英語について最近感じていること。
■ ミスに対する鋭敏さが、(良くも悪くも)ますます低下している。
ミーティングで単語が出てこなくても、気にせず時間をかけて「えーと、えーと」とやっても罪悪感をあまり感じなくなったり。あるいは、たまにブログに英語のリーディングを自分なりに咀嚼したものを書いているが、もはや原文と自分の文章の整合性など1ミリも気にならない。ミスっても躊躇しなくなるという心的状態を達成するだけなら、とりあえず1年ちょっとである程度は達成できたのかもしれない。流暢に英語を操るという本来の目的からは程遠いのだが、「とりあえずゴルフで100切った」という感じだろうか。
■ 「学ぶ=まねぶ」はガチ。
聞き取り能力、自身の発音、語彙等、すべての点において、こちらに来て同級生とのやり取りで揉まれたおかげで英語力が上達した感覚がある。打ちっぱなしでしか練習していなかった人が、実際にゴルフコースに出ることですいすい上達するような感覚。逆に、海外に出ることもなくいきなりTOEFL100点以上取ろうとしていた昔の自分の効率の悪さといったら...
■ 進行形・現在完了形を多用するようになった。
とりあえずI amといってから考えれば良い...というヘタレな側面もあるが、普通に現在形を使う頻度は極端に少なく、もっぱら現在進行形あるいは現在完了形でしゃべっているような気がする。
■ ごまかし表現が増えた。
You know, kind of, wellとかを結構言葉と言葉の間に挟むようになった。しゃべりの上でナチュラルさは出ているのかもしれないが、もしかすると書きがラフになってしまっているかも。
■ 二重人格度が増している。
同じ人に対するときでも、日本語ではぺこりぺこり、英語では胸を張って歯を見せて「Hey, hou are you!」と握手を求めたり。郷に入っては...ではないが、やはり当地ではアメリカ式に堂々と振る舞う方が自然。自然に振る舞おうと思えば、結果的に二重人格になる感じ。自分は留学生でまだ「へへ、俺二重人格じゃん」と楽しんでいれば良いが、こちらが長い人などで、たまにこの二重性にわりと真剣に苦しんでいる人がいたりするのを見ると大変そう。。
■ メールとFBがちょっとした訓練になっている。
同級生とちょっとした日程調整をするときでも、彼らのラフながらも簡潔でかっこいい表現とかを見ると勉強になる。FBも然り。フォーマルな英語とラフな英語がこうも異なるのだということを体得できる。数十年前の留学生と比較して、この点は圧倒的に恵まれていると思う。
以上とりとめなく...