Wednesday, October 13, 2010

バーナンキさん

WSJ、10/13の記事

客観的な(日本目線ではないという意味)日本に対する評価、日米対比、バーナンキの発言と行動等が実に丁寧に整理されていたので思わずメモ。

(感想)
・こういうことをしっかりと(床屋談義レベルではなく金を稼げるレベルで)論じることができるようになりたいということを前職(エコノミスト風)で強く思い、それがMBAの動機の一つになっているわけだが、果たしてあと1年数か月でどこまで行けるのか...というか、UCLAのMBAに金融政策のクラスってあるのか???

・日本の財政赤字を見たら、これはもう、結果としてヘリコプターマネーをリアルにやったと見てもいいんじゃないのか?ダメなのか?使い道(必ず政府を経由する)とか、瞬間風速(毎年ダラダラとやっていは刺激が弱い??)とか、当時のバーナンキ的に不満のあるポイントもあるだろうけど。今度その辺詳しそうな人に聞いてみよう。

・ここの日本評にもあったが、日本の特徴に
-輸出大国
-海外との競争から遮断された国内産業
というものがある。この二つは一見矛盾しているように見えるし実際外国人同級生にもよくこのことを聞かれるのだが、この二つはどうすれば一体的に理解することができるんだろう。
トヨタだかソニーだかが世界中にクルマやテレビを売りまくっている一方で、金融等サービス業に従事する自分を含めた多くの人間が(しかもそこそこいい大学を出た人間でも)、「いやー自分英語苦手っす」とか言いながらぬくぬくと暮らすことができる日本。これって一体なんなんだ?また、こんなんで本当に大丈夫なのか?とりあえず娘には英語も使えるようになってもらおう。。。