費留学生であるが、自分の派遣元にもVCがあり、その部門に参画するにはMBAの知識とここLAでVCのビヘイビアを体得する必要があるのでここに来た。これまでのバックグラウンドが大きめの企業に対するファイナンスであり、VCの中でもレイターステージに特に関心がある。」という出鱈目を言ってみたところ何故か納得顔。「社費=ライバルじゃない」という納得なんだろうか。

・ちなみに、VC班の主な面子は「元投資銀行マン」「元(あるいは現役)コンサルタント」が大半。「諸々→IB・コンサル→ファンド」という序列があるという話を聞いたことがあるけど、本当にそうなのかも。UCLAだけかもしれないけど。

・いずれにせよ、今日も「業界を志すのなら要チェックのブログ集」とか色々教えてもらっちゃったし、今後も色々話を聞くことになりそう。それだけならまだしも、「VCの目線から見たレジュメ添削大会」等企画は目白押しであるようなので、こうなったらヤケ、目指せマネーの虎で一生懸命業界を極めてみたい、のかなぁ。