Monday, October 18, 2010

授業に今一つ乗り切れないのはなぜか

・なんとなく、MBAの授業にのめりこめておらず、斜に構えた感じになってしまっている。よくないことだと思うので、今日帰り道にその原因を考えてみたのでメモ。追って整理し、態度の改善に努めたい。

仮説1. 今のところ知っている分野が多い
→といっても知らなかったことも少なくはなく、ましてや用語の英訳など殆ど知らなかったのだからそれなりに刺激は受けているはず。実際、統計の復習がてらガウスがどうとか深掘りすることで知的好奇心は満たすことができている。多分原因はこれではない気がする。また、学期が進むにつれて未知の分野が増えてくるだろうから、この問題は中長期的には心配に及ばないだろう。

仮説2. 自分の英語力不足のせいで、理解しきれていない
→先生や同級生の「ボソボソ」とか「ゴニョゴニョ」は結構聞き流してしまっているが、実はそこまで含めるとかなり面白いのではないか。そして、そこを逃しているから面白さを味わいきれずにいるのではないか。
とりあえず、聞き取れないものを聞き流す癖をやめるようにしよう。

仮説3. 常にデータや資料が与えられている
→これまでの仕事や学校での経験上、大変なのは公式を覚えることでもなくきれいなパワポを作ることでもなく、元データを集めること。どこにどのような資料があって、どうすれば入手できるのかということが実務では非常に重要なのだが、授業では今のところ情報収取が一切捨象されている。だから、「実力がついた」という実感が持てずにいるような気がしている。どのケースもふんだんに情報が与えられており、あとは料理するだけという現状にどうしても違和感を抱いてしまう。情報収取は学卒アナリストの仕事でありMBA卒アソシエイトの仕事ではないのか?
→不満としてはこれが一番大きい気がする。でもまあ、授業によっては情報収集から始まる科目もあるだろうから、そういう科目を追って取ればモヤモヤは解決するかな

仮説4.Own Comfort Zoneでぬくぬくしてしまっている
→楽勝とかぬかしているが、実は参考文献として指定されている面白い論文等を完全にはフォローできていない。基礎知識があってしかも社費なのだから、本来はこういった参考文献まできっちり目を通して教授とディスカッションするくらいしてから文句を言うべきなのだろう。最低限の宿題だけやって簡単とかぬかしている自分は問題だ。
→そろそろペースがつかめてきているのだから、というかこんなブログに現実逃避する暇があるのだから、ちゃんとやろう。電柱を上ったときの感覚を思い出さないと。

ちなみに面白いところも沢山あるので念のため備忘メモしておく。将来的には、上のConsを抹消しつつ下のProsが増えていくといいんだけどな。卒業時に後悔しないよう、最低限学業だけは楽しみたいな。勿論コミュニケーションもゴルフも家族もなんだけど。

1.具体例が多いのでイメージがつかみやすい(これでもかとばかりに具体例が出てくる)
2.手を動かす機会が多い(ケース、宿題等々。宿題はあったほうが絶対いい)
3.班というシステム(宿題等々に規律が生まれる。これがなかったら異文化コミュニケーションを満喫できなかったかも)
4.ほとんどの先生・TAがどこまででも質問につきあってくれる
5.一方通行ではなく、常にインタラクティブな授業
6.公式の証明等、アカデミックなところをあえてパスして実務への応用に特化する(物足りなくもあるが、公式深掘りは家でもできるしね)